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4‥陛下と同じ魔力 ☆
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☆☆☆
男にキスされたしかも口に・・・
俺はクレーターから這い上がると顔を両手で押さえたまま膝をつき座り込んでいた。
顔が熱い。
胸が熱くドキドキする。
俺どうしたんだ。
いいか俺、あれはお 男、男、男・・
忘れろ、忘れるんだ・・・・
深呼吸して指の間から覗いてみると演習場の半分が消えている。
マジこれ俺がやったの?
グーリドにキスされた瞬間、唇から胸(心臓)に伝わったものがグーリドの魔力?
俺が叫んだ瞬間、胸が熱くなってナニかが噴き出した。
それが俺の魔力?
☆☆☆
チラリとグーリドの方を見るとグーリドが魔王(伊藤さん)に怒られている。
俺は座り込んだまま魔王(伊藤さん)の話を聞いていた。
うんー魔王(伊藤さん)て朝も思ったけど興奮するとオネイぽいな?
「ナニしてるんですか(怒)いきなり自分の魔力と繋げるなんて、少しづつって言ったでしょうがー」
「胸に手を当てるだけでいいのに何でキスしてるんですか(怒)」
「真人くんショックで動かないじゃないですかー」
「キー」
「ギャッー〇□▼*△」
「 ・・・・・わかりましたか(怒)」
「はい、魔王陛下」
私は、陛下に謝罪の意を示すため膝をつき頭を下げていたが内心細笑んでいた殿下の反応が可愛らしく頭から離れなかったからだ。
私は昨日、殿下を御迎えに向かった時の事を思い出していた。
◇
◇
◇
◇
◇
昨日の夕刻に突然、陛下から城の展望室に来るよう呼び出しを受けた。
「魔王軍、【炎】の隊長グーリドお呼びにより参りました」
魔王軍には【炎】【水】【土】【風】の部隊が得意魔法別に存在している。【回復】部隊もあるがこれは戦力外だ・・・・・
「グーリド見えますか?」
陛下が窓の外を指指した。その先は《立ち入り禁止》区域のはずだが光の柱が立ち昇っていた。
「はっ、魔王陛下」
「今すぐ貴方の隊の中で信頼のおける者を連れあの場所に向かって下さい。」
「神殿遺跡に私の身内が転移してきます。本人はここへの転移を望んではいないので暴れるか逃げようとするでしょうが全部無視して連れてきてください」
「あとケガなどさせないようにお願いします。」
「本当は私が直に迎えに行きたいとこですが今は忌々しい連中が城に到着したばかりで相手をしないといけないので頼みます。」
◇
◇
◇
私は隊の中から信頼のおける者を連れ神殿遺跡に向かった。
遺跡からは光が立ちあがり魔方陣が展開し上下に浮かび上がっていた。
見たことのない魔方陣に興味が湧いたが今は仕事が優先だ。部下たちに遺跡の祭壇を囲ませて待機した。
半刻ほどすると魔方陣の中心部から凄まじい魔力が湧き上がってきた。
「まさか魔王陛下と同じ魔力・・・いや少し違うが?」
部下たちが驚きの声を上げていた。
「こんなにも魔力が似ているなんて親兄弟以外にあり得ない。だが陛下にはおられなかったはず・・・・」
湧き上がった魔力が固まり人型に換わっていった。
私は驚きを隠せなかった。
陛下と同じ黒髪 、黒目の少年が現れたのだ。陛下以外にこれ程完璧な黒を纏った者を初めて目にした。この方は陛下の御子息に違いないと確信した。
殿下と目が合った瞬間私は歩み寄り抱き上げていた。
抱き上げた殿下があまりにも軽くはかなげで保護欲が私の中から湧き上がり誰にも触れさせたくないと思ってしまった。
私は殿下を抱き締めたまま陛下のおられる城内に急ぎ移動した。移動中、可愛らしい声で何やら叫んでいたせいで御疲れのようだった。
殿下に挨拶の為、手にキスを落とすと真っ赤になってしまわれた。可愛いなんて可愛らしんだ私は顔がニヤケルのを隠せなかった。
☆
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☆
☆
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#遅くて申しわけありません。
男にキスされたしかも口に・・・
俺はクレーターから這い上がると顔を両手で押さえたまま膝をつき座り込んでいた。
顔が熱い。
胸が熱くドキドキする。
俺どうしたんだ。
いいか俺、あれはお 男、男、男・・
忘れろ、忘れるんだ・・・・
深呼吸して指の間から覗いてみると演習場の半分が消えている。
マジこれ俺がやったの?
グーリドにキスされた瞬間、唇から胸(心臓)に伝わったものがグーリドの魔力?
俺が叫んだ瞬間、胸が熱くなってナニかが噴き出した。
それが俺の魔力?
☆☆☆
チラリとグーリドの方を見るとグーリドが魔王(伊藤さん)に怒られている。
俺は座り込んだまま魔王(伊藤さん)の話を聞いていた。
うんー魔王(伊藤さん)て朝も思ったけど興奮するとオネイぽいな?
「ナニしてるんですか(怒)いきなり自分の魔力と繋げるなんて、少しづつって言ったでしょうがー」
「胸に手を当てるだけでいいのに何でキスしてるんですか(怒)」
「真人くんショックで動かないじゃないですかー」
「キー」
「ギャッー〇□▼*△」
「 ・・・・・わかりましたか(怒)」
「はい、魔王陛下」
私は、陛下に謝罪の意を示すため膝をつき頭を下げていたが内心細笑んでいた殿下の反応が可愛らしく頭から離れなかったからだ。
私は昨日、殿下を御迎えに向かった時の事を思い出していた。
◇
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昨日の夕刻に突然、陛下から城の展望室に来るよう呼び出しを受けた。
「魔王軍、【炎】の隊長グーリドお呼びにより参りました」
魔王軍には【炎】【水】【土】【風】の部隊が得意魔法別に存在している。【回復】部隊もあるがこれは戦力外だ・・・・・
「グーリド見えますか?」
陛下が窓の外を指指した。その先は《立ち入り禁止》区域のはずだが光の柱が立ち昇っていた。
「はっ、魔王陛下」
「今すぐ貴方の隊の中で信頼のおける者を連れあの場所に向かって下さい。」
「神殿遺跡に私の身内が転移してきます。本人はここへの転移を望んではいないので暴れるか逃げようとするでしょうが全部無視して連れてきてください」
「あとケガなどさせないようにお願いします。」
「本当は私が直に迎えに行きたいとこですが今は忌々しい連中が城に到着したばかりで相手をしないといけないので頼みます。」
◇
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私は隊の中から信頼のおける者を連れ神殿遺跡に向かった。
遺跡からは光が立ちあがり魔方陣が展開し上下に浮かび上がっていた。
見たことのない魔方陣に興味が湧いたが今は仕事が優先だ。部下たちに遺跡の祭壇を囲ませて待機した。
半刻ほどすると魔方陣の中心部から凄まじい魔力が湧き上がってきた。
「まさか魔王陛下と同じ魔力・・・いや少し違うが?」
部下たちが驚きの声を上げていた。
「こんなにも魔力が似ているなんて親兄弟以外にあり得ない。だが陛下にはおられなかったはず・・・・」
湧き上がった魔力が固まり人型に換わっていった。
私は驚きを隠せなかった。
陛下と同じ黒髪 、黒目の少年が現れたのだ。陛下以外にこれ程完璧な黒を纏った者を初めて目にした。この方は陛下の御子息に違いないと確信した。
殿下と目が合った瞬間私は歩み寄り抱き上げていた。
抱き上げた殿下があまりにも軽くはかなげで保護欲が私の中から湧き上がり誰にも触れさせたくないと思ってしまった。
私は殿下を抱き締めたまま陛下のおられる城内に急ぎ移動した。移動中、可愛らしい声で何やら叫んでいたせいで御疲れのようだった。
殿下に挨拶の為、手にキスを落とすと真っ赤になってしまわれた。可愛いなんて可愛らしんだ私は顔がニヤケルのを隠せなかった。
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#遅くて申しわけありません。
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