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登場人物紹介
しおりを挟む主人公
マリアンヌ・エストレル(18歳)
公爵家の長女で、幼いころから剣術や馬術を嗜む。
貴族令嬢としての品格を持ちながらも、実戦向きの思考と行動力が際立つ。
婚約破棄された理由は「冷たい」「愛情がない」と評されたためだが、実は人一倍他者を思いやる性格。ただし、不器用で表現が苦手。
「守るべきものを決して諦めない強さ」と「騎士としての誇り」を胸に秘める。
王太子
レオン・アーベル・フォン・ルクセリア(21歳)
国民からも慕われる優秀な王太子。冷静で有能な王子を演じているが、内心では国の未来への不安を抱えている。
マリアンヌに対して誤解を抱き、彼女を悪役として扱った過去を持つ。しかし、後に彼女の真価を知り、信頼を寄せるようになる。
宮廷の陰謀や外敵に苦悩しながらも、王としての覚悟を固めていく。
シリウス・ヴァンデール(29歳)
隣国の将軍であり、知略に長けた策士。
マリアンヌに興味を抱きつつも、王を倒し国を奪おうと画策する冷酷な存在。
戦術だけでなく心理戦にも長け、影のネットワークを操って宮廷内にもスパイを送り込む。
自らの目的のためならば犠牲も厭わない冷徹さを持ちながら、時折見せる謎めいた行動が不安感を煽る。
エリック・グランツ(30歳)
騎士団長であり、戦場経験豊富な頼れる存在。
マリアンヌに対して厳しく指導する一方で、その誇り高さと実力を認める数少ない人物。
「甘さは命取りになる」という信念を持ち、部下を鍛え上げることを信条とする。
リナ・フェルナンド(16歳)
元平民出身の新人騎士。剣の才能はあるが、未熟で感情的な一面を持つ。
マリアンヌを姉のように慕い、彼女の背中を追いかけることで自身も成長していく。
気さくで明るい性格が騎士団内の空気を和らげる存在。
カイン・アルベルド(22歳)
貴族出身のエリート騎士で、マリアンヌをライバル視する存在。
剣技と戦術に秀でる一方で、女性が騎士団にいることを快く思わず、マリアンヌを敵視する。
プライドが高く不器用だが、次第に彼女の努力や実力を認め、互いに切磋琢磨する関係へと変化していく。
イザーク・ロレンツ(28歳)
騎士団の裏で動く情報屋。元盗賊団員であり、罪を帳消しにする代わりに情報収集役として働く。
軽薄な態度を取るが、情報と知恵では一目置かれる存在。
マリアンヌに協力するものの、自身の利益を優先することもあり、信用し切れない面を持つ。
レイナ・グリム(20歳)
シリウスの配下である暗殺者。孤児として育てられ、シリウスに絶対的な忠誠を誓う。
任務としてマリアンヌの命を狙うが、彼女の強さや生き様に触れるうちに、心の揺らぎを感じ始める。
冷徹で無表情ながら、心の奥に迷いを秘める複雑な存在。
ユリウス・ダンフォード(26歳)
王太子レオンの側近であり、有能な参謀。
宮廷の実務を担う冷静沈着な人物だが、裏でシリウスと繋がっているのではないかと疑われる。
表面上は味方に見えるが、敵かもしれないという曖昧さを持つ存在。
ロイ・バーク(25歳)
– 騎士団員で、実力と経験を兼ね備えた屈強な騎士。
– 豪快で口が悪いが、根は面倒見がよく仲間を大切にする兄貴肌。
– 平民出身ながら剣の腕一本で騎士団にのし上がった叩き上げ。貴族出身のマリアンヌには最初は反発するが、実力を認めてからはよき仲間となる。
婚約破棄された悪役令嬢が剣を手にし、王を守る騎士として立ち上がる。この物語は、誇りと剣をかけた彼女の戦いの記録である。
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