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中等部編
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しおりを挟む「ちなみに休みの日はお前も朝からここに集合する。瑠衣はまだ部屋がないから俺の部屋にまず来てくれ。そこでその日の段取りとか教える。今から俺の部屋に案内するわ」
そう言って緋色様と俺は他の人たちと同様にエレベーターで下の階に行った
24階はマンションのような造りで、扉と扉の間隔がとてつもなく大きい
どんだけ広いんだ、、、
緋色様に促されるがまま、2409号室と書かれた部屋に入る
入ってみると想像通り玄関から広い
他の部屋は知らないが白と黒に統一されていて正直俺の好みだ
「部屋数は10個ぐらいあるのか?で、お前が入学したらキッチンとかは共有になるから。従者の部屋はそこを曲がって左の部屋だ。」
案内された将来俺の従者部屋は自宅の自室よりも広く高級感が溢れていた
ひぃぃぃぃ、、
こんなに高そうな家具使えないよ、、、
「棚とかの中の服とかは希望があれば言ってくれ。無ければ俺が勝手に揃える。」
「い、いえ、任せます、、」
「わかった。採寸だけあとで確認するからな」
採寸?サイズ言えばいいんじゃないのか?
お金持ちの考えることってよくわからないな、、
「わ、わかりました。」
「他にも部屋はあるが、勝手に見てくれて構わない。少し仕事をしてくるからちょっと他の部屋とかも見ててくれ」
「はい。」
緋色様は自分の仕事部屋?に入って行ったので俺も部屋を見学することにした
それにしても本当にすごい部屋だな。
一つ一つ部屋を確認していくけどどの部屋もきちんと整理されていてお洒落な部屋ばかりだ
そうして最後に残った部屋を開けてみると、なんだか不気味な物ばかりが置かれていた
他の部屋はお洒落な小物とかだったのに、この部屋の物は椅子に穴が開いていたり、ベッドも異常に広かったり、壁に何種類もの鞭?みたいなものがかかっていたりと用途がよくわからない物ばかりだ
よく見ると、トイレもあったけど何故か透けているし、犬でも飼っているのか首輪もある
この部屋誰が使うんだ?
そんな考えをしていたとき、ガチャっと音がした
振り返ると緋色様がこちらを見ていた
「気に入ったか?」
「気に入ったって、、、、
この部屋なんなんですか?」
「ん~、お前の調教部屋って言えばわかりやすいか?」
「調教部屋?」
調教って動物とかに躾するやつだよな?
なんで俺?
「その顔は分かってないな。さっきも言っただろ。出来ないことがあればお仕置きするって。あと作法とか教えるのも基本この部屋だ。防音性もあるし汚してもすぐ処理できるからな」
汚すって何するつもりなんだ?
しかも普通、防音までいるか?
やばい、俺の知識がないのか全然話が分からない
「今はわからなくてもいい。そのうち嫌と言うほど体験するからな。」
拝啓兄様、本当に俺は大丈夫でしょうか、、
自信がまったくありません、、、、
「さぁ、今日はもう帰ってもいいぞ。明日は放課後にこの部屋へ来てくれ。スペアキーはこれだ。」
ひょいっと渡されたのはカードのような鍵だった
「絶対無くすなよ?あと、お前がノマの従者に選ばれたことも家族以外はまだ誰にも言うな。」
「わかりました、、
では今日はこれで失礼します」
「あぁ。」
緋色様に言われた通り、ノマと関わったことや高等部の寮に行っていることは誰にも教えなかった。
ただ、同じ生徒会の3年生は事情を把握しているため色々聞かれたが当たり障りのないことを言っておいた。
あんな非日常的なことを口外できるはずがない
あの日から俺は放課後や土日はノマの集まりに参加していた。と言っても、何かされるわけではなくただ単に見学のみだ。
ただこの見学もノマの実態を知るには十分すぎるもので、、、、
いきなり奉仕が始まったり、お仕置きが始まったりと気を抜ける暇が全くなかった
従者の人達も見学している俺以上に緊張した雰囲気がでていた
ただ誰も拒否する様子はなく顔を赤らめながら従っていた
あと俺が思っている以上に主人と従者の絆が深い
どんなに無茶な願いでも頑張って熟そうと努力する様子が見られた
主人もそんな従者を見て嬉しそうにしていた
諦められる場面でも決して最後まで諦めず主人に褒められているのを見て凄くいい関係を築いているのだと思った
エロいのは変わらないけど、日々見学する中でノマに対する印象は結構いい方に変わっていった
緋色様への印象も大きく変わった
最初は俺様でやばい人の印象があったけど、一緒に過ごしていく中で多忙な仕事をきっちりこなし意外と他の人達の世話を焼いていることも分かったのだ
舜さんが緋色様がまだ常識のある方だと言った意味がわかった
あと、なんとなくだけど調教部屋の使用方法が分かってきた。
分かりたくなかったけど、、、、
たまに調教部屋にあった物を大部屋で使っている人が何人かいたのだ
最初見た時の衝撃はもう言葉にすることもできず、今まで温室で育ってきた俺には刺激が強すぎた
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