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第五部 テクサイス帝国 3 帝都テクサイス
567 砂漠にある小さな村を探しに
深夜ビワの部屋で寝ていたレラが、カズの所に来てベッドに入ってきた。
部屋の扉が静かに少しだけ開き、それに気付いたカズは浅い眠りから目を覚ます。
レラはカズの腰の辺りから布団に潜り、ごそごそと移動して、あお向けで寝るカズに乗り、うつ伏せのまま胸の辺りで止まる。
「どうした、レラ。珍しいな」
「なんかね、カズと一緒にいたいなぁ~って」
「そうか。オリーブの家にいた頃は、一緒の布団で寝てたな」
「うん、そうだね。フローラ元気かなぁ?」
「元気にやってるだろうよ。イキシアがフローラさんに近寄る男に干渉して問題を起こしてなかったり、フローラさんのおばあさんのアイアさんが、男を紹介したりしてなければだろうが」
「どっちもありそう。フローラ大変だろうね」
「あの冷静なフローラさんが、アイアさんにはブチギレてたからな」
「血が繋がってる家族だから遠慮がないんだね。……フローラにもお母さんいるんだよね」
「たぶんな」
「そうだよね。おばあちゃんが元気なんだもん」
「血が繋がっていても、そうでなくても、信頼出来る家族だっているさ(その逆もまたしかりだかな)」
「それって、あちし達のこと言ってる?」
「レラとアレナリアは遠慮なしに好き勝手言ってるだろ。それに俺やビワだって、言いたいことは言ってるし、一緒に旅をしてきたんだ。みんな家族だろ」
「そうだよね。コンルちゃんと話してる時にも、大切な家族って言ってくれたもんね」
「思い返すなよ。なんか今も言ってて恥ずかしくなる」
「にっちっち。暗くて見えないけど、赤くなってるの? かわいいんだ」
「俺の上にいないで隣で寝ろよ。レラの寝れる場所を空けてやるから」
「今夜はここで寝る」
まるで小さな子供みたいな事を言うレラを、カズは黙って受け入れ、そのままにした。
二人たは次第に眠くなり、目蓋を閉じればすぐにでも夢の中に入りそう。
「ねぇカズ……」
「ん?」
「あちしやっぱり知りたい。コンルちゃんから聞いた二人が、あちしの両親なのか」
「いいのか? 必ずわかるとは限らないぞ。それに、そうだとしても……」
「うん。もういないって聞いてわかってる。フローラと別れてカズと一緒に来たのは、そのためだもん。自分で確かめないと」
「そうか、わかった。明日フジを連れて、村を探しに行こう」
「ありがとう、カズ」
レラの覚悟を聞くと、二人は静かに就寝した。
◇◆◇◆◇
四人で朝食を取っている時に、レラが自分の口から覚悟をアレナリアとビワにも伝え、カズが三、四日レラと出掛けてくると話した。
今朝起きた時にレラがいなかった事で何かを察していたのか、ビワがお弁当を作ってくれてあった。
「おやつ用にプリンもあるからね」
「ありがとうビワ」
「結果がどうあれ、カズと一緒に戻ってくるのよ」
「うん」
「じゃあ行ってくるよ。フジも連れて行くから、レオラが何か言ってきたら」
「わかってるわ。こっちは気にしないで、今回はレラの事だけを考えてあげて」
「ああ」
カズは先ず〈空間転移魔法〉を使用し、フジの居る帝都南部のキビ村近くの林に、レラと共に移動した。
そこでフジに説明をして、再度〈空間転移魔法〉を使い、オリーブ王国東にある広大な砂漠へと移動し、そこからフジの背に乗り砂漠を南下する。
突如フジが訪れたら驚かれるのは間違いないので、高度を上げて地上から気付かれないようにして村を探す。
午前中に三ヶ所の村を見付けて、フジは遠くで待機してもらい、レラは何時も通り〈イリュージョン〉で小人に見せ掛けて、カズと共に村々を巡りコンルから聞いた場所を探す。
途中ビワに作ってもらったお弁当を、人目の無い場所で食べ、フジにはカズが残り少ないバレルボアの肉を与えて昼食を済ませる。
午後に三ヶ所目の村を訪れるが、探していた場所ではなく、この日目的の村を見付ける事は出来なかった。
翌日、翌々日とフジの背に乗り、村を探しては降りて類似した場所や、隠れ住む妖精族を探すが、残念ながら見付からなかった。
数年前の話では、小さな村なんかは砂嵐の影響で地形が変わったりして、分からなくなっている事もあるかも知れない。
だとしたら人族に捕まった三人のフェアリーを見た、四人家族の妖精族を探す方が早いのかも知れない。
しかし三日経っても隠れ住んでいる妖精族を見付ける事は出来ていない。
何処かに移り住んでしまった可能性も大いにあるので、見付からないかもとカズは考え始めていた。
旅の冒険者と名乗っていると、宿の無い辺鄙な村に来ると、どうしても怪しまれるので、この数日は村から離れた砂漠で野宿をしていた。
二度デザートクラブが数体襲って来たが、ありがたく仕留めさせてもらった。
モンスターに襲われたが、旨いカニが手に入って運が良いと、カズとレラは目的を忘れそうになり喜んでしまった。
討伐したデザートクラブは残すことなく回収し、その日の夕食はその脚を一本だけ美味しくいただいた。
残りは帝都に戻り、アレナリアとビワの二人と一緒に食べる事にした。
◇◆◇◆◇
砂漠の南部を東から西に移動して探し、四日目にはオリーブ王国南部から数十キロの所まで来ていた。
フジに乗って二時間も飛べば、オリーブ王国の王都に着いてしまう程の距離まで来ていた。
コンルの話を聞いた限りでは、行商人が村を訪れているとの事だったので、話に聞いた村があるなら、そろそろ見付かってもよさそうなものだった。
「コンルちゃんの言ってた村無いのかなぁ?」
「行商人が来てたって言ってたから、オリーブ王国からだとしたら、場所的にはここら辺の筈だ」
「初日見つけた村にも、馬車の通った跡はあったよ」
「あったが、方向的に村々を行き来してる感じだったろ。大きな街から来た馬車って感じじゃなかった」
「『カズ、村があったよ。あそこと、あっちに』」
フジの念話を聞き、進行方向の先と少し左に目を向けると、二十から三十程の建物が集まっている場所が二ヶ所あった。
上空から周囲の状況を確かめ、フジに離れた場所に降りてもらい、先ずは左に見えた村に向かった。
空き家となっている建物が何軒かあり、住人はこれまで寄った村の中で一番少なく、十三人しかいなかった。
何かを販売しているような店は一軒もなく、住人の殆どは年寄りだった。
警戒されているようで、誰も建物から出てくる事はなかった。
仕方がないと、進行方向に見えたもう一ヶ所の村へ徒歩で向かった。
村と村の間に馬車が行き来する形跡は少なく、一番新しい馬車の車輪も、半分は砂に埋もれて消えかかっていた。
二ヶ所の村は五十人程の住人が居り、小道具などを売ってる雑貨屋と、食品を売っている店が二軒あった。
先程行った村よりは活気があった。
カズとレラは食品店に入り、売っている物を物色して店主に話をする。
旅の冒険者だと言い、周囲に出るモンスターの情報を聞く。
「たまに村から遠く離れた場所に、サンドワームが出る。村の周囲は砂が浅く、石がゴロゴロしているから、大きなワームは滅多に来ないよ」
「なら冒険者を雇って村をモンスターから守なんてのは」
「そんな雇うような金は村にないさ。それ目的で来たのなら、当て外れだよ」
「そうか残念だ(そろそろ本題に入るか)」
「こんな小さな村じゃ、雇われたとしても大した稼ぎにはならないよ」
「今までに誰かモンスターに襲われた事はないのか?」
「あーどうだろう。……そういえば何年前かに、目付きの悪そうな行商人が襲われたって聞いたような。悪いがこの村に来る前だから、詳しく知らないんだ」
「行商人じゃなくて、おたずね者だったって話じゃよ」
部屋の扉が静かに少しだけ開き、それに気付いたカズは浅い眠りから目を覚ます。
レラはカズの腰の辺りから布団に潜り、ごそごそと移動して、あお向けで寝るカズに乗り、うつ伏せのまま胸の辺りで止まる。
「どうした、レラ。珍しいな」
「なんかね、カズと一緒にいたいなぁ~って」
「そうか。オリーブの家にいた頃は、一緒の布団で寝てたな」
「うん、そうだね。フローラ元気かなぁ?」
「元気にやってるだろうよ。イキシアがフローラさんに近寄る男に干渉して問題を起こしてなかったり、フローラさんのおばあさんのアイアさんが、男を紹介したりしてなければだろうが」
「どっちもありそう。フローラ大変だろうね」
「あの冷静なフローラさんが、アイアさんにはブチギレてたからな」
「血が繋がってる家族だから遠慮がないんだね。……フローラにもお母さんいるんだよね」
「たぶんな」
「そうだよね。おばあちゃんが元気なんだもん」
「血が繋がっていても、そうでなくても、信頼出来る家族だっているさ(その逆もまたしかりだかな)」
「それって、あちし達のこと言ってる?」
「レラとアレナリアは遠慮なしに好き勝手言ってるだろ。それに俺やビワだって、言いたいことは言ってるし、一緒に旅をしてきたんだ。みんな家族だろ」
「そうだよね。コンルちゃんと話してる時にも、大切な家族って言ってくれたもんね」
「思い返すなよ。なんか今も言ってて恥ずかしくなる」
「にっちっち。暗くて見えないけど、赤くなってるの? かわいいんだ」
「俺の上にいないで隣で寝ろよ。レラの寝れる場所を空けてやるから」
「今夜はここで寝る」
まるで小さな子供みたいな事を言うレラを、カズは黙って受け入れ、そのままにした。
二人たは次第に眠くなり、目蓋を閉じればすぐにでも夢の中に入りそう。
「ねぇカズ……」
「ん?」
「あちしやっぱり知りたい。コンルちゃんから聞いた二人が、あちしの両親なのか」
「いいのか? 必ずわかるとは限らないぞ。それに、そうだとしても……」
「うん。もういないって聞いてわかってる。フローラと別れてカズと一緒に来たのは、そのためだもん。自分で確かめないと」
「そうか、わかった。明日フジを連れて、村を探しに行こう」
「ありがとう、カズ」
レラの覚悟を聞くと、二人は静かに就寝した。
◇◆◇◆◇
四人で朝食を取っている時に、レラが自分の口から覚悟をアレナリアとビワにも伝え、カズが三、四日レラと出掛けてくると話した。
今朝起きた時にレラがいなかった事で何かを察していたのか、ビワがお弁当を作ってくれてあった。
「おやつ用にプリンもあるからね」
「ありがとうビワ」
「結果がどうあれ、カズと一緒に戻ってくるのよ」
「うん」
「じゃあ行ってくるよ。フジも連れて行くから、レオラが何か言ってきたら」
「わかってるわ。こっちは気にしないで、今回はレラの事だけを考えてあげて」
「ああ」
カズは先ず〈空間転移魔法〉を使用し、フジの居る帝都南部のキビ村近くの林に、レラと共に移動した。
そこでフジに説明をして、再度〈空間転移魔法〉を使い、オリーブ王国東にある広大な砂漠へと移動し、そこからフジの背に乗り砂漠を南下する。
突如フジが訪れたら驚かれるのは間違いないので、高度を上げて地上から気付かれないようにして村を探す。
午前中に三ヶ所の村を見付けて、フジは遠くで待機してもらい、レラは何時も通り〈イリュージョン〉で小人に見せ掛けて、カズと共に村々を巡りコンルから聞いた場所を探す。
途中ビワに作ってもらったお弁当を、人目の無い場所で食べ、フジにはカズが残り少ないバレルボアの肉を与えて昼食を済ませる。
午後に三ヶ所目の村を訪れるが、探していた場所ではなく、この日目的の村を見付ける事は出来なかった。
翌日、翌々日とフジの背に乗り、村を探しては降りて類似した場所や、隠れ住む妖精族を探すが、残念ながら見付からなかった。
数年前の話では、小さな村なんかは砂嵐の影響で地形が変わったりして、分からなくなっている事もあるかも知れない。
だとしたら人族に捕まった三人のフェアリーを見た、四人家族の妖精族を探す方が早いのかも知れない。
しかし三日経っても隠れ住んでいる妖精族を見付ける事は出来ていない。
何処かに移り住んでしまった可能性も大いにあるので、見付からないかもとカズは考え始めていた。
旅の冒険者と名乗っていると、宿の無い辺鄙な村に来ると、どうしても怪しまれるので、この数日は村から離れた砂漠で野宿をしていた。
二度デザートクラブが数体襲って来たが、ありがたく仕留めさせてもらった。
モンスターに襲われたが、旨いカニが手に入って運が良いと、カズとレラは目的を忘れそうになり喜んでしまった。
討伐したデザートクラブは残すことなく回収し、その日の夕食はその脚を一本だけ美味しくいただいた。
残りは帝都に戻り、アレナリアとビワの二人と一緒に食べる事にした。
◇◆◇◆◇
砂漠の南部を東から西に移動して探し、四日目にはオリーブ王国南部から数十キロの所まで来ていた。
フジに乗って二時間も飛べば、オリーブ王国の王都に着いてしまう程の距離まで来ていた。
コンルの話を聞いた限りでは、行商人が村を訪れているとの事だったので、話に聞いた村があるなら、そろそろ見付かってもよさそうなものだった。
「コンルちゃんの言ってた村無いのかなぁ?」
「行商人が来てたって言ってたから、オリーブ王国からだとしたら、場所的にはここら辺の筈だ」
「初日見つけた村にも、馬車の通った跡はあったよ」
「あったが、方向的に村々を行き来してる感じだったろ。大きな街から来た馬車って感じじゃなかった」
「『カズ、村があったよ。あそこと、あっちに』」
フジの念話を聞き、進行方向の先と少し左に目を向けると、二十から三十程の建物が集まっている場所が二ヶ所あった。
上空から周囲の状況を確かめ、フジに離れた場所に降りてもらい、先ずは左に見えた村に向かった。
空き家となっている建物が何軒かあり、住人はこれまで寄った村の中で一番少なく、十三人しかいなかった。
何かを販売しているような店は一軒もなく、住人の殆どは年寄りだった。
警戒されているようで、誰も建物から出てくる事はなかった。
仕方がないと、進行方向に見えたもう一ヶ所の村へ徒歩で向かった。
村と村の間に馬車が行き来する形跡は少なく、一番新しい馬車の車輪も、半分は砂に埋もれて消えかかっていた。
二ヶ所の村は五十人程の住人が居り、小道具などを売ってる雑貨屋と、食品を売っている店が二軒あった。
先程行った村よりは活気があった。
カズとレラは食品店に入り、売っている物を物色して店主に話をする。
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「たまに村から遠く離れた場所に、サンドワームが出る。村の周囲は砂が浅く、石がゴロゴロしているから、大きなワームは滅多に来ないよ」
「なら冒険者を雇って村をモンスターから守なんてのは」
「そんな雇うような金は村にないさ。それ目的で来たのなら、当て外れだよ」
「そうか残念だ(そろそろ本題に入るか)」
「こんな小さな村じゃ、雇われたとしても大した稼ぎにはならないよ」
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