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しおりを挟むランチを食堂で問っていた生徒たちの会話は弾んでいた。
「はあ~・・さっきの勇人さまのコスプレ、すごかったな」
「うん、今も目に焼き付いて離れないよ」
「オレも・・」
「あれって、刺激が強すぎる・・」
「うん・・」
「帰ったらおかずにしてシコる」
「うん・・」
「思い出しただけで、また鼻血が出そう」
「影山先生、すげえ怒ってたな」
「うん・・そうだな」
「先生も鼻血をだしたみたいだぜ」
「ホントか?」
「ああ、顔赤かったし鼻血の跡が残ってた」
「勇人さまもだけど、会長の魔法使いも強烈だったな」
「いつもクールな会長が真赤になって走っているのを見てオレ・・勃起した、よ」
「ああ、会長の魔法使いで勃起しそうなのを堪えていたのに勇人さまの女王様で完勃起した。」
「マジか?それで・・?」
「テントでオナるわけいかねえからトイレに駆け込んだ。だから会計の鞭打ち見てねえんだよな」
「ええーっ、あれを見てねえのか?」
「ああ・・」
「そりゃあ、残念だったな。あの会計さまの醜態を見てねえなんて・・」
「どんなふうだったんだ?」
「キレた勇人さまにめちゃくちゃ打たれて悶えていたな。それに理事長も参戦してめちゃ笑えた」
「理事長が・・?」
「ああ、あの人が会計に頼んだらしいぞ。それを勇人さまにバレて会計と一緒にお仕置きされてた」
「ぶっ!何だそれ?」
「な、笑えるだろう?」
「いくらかわいい弟だとはいえ、女王様さまはないだろう?」
「そうそう・・だからキレたんだよ」
「あ、そういえば副会長は勇人さまの女王様を見て卒倒したらしいぜ」
「へえ~・・あの人が?」
「後、和也さまと中原さまは勇人さまが来る前に避難してたな」
「ほお~・・それって兄を見捨てたってことか?」
「ああ・・まあ、あんな兄ならオレでも見捨てるな・・」
「うん、そうだな」
「しかし、応援団が午後になるとは・・」
「仕方ないだろ・・みんな使い物にならなかったんだから」
「そうだな・・」
何て、噂(事実)をされていたことを勇人だけでなく生徒会メンバーは知らない・・・・・。
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