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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
703 思わぬ来客
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「少し遅くなってしまいましたか?」
カミーリアと一緒に来た二人の内一人がレオラに話し掛けながら、深く被ったフードを外す。
「!」
急に現れたのは、気軽に居ていい人物ではない。
「アタシらも少し前に来たところだ。姉上」
「なんでアイリス様が!」
「アタシが誘ったと言っただろ」
「事前に教えておいてください。アイリス様も昨日は何も」
「驚かそうと思って黙ってたの。カミーリアにも口止めしてたの」
「皇女様でもレオラ様は別として、アイリス様がこのような場所に来てよろしいんですか?」
「だからこれはお忍びなの。わたくしがここに来ている事は、お屋敷のみんな知ってるわ。帰りはレオラちゃんが送ってくれるのよ。だから来る事を許してもらったの。
「はあ……」
アイリスまでもが少ない護衛だけで、出歩いても大丈夫なのかとカズは心配した。
「ただ侍女を連れて来れなかったのは残念だわ」
「あまり大人数での行動は目立ちますと、申したではないですか」
「わかってます。だから置いてきたのでしょ」
もしもの場合は、侍女を置き去りにしなけらばならないと聞き、アイリスは侍女を連れて来る事を諦めた。
カミーリアにカズと長い間会えなくなると吹き込めば、アイリスと侍女に取って御褒美的な展開になるのではと、前日から妄想をしていただけに、もの凄くアイリスと侍女は残念がっていた。
そしてもう一人、アイリスよりも小柄な人物に、カズは心当たりがあった。
「もう一人の護衛は、ネモフィラですか?」
カズは昨日飛翔魔法を教えた女性騎士の名を出すと、深く被ったフードを外して顔を見せる。
「昨日以来です。カズ師匠」
「ほほう。カズが師匠か! これはいい」
「だからそれは、ハァ……(他人事だと思って!)」
「ネモフィラはね、レオラちゃんが連れて来るように言ったのよ」
「飛翔魔法を覚えたと聞いては、その成果を見てみたいと思って、姉上の護衛に選ばせてもらった」
送別会を口実に、自分が楽しみたいだけじゃないかと、カズだけではなくアレナリアも思っていた。
レラは楽しければ良いと。
カーディナリスはレオラの事だからと慣れた感じで、ビワも同じ様に思っていた。
アスターはアイリスが来る事を聞かされていたが、流石に緊張して席を立って壁際に移動していた。
どうせ全員はソファーに座れないので、アイリスはレオラの隣に座り、カミーリアとネモフィラはアスターと、壁際に置かれている椅子を移動させ、主人の座るソファーの近くに。
そこにカーディナリスが飲み物を運び、料理が出来るまでの繋ぎに、木の実の盛り合わせを出す。
「姉上も来たことだ。レラとネモフィラどちらにしよう」
「これじゃ、お披露目会ね」
「だな(結局レオラが楽しみたいだけか。まあいいけど)」
「でしたらネモフィラを見てあげて」
「姉上がそう言うのであれば」
ネモフィラは周りに物が置かれてない部屋の隅に移動して、リビングに居る七人の視線を受けた中で、カズから教わった飛翔魔法を披露する。
慌てず自分を紙風船に見立て、魔力を全身に纏い魔法名を唱える。
ゆっくりとネモフィラがつま先立ちになり、足が床から離れて天井近くで止まる。
レオラは「ほう」と唸り、アイリスは誇らしげな表情を浮かべる。
部屋の中では狭く、浮遊するだけで空中移動まではできない。
裏庭に出れば広く移動することは出来るが、対岸や橋から見られると、ちょっとした騒ぎになるかも知れないので、それはしない。
「いかがでしたか?」
「高さや飛ぶ速さ、持続時間はどうなんだ?」
「昨日の習得訓練で、20メートルくらいまで上がりました。速度は馬車と同じくらいです。時間はカズ師匠から、今はまだ二十分くらいにと言われました」
「短いが習得したばかりでは、その程度なのか? カズ」
「保有する魔力量と魔力操作の精度にもよりますが、覚えたばかりで二十分は長い方だと思います。このまま数ヶ月訓練を続ければデパートよりも高く、トライクよりも速く長時間の移動が可能になるでしょう」
アイリスが所有している魔素還元式原動機と、積み込まれた魔力蓄積型人工鉱石で走行する大型三輪バイクよりも速く飛ぶ事が出来ると聞き、レオラは自分とアイリスに仕える騎士全員に、飛翔魔法を覚えさせるのもありかと考える。
「言っておきますが、ネモフィラだから一日で習得でき、短い期間でそこまで出来るということです。他の騎士だと習得に二ヶ月。現在のネモフィラと同じくらいに出来るまで一ヶ月。更に高度と速度と持続時間を延ばすのに、数ヶ月は掛かるでしょう」
「ネモフィラはそこまでか」
「少なくとも今回の事に関しては、一日で習得出来た事を踏まえての評価です」
カズの高評価を聞き、ネモフィラの主人であるアイリスは、とても嬉しそうに笑みを浮かべる。
ネモフィラは照れるも、褒められて嬉しいそう。
カズがネモフィラに対しての評価を聞き、うらやましく思うカミーリア。
元々飛べるレラは特に興味ない話だった。
「だとすると姉上のところに、飛行部隊を作るのは難しいか。いや、すぐにでも取り掛かれば、一年後には……いっそアタシも」
レオラは何やら考え付いた事を、ぶつぶつと口にしていた。
キッチンまでは聞こえないが、同じリビングに居る皆には、その内容は僅かながら聞き取れる。
隣に座るアイリスには尚更だった。
「そういった話は今度にしましょう。せっかく遊び…カズさん達との再会を願う送別会なんでしょ」
誤魔化してはいるが、アイリスは確かに『遊び』と言ったのを、その場に居る全員聞き流すことはなかった。
相手が皇女なだけに、誰もツッコムことはしない。
レオラの誘い文句で、遊びにと言ってそうなのもあるので尚更。
「姫様がた。そろそろ料理を並べていきたいのですが」
カーディナリスが木の実が盛られた皿を下げ、出来上がった料理を運んで来る。
二種のサラダと果物の盛り合わせ。
バレルボアの香草焼きにパスタ。
カズが用意したバレルボアの角煮と、タレに漬けて吊るし焼きした肉。
遅めの昼食を兼ねているので、お腹に溜まりやすい料理を先に出した。
レオラとカズとアレナリアとレラには、それぞれ好みの酒を。
アイリスとビワとネモフィラはフルーツミルク。
カーディナリスとアスターとカミーリアには、冷たい麦茶。
それぞれ飲み物が入ったコップを持ったところで、レオラが一言乾杯の音頭を取る。
「カズ達の旅立ちと再会を願い。乾杯」
全員手に持つコップを掲げ、レオラに続き「乾杯」と言い、中身を一気に飲み干す。
レオラ以外は飲み干せるように、この一杯はコップの半分程度しか注がれてない。
アイリスはこの様な乾杯の経験はないらしく、楽しそうにフルーツミルクを飲み干す。
「ばあの料理は久々でしょう。今日は存分に食べてくれ。姉上」
「遠慮なくいただくわ」
「お前達も遠慮せず食え。しっかり食べておかねば、護衛に支障がでるぞ」
本来主人である第五皇女アイリスと、一緒に食事をする事などない。
カミーリアとネモフィラに構わず食べろとレオラが言う。
お忍びで来ているので、アイリスもそこのところは気にしていない。
レオラと仲が良いだけの事はあり、仕える使用人や騎士との距離が近い。
アスターはレオラの騎士だけのことはあり、こういった事には慣れていた。
そこで自分が先に料理を取れば、同じ立場のカミーリアとネモフィラも取れるだろうと判断する。
それでも流石にアイリスの前では、やり辛い。
「さあさあ。姫様がたもこう言ってますので、騎士の御三方もどうぞ食べてください」
勧められても、三人の騎士は中々手が出せない。
カミーリアと一緒に来た二人の内一人がレオラに話し掛けながら、深く被ったフードを外す。
「!」
急に現れたのは、気軽に居ていい人物ではない。
「アタシらも少し前に来たところだ。姉上」
「なんでアイリス様が!」
「アタシが誘ったと言っただろ」
「事前に教えておいてください。アイリス様も昨日は何も」
「驚かそうと思って黙ってたの。カミーリアにも口止めしてたの」
「皇女様でもレオラ様は別として、アイリス様がこのような場所に来てよろしいんですか?」
「だからこれはお忍びなの。わたくしがここに来ている事は、お屋敷のみんな知ってるわ。帰りはレオラちゃんが送ってくれるのよ。だから来る事を許してもらったの。
「はあ……」
アイリスまでもが少ない護衛だけで、出歩いても大丈夫なのかとカズは心配した。
「ただ侍女を連れて来れなかったのは残念だわ」
「あまり大人数での行動は目立ちますと、申したではないですか」
「わかってます。だから置いてきたのでしょ」
もしもの場合は、侍女を置き去りにしなけらばならないと聞き、アイリスは侍女を連れて来る事を諦めた。
カミーリアにカズと長い間会えなくなると吹き込めば、アイリスと侍女に取って御褒美的な展開になるのではと、前日から妄想をしていただけに、もの凄くアイリスと侍女は残念がっていた。
そしてもう一人、アイリスよりも小柄な人物に、カズは心当たりがあった。
「もう一人の護衛は、ネモフィラですか?」
カズは昨日飛翔魔法を教えた女性騎士の名を出すと、深く被ったフードを外して顔を見せる。
「昨日以来です。カズ師匠」
「ほほう。カズが師匠か! これはいい」
「だからそれは、ハァ……(他人事だと思って!)」
「ネモフィラはね、レオラちゃんが連れて来るように言ったのよ」
「飛翔魔法を覚えたと聞いては、その成果を見てみたいと思って、姉上の護衛に選ばせてもらった」
送別会を口実に、自分が楽しみたいだけじゃないかと、カズだけではなくアレナリアも思っていた。
レラは楽しければ良いと。
カーディナリスはレオラの事だからと慣れた感じで、ビワも同じ様に思っていた。
アスターはアイリスが来る事を聞かされていたが、流石に緊張して席を立って壁際に移動していた。
どうせ全員はソファーに座れないので、アイリスはレオラの隣に座り、カミーリアとネモフィラはアスターと、壁際に置かれている椅子を移動させ、主人の座るソファーの近くに。
そこにカーディナリスが飲み物を運び、料理が出来るまでの繋ぎに、木の実の盛り合わせを出す。
「姉上も来たことだ。レラとネモフィラどちらにしよう」
「これじゃ、お披露目会ね」
「だな(結局レオラが楽しみたいだけか。まあいいけど)」
「でしたらネモフィラを見てあげて」
「姉上がそう言うのであれば」
ネモフィラは周りに物が置かれてない部屋の隅に移動して、リビングに居る七人の視線を受けた中で、カズから教わった飛翔魔法を披露する。
慌てず自分を紙風船に見立て、魔力を全身に纏い魔法名を唱える。
ゆっくりとネモフィラがつま先立ちになり、足が床から離れて天井近くで止まる。
レオラは「ほう」と唸り、アイリスは誇らしげな表情を浮かべる。
部屋の中では狭く、浮遊するだけで空中移動まではできない。
裏庭に出れば広く移動することは出来るが、対岸や橋から見られると、ちょっとした騒ぎになるかも知れないので、それはしない。
「いかがでしたか?」
「高さや飛ぶ速さ、持続時間はどうなんだ?」
「昨日の習得訓練で、20メートルくらいまで上がりました。速度は馬車と同じくらいです。時間はカズ師匠から、今はまだ二十分くらいにと言われました」
「短いが習得したばかりでは、その程度なのか? カズ」
「保有する魔力量と魔力操作の精度にもよりますが、覚えたばかりで二十分は長い方だと思います。このまま数ヶ月訓練を続ければデパートよりも高く、トライクよりも速く長時間の移動が可能になるでしょう」
アイリスが所有している魔素還元式原動機と、積み込まれた魔力蓄積型人工鉱石で走行する大型三輪バイクよりも速く飛ぶ事が出来ると聞き、レオラは自分とアイリスに仕える騎士全員に、飛翔魔法を覚えさせるのもありかと考える。
「言っておきますが、ネモフィラだから一日で習得でき、短い期間でそこまで出来るということです。他の騎士だと習得に二ヶ月。現在のネモフィラと同じくらいに出来るまで一ヶ月。更に高度と速度と持続時間を延ばすのに、数ヶ月は掛かるでしょう」
「ネモフィラはそこまでか」
「少なくとも今回の事に関しては、一日で習得出来た事を踏まえての評価です」
カズの高評価を聞き、ネモフィラの主人であるアイリスは、とても嬉しそうに笑みを浮かべる。
ネモフィラは照れるも、褒められて嬉しいそう。
カズがネモフィラに対しての評価を聞き、うらやましく思うカミーリア。
元々飛べるレラは特に興味ない話だった。
「だとすると姉上のところに、飛行部隊を作るのは難しいか。いや、すぐにでも取り掛かれば、一年後には……いっそアタシも」
レオラは何やら考え付いた事を、ぶつぶつと口にしていた。
キッチンまでは聞こえないが、同じリビングに居る皆には、その内容は僅かながら聞き取れる。
隣に座るアイリスには尚更だった。
「そういった話は今度にしましょう。せっかく遊び…カズさん達との再会を願う送別会なんでしょ」
誤魔化してはいるが、アイリスは確かに『遊び』と言ったのを、その場に居る全員聞き流すことはなかった。
相手が皇女なだけに、誰もツッコムことはしない。
レオラの誘い文句で、遊びにと言ってそうなのもあるので尚更。
「姫様がた。そろそろ料理を並べていきたいのですが」
カーディナリスが木の実が盛られた皿を下げ、出来上がった料理を運んで来る。
二種のサラダと果物の盛り合わせ。
バレルボアの香草焼きにパスタ。
カズが用意したバレルボアの角煮と、タレに漬けて吊るし焼きした肉。
遅めの昼食を兼ねているので、お腹に溜まりやすい料理を先に出した。
レオラとカズとアレナリアとレラには、それぞれ好みの酒を。
アイリスとビワとネモフィラはフルーツミルク。
カーディナリスとアスターとカミーリアには、冷たい麦茶。
それぞれ飲み物が入ったコップを持ったところで、レオラが一言乾杯の音頭を取る。
「カズ達の旅立ちと再会を願い。乾杯」
全員手に持つコップを掲げ、レオラに続き「乾杯」と言い、中身を一気に飲み干す。
レオラ以外は飲み干せるように、この一杯はコップの半分程度しか注がれてない。
アイリスはこの様な乾杯の経験はないらしく、楽しそうにフルーツミルクを飲み干す。
「ばあの料理は久々でしょう。今日は存分に食べてくれ。姉上」
「遠慮なくいただくわ」
「お前達も遠慮せず食え。しっかり食べておかねば、護衛に支障がでるぞ」
本来主人である第五皇女アイリスと、一緒に食事をする事などない。
カミーリアとネモフィラに構わず食べろとレオラが言う。
お忍びで来ているので、アイリスもそこのところは気にしていない。
レオラと仲が良いだけの事はあり、仕える使用人や騎士との距離が近い。
アスターはレオラの騎士だけのことはあり、こういった事には慣れていた。
そこで自分が先に料理を取れば、同じ立場のカミーリアとネモフィラも取れるだろうと判断する。
それでも流石にアイリスの前では、やり辛い。
「さあさあ。姫様がたもこう言ってますので、騎士の御三方もどうぞ食べてください」
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