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三章 王都オリーブ編3 王国に潜むの影
251 囮(おとり)作戦の開始
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フリートがオリーブ・モチヅキ家を出ると、カズもアヴァランチェに向かうことにした。
「俺もそろそろ。レラ、ビワ、何かあったら」
「これね」
「はい」
レラは腰に巻かれてるベルトを、ビワは腕に付けてる数珠を見て返事をした。
「マーガレットさん。ビワを面倒な事に巻き込んでしまい申し訳ありません。勝手で申し訳ありませんが、二人のことをよろしくお願いします」
深々と頭を下げて、マーガレットに頼むカズ。
「任せて。ビワは大事な家族ですもの。レラだって大事なお友達。ねぇ~」
「そうだよ。だからカズは、こんな事した奴をとっとと突き止めて、ボッコボコにしてやってよ」
「ああ。じゃあ暫くのお別れだ〈ゲート〉」
ゲートの転移先をアヴァランチェへと繋げ、カズは三人の前から転移して姿を消した。
「凄いわね。本当に転移出来るなんて。二人もさっきのを通って来たのよね」
「はい」
「そうだよ~。しかしカズがさっき言った言葉聞いた『二人のことをよろしく』だって。ビワは元々ここの使用人なのに」
「それはきっと…カズさんの優しさ」
「それはどうかなぁ~」
にやにやしながら、ビワを横目で見るレラ。
「え?」
「カズはリアーデの街に居た仮の夫婦だったときの事を忘れて『俺の嫁を任せます』って意味で言ったかもよ(にっちっち。ビワの反応は?)」
「そ…そんなこと」
「……ありそうねぇ」
「奥様まで」
「でしょ! でしょ! カズはそういうとこが、たまに抜けてるから」
「うふふふッ。まだ駆け落ち生活の話が途中だったわねビワ。部屋を変えて、昨日の続きを話しましょうか」
「マーガレットに賛成~!」
「わ、私はメイドとしてのお仕事が」
「主人の話に付き合うのも、使用人でありメイドであるビワお仕事よ。それに大事な家族の話しは聞きたいじゃない。さぁ行きましょう」
「お…おくさまぁ~」
「行くよビワ」
「あの話だけはやめて。いいレラ」
「どの話かなぁ~。にっちっち」
「うぅ……私…皆と一緒に、お掃除します。話しは奥様とレラでしてください」
「ちょっとビワ」
前日のように真っ赤になり、恥ずかしくなる事が目に見えて分かっていたので、レラの声に耳を傾けず、ビワは走り去ってしまった。
「ビワが逃げるなんて。どんな事があったか気になるわね。行きましょうレラ。早く聞きたいわ」
「ビワの赤くなる顔が見たかったんだけど、まぁいいか」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「フリート様。今回はどのような用件で、呼ばれたのですか?」
「やめないか。我々は二人は、ギルドマスターの補佐をする為に来ているんだぞ」
「大したことではない。今まで来ていた第2ギルドの担当者が来れなくなったから、ボクが代わりに用件を聞きに来てるだけだよ(すまないが、本当のことは話せないんだ)」
「フリート様が直々に来なくても、他の者を来させれば」
「オリーブ・モチヅキ家は遠いと言っても、王族の親戚にあたるから、ボクが来てるんだよ。先日のギルドマスターの話し合いで、バルフートさんにも言われてるしね。それにフローラさんにも頼まれてるから。待たせるのも悪いから、ボク一人で来てもいいんだけど」
「さすがにそれは」
「我々より強いのは分かりますが、ギルドマスター一人という訳には」
「まぁ単なる御用聞きだから、そんなに警戒しなくてもいい。それよりこれから、調べることが多くなるから、悪いが手伝ってくれ」
「はい」
「了解です」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ここアヴァランチェで、五日は見つらないようにしないと。
フリートさんを信用して大丈夫なんだろうか? 本人にも言われたけど、今更か。
なんにしても、貴族区内の情報を集めることが出来る人は必要だし、フローラさんとマーガレットさんの顔を立てる必要もあったからな。
フリートさんが味方になるか、あるいは敵になるかは完全に賭けだな。
最悪ビワとレラが、無事で何事もなければそれで良い。
レラには悪いが、俺一人が逃亡者になって、国を出れば……まあそれは最後の手段だな。
この国の外か、西は海で東は砂漠、北は他の国があって南は……森ばかりだったような。
まぁ結果どうなるか分からないが、今回の事が終わったら、この国から出てみるか。
とりあえずアヴァランチェに居る間は、この廃屋に隠れ住むことにしよう。
情報を集める際は変装して、休む時は『隔離された秘密部屋』のトレカを使えば見つかりはしないだろ。
あと忘れない内に、フローラさんつてで手紙をと。
そこからモルトさんつてで、フリートさんに連絡出来るように話しといてもらわないと。
カズは以前盗賊の所に潜入調査したときにやったように、フローラが使う資料室に手紙を置いておいた。
そしてアヴァランチェに隠れ住み、見つかることなく五日がたった。
その間に入った情報はといえば、手配されているカズがリアーデから姿を消し、近辺の村か街に潜んでいるの可能性がある。
そしてその情報の影響で、アヴァランチェに多くの衛兵が集まりだしてる事くらいだった。
フリートの読み通り、衛兵がリアーデを離れて、次はアヴァランチェ内を捜索するべく少しずつ集合しているようであった。
カズは頃合いかと、衛兵に姿を見せようとするのだった。
「そろそろか(巡回してる衛兵が、もうすぐこの路地に来るはずだ)」
カズは【マップ】の表示を見て、少し違和感を覚えた。
あれ、いつも二人なのに、今日は三人? なんか表示の色が違うけど……何だっけかな? まぁいいか。
二人が三人になっただけだ。
さてと、トレカを使って新たに得た魔法のドッペルゲンガーで、偽のビワを衛兵に確認させないと。
と言っても、ビワをそっくりに作り出せるわけじゃないんだよなぁ。
ドッペルゲンガーを使ったら、真似る相手を見せないと、その姿にならないから、今回はドッペルゲンガーにイリュージョンをかけて、ビワの姿に見えるようにしないと。
アヴァランチェに来る前に、一度ドッペルゲンガーで、ビワとレラのコピーを作ればよかった。
おっと、そろそろ準備しないと。
「〈ドッペルゲンガー〉〈イリュージョン〉これでいいか。あとは二人共マントを羽織って、フードを被れば。あとは逃げる際に、顔を見せれば(レラの姿はないけど、別にいいだろ。次の機会に姿を見せれば)」
偽ビワが出来たところで、巡回している衛兵が、人気のない路地に姿を現した。
「ん? おい、そこの二人」
衛兵が声を掛けると、カズは偽ビワの手を引っ張り、路地の奥へと走り出す。
驚いた不利をして、走り出すカズと偽ビワのフードが取れ、衛兵に顔をさらした。
「あれはッ!」
「手配されてる冒険者だ。一緒に居るのは、連れ去られた貴族の使用人に間違いない」
「バレた! 行くぞこい(これで後は衛兵をまいて、アヴァランチェから出れば)」
「サブ・ギルドマスター見つけました。手を貸してください」
「……え? (サブマス)」
衛兵の後ろからフードを被った小柄な人物が姿を現し、逃げる二人を見る。
「見つけたわよ。レラを返しなさい!」
「げッ なんでアレナリア一緒に……あ(そうだった。マップの表示、アレナリアに渡した……すっかり忘れてた)」
「私が居たらまずいのかしら。おとなしく捕まって、その娘も解放しなさい」
「なんで今日に限って衛兵に協力するとか、サブマスらしいことしてるんだよ。以前のように、ギルドの資料室に引きこもってれば」
「ッ! なんであんたがそんな事……は!」
「サブ・ギルドマスターが?」
「資料室に引きこもり?」
一緒に居た衛兵が、前を走る小さい人物を凝視すると、その視線を背中で感じたアレナリアは、一瞬チラリと振り返り衛兵を睨み付ける。
「忘れなさい。でないと氷漬けにするわよ」
「す、すみませんッ」
「もう忘れましたッ」
アレナリアが目線を衛兵に向けると、カズは入り組ん路地へと入って追ってくる三人をまく。
「あッ! もう少しだったのに。貴方達は報告に戻って良いわよ。私はこの辺りを少し探してみるから」
「了解しました」
「よろしくお願いします」
「新たに目撃情報が入ったら、ギルドに連絡してちょうだい」
「はい」
「では、失礼します」
姿をくらませたカズを探し、アレナリアは一人で路地裏を、暗くなるまで歩き回る事になった。
あまりにも戻らないアレナリアを心配して、スカレッタとルグルが探しに来る程であった。
「俺もそろそろ。レラ、ビワ、何かあったら」
「これね」
「はい」
レラは腰に巻かれてるベルトを、ビワは腕に付けてる数珠を見て返事をした。
「マーガレットさん。ビワを面倒な事に巻き込んでしまい申し訳ありません。勝手で申し訳ありませんが、二人のことをよろしくお願いします」
深々と頭を下げて、マーガレットに頼むカズ。
「任せて。ビワは大事な家族ですもの。レラだって大事なお友達。ねぇ~」
「そうだよ。だからカズは、こんな事した奴をとっとと突き止めて、ボッコボコにしてやってよ」
「ああ。じゃあ暫くのお別れだ〈ゲート〉」
ゲートの転移先をアヴァランチェへと繋げ、カズは三人の前から転移して姿を消した。
「凄いわね。本当に転移出来るなんて。二人もさっきのを通って来たのよね」
「はい」
「そうだよ~。しかしカズがさっき言った言葉聞いた『二人のことをよろしく』だって。ビワは元々ここの使用人なのに」
「それはきっと…カズさんの優しさ」
「それはどうかなぁ~」
にやにやしながら、ビワを横目で見るレラ。
「え?」
「カズはリアーデの街に居た仮の夫婦だったときの事を忘れて『俺の嫁を任せます』って意味で言ったかもよ(にっちっち。ビワの反応は?)」
「そ…そんなこと」
「……ありそうねぇ」
「奥様まで」
「でしょ! でしょ! カズはそういうとこが、たまに抜けてるから」
「うふふふッ。まだ駆け落ち生活の話が途中だったわねビワ。部屋を変えて、昨日の続きを話しましょうか」
「マーガレットに賛成~!」
「わ、私はメイドとしてのお仕事が」
「主人の話に付き合うのも、使用人でありメイドであるビワお仕事よ。それに大事な家族の話しは聞きたいじゃない。さぁ行きましょう」
「お…おくさまぁ~」
「行くよビワ」
「あの話だけはやめて。いいレラ」
「どの話かなぁ~。にっちっち」
「うぅ……私…皆と一緒に、お掃除します。話しは奥様とレラでしてください」
「ちょっとビワ」
前日のように真っ赤になり、恥ずかしくなる事が目に見えて分かっていたので、レラの声に耳を傾けず、ビワは走り去ってしまった。
「ビワが逃げるなんて。どんな事があったか気になるわね。行きましょうレラ。早く聞きたいわ」
「ビワの赤くなる顔が見たかったんだけど、まぁいいか」
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「フリート様。今回はどのような用件で、呼ばれたのですか?」
「やめないか。我々は二人は、ギルドマスターの補佐をする為に来ているんだぞ」
「大したことではない。今まで来ていた第2ギルドの担当者が来れなくなったから、ボクが代わりに用件を聞きに来てるだけだよ(すまないが、本当のことは話せないんだ)」
「フリート様が直々に来なくても、他の者を来させれば」
「オリーブ・モチヅキ家は遠いと言っても、王族の親戚にあたるから、ボクが来てるんだよ。先日のギルドマスターの話し合いで、バルフートさんにも言われてるしね。それにフローラさんにも頼まれてるから。待たせるのも悪いから、ボク一人で来てもいいんだけど」
「さすがにそれは」
「我々より強いのは分かりますが、ギルドマスター一人という訳には」
「まぁ単なる御用聞きだから、そんなに警戒しなくてもいい。それよりこれから、調べることが多くなるから、悪いが手伝ってくれ」
「はい」
「了解です」
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ここアヴァランチェで、五日は見つらないようにしないと。
フリートさんを信用して大丈夫なんだろうか? 本人にも言われたけど、今更か。
なんにしても、貴族区内の情報を集めることが出来る人は必要だし、フローラさんとマーガレットさんの顔を立てる必要もあったからな。
フリートさんが味方になるか、あるいは敵になるかは完全に賭けだな。
最悪ビワとレラが、無事で何事もなければそれで良い。
レラには悪いが、俺一人が逃亡者になって、国を出れば……まあそれは最後の手段だな。
この国の外か、西は海で東は砂漠、北は他の国があって南は……森ばかりだったような。
まぁ結果どうなるか分からないが、今回の事が終わったら、この国から出てみるか。
とりあえずアヴァランチェに居る間は、この廃屋に隠れ住むことにしよう。
情報を集める際は変装して、休む時は『隔離された秘密部屋』のトレカを使えば見つかりはしないだろ。
あと忘れない内に、フローラさんつてで手紙をと。
そこからモルトさんつてで、フリートさんに連絡出来るように話しといてもらわないと。
カズは以前盗賊の所に潜入調査したときにやったように、フローラが使う資料室に手紙を置いておいた。
そしてアヴァランチェに隠れ住み、見つかることなく五日がたった。
その間に入った情報はといえば、手配されているカズがリアーデから姿を消し、近辺の村か街に潜んでいるの可能性がある。
そしてその情報の影響で、アヴァランチェに多くの衛兵が集まりだしてる事くらいだった。
フリートの読み通り、衛兵がリアーデを離れて、次はアヴァランチェ内を捜索するべく少しずつ集合しているようであった。
カズは頃合いかと、衛兵に姿を見せようとするのだった。
「そろそろか(巡回してる衛兵が、もうすぐこの路地に来るはずだ)」
カズは【マップ】の表示を見て、少し違和感を覚えた。
あれ、いつも二人なのに、今日は三人? なんか表示の色が違うけど……何だっけかな? まぁいいか。
二人が三人になっただけだ。
さてと、トレカを使って新たに得た魔法のドッペルゲンガーで、偽のビワを衛兵に確認させないと。
と言っても、ビワをそっくりに作り出せるわけじゃないんだよなぁ。
ドッペルゲンガーを使ったら、真似る相手を見せないと、その姿にならないから、今回はドッペルゲンガーにイリュージョンをかけて、ビワの姿に見えるようにしないと。
アヴァランチェに来る前に、一度ドッペルゲンガーで、ビワとレラのコピーを作ればよかった。
おっと、そろそろ準備しないと。
「〈ドッペルゲンガー〉〈イリュージョン〉これでいいか。あとは二人共マントを羽織って、フードを被れば。あとは逃げる際に、顔を見せれば(レラの姿はないけど、別にいいだろ。次の機会に姿を見せれば)」
偽ビワが出来たところで、巡回している衛兵が、人気のない路地に姿を現した。
「ん? おい、そこの二人」
衛兵が声を掛けると、カズは偽ビワの手を引っ張り、路地の奥へと走り出す。
驚いた不利をして、走り出すカズと偽ビワのフードが取れ、衛兵に顔をさらした。
「あれはッ!」
「手配されてる冒険者だ。一緒に居るのは、連れ去られた貴族の使用人に間違いない」
「バレた! 行くぞこい(これで後は衛兵をまいて、アヴァランチェから出れば)」
「サブ・ギルドマスター見つけました。手を貸してください」
「……え? (サブマス)」
衛兵の後ろからフードを被った小柄な人物が姿を現し、逃げる二人を見る。
「見つけたわよ。レラを返しなさい!」
「げッ なんでアレナリア一緒に……あ(そうだった。マップの表示、アレナリアに渡した……すっかり忘れてた)」
「私が居たらまずいのかしら。おとなしく捕まって、その娘も解放しなさい」
「なんで今日に限って衛兵に協力するとか、サブマスらしいことしてるんだよ。以前のように、ギルドの資料室に引きこもってれば」
「ッ! なんであんたがそんな事……は!」
「サブ・ギルドマスターが?」
「資料室に引きこもり?」
一緒に居た衛兵が、前を走る小さい人物を凝視すると、その視線を背中で感じたアレナリアは、一瞬チラリと振り返り衛兵を睨み付ける。
「忘れなさい。でないと氷漬けにするわよ」
「す、すみませんッ」
「もう忘れましたッ」
アレナリアが目線を衛兵に向けると、カズは入り組ん路地へと入って追ってくる三人をまく。
「あッ! もう少しだったのに。貴方達は報告に戻って良いわよ。私はこの辺りを少し探してみるから」
「了解しました」
「よろしくお願いします」
「新たに目撃情報が入ったら、ギルドに連絡してちょうだい」
「はい」
「では、失礼します」
姿をくらませたカズを探し、アレナリアは一人で路地裏を、暗くなるまで歩き回る事になった。
あまりにも戻らないアレナリアを心配して、スカレッタとルグルが探しに来る程であった。
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