137 / 178
137話 ミドリムシの家族の戦術
しおりを挟む
兜が見せた笑顔に冒険者達は唖然とする。その笑顔からは先ほど冒険者達がチームで戦っても敗れる魔物を苦にしない兜の戦闘力がうかがえるた。
「誰かケガはしてないか?」
そう言った兜に対してリーダーの冒険者はあわてて返事をする。
「助かった! ケガは大丈夫だ! うちのチームには回復魔法を使えるメンバーもいる!」
冒険者からの返事を聞いた兜は、自分の持つバックの中からいくつかの実を取り出し冒険者達に放り投げる。冒険者達は実をキャッチすると実に視線を向け、その後これはなんなのかと兜に視線を戻す。
その視線に気づいた兜は冒険者達に向かって説明する。
「体力回復の実と魔力回復の実だ。それ食ったら王都に向かって走りな」
そんな兜言葉をどこか夢でも見ているかのように聞いていた冒険者達は、突如現実に引き戻される。なぜなら自分達の周りに大量のホレストアントが集まってきたためであった。
ホレストアント達に気づいた冒険者達は慌てて振りかえる。今まで王都に背を向けるかたちをとっていたために気づかなかったが王都から自分達の立っている場所まで道ができていた。
「なっ! なんだ! この数は!」
そのできた道を見た冒険者の1人が思わず叫ぶ。道ができていたと思ったのはホレストアント達が地面を覆いつくすほど溢れているにもかかわらずある一定の場所を避けていたためそれが連なり王都までの道にようになっていた。
「ホレストアントが道を作っている?」
冒険者達その事実を飲み込めずに再びぼうぜんとする。そんな様子を見て兜が再び口を開く。
「あんた達、このホレストアントは俺達の家族だ。命を奪おうとでもしなければ決してあんた達を襲う事は無い。それは冒険者ギルドも保証してくれるだろうし、俺も冒険者だ」
そう言って兜は冒険者ギルド証を見せる。
「「チーム【軍団】なのか!?」」
それを見た冒険者達はそこに書かれていたランクに驚き叫ぶ。
「あんた達からするとこのホレストアントも魔物に見えるかもしれないが、さっきも言ったが俺達のチームの家族だだから怖がらないでやってくれ」
そう言われて子供達に視線を移した冒険者達に向かって子供達が足を上げ挨拶する。そんな子供達と冒険者達のやり取りをよそに兜がつぶやく。
「クウの子供達が戦闘を開始したか……」
そう言って兜の視線の先を確認したーダーの冒険者は顔を引きつらせる。他の冒険者達もリーダーの視線をおう。視線の先ではホレストアント達が森からでてきた魔物と戦っていたのだが、ホレストアント達はもともと集団で戦う魔物であるがそれは魔物の知能のレベルの話であり、今見ているホレストアント達は人が使う戦術レベルの連携を取り魔物達を次々と倒していた。
特に冒険者目を引いたのが体長が4mほどもある個体も見つけられ、その大きなホレストアントを中心に自分達よりも大型の魔物も危なげなく倒す姿。
冒険者達がクウの子供達の戦闘に目を奪われているその時、空から咆哮が聞こえ冒険者達が視線をその咆哮のでどころにむける。
「ワイバーンだ!」
魔物の中でも空を飛ぶ魔物はやっかいであり、その中でもワイバーンは強い魔物のため冒険者達は顔を青くする。
「あんたも逃げろ!」
そう言って空から自分達の方に向かって急降下してくるワイバーンから逃げようとするが兜の発した言葉で動きを止める。
「大丈夫だ、見ておけ」
そう言った兜の体みるみる大きくなり昆虫の様な外骨格に覆われる。
「あ、あんたも魔物か!?」
思わず叫んだ冒険者の言葉に兜はニヤリと笑い答える。
「半分正解!」
そう答えた兜が地面に刺さっていた自分の斧を片手で持つと急降下してきたワイバーンに向かってまきでも割るかのように振るうとワイバーンはあっさりと両断される。
「そろそろ、あんた達も王都に向かいな。まだ少し魔物は残っているからな」
冒険者達にそう言うと兜は他に逃げ遅れているものはいないかと辺りを見渡しその巨体には似つかわしくない速度で走っていくい。
その後ろ姿を見たリーダーの冒険者は叫ぶ。
「とにかく助かったんだ王都に向かうぞ!」
「「お、おう……」」
そう言って走り出すリーダーの冒険者その声になんとも歯切れの悪い返事をし仲間の冒険者達も王都に向かって走るのであった。
兜が冒険者達を助けに向かう少し前、王都の城壁の上で警備をしていた者達は空を見上げ青い顔をしていた。
王都の城壁の周りに集まった人々に魔物が集まり始めた時、チーム【軍団】がその魔物を対処すると連絡を受け警備の者達は安堵していたのだが王都の中心から大量に何かが空に飛びあがり始めたのを見て城壁の上で警備をしていた者達はその様子を注意深く見ていた。
その飛び上がった物は四方八方に進み始め、王都をの外側に円状に作られている城壁の警備の者達との距離を縮めていく。
しばらくすると城壁の上で叫び声があがる。
「おいおいおいおい! キラービーだ! あの飛びあがっているの全部がキラービーだ!」
「なんて数だ! 何がどうなっているんだ!」
「王都の中心からなんでキラービーが!?」
まさに城壁の上で警備をしていた者達は蜂の巣をつついたような状態に落ちている。兵士達が慌てふためいていると王城より連絡が兵士達に届けられる。
それは、王都の中心から飛び立つキラービーはチーム【軍団】の家族ために手を出すなという事であった。
「あれが全部家族とかどうなってるんだ……」
「イカレタチームだ……」
単純な目測だけで数千はくだらないと思われるキラービー達が王都の中心より続々と飛び立つ。そんな光景をみてあぜんとしている警備の者達をよそにヒカリの子供達は城壁の外の上空に整列し始める。
「俺は、今後何が起ころうが今日ほど驚くことはないと思う……」
警備の1人がぼそりとつぶやくとそれを聞いた周りの者達も思わずうなずく。
そんなやり取りをしていると1人の者が気づき声を上げる。
「おい! 王都の中心の上空になんか光ってるものがあるぞ!?」
その声に反応した警備の者達は視線を向ける、それはキラービー達の準備が整うのを待っていた光りの翅を生やしたファントムであった。
ファントムが司令塔のキラービー達に攻撃を開始することを伝えると、さらにその者達が城壁の外の上空に待機している者達の元に合流すると緑の爆弾の実による空襲が始まる。
キラービー達が自分達の国を守ってくれているのはわかっていたがその空襲の光景をみた警備の者達は息をのむ。その空襲の光景はまさに地獄絵図であり、だれか巻き込まれたりしていないかと心配するほどのものであった。
その後、空襲を受けた魔物がその数を大きく減らし、それを確認したキラービー達は空の魔物に対応するべく数匹のグループに分かれ魔物の元に向かっていく。。
「なぁ…… さっきのセリフ撤回はする、今この瞬間からにする……」
「……俺もだ」「……俺も」
この攻撃を王都がうけたらと一瞬想像しそうになった警備の者達はすぐに頭を振ってそんな事はあるはずがないと自分達に言い聞かせるのであった。
「誰かケガはしてないか?」
そう言った兜に対してリーダーの冒険者はあわてて返事をする。
「助かった! ケガは大丈夫だ! うちのチームには回復魔法を使えるメンバーもいる!」
冒険者からの返事を聞いた兜は、自分の持つバックの中からいくつかの実を取り出し冒険者達に放り投げる。冒険者達は実をキャッチすると実に視線を向け、その後これはなんなのかと兜に視線を戻す。
その視線に気づいた兜は冒険者達に向かって説明する。
「体力回復の実と魔力回復の実だ。それ食ったら王都に向かって走りな」
そんな兜言葉をどこか夢でも見ているかのように聞いていた冒険者達は、突如現実に引き戻される。なぜなら自分達の周りに大量のホレストアントが集まってきたためであった。
ホレストアント達に気づいた冒険者達は慌てて振りかえる。今まで王都に背を向けるかたちをとっていたために気づかなかったが王都から自分達の立っている場所まで道ができていた。
「なっ! なんだ! この数は!」
そのできた道を見た冒険者の1人が思わず叫ぶ。道ができていたと思ったのはホレストアント達が地面を覆いつくすほど溢れているにもかかわらずある一定の場所を避けていたためそれが連なり王都までの道にようになっていた。
「ホレストアントが道を作っている?」
冒険者達その事実を飲み込めずに再びぼうぜんとする。そんな様子を見て兜が再び口を開く。
「あんた達、このホレストアントは俺達の家族だ。命を奪おうとでもしなければ決してあんた達を襲う事は無い。それは冒険者ギルドも保証してくれるだろうし、俺も冒険者だ」
そう言って兜は冒険者ギルド証を見せる。
「「チーム【軍団】なのか!?」」
それを見た冒険者達はそこに書かれていたランクに驚き叫ぶ。
「あんた達からするとこのホレストアントも魔物に見えるかもしれないが、さっきも言ったが俺達のチームの家族だだから怖がらないでやってくれ」
そう言われて子供達に視線を移した冒険者達に向かって子供達が足を上げ挨拶する。そんな子供達と冒険者達のやり取りをよそに兜がつぶやく。
「クウの子供達が戦闘を開始したか……」
そう言って兜の視線の先を確認したーダーの冒険者は顔を引きつらせる。他の冒険者達もリーダーの視線をおう。視線の先ではホレストアント達が森からでてきた魔物と戦っていたのだが、ホレストアント達はもともと集団で戦う魔物であるがそれは魔物の知能のレベルの話であり、今見ているホレストアント達は人が使う戦術レベルの連携を取り魔物達を次々と倒していた。
特に冒険者目を引いたのが体長が4mほどもある個体も見つけられ、その大きなホレストアントを中心に自分達よりも大型の魔物も危なげなく倒す姿。
冒険者達がクウの子供達の戦闘に目を奪われているその時、空から咆哮が聞こえ冒険者達が視線をその咆哮のでどころにむける。
「ワイバーンだ!」
魔物の中でも空を飛ぶ魔物はやっかいであり、その中でもワイバーンは強い魔物のため冒険者達は顔を青くする。
「あんたも逃げろ!」
そう言って空から自分達の方に向かって急降下してくるワイバーンから逃げようとするが兜の発した言葉で動きを止める。
「大丈夫だ、見ておけ」
そう言った兜の体みるみる大きくなり昆虫の様な外骨格に覆われる。
「あ、あんたも魔物か!?」
思わず叫んだ冒険者の言葉に兜はニヤリと笑い答える。
「半分正解!」
そう答えた兜が地面に刺さっていた自分の斧を片手で持つと急降下してきたワイバーンに向かってまきでも割るかのように振るうとワイバーンはあっさりと両断される。
「そろそろ、あんた達も王都に向かいな。まだ少し魔物は残っているからな」
冒険者達にそう言うと兜は他に逃げ遅れているものはいないかと辺りを見渡しその巨体には似つかわしくない速度で走っていくい。
その後ろ姿を見たリーダーの冒険者は叫ぶ。
「とにかく助かったんだ王都に向かうぞ!」
「「お、おう……」」
そう言って走り出すリーダーの冒険者その声になんとも歯切れの悪い返事をし仲間の冒険者達も王都に向かって走るのであった。
兜が冒険者達を助けに向かう少し前、王都の城壁の上で警備をしていた者達は空を見上げ青い顔をしていた。
王都の城壁の周りに集まった人々に魔物が集まり始めた時、チーム【軍団】がその魔物を対処すると連絡を受け警備の者達は安堵していたのだが王都の中心から大量に何かが空に飛びあがり始めたのを見て城壁の上で警備をしていた者達はその様子を注意深く見ていた。
その飛び上がった物は四方八方に進み始め、王都をの外側に円状に作られている城壁の警備の者達との距離を縮めていく。
しばらくすると城壁の上で叫び声があがる。
「おいおいおいおい! キラービーだ! あの飛びあがっているの全部がキラービーだ!」
「なんて数だ! 何がどうなっているんだ!」
「王都の中心からなんでキラービーが!?」
まさに城壁の上で警備をしていた者達は蜂の巣をつついたような状態に落ちている。兵士達が慌てふためいていると王城より連絡が兵士達に届けられる。
それは、王都の中心から飛び立つキラービーはチーム【軍団】の家族ために手を出すなという事であった。
「あれが全部家族とかどうなってるんだ……」
「イカレタチームだ……」
単純な目測だけで数千はくだらないと思われるキラービー達が王都の中心より続々と飛び立つ。そんな光景をみてあぜんとしている警備の者達をよそにヒカリの子供達は城壁の外の上空に整列し始める。
「俺は、今後何が起ころうが今日ほど驚くことはないと思う……」
警備の1人がぼそりとつぶやくとそれを聞いた周りの者達も思わずうなずく。
そんなやり取りをしていると1人の者が気づき声を上げる。
「おい! 王都の中心の上空になんか光ってるものがあるぞ!?」
その声に反応した警備の者達は視線を向ける、それはキラービー達の準備が整うのを待っていた光りの翅を生やしたファントムであった。
ファントムが司令塔のキラービー達に攻撃を開始することを伝えると、さらにその者達が城壁の外の上空に待機している者達の元に合流すると緑の爆弾の実による空襲が始まる。
キラービー達が自分達の国を守ってくれているのはわかっていたがその空襲の光景をみた警備の者達は息をのむ。その空襲の光景はまさに地獄絵図であり、だれか巻き込まれたりしていないかと心配するほどのものであった。
その後、空襲を受けた魔物がその数を大きく減らし、それを確認したキラービー達は空の魔物に対応するべく数匹のグループに分かれ魔物の元に向かっていく。。
「なぁ…… さっきのセリフ撤回はする、今この瞬間からにする……」
「……俺もだ」「……俺も」
この攻撃を王都がうけたらと一瞬想像しそうになった警備の者達はすぐに頭を振ってそんな事はあるはずがないと自分達に言い聞かせるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
元構造解析研究者の異世界冒険譚
犬社護
ファンタジー
主人公は持水薫、女30歳、独身。趣味はあらゆる物質の立体構造を調べ眺めること、構造解析研究者であったが、地震で後輩を庇い命を落とす。魂となった彼女は女神と出会い、話をした結果、後輩を助けたこともあってスキル2つを持ってすぐに転生することになった。転生先は、地球からはるか遠く離れた惑星ガーランド、エルディア王国のある貴族の娘であった。前世の記憶を持ったまま、持水薫改めシャーロット・エルバランは誕生した。転生の際に選んだスキルは『構造解析』と『構造編集』。2つのスキルと持ち前の知能の高さを生かし、順調な異世界生活を送っていたが、とある女の子と出会った事で、人生が激変することになる。
果たして、シャーロットは新たな人生を生き抜くことが出来るのだろうか?
…………………
7歳序盤まではほのぼのとした話が続きますが、7歳中盤から未開の地へ転移されます。転移以降、物語はスローペースで進んでいきます。読者によっては、早くこの先を知りたいのに、話が進まないよと思う方もおられるかもしれません。のんびりした気持ちで読んで頂けると嬉しいです。
…………………
主人公シャーロットは、チートスキルを持っていますが、最弱スタートです。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる