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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
692 レラと買い物
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◇◆◇◆◇
先に目を覚めしたカズは、隣で幸せそうに寝ている半裸のアレナリアの頭を撫で、先に寝室を出て一階に下りる。
ビワは既に起きて朝食を作り、作り溜めをする料理の仕込みを始めていた。
人参を一口大に切るビワの隣で、手を洗って用意されていたジャガイモの皮むきをする。
「ある食材は全部使っちゃいます」
「ここのが片付いたら、食材をアイテムボックスから出すよ。足りない物は買いに行ってくるから言って」
「とりあえず茶葉が少ないので、お願いします。種類は任せます」
「わかった」
ビワが一口大に切った人参と、皮むきして切ったジャガイモを鍋に入れて火にかけ、カズが食材を出したところでレラがふらふらと揺れながら二階から下りてきた。
「先にレラと食べてください」
「ビワの方が早く起きたんだから、お腹すいてるでしょ」
「私は作りながら少しつまみました。なのでアレナリアさんが起きてきたら、一緒にいただきます。二人が食べ終わるまでに、買って来てほしい物を書き出しておきます」
「そう。なら先に食べさせてもらうよ。ありがとう」
カズが用意された朝食に手をつけるよりも先に、起きているのか寝ているのか分からない薄目の状態のレラが、朝食をもぐもぐ食べていた。
「レラ、起きてるのか?」
「うん。…きてる」
「ほら、ちゃんと目を覚まして食べないと、喉につまるぞ」
毎度毎度半分寝た状態で器用に食べるレラを見ながら、カズはパンを口に運ぶ。
食べ終わる頃にはしっかりと目が覚め、朝食に満足するレラ。
カズが商店街に買い物に行く事を伝えると「大きさは憧れか欲望か、を使って一緒に行っていい」かと聞いてきた。
まだ使い始めたばかりなので、人前に連れて行くのはと考えたが、外に出る時はイリュージョンで小人の姿に見せてるのだから、同程度の大きさになれば問題ないだろうと許可した。
ただ背中にある半透明な羽は隠す必要があるので、そこは服の中に入れさせる。
朝食を済ませて食器の後片付けをし、ビワから買う物を書いたメモを受け取る。
カズは【アイテムボックス】から『大きさは憧れか欲望か』を出してレラに渡す。
レラは受け取ると左の二の腕に装着し、魔力を込めて使用する。
徐々に体が大きくなり、身長が50センチ程になる。
この大きさは憧れか欲望か、の良いところは着ている衣服等も一緒に変化してくれる。
ただ特殊な装備品等には影響を及ぼさないので、サイズを自動調節する機能が備わってない装備品は外す必要がある。
カズがサイズの自動調節機能を付与出来るので、その辺りは問題はない。
が、大きくなった際の服が必要かも知れないと思ったので、そこはレラと相談して決める事にする。
レラと二人で「いってきます」とビワの言い、少し離れた所にある橋を通って川を渡り商店街に向かう。
歩幅をレラに合わせているので、歩くのは少し遅い。
慣れない視線の高さで、何度も躓きそうになるっていたのを見たカズは、橋を渡る手前からレラと手を繋ぐようにした。
子供扱いしないでとでも言ってくると思ったが、レラはまんざらでもない表情をしていた。
レラの歩幅に合わせてゆっくりと橋を渡り、商店街に着いたところでカズはビワのメモを取り出し、書かれている食材を探して買い集めていく。
朝食を済ませてから一時間しか経ってないのに、レラが小腹が空いたと露店で焼き菓子を買って食べた。
大きさは憧れか欲望か、で大きくなった影響か、魔力消費はカズの付与した装飾品でそこまでではないが、体力の消費はそうでもないらしい。
途中人目を避けて、商店街の飲食店では珍しい個室がある店に入り、レラが一度本来の大きさに戻り休憩を取った。
慣れるまで長時間の使用は控えた方がいいだろう。
二十分程休憩して、再度同じ大きさになって買い物を続けたが、体力以外の問題は特に起きなかった。
「あとはそこの店で、鍋と食器を買っていこう」
「今まで使ってたの壊れちゃったの?」
「そうじゃなくて、作り溜めするのに、焼き料理なら皿によそってからアイテムボックスに入れておけばいいが、汁物…スープなんかは、鍋ごと入れてといた方がいいだろ。温め直すにしても(作りたてでアイテムボックスに入れておけば、冷める事はないけど)」
「そゆことね。そんじゃあ、でっかい鍋買ってこうよ」
店に入ってレラが指さしたのは、五十人前は余裕で作れそうな大鍋。
それだけの量を作っておけば、四人で食べるにしても何日も持つだろうが、流石に買いはしない。
「炊き出しするんじゃないんだから却下。そんなデカいのは必要ない。いつも使ってるのより、少し大きいのを三つも買えば十分だろ」
「いーじゃんいーじゃん。いつか使うかもしれないんだから。おばちゃん、このでっかいのもね」
「あ、こらッ」
カズの言う事を無視して、レラは店主の年配女性に、長年売れ残ってるであろう大鍋を買うと言ってしまう。
すぐに断ろうとしたが、店の肥やしになっていた大鍋を買ってくれる事を年配女性は喜ぶ。
多く買ってくれたからと、大鍋を半額にまけてると言われてしまっては、断るのが申し訳なく思ってしまい、結局買う羽目になってしまった。
今度はカズのアイテムボックス内で肥やしになることだろう。
買い物に出掛けてから、川沿いの家に戻るまで二時間弱も掛かってしまった。
今日の大きさは憧れか欲望か、の使用はここまでにして、カズはレラから回収した。
慣れるまで体力の減りが大きいが、とりあえず長時間の使用が出来る事が分かったレラは満足したらしく、カズが預かると言っても駄々をこねる事なく外して渡してきた。
川沿いの家に戻ると、アレナリアがビワの手伝いをしていた。
多くの料理が出来上がっていたので、カズはそれを次々と【アイテムボックス】に入れていった。
特に変わった手付きでもないのに、アレナリアが包丁を使っているが新鮮で少し見入ってしまった。
「ビワほどじゃないけど、私だって簡単な料理くらいは作れるわよ。アヴァランチェで一人暮らししてたんだから」
「そうだったな。なんかアレナリアがそうしてるとこ見るのが新鮮で」
「惚れなおした」
「そこまでじゃないかな」
「えぇ~」
レラみたいな反応をするアレナリアは置いておき、カズは頼まれて買ってきた物と、鍋や食器類を空いている場所に並べていく。
ビワが鍋と食器の数を見て、もっと作り続けなければならないかという表情を見せそうだった。
「俺も作るから買ってきただけで、ビワがこれを全部使い終わるまで使ってもらおうって事じゃないから」
「そ…そうですか。よかった」
カズの言葉を聞き、ビワは明らかにほっとしていた。
「俺は庭の方で焚き火をして作るから、こっちは好きに使ってて。必要な材料があったら言って。アイテムボックスから出すから」
「プリン忘れないで! プリンは絶対にたくさん作ってよねビワ」
リビングのソファーで寝転がりながら、特製プリンを作ってとビワに要求するレラ。
「わかってる。そういう事なので、プリンの材料をお願いします」
カズはプリンに使うコロコロ鳥の卵と、ミルキーウッドの樹液を【アイテムボックス】から出して、食事をする時に使うのテーブルに置くと、川に面した裏庭に出た。
先に目を覚めしたカズは、隣で幸せそうに寝ている半裸のアレナリアの頭を撫で、先に寝室を出て一階に下りる。
ビワは既に起きて朝食を作り、作り溜めをする料理の仕込みを始めていた。
人参を一口大に切るビワの隣で、手を洗って用意されていたジャガイモの皮むきをする。
「ある食材は全部使っちゃいます」
「ここのが片付いたら、食材をアイテムボックスから出すよ。足りない物は買いに行ってくるから言って」
「とりあえず茶葉が少ないので、お願いします。種類は任せます」
「わかった」
ビワが一口大に切った人参と、皮むきして切ったジャガイモを鍋に入れて火にかけ、カズが食材を出したところでレラがふらふらと揺れながら二階から下りてきた。
「先にレラと食べてください」
「ビワの方が早く起きたんだから、お腹すいてるでしょ」
「私は作りながら少しつまみました。なのでアレナリアさんが起きてきたら、一緒にいただきます。二人が食べ終わるまでに、買って来てほしい物を書き出しておきます」
「そう。なら先に食べさせてもらうよ。ありがとう」
カズが用意された朝食に手をつけるよりも先に、起きているのか寝ているのか分からない薄目の状態のレラが、朝食をもぐもぐ食べていた。
「レラ、起きてるのか?」
「うん。…きてる」
「ほら、ちゃんと目を覚まして食べないと、喉につまるぞ」
毎度毎度半分寝た状態で器用に食べるレラを見ながら、カズはパンを口に運ぶ。
食べ終わる頃にはしっかりと目が覚め、朝食に満足するレラ。
カズが商店街に買い物に行く事を伝えると「大きさは憧れか欲望か、を使って一緒に行っていい」かと聞いてきた。
まだ使い始めたばかりなので、人前に連れて行くのはと考えたが、外に出る時はイリュージョンで小人の姿に見せてるのだから、同程度の大きさになれば問題ないだろうと許可した。
ただ背中にある半透明な羽は隠す必要があるので、そこは服の中に入れさせる。
朝食を済ませて食器の後片付けをし、ビワから買う物を書いたメモを受け取る。
カズは【アイテムボックス】から『大きさは憧れか欲望か』を出してレラに渡す。
レラは受け取ると左の二の腕に装着し、魔力を込めて使用する。
徐々に体が大きくなり、身長が50センチ程になる。
この大きさは憧れか欲望か、の良いところは着ている衣服等も一緒に変化してくれる。
ただ特殊な装備品等には影響を及ぼさないので、サイズを自動調節する機能が備わってない装備品は外す必要がある。
カズがサイズの自動調節機能を付与出来るので、その辺りは問題はない。
が、大きくなった際の服が必要かも知れないと思ったので、そこはレラと相談して決める事にする。
レラと二人で「いってきます」とビワの言い、少し離れた所にある橋を通って川を渡り商店街に向かう。
歩幅をレラに合わせているので、歩くのは少し遅い。
慣れない視線の高さで、何度も躓きそうになるっていたのを見たカズは、橋を渡る手前からレラと手を繋ぐようにした。
子供扱いしないでとでも言ってくると思ったが、レラはまんざらでもない表情をしていた。
レラの歩幅に合わせてゆっくりと橋を渡り、商店街に着いたところでカズはビワのメモを取り出し、書かれている食材を探して買い集めていく。
朝食を済ませてから一時間しか経ってないのに、レラが小腹が空いたと露店で焼き菓子を買って食べた。
大きさは憧れか欲望か、で大きくなった影響か、魔力消費はカズの付与した装飾品でそこまでではないが、体力の消費はそうでもないらしい。
途中人目を避けて、商店街の飲食店では珍しい個室がある店に入り、レラが一度本来の大きさに戻り休憩を取った。
慣れるまで長時間の使用は控えた方がいいだろう。
二十分程休憩して、再度同じ大きさになって買い物を続けたが、体力以外の問題は特に起きなかった。
「あとはそこの店で、鍋と食器を買っていこう」
「今まで使ってたの壊れちゃったの?」
「そうじゃなくて、作り溜めするのに、焼き料理なら皿によそってからアイテムボックスに入れておけばいいが、汁物…スープなんかは、鍋ごと入れてといた方がいいだろ。温め直すにしても(作りたてでアイテムボックスに入れておけば、冷める事はないけど)」
「そゆことね。そんじゃあ、でっかい鍋買ってこうよ」
店に入ってレラが指さしたのは、五十人前は余裕で作れそうな大鍋。
それだけの量を作っておけば、四人で食べるにしても何日も持つだろうが、流石に買いはしない。
「炊き出しするんじゃないんだから却下。そんなデカいのは必要ない。いつも使ってるのより、少し大きいのを三つも買えば十分だろ」
「いーじゃんいーじゃん。いつか使うかもしれないんだから。おばちゃん、このでっかいのもね」
「あ、こらッ」
カズの言う事を無視して、レラは店主の年配女性に、長年売れ残ってるであろう大鍋を買うと言ってしまう。
すぐに断ろうとしたが、店の肥やしになっていた大鍋を買ってくれる事を年配女性は喜ぶ。
多く買ってくれたからと、大鍋を半額にまけてると言われてしまっては、断るのが申し訳なく思ってしまい、結局買う羽目になってしまった。
今度はカズのアイテムボックス内で肥やしになることだろう。
買い物に出掛けてから、川沿いの家に戻るまで二時間弱も掛かってしまった。
今日の大きさは憧れか欲望か、の使用はここまでにして、カズはレラから回収した。
慣れるまで体力の減りが大きいが、とりあえず長時間の使用が出来る事が分かったレラは満足したらしく、カズが預かると言っても駄々をこねる事なく外して渡してきた。
川沿いの家に戻ると、アレナリアがビワの手伝いをしていた。
多くの料理が出来上がっていたので、カズはそれを次々と【アイテムボックス】に入れていった。
特に変わった手付きでもないのに、アレナリアが包丁を使っているが新鮮で少し見入ってしまった。
「ビワほどじゃないけど、私だって簡単な料理くらいは作れるわよ。アヴァランチェで一人暮らししてたんだから」
「そうだったな。なんかアレナリアがそうしてるとこ見るのが新鮮で」
「惚れなおした」
「そこまでじゃないかな」
「えぇ~」
レラみたいな反応をするアレナリアは置いておき、カズは頼まれて買ってきた物と、鍋や食器類を空いている場所に並べていく。
ビワが鍋と食器の数を見て、もっと作り続けなければならないかという表情を見せそうだった。
「俺も作るから買ってきただけで、ビワがこれを全部使い終わるまで使ってもらおうって事じゃないから」
「そ…そうですか。よかった」
カズの言葉を聞き、ビワは明らかにほっとしていた。
「俺は庭の方で焚き火をして作るから、こっちは好きに使ってて。必要な材料があったら言って。アイテムボックスから出すから」
「プリン忘れないで! プリンは絶対にたくさん作ってよねビワ」
リビングのソファーで寝転がりながら、特製プリンを作ってとビワに要求するレラ。
「わかってる。そういう事なので、プリンの材料をお願いします」
カズはプリンに使うコロコロ鳥の卵と、ミルキーウッドの樹液を【アイテムボックス】から出して、食事をする時に使うのテーブルに置くと、川に面した裏庭に出た。
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