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37話 ミークの武器
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「ふう。これで全部っと……。おーい! 終わったからさっさと帰――」
「見て見て陽一さん! これが私の武器よ! どう? 強そうでしょ!」
――――――――――
【武器】
渦巻く殺意(両槍)【C+】
与ダメ(敵防御力0の場合):装備者攻撃力+1500
装備者攻撃力補正(武器登録後):1000(最大値2000,)
装備者防御力補正(武器登録後):50(最大値150 )
エンチャント:なし
武器ユニークスキル【生成武器限定】:血呪(刺した相手の回復力を著しく下げ、出血を止まりにくくする)
武器種別スキル:回盾(槍を回し続けることで簡易的に盾としての効果を得る)
レベル:1
進化後スキル:貫通角槍(ブレイクホーンランス)【生成武器限定】(角、槍、共に防御貫通効果常時有り。角は槍と同じ長さまで、槍は両方の角の長さを足した分だけ伸縮させることが可能)
――――――――――
ようやく仕事が片付いてミークたちを呼ぼうとすると、そんな暇もなく嬉しそうな顔でミークは俺にボーパルバニーの角でできた武器を見せてくれた。
本当は作業しながらもちらちら確認してたから、その見た目に驚きはしないけど……きっと驚いてあげた方が喜ぶよな。
「――おお! 攻撃特化でなかなかに強いな!それに見た目もかなり攻撃的で……なんというかイケメンな槍って感じだ。小さいほうと大きい方で2つになってるのもポイントが高い」
「そうよねそうよね! あーもう戦いたくてうずうずしてきたわ! もう上に戻るだけだし……また荷物持ちするからちょっと先に行ってるわね!」
「お、おい! それは駄目だって! ……。……。本当に走ってくよあいつ……」
「あはは、元気なのはいいことですよ。私たちも行きましょう」
「あの、大丈夫ですか?よろよろしてますけど。……やっぱり2つは疲労が大きくて――」
「いいえその……。あのスキルエネルギーの消費がとにかく大きくて……あのたこ焼きだけじゃ足りなかったみたいです」
「なんだ、それなら帰ってから家でご馳走してあげますよ。……。あっでもやっぱり――」
「いいんですか? ありがとうございます! 私、他の人の家でお食事って初めてです!」
朝比奈さんを誘った後、脳裏に葵の姿が……。
昨日の今日でまた新しい人を連れていったら絶対怒られる。
今回は一緒に住むとかそんなんじゃないけど……迂闊だったな。
……はぁ。違う意味で足が重い。
ミークのあの元気ちょっとだけ分けてくれないかな――
「きしゃああぁあぁぁあ……」
「きゃあっ! な、なんで階段から!?」
「だ、大丈夫ですかミーク姉さん!」
羨ましいと思っていた階段を上ろうとする姿さえ元気なミークが、突然悲鳴をあげた。
この声に反応した朝比奈さんは、クラデビーパの剣をまるで杖のように扱って、よろよろとした身体を支えながら急ぐ。
俺もそれに続こうとしたが、先に何があるのか分からない状態で突っ込むのは危険と判断。
「取りあえず、レベル鑑定眼でモンスターかなんなのかくらいは把握して……」
――――――――――
召喚モンスター:大喰らいの吸血蛇
レベル:18
――――――――――
「召、喚?」
目の前に映し出されたその言葉に俺はある男の姿を想像してしまう。
だけど、だとしてもなんでモンスターをこの階層に?
「……。荒井さんの言っていた先輩探索者たち。もしかして上の階層にいる探索者にちょっかいをかけて……。うわぁ、もうあの召喚師はどうでもいいけど俺たちまで巻き込むのはよしてくれよ。……昨日と今日で2回。まったく、あの召喚師……とんでもないトラブルメーカーだよ」
「見て見て陽一さん! これが私の武器よ! どう? 強そうでしょ!」
――――――――――
【武器】
渦巻く殺意(両槍)【C+】
与ダメ(敵防御力0の場合):装備者攻撃力+1500
装備者攻撃力補正(武器登録後):1000(最大値2000,)
装備者防御力補正(武器登録後):50(最大値150 )
エンチャント:なし
武器ユニークスキル【生成武器限定】:血呪(刺した相手の回復力を著しく下げ、出血を止まりにくくする)
武器種別スキル:回盾(槍を回し続けることで簡易的に盾としての効果を得る)
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進化後スキル:貫通角槍(ブレイクホーンランス)【生成武器限定】(角、槍、共に防御貫通効果常時有り。角は槍と同じ長さまで、槍は両方の角の長さを足した分だけ伸縮させることが可能)
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ようやく仕事が片付いてミークたちを呼ぼうとすると、そんな暇もなく嬉しそうな顔でミークは俺にボーパルバニーの角でできた武器を見せてくれた。
本当は作業しながらもちらちら確認してたから、その見た目に驚きはしないけど……きっと驚いてあげた方が喜ぶよな。
「――おお! 攻撃特化でなかなかに強いな!それに見た目もかなり攻撃的で……なんというかイケメンな槍って感じだ。小さいほうと大きい方で2つになってるのもポイントが高い」
「そうよねそうよね! あーもう戦いたくてうずうずしてきたわ! もう上に戻るだけだし……また荷物持ちするからちょっと先に行ってるわね!」
「お、おい! それは駄目だって! ……。……。本当に走ってくよあいつ……」
「あはは、元気なのはいいことですよ。私たちも行きましょう」
「あの、大丈夫ですか?よろよろしてますけど。……やっぱり2つは疲労が大きくて――」
「いいえその……。あのスキルエネルギーの消費がとにかく大きくて……あのたこ焼きだけじゃ足りなかったみたいです」
「なんだ、それなら帰ってから家でご馳走してあげますよ。……。あっでもやっぱり――」
「いいんですか? ありがとうございます! 私、他の人の家でお食事って初めてです!」
朝比奈さんを誘った後、脳裏に葵の姿が……。
昨日の今日でまた新しい人を連れていったら絶対怒られる。
今回は一緒に住むとかそんなんじゃないけど……迂闊だったな。
……はぁ。違う意味で足が重い。
ミークのあの元気ちょっとだけ分けてくれないかな――
「きしゃああぁあぁぁあ……」
「きゃあっ! な、なんで階段から!?」
「だ、大丈夫ですかミーク姉さん!」
羨ましいと思っていた階段を上ろうとする姿さえ元気なミークが、突然悲鳴をあげた。
この声に反応した朝比奈さんは、クラデビーパの剣をまるで杖のように扱って、よろよろとした身体を支えながら急ぐ。
俺もそれに続こうとしたが、先に何があるのか分からない状態で突っ込むのは危険と判断。
「取りあえず、レベル鑑定眼でモンスターかなんなのかくらいは把握して……」
――――――――――
召喚モンスター:大喰らいの吸血蛇
レベル:18
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「召、喚?」
目の前に映し出されたその言葉に俺はある男の姿を想像してしまう。
だけど、だとしてもなんでモンスターをこの階層に?
「……。荒井さんの言っていた先輩探索者たち。もしかして上の階層にいる探索者にちょっかいをかけて……。うわぁ、もうあの召喚師はどうでもいいけど俺たちまで巻き込むのはよしてくれよ。……昨日と今日で2回。まったく、あの召喚師……とんでもないトラブルメーカーだよ」
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