転生したら何もかも真逆の人生でした

転生しちゃいました…。

す、凄い…

「っ申し訳ありません。取り乱しました。」
『い、いえ…じゃあ、行きます…？』
「ええ、では、最初にどこに行きたいとかありますか？」
『いえ、特には…』
「は、はい…上の階から順に回ろうかなとは話していましたけど…」
「そうですか。確かに上から順に回るのが1番効率いいですね。では、そうしましょうか。」
『は、はい。』
「では、行きましょう。」

「1番上に行くだけでこんなに時間かかるんだね。」
『うん…こんなに長いエレベーター乗ったの久しぶり…』
「そうですね～ここは無駄に回数が多いし、無駄に1階、1階が広いですからね…創設者が権力でも見せつけたいがためにこんな事になったのでしょうね。
馬鹿が。」
『ちょいちょいブラックな面が出てくるよね…。』
「うん…まぁ、もうちょっと慣れてきたけど…」
「どうかしましたか？」
『「い、いえ…」』
「そうですか。では、まずこちらが料理研究会的なクラブです。」
『的な？』
「はい。ここでは、料理に興味のある方、料理の上手い方が多くいますね～…まぁ、美味しくないけど。」
一言多いね…うん。まぁ、この国の大体の料理は本当に、日本の料理と比べてちょっと…うん…出されたらしょうがなく食べるって感じかな…。
たまにすごく美味しかったりするけど…。

「そしてこちらが、絵画クラブです。まぁ、絵を描くのが好きな人の集まりですね。絵画と言ってますが、大体は物語的なのを書く人が多いですね。
後、ちょっと変人が多い。」
『変人？』
「きゃあっ！天使様きた天使様…」
「やばい…ドS腹黒が可愛い子2人連れてきた。ヨダレ出そう。」
「萌えすぎる…。天使…可愛い。」
「冷たい人が天使だけに見せる優しい顔っ！無理無理無理無理、萌が過ぎる…」
「ね？変人というか、変態ばかりでしょ？」
『え、えっと…』
「ははっ…」
「あぁっ！困ってる顔もこれまた何ともかわゆしゅ～」
「次行きましょうか。変態が移る。」