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五章 テクサイス帝国編 4 再会と帝都からの旅立ち
813 再会の約束 と 約束の品
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ブーロキアの仲間が帝都付近に潜伏している可能性は無し。
地下倉庫で見付かった腐乱した死体が、パラガスが劇場の倉庫で第二皇子レスタに引き渡した獣人族の女性と、調査した結果一致した。
表向きパラガスは死んだ事になっており、レスタは新たに違法な方法で女性を手に入れるのは難しい。
なので最後に引き渡した兎の獣人女性が生きてる可能性は高く、レスタが所有する屋敷の何処かに監禁されてる筈。
そして新たな女性を入手できなくなったレスタは、禁止されてる薬物を多く摂取している。
そこで心配なのは、監禁されている女性達に、憂さ晴らしとだと暴行する恐れあり。
次の皇族同士の集まりは八日後、それまでに賊に流れていた金銭がレスタと関係あり、禁止薬物とも関係があれば有益な情報になり、ミゼットからの連絡待ち。
「こんなところだ」
「第二皇子が薬物を多く摂取しているのは確実なのか?」
「前回の皇族同士の集まりの際に、レスタは体調不良と言い、顔の下半分を刺繍が施された布で隠していた。わざとらしい咳をしてしていたが、目は虚空を見ているのを確認した。顔を隠していた布も、女性物のように見えた。もしかすると…」
第二皇子レスタが顔を隠すのに使っていた布は、もしかしたら手に入れた女性が所持していた物、それか女性が着ていた衣服の一部では? とレオラは考えて、証拠になればと、わずかながらの可能性に賭けて調べを続けていた。
「前回の集まりから薬物の使用をやめていたらどうなる?」
カズの次はアレナリアが気になる点を質問する。
「依存性の高い薬物だ。そう簡単にはやめられない。それに体内に蓄積した薬物を取り除くには長い年月が掛かるうえに、大量に摂取していると、完全に取り除くのはほぼ無理だ。だから次の集まりで、レスタに検査を受けさせる事を提案する。皇族の半数以上が賛成すれば、レスタも断る事はでにない」
「やっぱり俺が第二皇子の屋敷に忍び込んで、何かしらの証拠を見つけてきた方が確実だろ」
「カズ達はギルドで用事を済ませたら、その足で列車に乗り帝都を出ろ」
「どういう事だ?」
「ここからは皇族であるアタシと姉上の問題だ。失敗した場合は、アタシ達と関係のあったお前達も拘束されるだろう。だからそれまでに帝都から離れろ。できるなら帝国を出ろ」
思わぬレオラの発言に、カズ達は驚きを隠せない。
「俺も当事者だろ。それを…」
「カズ……」
第二皇子レスタの悪事を明らかにする可能性は高いが、それでも完全ではない。
無事全員が再会したとはいえ、レオラは自らの失敗でカズを生死不明にして、ビワ達を悲しませて、自身の左腕の半分を失う羽目になった。
あの場でカズが腕を引っ張り助けなくても、死ぬ事はなかったと、愚かな考えはしない。
最悪の場合を考え、助けてもらったカズにはビワ達と幸せになってほしいと考えていた。
だから最後に生きていた事を自身の目で確かめて、全てを伝えたかった。
カズが消えた時一緒だったネモフィラにも会わせる事が出来た。
そしてネモフィラの苦悩も解放されたようだと、義姉のアイリスから聞かされた。
カズ達にも目的があり、本当なら半年前に帝都を出ている筈だったと、レオラは後悔していた。
「わかった。以前アイリス様に言ったが、いつになるかわからないが、目的を果たしたら会いに戻って来るからな」
「……」
「レオラちゃん」
「…その時、その時までには、誰かの赤子が見れるのを期待してる」
「私のね」
「あちしのだよ」
「私とカズさんの…」
迷い人とこの世界の者との間に子供が出来るのは、十数年は掛かるとレオラが言っていたが、その事には誰も触れない。
ただ何年後かに無事再会出来る事を祈って、カズは皇族の会談がある八日後までには、帝都から遠く離れると約束する。
「話はここまでだ。アレナリアはギルドに向かえ。その間カズは」
「借りていたレオラの家には行けないのか?」
「どこで監視されてるかわからない。あれ以降は誰も中に入ってない。事が終わるまではアタシも行きはしない」
「私達の荷物は、帝都を離れる時に、ある程度は持ち出したわ」
「ならいいか」
「急いだ方がいいんでしょ。私はギルドに向かうわ。カズが付与してくれたコートを着て、フードを被って行けば大丈夫よね」
「それなら大丈夫だろ。ギルドまでは」
「それでしたら馬を貸しましょう」
アイリスは盗聴防止用の魔道具を片付けて、アレナリアが部屋の扉を開けて侍女のガーデニアに話が終わった事を伝える。
「何か問題はありませんでしたか?」
「大丈夫よ、ガーデニア。早馬をアレナリアさんに貸すので、カミーリアを呼んでもらえる。あとネモフィラも」
「アスターも呼んできてくれ」
「畏まりました」
ガーデニアは部屋を出て、遅い昼食を済ませて待機しているカミーリアとネモフィラを呼びに言った。
「そうだ。レオラのその腕だが、治せると思う」
「え! レオラちゃんの失った腕を治せるのですか?」
「ええ。以前に足の指を失った獣人を治しましたから。大丈夫だと思います」
「良かったわね! レオラちゃん」
「ありがたい申し出たが、断らせてもらう」
「どうしてなの?」
痛々しい姿のレオラを見てきたアイリスが、治療を拒否したレオラを不思議に思った。
「アタシが腕半分を失ったのは、帝国中に知られている。それが何の前触れもなく、腕が元通りになっていたらおかしいだろ。それにこうして不便になったからこそ、負傷者の気持ちが理解出来る事もある。それに義手にもなれた。だからこのままでいい」
レオラの様子から、別に強がりを言っているわけではなさそうだった。
「なら次に会う時までに気が変わったら言ってくれ」
「気が変わった時は頼む。ただそれまでに、その異常なまでの魔力を、完全に制御出来るようになれよ。治すどころか腕が二本にでもなったら、それこそアタシがモンスターだ」
「それはそれで、面白い存在になるんじゃないか?」
「アハハは。カズも言うじゃないか」
レオラとカズのやり取りで、部屋の雰囲気は明るくなった。
そこへ侍女のガーデニアに呼ばれて、カミーリアとネモフィラが来る。
アイリスの命でアレナリアに早馬を貸す事になり、カミーリアが馬小屋までアレナリアを案内する。
そのすぐ後に、レオラと一緒に来たアスターも戻って来た。
「ネモフィラ、あれのある所に、カズさんを連れて行ってあげて」
「はい。行きましょう、カズ師匠」
「あれってなんですか?」
「約束してた物よ」
「アタシも一緒に行く。ビワも行こう」
カズとビワとレラは、ネモフィラに付いて馬車小屋に移動する。
馬車小屋に入ると、アイリスが使う馬車ご置いてあり、その奥に以前フジで飛ぶ際に使った気球用のバスケットが置いてあった。
その隣に大きな布が被せてある物が一つ。
「あれです。カズ師匠」
ネモフィラが指したのは、大きな布が被せてある物だった。
埃があまり立たないように、ネモフィラはゆっくりと大きな布を剥ぐ。
何が出てくるかと思いきや、隣にあるバスケットと同じ様な物だったが、一回りくらいは大きい。
以前アイリスがフジで飛ぶための特注バスケットを、カズに贈ると言っていたのを思い出した。
「そういえば受け取ってなかったな」
「これ本当にもらっていいの?」
「もちろんです。カズ師匠に受け取ってもらうために、アイリス様が用意したんです」
「ならありがたく受け取ろう。これならフジの背中から落ちる心配はないでしょ。ビワ」
「そうですね。これなら大丈夫だと思います」
地下倉庫で見付かった腐乱した死体が、パラガスが劇場の倉庫で第二皇子レスタに引き渡した獣人族の女性と、調査した結果一致した。
表向きパラガスは死んだ事になっており、レスタは新たに違法な方法で女性を手に入れるのは難しい。
なので最後に引き渡した兎の獣人女性が生きてる可能性は高く、レスタが所有する屋敷の何処かに監禁されてる筈。
そして新たな女性を入手できなくなったレスタは、禁止されてる薬物を多く摂取している。
そこで心配なのは、監禁されている女性達に、憂さ晴らしとだと暴行する恐れあり。
次の皇族同士の集まりは八日後、それまでに賊に流れていた金銭がレスタと関係あり、禁止薬物とも関係があれば有益な情報になり、ミゼットからの連絡待ち。
「こんなところだ」
「第二皇子が薬物を多く摂取しているのは確実なのか?」
「前回の皇族同士の集まりの際に、レスタは体調不良と言い、顔の下半分を刺繍が施された布で隠していた。わざとらしい咳をしてしていたが、目は虚空を見ているのを確認した。顔を隠していた布も、女性物のように見えた。もしかすると…」
第二皇子レスタが顔を隠すのに使っていた布は、もしかしたら手に入れた女性が所持していた物、それか女性が着ていた衣服の一部では? とレオラは考えて、証拠になればと、わずかながらの可能性に賭けて調べを続けていた。
「前回の集まりから薬物の使用をやめていたらどうなる?」
カズの次はアレナリアが気になる点を質問する。
「依存性の高い薬物だ。そう簡単にはやめられない。それに体内に蓄積した薬物を取り除くには長い年月が掛かるうえに、大量に摂取していると、完全に取り除くのはほぼ無理だ。だから次の集まりで、レスタに検査を受けさせる事を提案する。皇族の半数以上が賛成すれば、レスタも断る事はでにない」
「やっぱり俺が第二皇子の屋敷に忍び込んで、何かしらの証拠を見つけてきた方が確実だろ」
「カズ達はギルドで用事を済ませたら、その足で列車に乗り帝都を出ろ」
「どういう事だ?」
「ここからは皇族であるアタシと姉上の問題だ。失敗した場合は、アタシ達と関係のあったお前達も拘束されるだろう。だからそれまでに帝都から離れろ。できるなら帝国を出ろ」
思わぬレオラの発言に、カズ達は驚きを隠せない。
「俺も当事者だろ。それを…」
「カズ……」
第二皇子レスタの悪事を明らかにする可能性は高いが、それでも完全ではない。
無事全員が再会したとはいえ、レオラは自らの失敗でカズを生死不明にして、ビワ達を悲しませて、自身の左腕の半分を失う羽目になった。
あの場でカズが腕を引っ張り助けなくても、死ぬ事はなかったと、愚かな考えはしない。
最悪の場合を考え、助けてもらったカズにはビワ達と幸せになってほしいと考えていた。
だから最後に生きていた事を自身の目で確かめて、全てを伝えたかった。
カズが消えた時一緒だったネモフィラにも会わせる事が出来た。
そしてネモフィラの苦悩も解放されたようだと、義姉のアイリスから聞かされた。
カズ達にも目的があり、本当なら半年前に帝都を出ている筈だったと、レオラは後悔していた。
「わかった。以前アイリス様に言ったが、いつになるかわからないが、目的を果たしたら会いに戻って来るからな」
「……」
「レオラちゃん」
「…その時、その時までには、誰かの赤子が見れるのを期待してる」
「私のね」
「あちしのだよ」
「私とカズさんの…」
迷い人とこの世界の者との間に子供が出来るのは、十数年は掛かるとレオラが言っていたが、その事には誰も触れない。
ただ何年後かに無事再会出来る事を祈って、カズは皇族の会談がある八日後までには、帝都から遠く離れると約束する。
「話はここまでだ。アレナリアはギルドに向かえ。その間カズは」
「借りていたレオラの家には行けないのか?」
「どこで監視されてるかわからない。あれ以降は誰も中に入ってない。事が終わるまではアタシも行きはしない」
「私達の荷物は、帝都を離れる時に、ある程度は持ち出したわ」
「ならいいか」
「急いだ方がいいんでしょ。私はギルドに向かうわ。カズが付与してくれたコートを着て、フードを被って行けば大丈夫よね」
「それなら大丈夫だろ。ギルドまでは」
「それでしたら馬を貸しましょう」
アイリスは盗聴防止用の魔道具を片付けて、アレナリアが部屋の扉を開けて侍女のガーデニアに話が終わった事を伝える。
「何か問題はありませんでしたか?」
「大丈夫よ、ガーデニア。早馬をアレナリアさんに貸すので、カミーリアを呼んでもらえる。あとネモフィラも」
「アスターも呼んできてくれ」
「畏まりました」
ガーデニアは部屋を出て、遅い昼食を済ませて待機しているカミーリアとネモフィラを呼びに言った。
「そうだ。レオラのその腕だが、治せると思う」
「え! レオラちゃんの失った腕を治せるのですか?」
「ええ。以前に足の指を失った獣人を治しましたから。大丈夫だと思います」
「良かったわね! レオラちゃん」
「ありがたい申し出たが、断らせてもらう」
「どうしてなの?」
痛々しい姿のレオラを見てきたアイリスが、治療を拒否したレオラを不思議に思った。
「アタシが腕半分を失ったのは、帝国中に知られている。それが何の前触れもなく、腕が元通りになっていたらおかしいだろ。それにこうして不便になったからこそ、負傷者の気持ちが理解出来る事もある。それに義手にもなれた。だからこのままでいい」
レオラの様子から、別に強がりを言っているわけではなさそうだった。
「なら次に会う時までに気が変わったら言ってくれ」
「気が変わった時は頼む。ただそれまでに、その異常なまでの魔力を、完全に制御出来るようになれよ。治すどころか腕が二本にでもなったら、それこそアタシがモンスターだ」
「それはそれで、面白い存在になるんじゃないか?」
「アハハは。カズも言うじゃないか」
レオラとカズのやり取りで、部屋の雰囲気は明るくなった。
そこへ侍女のガーデニアに呼ばれて、カミーリアとネモフィラが来る。
アイリスの命でアレナリアに早馬を貸す事になり、カミーリアが馬小屋までアレナリアを案内する。
そのすぐ後に、レオラと一緒に来たアスターも戻って来た。
「ネモフィラ、あれのある所に、カズさんを連れて行ってあげて」
「はい。行きましょう、カズ師匠」
「あれってなんですか?」
「約束してた物よ」
「アタシも一緒に行く。ビワも行こう」
カズとビワとレラは、ネモフィラに付いて馬車小屋に移動する。
馬車小屋に入ると、アイリスが使う馬車ご置いてあり、その奥に以前フジで飛ぶ際に使った気球用のバスケットが置いてあった。
その隣に大きな布が被せてある物が一つ。
「あれです。カズ師匠」
ネモフィラが指したのは、大きな布が被せてある物だった。
埃があまり立たないように、ネモフィラはゆっくりと大きな布を剥ぐ。
何が出てくるかと思いきや、隣にあるバスケットと同じ様な物だったが、一回りくらいは大きい。
以前アイリスがフジで飛ぶための特注バスケットを、カズに贈ると言っていたのを思い出した。
「そういえば受け取ってなかったな」
「これ本当にもらっていいの?」
「もちろんです。カズ師匠に受け取ってもらうために、アイリス様が用意したんです」
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