不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

文字の大きさ
163 / 231

163.枕話

しおりを挟む
 律子は自分の部屋に入ると、節子にダブルサイズのベッドに抱えあげられた。ボクは、ベッドの反対側にまわり、節子に手伝ってもらってベッドの上にたどり着いた。洗濯したてであろう肌触りの良い真っ白なシーツの上で、ボクは何をするべきか考えていた。

「汚してしまうのが惜しいような、キレイなシーツですね」

 会話の始めとしては、あまりにとりとめのないことを言ってしまったことにボクは少し後悔をしていた。

「ほんと、わたしのように汚れてなくて真っ白よね。これを、今から瑞樹さんが汚していくのね」

「なにを、ボクが悪者みたいに言ってるんですか。そのうえ、ご自分は汚れのない真っ白だなんて」

 ククッと肩を揺らして小さく笑った後、律子は吹き出して、高らかに大きく笑った。

「あれぇ、違ったのですか。もう何人もの女性と関係を持っていて、これから世間知らずのお嬢様の処女を奪うんですもの。誰が聞いてもそうじゃないの」

「半分処女って言ってたのは、どちらのお嬢様でしたっけ」

 ボクは、律子に近づいて軽く肩を押す。クッションの効いたマットレスに座っていた律子は、あっけないくらいに仰向けに倒れた。憎まれ口を利いていた律子の唇を、ボクの唇で塞ぐ。

「あら、乱暴なのね」

「ええ、これからお嬢様の処女を奪って、真っ白なシーツを汚す悪いヤツですから」

 もう一度、唇を求めてカラダを重ねる。律子は拒むわけもなく、ボクの差し入れた舌に自身の舌を絡めて求めてきた。律子の鼓動が高まる心臓と、ボクの心臓の間で柔らかな乳房が潰れてゆく。バスローブの腰紐をとき、互いの肌を合わせる。名残惜しそうに舌を出してくる律子の口から唇を外して、耳に息を吹きかける。

「んっ」

 小さく反応した律子の耳を甘噛みして、首筋に舌を這わせる。密着していた胸を浮かして、ボクは形を変えていた乳房にしゃぶりつく。

「いやっ」

 律子は、ボクの頭に手を回して胸に押しつける。顔中に柔らかな乳房の感触が、顔いっぱいに広がる。ボクは、律子の腕から逃げるように腹から下腹部へと頭を移動させていった。起き上がったボクは、律子の足を持って膝を割った。明るい部屋で、はっきりと黒い茂みと白い割れ目の美しいコントラストが見えた。

 膝から太ももの内側に舌を這わせて、足を広げられたせいで少し開き気味になっている割れ目のまわりを舐めた。

「あん。そうやって、いつもじらして女の子を弄んでるの」

「そんなことありませんよ。今日は律子さんのために出血大サービスですよ」

 律子は、フフッと笑顔になって言った。

「処女だけに?」

「あっ、先にそれを言っちゃダメですよ。せっかくのウケ狙いのピロートークだったのに」

「あははは」

 二人で、声を出して笑った。

「悔しいので、ちょっとがんばります」

 ボクは、大陰唇を両方から引っ張り割れ目を広げて、顔を覗かせた膣口に舌を突っ込んだ。

「ああっ、なにしてるの。何かやわらかいモノが入ってきてる」

 思い切り舌を伸ばし、膣の中に届くように割れ目に顔を押しつけた。鼻にクリトリスが当たって刺激で硬く大きくなっていくのが感じられる。

「えっ、なに、どうなってるの。起きれないから見えないわ。ねえ、お願い。お母さん、わたしのカラダを起こして」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

処理中です...