不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

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182.主導権

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 自分の唾液で盛大に濡れたペニスを口から吐き出して、ボクに振り返り言った。

「ねえ、入れていい。わたしに構わず、先に出しちゃっていいですからね」

 節子は、そのままカラダを前にスライドさせて、腰を浮かせた。

「瑞樹さん、見えてる。もう、わたしのおまんこはぬれぬれなのよ。だから、手で支えなくても腰の動きだけで、あなたのおちんちんを飲み込めると思うの」

 起立しているペニスの上に、自分の割れ目を押しつけると、愛液が溢れ出している膣口へヌルヌルと飲み込まれていった。

「うっ、ああぁ」

 背中を弓なりにして、節子は気持ちよさそうにあえぎ声を上げた。根元までペニスを咥え込んで、勃起したペニスと膣の摺り合わせをしてるように腰を小さく回す。膣の肉壁が順応したのを感じたのだろうか、ボクの太ももに節子は両手を突いて、腰をゆっくりと上下にピストン運動を始めた。ボクの視界からは、節子の肉付きの良いヒップとヒクヒクと動いているアナルの向こうに、ネチャネチャと糸を引いて膣に咥え込まれている自分のペニスが見えるだけだった。

「ねえ、気持ちいいでしょ」

「でも、視覚と触覚が淋しいので、これじゃあ逝けませんね」

「えっ、」

 ボクは、押さえられている下半身を利用して、力不足の腹筋に腕の力を助力して上半身を起こした。節子の背中から手を回して、お辞儀を仕掛けている乳房を下からすくい上げて鷲掴みにした。

「いやっ」

 驚いて、節子は小さく声を上げる。ボクは転けないように、両手で節子の乳房を揉みながらカラダを支えた。

「そんなこと出来たのね」

「あまりやったことないんですけどね」

「わたしのために、がんばってくれる気になったのね」

「こんなことも出来るかなって想って」

 そういうとボクは、節子の背中を押して前のめりにさせた。そして、贅肉で少したるんでいる腰を掴んで前後に揺らした。目の前で、出し入れしているペニスとそれに連れて膣口の皮膚が動いているのが見える。

「ああっ、擦れてるぅ」

「気持ちいいですか」

「はい。こんな体位で出来るなんて想ってなかったから。わたしも動いていいかしら」

「だめですね」

「どうして。いいじゃないの。せっかく気持ちいいのに」

「今は、ボクが楽しんでるんですから。邪魔しないでください」

「そんなぁ」

「抜いてしまいますよ。抜かれたくないでしょ」

「そんなこと言うんなら」

 節子は、腰の肉を掴んでいたボクの手を外すと、カラダを起こしてボクを仰向けに倒した。

「瑞樹さんに、主導権は渡しませんからね」

 ペニスを入れたまま、カラダを回転させて、節子は再び正面を向いた。

「残念でした。これでわたしが、わたしのために楽しめますわ」

 お黙りなさいと言わんばかりに、ボクに覆い被さって唇で口を塞いだ。口づけをしたまま、ボクの上でカラダをスライドさせて、ペニスの出し入れを始めた。節子の乳首で、ボクの乳首が擦れていく。

「ねっ、これもいいでしょ。瑞樹さんの顔が見えないと淋しいし、瑞樹さんもおっぱいとか見えた方が興奮するんでしょ」

 といい、上半身を起こして自身の乳房を持ち上げてプルプルと揺らせて見せた。

「おっぱい吸いたいの」

 ボクの視線を読んで、自分の乳房に唾液を垂らして見せた。

「仕方ないわね」

 節子は、ペニスの入った腰を少し後ろにずらして、ボクの腕を取って引き上げた。上半身が起きる格好になり、節子はボクの顔をやわらかな乳房に押しつけた。

「ほら、大好きでしょ。おっぱい」

 まるで母親が、子供に母乳を与えるようにボクの口に硬くなった乳首を差し込んだ。そうしている間にも、少しずつ腰をグラインドさせてペニスを味わっている。

「ああっ、気持ちいいわぁ。体中で瑞樹さんを感じられているの」
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