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六章 異世界旅行編 4 大陸の最東端へ
831 モンスターとて、我が子は大切
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カズは軽く息を吐き魔力を抑え込む。
すると地面からほぼ浮いている状態で、揺れがあまりなかった馬車がガタゴトと揺れ出す。
馬車の速度は小走り程度まで落ちていたので、そこまで激しくは揺れてない。
「!」
「うわっ! なになに?」
荷台でうとうとしていたビワと、座布団を枕にして寝ていたレラが起きる。
「ごめん。馬車に掛けてた魔法の効果を解いた」
「やる前に言ってよ! せっかく気持ち良く寝てたのに」
「何かあったんですか?」
「魔力操作が不安定になってきたもんで、アレナリアに御者を代わってもらって、一旦魔力を抑え込んだんだ」
「大丈夫ですか?」
「ああ。使うよりも回復する魔力の方が多いもんでね。完全に魔力を制御するには、まだ時間がかかりそうなんだ」
「ちょっと早いげど適当な場所で休憩して、お昼にしましょうか?」
「俺がいいが、ビワとレラはどうかな?」
「あちしはいいよ」
「私も」
「ゴーレムの操作をやり始めたばかりだから、この先に見える岩山の近くでいい?」
「ああ」
「ガタガタするから、ゆっくり走ってよ。アレナリア」
「私もそれで大丈夫です」
それから三十分程馬車を走らせ、アレナリアが馬のゴーレム操作に慣れてきたので、休憩を取り昼食にする事にした。
速度が上がったり下がったりと、最初は安定しなかったが、十数分もすると慣れて思いのまま操作出来るようになった。
アレナリアが操作に慣れ、一定の速度で走れるようになると、カズが再度〈アンチ・グラヴィティ〉を使用て、馬車を少し浮かせて揺れを軽減した。
「大丈夫なの? カズ」
「少し浮かせるだけの方が大変なんだが、魔力制御をする訓練にもなるし、休憩する場所までなら大丈夫だ」
馬車を引く馬のゴーレム操作をアレナリアに任せた事で、馬車を浮かせる事に集中出来るようになった。
アレナリアと御者を交代してから約五十分、昼食を取ろうと言っていた標高150メートル程の低い岩山近くまで移動して来た。
カズとアレナリアは岩山の上部に、微弱なモンスターらしき魔力を感じたが、弱く敵対する反応もないので、構わないでそっとしておいた。
岩山の影に馬車を停めて《念話》でフジ呼び、カズが【アイテムボックス】からパンと作り置きしてある料理と、フジ用に数日前獲ってきた魚を出して昼食にした。
昼休憩を取ってる間に、馬のゴーレムは魔力が切れて崩れ落ち、ただの石と土に戻ってしまった。
約一時間の昼食休憩取り、午後も馬車移動する事になった。
今度は湧き出るゴーレムのトレカを使用した際に会得したクリエイト・ゴーレムの魔法で、カズは再度馬のゴーレムを作り出す事にする。
カズが新たなゴーレムを作り出そうとしたところで、高速で接近するモンスターにフジが気付いた。
フジの視線は北の空を見て、四人も同じ方向に目を向ける。
しかしフジ以外はまだ見えない。
だがカズとアレナリアは、高速で飛んで来るモンスターの魔力を感じた。
遠くから向かって来る影は次第に大きくなり、上空で旋回して攻撃する様子を伺っているようだった。
カズは見覚えのあるモンスターを【分析】して確認すると、思った通りロックバードだと判明。
アレナリアも現れたモンスターが、ロックバードだと分かった。
「Aランクモンスターのロックバードが、何もないこんな場所に現れるなんて」
「この岩山の上にある魔力の反応は、ロックバードの巣なのか?」
「この状況を考えると、そうでしょうね。留守にしてる間に、私達…というよりも、フジの魔力を感知して戻って来たってとこかしら」
「すぐに離れたとしても、襲って来ると思うか?」
「もう標的にされてるみたいだし、来るでしょうね」
「『ボクがやる。見ててカズ』」
「ちょっとま…」
カズが静止する前に、フジは上空で旋回するロックバード目掛けて飛んで行ってしまった。
「大きさからして成熟したロックバードでしょうね。フジには良い相手になるでしょ」
「……ちょっと岩山の上を見て来る。三人はここを動かないで。すぐに戻る」
カズはロックバードの巣があるかを確かめに、魔力の反応がある場所を目指して岩山を登る。
岩山は足場は悪く、石が崩れ落ちて登りにくい。
これなら巣を狙うモンスターが周辺に存在したとしても、そう簡単に岩山を登ることはできない。
それを踏まえると、ロックバードの巣があり雛がいるのは、ほぼ確実。
石が崩れ落ちて足場が悪かろうと、五分と掛からず岩山の頂上付近まで登る。
岩で囲まれた一角に、50センチ程のロックバードの雛三体を発見した。
ロックバードが上空で旋回しても鳴きはしなかったが、フジと戦闘を始めてから「ピィピィ」と上空を見て激しく鳴き始めた。
現状フジとロックバードは互角。
速度ならライジングバードのフジの方が上だが、攻撃の威力はロックバードの方が上。
互いに鳴き声を上げて風属性魔法を放つも、直撃するまでには至らず決定打にはならない。
ロックバードは岩山の雛を庇いながらフジと戦うも、魔法は岩山にも少なからず飛んでくる。
だが頂上付近に当たる事はなかった。
カズは岩山を駆け下りて土属性魔法〈クリエイト・ゴーレム〉を使い、馬のゴーレムを作り出して馬車の綱を繋げる。
アレナリアに御者を任せ、ビワとレラが馬車に乗ると、カズは〈アンチ・グラヴィティ〉で馬車を少し浮かせた。
アレナリアに馬車を走らせるよう指示して、放たれた攻撃魔法が飛んで来でも、馬車を守れるように、カズは荷台の後方に乗る。
岩山から数百メートル離れたら、カズは《念話》をフジに繋げて、戦いを止めて来るようにと呼び掛ける。
勝負がついてないので、フジは不満そうに返事をしてきたが、今回に関してこちらがロックバードの巣に不用意に近付いたのが原因なので、カズは倒さずに済ませたかった。
襲って来たのも雛を守る為なので、岩山離れれば追っては来ないと考えた。
フジが攻撃を止めて馬車を追い掛けて来たが、ロックバードはフジを追い掛けては来ず、旋回して周囲の様子を伺うと、岩山の巣がある場所に降下した。
フジ、ロックバード共に多少の傷は負ったが、数日すれば治る程度。
「『何を話してたんだ?』」
「『アイツ、カズが子供を盗みに来たって言ったんだ。ごはんをみんなで食べてただけだって言ったら、オマエに子供を食わせないって!』」
「『まあ、そんなに怒るな。今回は俺達が不用意に雛がいる岩山の下で、休憩してたのが原因なんだ。お互いに大きなケガをしなくてよかったじゃないか』」
「『あのまま戦ってたら勝ってたもん!』」
「『わかってる。続けてたらフジが勝ってたって』大きく育っても、まだ子供だな(それにもんて、レラの口癖が移ったか?)」
「フジと何話してるの? カズ」
「ん? フジがロックバードと言い争ってたみたいだったから、何を言ってたのか聞いてたんだよ」
カズは岩山にロックバードの巣があり、雛三体の存在を確認した事と、フジと念話で会話した内容を話した。
オリーブ王国からテクサイス帝国まで、カズを探してひとりで来たが、半年一緒に行動して内面は子供なところが多いと、アレナリアも感じていた。
母親であるマイヒメと、カズの従魔になったフロストドラゴンの白真に鍛えられ、危険度Bランクとされるまで強くなったか、マイヒメと白真以外には負けた事がないだろうと接していて分かる。
現在は危険性Aランク判定されるまで強くなってしまったので、一度敗北を経験させるのは難しそう。
主であるカズと戦い敗北しても意味がない。
フジに勝てそうなのは、第六皇女で帝国の守護者の称号を持つSSランクのレオラか、同じく帝国の守護者の称号を持つミゼット。
他にはオリーブ王国の王都で、冒険者第2ギルドでギルドマスターをしている、フローラの祖母アイアくらいだろうか?
すると地面からほぼ浮いている状態で、揺れがあまりなかった馬車がガタゴトと揺れ出す。
馬車の速度は小走り程度まで落ちていたので、そこまで激しくは揺れてない。
「!」
「うわっ! なになに?」
荷台でうとうとしていたビワと、座布団を枕にして寝ていたレラが起きる。
「ごめん。馬車に掛けてた魔法の効果を解いた」
「やる前に言ってよ! せっかく気持ち良く寝てたのに」
「何かあったんですか?」
「魔力操作が不安定になってきたもんで、アレナリアに御者を代わってもらって、一旦魔力を抑え込んだんだ」
「大丈夫ですか?」
「ああ。使うよりも回復する魔力の方が多いもんでね。完全に魔力を制御するには、まだ時間がかかりそうなんだ」
「ちょっと早いげど適当な場所で休憩して、お昼にしましょうか?」
「俺がいいが、ビワとレラはどうかな?」
「あちしはいいよ」
「私も」
「ゴーレムの操作をやり始めたばかりだから、この先に見える岩山の近くでいい?」
「ああ」
「ガタガタするから、ゆっくり走ってよ。アレナリア」
「私もそれで大丈夫です」
それから三十分程馬車を走らせ、アレナリアが馬のゴーレム操作に慣れてきたので、休憩を取り昼食にする事にした。
速度が上がったり下がったりと、最初は安定しなかったが、十数分もすると慣れて思いのまま操作出来るようになった。
アレナリアが操作に慣れ、一定の速度で走れるようになると、カズが再度〈アンチ・グラヴィティ〉を使用て、馬車を少し浮かせて揺れを軽減した。
「大丈夫なの? カズ」
「少し浮かせるだけの方が大変なんだが、魔力制御をする訓練にもなるし、休憩する場所までなら大丈夫だ」
馬車を引く馬のゴーレム操作をアレナリアに任せた事で、馬車を浮かせる事に集中出来るようになった。
アレナリアと御者を交代してから約五十分、昼食を取ろうと言っていた標高150メートル程の低い岩山近くまで移動して来た。
カズとアレナリアは岩山の上部に、微弱なモンスターらしき魔力を感じたが、弱く敵対する反応もないので、構わないでそっとしておいた。
岩山の影に馬車を停めて《念話》でフジ呼び、カズが【アイテムボックス】からパンと作り置きしてある料理と、フジ用に数日前獲ってきた魚を出して昼食にした。
昼休憩を取ってる間に、馬のゴーレムは魔力が切れて崩れ落ち、ただの石と土に戻ってしまった。
約一時間の昼食休憩取り、午後も馬車移動する事になった。
今度は湧き出るゴーレムのトレカを使用した際に会得したクリエイト・ゴーレムの魔法で、カズは再度馬のゴーレムを作り出す事にする。
カズが新たなゴーレムを作り出そうとしたところで、高速で接近するモンスターにフジが気付いた。
フジの視線は北の空を見て、四人も同じ方向に目を向ける。
しかしフジ以外はまだ見えない。
だがカズとアレナリアは、高速で飛んで来るモンスターの魔力を感じた。
遠くから向かって来る影は次第に大きくなり、上空で旋回して攻撃する様子を伺っているようだった。
カズは見覚えのあるモンスターを【分析】して確認すると、思った通りロックバードだと判明。
アレナリアも現れたモンスターが、ロックバードだと分かった。
「Aランクモンスターのロックバードが、何もないこんな場所に現れるなんて」
「この岩山の上にある魔力の反応は、ロックバードの巣なのか?」
「この状況を考えると、そうでしょうね。留守にしてる間に、私達…というよりも、フジの魔力を感知して戻って来たってとこかしら」
「すぐに離れたとしても、襲って来ると思うか?」
「もう標的にされてるみたいだし、来るでしょうね」
「『ボクがやる。見ててカズ』」
「ちょっとま…」
カズが静止する前に、フジは上空で旋回するロックバード目掛けて飛んで行ってしまった。
「大きさからして成熟したロックバードでしょうね。フジには良い相手になるでしょ」
「……ちょっと岩山の上を見て来る。三人はここを動かないで。すぐに戻る」
カズはロックバードの巣があるかを確かめに、魔力の反応がある場所を目指して岩山を登る。
岩山は足場は悪く、石が崩れ落ちて登りにくい。
これなら巣を狙うモンスターが周辺に存在したとしても、そう簡単に岩山を登ることはできない。
それを踏まえると、ロックバードの巣があり雛がいるのは、ほぼ確実。
石が崩れ落ちて足場が悪かろうと、五分と掛からず岩山の頂上付近まで登る。
岩で囲まれた一角に、50センチ程のロックバードの雛三体を発見した。
ロックバードが上空で旋回しても鳴きはしなかったが、フジと戦闘を始めてから「ピィピィ」と上空を見て激しく鳴き始めた。
現状フジとロックバードは互角。
速度ならライジングバードのフジの方が上だが、攻撃の威力はロックバードの方が上。
互いに鳴き声を上げて風属性魔法を放つも、直撃するまでには至らず決定打にはならない。
ロックバードは岩山の雛を庇いながらフジと戦うも、魔法は岩山にも少なからず飛んでくる。
だが頂上付近に当たる事はなかった。
カズは岩山を駆け下りて土属性魔法〈クリエイト・ゴーレム〉を使い、馬のゴーレムを作り出して馬車の綱を繋げる。
アレナリアに御者を任せ、ビワとレラが馬車に乗ると、カズは〈アンチ・グラヴィティ〉で馬車を少し浮かせた。
アレナリアに馬車を走らせるよう指示して、放たれた攻撃魔法が飛んで来でも、馬車を守れるように、カズは荷台の後方に乗る。
岩山から数百メートル離れたら、カズは《念話》をフジに繋げて、戦いを止めて来るようにと呼び掛ける。
勝負がついてないので、フジは不満そうに返事をしてきたが、今回に関してこちらがロックバードの巣に不用意に近付いたのが原因なので、カズは倒さずに済ませたかった。
襲って来たのも雛を守る為なので、岩山離れれば追っては来ないと考えた。
フジが攻撃を止めて馬車を追い掛けて来たが、ロックバードはフジを追い掛けては来ず、旋回して周囲の様子を伺うと、岩山の巣がある場所に降下した。
フジ、ロックバード共に多少の傷は負ったが、数日すれば治る程度。
「『何を話してたんだ?』」
「『アイツ、カズが子供を盗みに来たって言ったんだ。ごはんをみんなで食べてただけだって言ったら、オマエに子供を食わせないって!』」
「『まあ、そんなに怒るな。今回は俺達が不用意に雛がいる岩山の下で、休憩してたのが原因なんだ。お互いに大きなケガをしなくてよかったじゃないか』」
「『あのまま戦ってたら勝ってたもん!』」
「『わかってる。続けてたらフジが勝ってたって』大きく育っても、まだ子供だな(それにもんて、レラの口癖が移ったか?)」
「フジと何話してるの? カズ」
「ん? フジがロックバードと言い争ってたみたいだったから、何を言ってたのか聞いてたんだよ」
カズは岩山にロックバードの巣があり、雛三体の存在を確認した事と、フジと念話で会話した内容を話した。
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現在は危険性Aランク判定されるまで強くなってしまったので、一度敗北を経験させるのは難しそう。
主であるカズと戦い敗北しても意味がない。
フジに勝てそうなのは、第六皇女で帝国の守護者の称号を持つSSランクのレオラか、同じく帝国の守護者の称号を持つミゼット。
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