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ヒロインになりたいのに12
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(あれ……?ここはどこかしら……?)
目が覚めると、私は見慣れぬ場所にいた……。
(え?ここどこなの!?まさか誘拐されたんじゃ……)
不安になって辺りを見回していると、レオンが近くに立っていた。
「目が覚めたんだね」(良かった!レオンがいるじゃない……!)
安心したところで自分が縛られていることに気付いた……。
(えっ!?ちょっと待ってよ……!どういうことかしら……?
混乱していると、彼が私に話しかけてきた。
「やっと起きたみたいだね」
「えっ!?なんで私のことを縛っているの……?それにここはどこなのよ……?」
私は恐る恐る尋ねた。すると彼は微笑みながら答えた。
「ここは僕たちしか知らない秘密の場所だ」
(あぅ……本当にどういうことかしら……?意味がわからないわ……!)
私が戸惑っていると、レオンはさらに続けた。
「今日は君に見せたいものがあるんだ」
(え?何を見せるつもりかしら……?)
私が不思議に思っていると、突然部屋の扉が開いた!
(あぅ……誰か入ってきたわよ……!怖いわ……!)
現れたのは仮面を被った人物だった……。
(え!?誰かしら……?怖いわ……!)
私が怯えていると、その仮面の人物は近づいてきた。
「やぁ真菜!待っていたよ!」
(えっ!?ちょっと誰なのよあなたは!?もしかして私を誘拐しようとする犯人なのかしら……?だとしたら許せないわね……!)
私は恐怖心を抱きながらも強気に答えた。
「誰なのよ!何しに来たのよ!今すぐ解放しなさい!」
私が叫ぶと、仮面の人物は首を横に振った。
「嫌だよ。君はもう僕のものなんだから」それを聞いて私は思わず叫んだ!
「ふざけないでよ!誰がアンタなんかのものになるもんですか!」
(あぅ……怖いわ……!でも負けちゃダメよ……!)
私が勇気を振り絞って反論すると、仮面の人物が近づいてきた。
(うぅ……来ないで……!来ないでください……!)
私が怯えると、突然彼が口を開いた。
「真菜、怖がらなくていいんだよ」
彼の言葉を聞いた瞬間、私の中の恐怖心が薄れていった気がした……。
(あぅ……護衛の人がそう言ってくれるなら安心ね……)
私が安心感に包まれていると、仮面の人物が私に近づいてきた。
「さぁ真菜、こっちに来るんだ」
(え……?どこに行くつもりかしら……?やめて……!来ないで……!)
私は必死に抵抗するが、身体に力が入らない……。
(うぅ……どうしようかしら……?このままだと危ないわ……!)
私が困っていると、仮面の人物が口を開いた。
「大人しくしないと酷い目にあうよ?」
(うっ……それは嫌だけど身体が動かないから仕方ないじゃない……!)
私が困っていると、レオンが口を開いた。
「真菜、大丈夫かい?助けに来たよ」
(あぅ……嬉しいわ……!今すぐ助けて欲しい……!でも動けないから無理かも……?)
私が絶望していると、仮面の人物が言った。
「おっと!それ以上近づくと彼女の命はないよ?」
(え!?どういうことかしら……?なんで私のこと人質にするのよ……!?)
私は困惑しながらも口を開いた。
「ちょっと待ちなさいよ!そんな脅しには屈しないわよ!」
私が強気に言うと、仮面の人物は笑い出した。
「ハッハッハ!馬鹿な女だなぁ!大人しくしていれば死なずに済んだのに!」
(あぅ……どうしようかしら……?このままだと本当に殺されてしまうかも……)
私が不安になっていると、レオンが口を開いた。
「真菜、君のことは必ず助けるから安心して欲しい」
(えっ!?本当に助かるのかしら……?でも護衛の人が言うんだから間違いないわよね……!)
私は安心しながら彼の言葉を聞くことにした……。
(あぁ……早く助けてほしいわ……!)
すると仮面の人物は、私に向かって近づいてきた。
(どうしようかしら……?また襲われたら抵抗できないわ……)
私が慌てていると、レオンが口を開いた。
「そこまでだ!彼女を放せ!」
(あぅ……良かった……!なんとか助かりそう……!)
私は安堵していた……。
しかし次の瞬間、仮面の人物が突然ナイフを取り出した!
(え!?嘘でしょ!?そんなの反則じゃないかしら……?)
私は焦りながら叫んだ!
「危ないっ!!」
だが間に合わなかったようだ……。
(あぁ……ダメかもしれないわ……)
私が諦めかけたその時、レオンが素早く動いてナイフを弾き飛ばした!
(あぅ……!助かったわ……!)
私は安心したのだが、仮面の人物がすかさず隠し持っていたナイフで攻撃してきた!
「オラァッ!!」
(うぅ……危ないじゃないのよ……!どうしてくれるのよ……!)
私が驚いていると、レオンが咄嗟に庇ってくれた。
「ぐあっ……!」
彼の口から苦しそうな声が漏れた。
(えっ!?大丈夫かしら……?しっかりしてよ……!)
私は心配でならなかったが、彼は苦しそうな表情を浮かべながらも私に話しかけた。
「怪我はないかい?無事で良かった……」
「あぅ……本当にありがとう……!」
私は彼に感謝しながら心の中で思った。
(早く手当てしてあげないと大変そうだわ……!どうしようかしら……?そうだ!)
私はある方法を思い付いたので、早速実行に移すことにした……。
(よしっ!これで完璧だわ!あとはゆっくり休ませてあげればすぐに回復するはずよ……!)
私がほっとしていると、仮面の人物が口を開いた。
「くそっ!こうなったら容赦しねぇぞ!」
そう言って私に襲いかかってきた!
「きゃあっ……!こっちに来ないでよ……!」
私は慌てて逃げ出そうとしたが、縛られていて動けない……。
(どうしようかしら……?このままだとやられてしまうわ……!)
私が怯えていると、レオンの声が聞こえてきた。
「真菜!僕は大丈夫だ!君は逃げてくれ!」
(あぅ……嫌よ……!あなたを置いて逃げるなんてできないわ……!)
私は首を横に振ると、覚悟を決めた。
(こうなったら私が戦うしかないわね……!でもどうやって……?)
私が悩んでいると、レオンが口を開いた。
「真菜……逃げるんだ……!」
レオンは苦しそうにしながらも声を振り絞って叫んだ……!
「ダメだ!僕は君に死んで欲しくないんだよ!」
私は彼の言葉を聞いた瞬間、覚悟を決めた……。
(そうね……!例え私の意志が操られていたとしても、この気持ちは本物だもの。)
「私もあなたを失いたくないのよ……!だから私は戦うわ……!」
彼の想いに応えるためにも絶対に負けられない……!
そう思った時、不思議な力が湧きあがってきた気がした……。
(あぅ……なんだろうこの感覚……?まるで自分自身が強くなっていくみたい……!)
私が不思議な感覚に包まれていると、仮面の人物が襲ってきた! 私は無意識のうちに攻撃を防いでいた……!
(すごい……これが私の力なのね……!これなら勝てるかも……!?)
私が驚いていると、今度はレオンが話しかけてきた。
「真菜、君ならできるはずだ!自分の意思をイメージするんだ!」
(え……?イメージするってどういうことかしら……?よくわからないけれどやってみるしかないわね……!)
私は目を閉じて自分自身を強く念じた……!
すると、身体が熱くなり始めた。
「真菜、頑張れ……!」レオンが励ましてくれる……。
(あぅ……なんだか不思議な気分だわ……!)
私は自分の身体に眠る力を解放した……!
すると身体中から光が溢れてきた……!
仮面の人物が驚いて怯んだ隙を狙って私は叫んだ!
「これで決めるわよ!」
その瞬間、私の身体から大量の光が放たれて敵を包み込んだ……!
「ぐおぉぉ!!」
そして光の眩しさに目が眩む中、敵も何か技を放っていた。
(えっ!?嘘でしょ……!?まだ動けるなんて……!)
私は驚いていると、意識が遠いていく最中に突然頭の中に声が響いた。
(真菜、騙されるな…レオンは吸血鬼だ)
(え!?どういうことかしら……?……そんな悲しいこと言わないでよ……!私は絶対にあなたを見捨てないわ!)私は覚悟を決めると、仮面の人物に向かって心で叫んだ!
「私の大切な人を傷付けた罪は重いわよ!」
ここで完全に意識がなくなった。
気がつくと、私は護衛の人に抱きかかえられていた。
「真菜、大丈夫かい?」
(あぅ……身体が動かないわ……!それに頭が痛いわ……!)
私が困惑していると、彼が口を開いた。
「真菜、よく頑張ったね」
(え……?それってどういうことかしら……?)
疑問に思っていると、護衛の人が私の身体にある異変が起こっていることを教えてくれた。
「実は君に吸血鬼の力が備わっていたんだよ」
(えっ!?どういうことかしら……?)
私が混乱していると、彼が説明してくれた。
「君には吸血鬼の力があるんだよ」
(え……?私が吸血鬼ってことなの……!?信じられないわ……!)
私が驚いていると、護衛の人がさらに続けた。
「この力は君が寝ている時や意識が朦朧としている時に発揮されるものなんだ」
(あぅ……そういうことなのね……!でもどうして私にそんな力が備わったのかしら……?)
私は不思議に思ったが、彼は答えた。
「恐らくレオンを守りたいという思いから目覚めたんだろう」
(あぅ……そうだったのね……!嬉しいけどちょっと複雑な気分だわ……)
私が考え込んでいると、護衛の人が口を開いた。
「さて真菜、これからどうする?私は君を守りたいのだが君はどうしたい?」
(えっ!?どういうことかしら……?)
私が戸惑っていると、護衛の人が答えた。
「君が望むならレオンの元へ向かわせることもできるがどうするかね?」
(うぅ……どうしようかしら……?でも私もレオンの傍に居たいのよね……!)
私は悩んだ末にある決断をした!
(決めたわ……!私も一緒に戦うわよ!)
決心を伝えると、護衛の人は少し驚いていたがすぐに微笑んだ。
「そうか……なら一緒に行こう」
(えぇ……わかったわ!頑張るからね……!)
こうして私は新たな力を手にしてレオンの元へ向かうことになったのだ!
(レオンは大丈夫なのかしら……?心配だわ……!早く助けてあげないと……!)
私が考えていると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜、大丈夫かい?顔が赤いぞ?」
(え……?まさかこの力はもしかして好きとか恋愛的な意味も含まれてたの……?)
私はそう考えると、恥ずかしすぎて顔がさらに熱くなってきた。
(うぅ……どうしようかしら……?もしそうだったとしたら嬉しいんだけど……!って違うわよ!今はそんなこと考えている場合じゃないわ……!しっかりしないとね……!)
私は気持ちを切り替えて彼に言った。
「大丈夫よ!心配しないで!」
(よしっ!これで大丈夫なはずよ……!それにしても早くレオンの元に向かわないとね……!)
私が意気込んでいると、護衛の人が口を開いた。
「真菜、無理はするな……と言いたいのだが私は君が心配だ……」
(そうね……ちょっと無理しすぎかしら……?でも頑張らないといけないから仕方ないわよね……!)
私が悩んでいると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜、辛い時は私を頼るんだ」
(あぁ……優しいわね……!本当に頼りになる人だわ……!)
私は彼に頼ることを決意した!
「分かったわ!何かあったら遠慮なく言うね!」
そう言うと、彼は微笑んだ。
(あぁ……やっぱりカッコいいなぁ……!)
思わず見惚れてしまったのは言うまでもない……。
それから私たちはレオンの元へ急いで向かったのだった……!
(待っててね!今行くからね……!)
(ふぅ……やっと着いたわね……!でも凄い数の魔物がいるわよ……!?大丈夫かしら……?)
私が不安になっていると、護衛の人が口を開いた。
「真菜、落ち着いて戦うんだ」
(え?どういうことかしら……?何か秘策があるのかしら……?)
疑問に思っていると、彼は言葉を続けた。
「ここは私が引き付けるからその間にレオンの吸血鬼の部分だけを倒してくれ」
(えぇっ!?そんなことできるの……?でも信じるしかないわね……!)
私は覚悟を決めて頷く。
(わかったわ!任せて!必ずレオンを助けてみせるわ……!)
こうして私と護衛の人は別れたのだった……。
(ふぅ……いよいよね……!大丈夫かしら?私1人だけで勝てるのかしら……?ううん!弱気になっちゃダメよ!絶対に勝ってみせるんだから……!)
私は覚悟を決めると、吸血鬼の力を解放した……!!
すると私の身体から眩い光が溢れだしてレオンを包み込んだ……!!
(えっ!?凄いわ!これなら勝てるかもしれないわ……!)
私が喜んでいると、レオンが何か仕掛けてきた。
(あぁ……どうしようかしら……?このままじゃやられてしまうわね……)
私が焦りながら考えていると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜!無理はするな!」
「え?どういうことかしら……?何が言いたいのかしら……?あっ!もしかして私のことを心配してくれてるのかしら……!嬉しいけど今はそれどころじゃないのよね……!でも大丈夫よ!信じてほしいな……!」
私は自分の想いを伝えると、護衛の人は小さく頷いた。
「そうか……なら頼んだぞ」
「えぇ!任せてちょうだい!絶対に勝ってみせるんだから……!」
私は心で気合いを入れると、吸血鬼の力を解放した……!
すると私の身体から光が溢れだして敵や周りを飲み込んだ……!!
(うわぁっ!?眩しいよ~!!)
するとそこにはレオンしか残っていなかった……!
(やったわ!成功したみたいね……!でもまだ終わってないわよね……?)
私が警戒していると、突然背後から声が聞こえてきた……。
「流石だね……真菜」
(え……?誰かしら……?)
目が覚めると、私は見慣れぬ場所にいた……。
(え?ここどこなの!?まさか誘拐されたんじゃ……)
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「目が覚めたんだね」(良かった!レオンがいるじゃない……!)
安心したところで自分が縛られていることに気付いた……。
(えっ!?ちょっと待ってよ……!どういうことかしら……?
混乱していると、彼が私に話しかけてきた。
「やっと起きたみたいだね」
「えっ!?なんで私のことを縛っているの……?それにここはどこなのよ……?」
私は恐る恐る尋ねた。すると彼は微笑みながら答えた。
「ここは僕たちしか知らない秘密の場所だ」
(あぅ……本当にどういうことかしら……?意味がわからないわ……!)
私が戸惑っていると、レオンはさらに続けた。
「今日は君に見せたいものがあるんだ」
(え?何を見せるつもりかしら……?)
私が不思議に思っていると、突然部屋の扉が開いた!
(あぅ……誰か入ってきたわよ……!怖いわ……!)
現れたのは仮面を被った人物だった……。
(え!?誰かしら……?怖いわ……!)
私が怯えていると、その仮面の人物は近づいてきた。
「やぁ真菜!待っていたよ!」
(えっ!?ちょっと誰なのよあなたは!?もしかして私を誘拐しようとする犯人なのかしら……?だとしたら許せないわね……!)
私は恐怖心を抱きながらも強気に答えた。
「誰なのよ!何しに来たのよ!今すぐ解放しなさい!」
私が叫ぶと、仮面の人物は首を横に振った。
「嫌だよ。君はもう僕のものなんだから」それを聞いて私は思わず叫んだ!
「ふざけないでよ!誰がアンタなんかのものになるもんですか!」
(あぅ……怖いわ……!でも負けちゃダメよ……!)
私が勇気を振り絞って反論すると、仮面の人物が近づいてきた。
(うぅ……来ないで……!来ないでください……!)
私が怯えると、突然彼が口を開いた。
「真菜、怖がらなくていいんだよ」
彼の言葉を聞いた瞬間、私の中の恐怖心が薄れていった気がした……。
(あぅ……護衛の人がそう言ってくれるなら安心ね……)
私が安心感に包まれていると、仮面の人物が私に近づいてきた。
「さぁ真菜、こっちに来るんだ」
(え……?どこに行くつもりかしら……?やめて……!来ないで……!)
私は必死に抵抗するが、身体に力が入らない……。
(うぅ……どうしようかしら……?このままだと危ないわ……!)
私が困っていると、仮面の人物が口を開いた。
「大人しくしないと酷い目にあうよ?」
(うっ……それは嫌だけど身体が動かないから仕方ないじゃない……!)
私が困っていると、レオンが口を開いた。
「真菜、大丈夫かい?助けに来たよ」
(あぅ……嬉しいわ……!今すぐ助けて欲しい……!でも動けないから無理かも……?)
私が絶望していると、仮面の人物が言った。
「おっと!それ以上近づくと彼女の命はないよ?」
(え!?どういうことかしら……?なんで私のこと人質にするのよ……!?)
私は困惑しながらも口を開いた。
「ちょっと待ちなさいよ!そんな脅しには屈しないわよ!」
私が強気に言うと、仮面の人物は笑い出した。
「ハッハッハ!馬鹿な女だなぁ!大人しくしていれば死なずに済んだのに!」
(あぅ……どうしようかしら……?このままだと本当に殺されてしまうかも……)
私が不安になっていると、レオンが口を開いた。
「真菜、君のことは必ず助けるから安心して欲しい」
(えっ!?本当に助かるのかしら……?でも護衛の人が言うんだから間違いないわよね……!)
私は安心しながら彼の言葉を聞くことにした……。
(あぁ……早く助けてほしいわ……!)
すると仮面の人物は、私に向かって近づいてきた。
(どうしようかしら……?また襲われたら抵抗できないわ……)
私が慌てていると、レオンが口を開いた。
「そこまでだ!彼女を放せ!」
(あぅ……良かった……!なんとか助かりそう……!)
私は安堵していた……。
しかし次の瞬間、仮面の人物が突然ナイフを取り出した!
(え!?嘘でしょ!?そんなの反則じゃないかしら……?)
私は焦りながら叫んだ!
「危ないっ!!」
だが間に合わなかったようだ……。
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(あぅ……!助かったわ……!)
私は安心したのだが、仮面の人物がすかさず隠し持っていたナイフで攻撃してきた!
「オラァッ!!」
(うぅ……危ないじゃないのよ……!どうしてくれるのよ……!)
私が驚いていると、レオンが咄嗟に庇ってくれた。
「ぐあっ……!」
彼の口から苦しそうな声が漏れた。
(えっ!?大丈夫かしら……?しっかりしてよ……!)
私は心配でならなかったが、彼は苦しそうな表情を浮かべながらも私に話しかけた。
「怪我はないかい?無事で良かった……」
「あぅ……本当にありがとう……!」
私は彼に感謝しながら心の中で思った。
(早く手当てしてあげないと大変そうだわ……!どうしようかしら……?そうだ!)
私はある方法を思い付いたので、早速実行に移すことにした……。
(よしっ!これで完璧だわ!あとはゆっくり休ませてあげればすぐに回復するはずよ……!)
私がほっとしていると、仮面の人物が口を開いた。
「くそっ!こうなったら容赦しねぇぞ!」
そう言って私に襲いかかってきた!
「きゃあっ……!こっちに来ないでよ……!」
私は慌てて逃げ出そうとしたが、縛られていて動けない……。
(どうしようかしら……?このままだとやられてしまうわ……!)
私が怯えていると、レオンの声が聞こえてきた。
「真菜!僕は大丈夫だ!君は逃げてくれ!」
(あぅ……嫌よ……!あなたを置いて逃げるなんてできないわ……!)
私は首を横に振ると、覚悟を決めた。
(こうなったら私が戦うしかないわね……!でもどうやって……?)
私が悩んでいると、レオンが口を開いた。
「真菜……逃げるんだ……!」
レオンは苦しそうにしながらも声を振り絞って叫んだ……!
「ダメだ!僕は君に死んで欲しくないんだよ!」
私は彼の言葉を聞いた瞬間、覚悟を決めた……。
(そうね……!例え私の意志が操られていたとしても、この気持ちは本物だもの。)
「私もあなたを失いたくないのよ……!だから私は戦うわ……!」
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そう思った時、不思議な力が湧きあがってきた気がした……。
(あぅ……なんだろうこの感覚……?まるで自分自身が強くなっていくみたい……!)
私が不思議な感覚に包まれていると、仮面の人物が襲ってきた! 私は無意識のうちに攻撃を防いでいた……!
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私が驚いていると、今度はレオンが話しかけてきた。
「真菜、君ならできるはずだ!自分の意思をイメージするんだ!」
(え……?イメージするってどういうことかしら……?よくわからないけれどやってみるしかないわね……!)
私は目を閉じて自分自身を強く念じた……!
すると、身体が熱くなり始めた。
「真菜、頑張れ……!」レオンが励ましてくれる……。
(あぅ……なんだか不思議な気分だわ……!)
私は自分の身体に眠る力を解放した……!
すると身体中から光が溢れてきた……!
仮面の人物が驚いて怯んだ隙を狙って私は叫んだ!
「これで決めるわよ!」
その瞬間、私の身体から大量の光が放たれて敵を包み込んだ……!
「ぐおぉぉ!!」
そして光の眩しさに目が眩む中、敵も何か技を放っていた。
(えっ!?嘘でしょ……!?まだ動けるなんて……!)
私は驚いていると、意識が遠いていく最中に突然頭の中に声が響いた。
(真菜、騙されるな…レオンは吸血鬼だ)
(え!?どういうことかしら……?……そんな悲しいこと言わないでよ……!私は絶対にあなたを見捨てないわ!)私は覚悟を決めると、仮面の人物に向かって心で叫んだ!
「私の大切な人を傷付けた罪は重いわよ!」
ここで完全に意識がなくなった。
気がつくと、私は護衛の人に抱きかかえられていた。
「真菜、大丈夫かい?」
(あぅ……身体が動かないわ……!それに頭が痛いわ……!)
私が困惑していると、彼が口を開いた。
「真菜、よく頑張ったね」
(え……?それってどういうことかしら……?)
疑問に思っていると、護衛の人が私の身体にある異変が起こっていることを教えてくれた。
「実は君に吸血鬼の力が備わっていたんだよ」
(えっ!?どういうことかしら……?)
私が混乱していると、彼が説明してくれた。
「君には吸血鬼の力があるんだよ」
(え……?私が吸血鬼ってことなの……!?信じられないわ……!)
私が驚いていると、護衛の人がさらに続けた。
「この力は君が寝ている時や意識が朦朧としている時に発揮されるものなんだ」
(あぅ……そういうことなのね……!でもどうして私にそんな力が備わったのかしら……?)
私は不思議に思ったが、彼は答えた。
「恐らくレオンを守りたいという思いから目覚めたんだろう」
(あぅ……そうだったのね……!嬉しいけどちょっと複雑な気分だわ……)
私が考え込んでいると、護衛の人が口を開いた。
「さて真菜、これからどうする?私は君を守りたいのだが君はどうしたい?」
(えっ!?どういうことかしら……?)
私が戸惑っていると、護衛の人が答えた。
「君が望むならレオンの元へ向かわせることもできるがどうするかね?」
(うぅ……どうしようかしら……?でも私もレオンの傍に居たいのよね……!)
私は悩んだ末にある決断をした!
(決めたわ……!私も一緒に戦うわよ!)
決心を伝えると、護衛の人は少し驚いていたがすぐに微笑んだ。
「そうか……なら一緒に行こう」
(えぇ……わかったわ!頑張るからね……!)
こうして私は新たな力を手にしてレオンの元へ向かうことになったのだ!
(レオンは大丈夫なのかしら……?心配だわ……!早く助けてあげないと……!)
私が考えていると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜、大丈夫かい?顔が赤いぞ?」
(え……?まさかこの力はもしかして好きとか恋愛的な意味も含まれてたの……?)
私はそう考えると、恥ずかしすぎて顔がさらに熱くなってきた。
(うぅ……どうしようかしら……?もしそうだったとしたら嬉しいんだけど……!って違うわよ!今はそんなこと考えている場合じゃないわ……!しっかりしないとね……!)
私は気持ちを切り替えて彼に言った。
「大丈夫よ!心配しないで!」
(よしっ!これで大丈夫なはずよ……!それにしても早くレオンの元に向かわないとね……!)
私が意気込んでいると、護衛の人が口を開いた。
「真菜、無理はするな……と言いたいのだが私は君が心配だ……」
(そうね……ちょっと無理しすぎかしら……?でも頑張らないといけないから仕方ないわよね……!)
私が悩んでいると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜、辛い時は私を頼るんだ」
(あぁ……優しいわね……!本当に頼りになる人だわ……!)
私は彼に頼ることを決意した!
「分かったわ!何かあったら遠慮なく言うね!」
そう言うと、彼は微笑んだ。
(あぁ……やっぱりカッコいいなぁ……!)
思わず見惚れてしまったのは言うまでもない……。
それから私たちはレオンの元へ急いで向かったのだった……!
(待っててね!今行くからね……!)
(ふぅ……やっと着いたわね……!でも凄い数の魔物がいるわよ……!?大丈夫かしら……?)
私が不安になっていると、護衛の人が口を開いた。
「真菜、落ち着いて戦うんだ」
(え?どういうことかしら……?何か秘策があるのかしら……?)
疑問に思っていると、彼は言葉を続けた。
「ここは私が引き付けるからその間にレオンの吸血鬼の部分だけを倒してくれ」
(えぇっ!?そんなことできるの……?でも信じるしかないわね……!)
私は覚悟を決めて頷く。
(わかったわ!任せて!必ずレオンを助けてみせるわ……!)
こうして私と護衛の人は別れたのだった……。
(ふぅ……いよいよね……!大丈夫かしら?私1人だけで勝てるのかしら……?ううん!弱気になっちゃダメよ!絶対に勝ってみせるんだから……!)
私は覚悟を決めると、吸血鬼の力を解放した……!!
すると私の身体から眩い光が溢れだしてレオンを包み込んだ……!!
(えっ!?凄いわ!これなら勝てるかもしれないわ……!)
私が喜んでいると、レオンが何か仕掛けてきた。
(あぁ……どうしようかしら……?このままじゃやられてしまうわね……)
私が焦りながら考えていると、護衛の人が話し掛けてきた。
「真菜!無理はするな!」
「え?どういうことかしら……?何が言いたいのかしら……?あっ!もしかして私のことを心配してくれてるのかしら……!嬉しいけど今はそれどころじゃないのよね……!でも大丈夫よ!信じてほしいな……!」
私は自分の想いを伝えると、護衛の人は小さく頷いた。
「そうか……なら頼んだぞ」
「えぇ!任せてちょうだい!絶対に勝ってみせるんだから……!」
私は心で気合いを入れると、吸血鬼の力を解放した……!
すると私の身体から光が溢れだして敵や周りを飲み込んだ……!!
(うわぁっ!?眩しいよ~!!)
するとそこにはレオンしか残っていなかった……!
(やったわ!成功したみたいね……!でもまだ終わってないわよね……?)
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