転生したら何もかも真逆の人生でした

ruriko

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転生しちゃいました…。

えぇ…

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『今日は確か、クラブ見学だったよね』
「うん、でも、見ていくうちに絶対迷うよね…こんな広い校舎…」
『うん…誰か、上級生の人が案内とかしてくれればなぁ…いいんだけど…』

「じゃあ、俺が案内してやろうか?」

『「えっ!?」』

「何をそんなに驚いてるんだ?」
『い、いえ…生徒会長が後ろにいたのにびっくりしてしまって…』
「いて悪いか?当たり前だろう…ここの生徒なんだから…。」
「確かにそうだけど…」
『そ、そうですけど…っというか、俺が案内って…?さすがに生徒会長に頼むのは…』
「なんだ?不服か?…はぁ…なら、レオに頼むか?」
『レオ…って?』
「知らないのか?ここの生徒会の副会長だ。あいつならいいだろ?」
「いや…でも生徒会に頼むのは…ねぇ…ナオ」
『う、うん…』
「他の上級生はクラブ中だ。それ以外はクラブに所属していないし、すぐに帰るだろ?っというか、そもそも来ない。
だから、案内出来るやつなんて会長の俺か副会長のレオくらいだ。
大体、俺達はほぼ毎日残っているしな。生徒会の仕事はお前たちを案内してからでも出来る。」
『な、なるほど…』
「だから、俺かあいつか、選べ。」
『えっ?えっと…』
「レオさんでっ!」
『あ、僕も…レオさんで…会ったことないし…
やっぱ、生徒会長に案内させるのは…』
それに…副会長の方がまだ…被害が少なそう…

「そうか、じゃあ、俺からレオに伝えておく」

「それから…生徒会に入る気には…まだなってないみたいだな。」
『あぁ…まだ、昨日の今日なので…』
「ねぇ…ナオ今聞いちゃう?」
『えっ?で、でも…』
「今、チャンスじゃない?」
『うーん…』
「何をこそこそ話してるんだ。俺に何か言いたいことでも?」
『あっ…あの…えっと…』
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