転生したら何もかも真逆の人生でした

ruriko

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転生しちゃいました…。

準備…

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「ま、まぁ私はナオが好きになった人なら、結婚に反対はしないわ…その婚約者の方を好きになっても位の低い方を好きになってもね好きな人と結ばれてね…?」
『うんっ!!』
「ヴっふぇっえぐっ」
父さんは……もうほっとこ…

~回想終了~
それで、14歳になり誕生日パーティが終わって、
数日後の今日…
ついに婚約者になる方との顔合わせが行われる…
どうしよう冷たい人とか、怖い人だったり性格が悪い人だったりしたら…
父さんと、母さんの事だからそんな人は選ばないとは思うけど…
緊張する…
『うぅ…:(´◦ω◦`):ぷるぷる』
「お坊ちゃまそんなに緊張なさらなくても良いのですよ?お相手はとてもお優しい方で気遣いができ、とても優秀な方と、伺っておりますし、
こちらで勝手に偵察に行き、1ヶ月ほど接してみた結果もそのように報告されているので心配なさらなくても良いのですよ( ´ ᵕ ` )」
「もしナオ様を傷つけるようなことをしたら殺す」
し、調べたんだ…しかも勝手に…
1ヶ月って…相手にプライバシーの権利とか、ないのね…うん…
そ、それに今怖い事を呟いていたような…?
『そ、そうなんですね…』
優しくて優秀…凄い所の方なんだろうなぁ…
ますます怖いよ…
今来ている服もね…
絶対何十万、下手したら何百万する物だ…
ダメだ…目眩がする…倒れそう…
破かないように…傷つけないように…
細心の注意を払わなければ…
「では、行きましょうか、奥様と旦那様も準備が終わったようですし…」
『は、はいぃ…』
ついにその時がきた…
ちなみに、我が家に招いて、来て頂いているらしい…
という事は、高い位の方が来るわけないから、この家より身分が低い所の方…??
でも、凄い所なのは間違いなさそうだよね…
粗相のないようにしなきゃね…
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