童貞の呪いをかけられた僕は、勇者でもないのにアホ程困難な人生を設定され、メイドの残した魔法で困難を乗り切りつつ、それでもハーレムを目指す

あんずじゃむ

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第2章

⑩おままごとの様な夫婦なんてすぐ破綻する

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取り敢えず落ち着いたマナは家から持参した人形でオママゴトをしている。

配役はママがマナでパパが風の精霊。俺は飼っている犬だそうだ。楽だが納得がいかないのは何でだろう。

四つん這いになりながら妖精言語の勉強をする。この時点で犬要素があんまり無いのだがマナが気にしないのならOKだ。

「ほぅ?」『やあマナちゃん。それにしてもこの風の精霊界一のオママゴトマスターとオママゴト出来るなんて君は本当に運が良いよ。君はママ。そして僕はパパ。だが二人は重大な秘密を抱えているんだ。それは2人が今でもお互い初恋の人を想っているという事さ。わかるかい?そんな2人の日常のズレを僕たちは表現するんだよ。お互いの中にあるほころびは少しずつ日常を壊していくんだ。愛犬の死に隠されたあの人からのメッセージ。あぁ2人の未来に希望はあるのか…』

「そうなの。今日もお腹すいてるのね。おかわりをおつぎしますわ」

2人は相性がいい。お互い人の話を聞かないからだろう。ちなみに犬の僕は愛憎の果てに殺されるらしい。嫌な役だ。

2人で遊ぶと間がもたない+時間がもったいないので大体3人で遊んでいる。最初の頃こそ魔法を教えて欲しいと言ってきたが、精霊言語を見せただけで諦めてくれた。

「ねえレンくん?」

「わん」

「犬の役はもういいの。パパが他の女の人と出てっちゃったからオママゴト終わったの」

「・・・若干かみ合ってるからすごいな。お前たち」

本当に相性が良いのはいいが、よくよく考えると何でこいつには精霊がみえるのだろうか

「レンくんひま―遊びにいこー」

魔力の高い者しか見えないはずなんだが・・・固有スキル持ちの副産物とかだろうか。

「レンくんおそとー」

「ダメだよ。ルナさんにもママにも子供だけで外はダメだって言われてるんだから」

「でも、お母さんは時にルールは破るものって言ってたもん!」

ルナさん娘に何を教えてるのさ。パンクだな。

「ねえお外行こう!森とかねー森とか。ピクニック。ピクニック」

この村は、カザハ村は山間部を開拓した村だ。後ろにそびえるレイザンからの雪解け水が川になり生活用水になっている。小麦の生産が盛んで、女は農業、男は林業で主に生計を立てている。山を下った先にミーツ村がありその先の先の先の先辺りに領主の城がある。まあ辺境だ。

「やだよ。森なんか行っても何もないじゃん。ママにバレたら怒られる。それにモ」

「モンスターなんてスライムくらいしかでないよー弱いじゃーん」

「そりゃあお前の怪力ならな。なんだよ攻撃力55って、なんで林業やってる男共の力超えてきているじゃんかよ。怖いわ!」

「・・・」

「あっごめん。いや違うんだよ。今のはね。その・・・」

「・・・」

「違うんだ。マナ。ね。ほらっ泣かないで。今のはその・・・」

「・・・びくにっぐ」

「うん。行こう。ピクニック少しだけね。日が暮れるまでには帰ろうね」

「・・・う゛ん」

マナは、怖いと言われると泣く。馬鹿力も帰れという言葉も気にしないが、怖いというとすぐに泣
く。この村には同い年くらいの子供は何人かいるが、マナは僕以外の子供たちとは遊ばない。マナと遊んでる僕も若干ハブられている。まあ怪力を持つ天真爛漫な女の子。トラブルの連続だったのは想像に難くない。

年端も行かないマナとはいえ、女の涙には弱い。まあ僕に100%非があるし。

僕はママの作ってくれた蒸かした芋を布でくるみ、泣き止んだマナを連れて家の外へと出て行く事になった。



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明日も更新しますよー時間はまだ未定ですがたぶん21時くらいです。
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キャラ設定の詳しい表とかも投稿すべきかどうか・・・。

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