支配者達の遊戯

さてぃー

文字の大きさ
8 / 41
中等部編

8

しおりを挟む



「ちなみに休みの日はお前も朝からここに集合する。瑠衣はまだ部屋がないから俺の部屋にまず来てくれ。そこでその日の段取りとか教える。今から俺の部屋に案内するわ」


そう言って緋色様と俺は他の人たちと同様にエレベーターで下の階に行った

24階はマンションのような造りで、扉と扉の間隔がとてつもなく大きい

どんだけ広いんだ、、、


緋色様に促されるがまま、2409号室と書かれた部屋に入る


入ってみると想像通り玄関から広い

他の部屋は知らないが白と黒に統一されていて正直俺の好みだ


「部屋数は10個ぐらいあるのか?で、お前が入学したらキッチンとかは共有になるから。従者の部屋はそこを曲がって左の部屋だ。」


案内された将来俺の従者部屋は自宅の自室よりも広く高級感が溢れていた

ひぃぃぃぃ、、
こんなに高そうな家具使えないよ、、、

「棚とかの中の服とかは希望があれば言ってくれ。無ければ俺が勝手に揃える。」


「い、いえ、任せます、、」

「わかった。採寸だけあとで確認するからな」


採寸?サイズ言えばいいんじゃないのか?
お金持ちの考えることってよくわからないな、、


「わ、わかりました。」

「他にも部屋はあるが、勝手に見てくれて構わない。少し仕事をしてくるからちょっと他の部屋とかも見ててくれ」


「はい。」

緋色様は自分の仕事部屋?に入って行ったので俺も部屋を見学することにした


それにしても本当にすごい部屋だな。
一つ一つ部屋を確認していくけどどの部屋もきちんと整理されていてお洒落な部屋ばかりだ


そうして最後に残った部屋を開けてみると、なんだか不気味な物ばかりが置かれていた


他の部屋はお洒落な小物とかだったのに、この部屋の物は椅子に穴が開いていたり、ベッドも異常に広かったり、壁に何種類もの鞭?みたいなものがかかっていたりと用途がよくわからない物ばかりだ


よく見ると、トイレもあったけど何故か透けているし、犬でも飼っているのか首輪もある


この部屋誰が使うんだ?


そんな考えをしていたとき、ガチャっと音がした
振り返ると緋色様がこちらを見ていた


「気に入ったか?」


「気に入ったって、、、、
この部屋なんなんですか?」

「ん~、お前の調教部屋って言えばわかりやすいか?」


「調教部屋?」


調教って動物とかに躾するやつだよな?
なんで俺?


「その顔は分かってないな。さっきも言っただろ。出来ないことがあればお仕置きするって。あと作法とか教えるのも基本この部屋だ。防音性もあるし汚してもすぐ処理できるからな」


汚すって何するつもりなんだ?
しかも普通、防音までいるか?
やばい、俺の知識がないのか全然話が分からない



「今はわからなくてもいい。そのうち嫌と言うほど体験するからな。」


拝啓兄様、本当に俺は大丈夫でしょうか、、
自信がまったくありません、、、、




「さぁ、今日はもう帰ってもいいぞ。明日は放課後にこの部屋へ来てくれ。スペアキーはこれだ。」


ひょいっと渡されたのはカードのような鍵だった


「絶対無くすなよ?あと、お前がノマの従者に選ばれたことも家族以外はまだ誰にも言うな。」

「わかりました、、
では今日はこれで失礼します」

「あぁ。」


緋色様に言われた通り、ノマと関わったことや高等部の寮に行っていることは誰にも教えなかった。

ただ、同じ生徒会の3年生は事情を把握しているため色々聞かれたが当たり障りのないことを言っておいた。


あんな非日常的なことを口外できるはずがない



あの日から俺は放課後や土日はノマの集まりに参加していた。と言っても、何かされるわけではなくただ単に見学のみだ。


ただこの見学もノマの実態を知るには十分すぎるもので、、、、



いきなり奉仕が始まったり、お仕置きが始まったりと気を抜ける暇が全くなかった


従者の人達も見学している俺以上に緊張した雰囲気がでていた

ただ誰も拒否する様子はなく顔を赤らめながら従っていた


あと俺が思っている以上に主人と従者の絆が深い

どんなに無茶な願いでも頑張って熟そうと努力する様子が見られた
主人もそんな従者を見て嬉しそうにしていた

諦められる場面でも決して最後まで諦めず主人に褒められているのを見て凄くいい関係を築いているのだと思った


エロいのは変わらないけど、日々見学する中でノマに対する印象は結構いい方に変わっていった



緋色様への印象も大きく変わった

最初は俺様でやばい人の印象があったけど、一緒に過ごしていく中で多忙な仕事をきっちりこなし意外と他の人達の世話を焼いていることも分かったのだ



舜さんが緋色様がまだ常識のある方だと言った意味がわかった


あと、なんとなくだけど調教部屋の使用方法が分かってきた。
分かりたくなかったけど、、、、

たまに調教部屋にあった物を大部屋で使っている人が何人かいたのだ


最初見た時の衝撃はもう言葉にすることもできず、今まで温室で育ってきた俺には刺激が強すぎた






































 
しおりを挟む
感想 25

あなたにおすすめの小説

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ふたなり治験棟 企画12月31公開

ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。 男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

学園の卒業パーティーで卒業生全員の筆下ろしを終わらせるまで帰れない保険医

ミクリ21
BL
学園の卒業パーティーで、卒業生達の筆下ろしをすることになった保険医の話。 筆下ろしが終わるまで、保険医は帰れません。

処理中です...