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一章
5,扉をくぐり
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「はああ、あかんわお姉ちゃん、そら、若いのに死んだらあかんわ」
「いや、わたしも死にたくなかったんですよねぇ」
「んああ、おう。親御さんもお気の毒になあ」
聞けよ。
と思ったけれど、こらえた。だって、このやりとり自体が四回目で、そろそろ面倒になってたし。
わたしは、脱水機にかけられたみたいにしぼんでしわしわのおじいさんに、虚ろな相槌を打った。
「待合室」は、広くて清潔だった。わたしは、淡いブルーのソファに座ってて。もうかなりの時間、おじいさんに説教されている。
それもこれも、ジンロンさんが荷物を取りに行って、ここにいないからなのだ。
あの豪華な部屋を出た後、けっこう大変だった。
エレベーターで上に向かったり下に降りたりして、いろんな部屋へ行った。
なんでも、死んだばかりの霊魂は手続きが多いんだって。普通なら、そう急ぐこともないらしいんだけど、わたしは特殊なケースだから、たくさんの手続きを全部、大慌てでやんなきゃだった。
機械だらけの部屋で、変な筒に入れられてぐるぐる回されたり、妙な光を当てられたり。変なもの被せられて、延々思い出ばなしをさせられたり。今いる「事務部」でも、物凄い量の書類が用意されてて、それに片っ端からサインさせられた。
全部の手続きが終わったころには、もうぐったり。死んでなかったら、死んでるくらい。なのにジンロンさんときたら。
「さて、今から大切な荷物を引き取りに行こう」
この人絶対、鬼だよね。
それで猛抗議して、ここで待ってることになったんだけど。
ついて行ったほうが良かったかもって、ちょっと思い始めてる。
「ぼッとして、苦労してへんのやろ。あかんなあ」
「へえ、はい……あーもう、ジンロンさん早く戻って来てぇ」
「待たせた」
「うわっ!」
「ぎゃっ!!」
小さくぼやいた瞬間、低い声がした。突然、目の前にジンロンさんが立っていて、わたしは肝を潰した。
おじいさんは飛び上がり、ソファから転げ落ちた。近くにいた局員さんが、さっと拾い上げて、どこかに連れて行く。
わたしは、ジンロンさんに抗議した。
「びっくりした! 急に戻ってこないでください!」
「声はかけた」
ジンロンさんは、怪訝そうに首を傾げている。その背には、大きな鞄(箱?)を背負っていた。タンス丸ごと包んできたみたいなそれを指さして、おそるおそる訊ねる。
「ジンロンさん、お引っ越しでもするんですか?」
「引っ……越し? 三日間、現世で過ごすに当たって必要なものを詰めただけだが」
「へ、へええ。すごいですね」
それにしたら、でかいよ荷物。
ジンロンさんて、心配性なのかもしれない。うちのお母さんも、そういうタイプらしくてさ。旅行とかの度に、もう家ごと行けば良いだろってくらい、すごい荷物を持ってくんだよね。
「フジマヒカリ殿。もう立てるか」
「あ、はい」
ジンロンさんは、思案気にわたしを上から下まで眺めた。さっき、「うわああもう一歩も踏み出せねえよぉぉ!」とごねたのを、気にしているらしい。ちょっと申し訳なくなって、さっさと立ち上がった。
「では、そろそろ行こう。「死の三日前の扉」へ」
***
もう一回エレベーターに乗って、壁も床も真っ白なフロアに出た。
誰ともすれ違わずに、ジンロンさんの後をついて歩く。壁には、白い似たようなドアがいくつも並んでて、どれも壁に埋まるみたいに閉まってた。
しばらくして、ジンロンさんが足を止める。
「着いた」
一見、他のドアとかわらないみたいだった。ジンロンさんは、袖口をごそごそと探っていたかと思うと、一枚の黒いカードを取り出した。
「なんですか?」
「僕のIDだ」
簡潔に答えて、ジンロンさんはドアの脇にある四角い装置を操作した。そして、その側面にある深い亀裂に、さっきのカードをサッと滑らせる。
すると、ドアから大きな作動音がし始める。キュイーン、ピピピ、ガガガ、とFAXみたいな音が、しばらく鳴り響いた。
何が起こるんだろう、そう思ったとき。
「あっ!」
瞬く間にドアの表面が、液晶の様に黒く染まる。そこに、白く光る文字がくっきりと浮かび上がった。
『旅行者(フジマヒカリ)・残り時間(二五九二〇〇秒)・責任者(ジンロン)』
「二五九二〇〇?」
「三日間を秒に換算している。我々が入室した瞬間からカウントが始まり、〇秒になったら強制的に帰還する。滞在時間は、扉が厳粛に管理しているから、万一にも狂いはない」
「じゃあ、誰でも過去に行けるわけじゃないんだ……」
「そうだ。まして局員の付き添いなしに、”正しい”時間移動はできない」
「正しくない移動もあるんですか?」
ジンロンさんは問いに答えず、黒いカードを元通り袖の中にしまってた。聞いちゃいけないことだったのかもしれない。わたしは一歩踏み出して、ドアにちょっと近づいた。
「もう、行けるんですか?」
「扉は無事に作動した。いつ入って貰って構わない」
「わたしが開けたほうがいいんでしょうか」
「僕が開ける。ただ、君には安全の為やってもらうことがある」
なんですか、って言い終わる前に手をぎゅっと握られる。びっくりして見上げると、大真面目な顔があった。
「扉を抜ける時に、はぐれてはいけない」
「あ、そうですか……」
ジンロンさんって、ちょっと変な人だよね。釈然としないながらも、繋いだ方と逆の手で白いドアノブを握った彼に、肩を並べた。
「では、行こう」
「はい!」
押し開かれたドアの向こうに、手を引かれて一歩踏み出した。
すると、背中でばたりとドアが閉まって、「カチッ」と針が打つような音が聞こえた。
ドアの向こうは、よく見慣れた部屋だった。
黄色いカーテン。子供の頃から使ってる、木製の勉強机。壁に貼られた、今年のカレンダー。オレンジ色の、大きなビーズクッション。赤いチェックのベッドカバーの掛かったベッド。
「わたしの部屋?!」
「そうだ。奥を見なさい」
ジンロンさんの示した先に、ベッドがあった。よく見ると、少し膨らんでいる。
「えっ?!」
ぎょっとして、ベッドに近づいた。そこには、女の子が一人、健やかに眠っている。明るい茶髪で、中学のジャージをパジャマにして。
「わ、わたしだ! わたしが寝てる」
寝てる自分を見ることなんてないから、ちょっときもい。ぞっと身震いして、そこにぺたんと座り込んでしまう。
ジンロンさんが、音もなくす――と近づいてきて言った。
「いかにも。そこに寝ている君には、三日間「入れ物」になってもらう」
なんですと?
ジンロンさんをぐりんと振り仰ぐと、大真面目に「うむ」って感じで深く頷いた。
いや、「うむ」じゃないから。
「いや、わたしも死にたくなかったんですよねぇ」
「んああ、おう。親御さんもお気の毒になあ」
聞けよ。
と思ったけれど、こらえた。だって、このやりとり自体が四回目で、そろそろ面倒になってたし。
わたしは、脱水機にかけられたみたいにしぼんでしわしわのおじいさんに、虚ろな相槌を打った。
「待合室」は、広くて清潔だった。わたしは、淡いブルーのソファに座ってて。もうかなりの時間、おじいさんに説教されている。
それもこれも、ジンロンさんが荷物を取りに行って、ここにいないからなのだ。
あの豪華な部屋を出た後、けっこう大変だった。
エレベーターで上に向かったり下に降りたりして、いろんな部屋へ行った。
なんでも、死んだばかりの霊魂は手続きが多いんだって。普通なら、そう急ぐこともないらしいんだけど、わたしは特殊なケースだから、たくさんの手続きを全部、大慌てでやんなきゃだった。
機械だらけの部屋で、変な筒に入れられてぐるぐる回されたり、妙な光を当てられたり。変なもの被せられて、延々思い出ばなしをさせられたり。今いる「事務部」でも、物凄い量の書類が用意されてて、それに片っ端からサインさせられた。
全部の手続きが終わったころには、もうぐったり。死んでなかったら、死んでるくらい。なのにジンロンさんときたら。
「さて、今から大切な荷物を引き取りに行こう」
この人絶対、鬼だよね。
それで猛抗議して、ここで待ってることになったんだけど。
ついて行ったほうが良かったかもって、ちょっと思い始めてる。
「ぼッとして、苦労してへんのやろ。あかんなあ」
「へえ、はい……あーもう、ジンロンさん早く戻って来てぇ」
「待たせた」
「うわっ!」
「ぎゃっ!!」
小さくぼやいた瞬間、低い声がした。突然、目の前にジンロンさんが立っていて、わたしは肝を潰した。
おじいさんは飛び上がり、ソファから転げ落ちた。近くにいた局員さんが、さっと拾い上げて、どこかに連れて行く。
わたしは、ジンロンさんに抗議した。
「びっくりした! 急に戻ってこないでください!」
「声はかけた」
ジンロンさんは、怪訝そうに首を傾げている。その背には、大きな鞄(箱?)を背負っていた。タンス丸ごと包んできたみたいなそれを指さして、おそるおそる訊ねる。
「ジンロンさん、お引っ越しでもするんですか?」
「引っ……越し? 三日間、現世で過ごすに当たって必要なものを詰めただけだが」
「へ、へええ。すごいですね」
それにしたら、でかいよ荷物。
ジンロンさんて、心配性なのかもしれない。うちのお母さんも、そういうタイプらしくてさ。旅行とかの度に、もう家ごと行けば良いだろってくらい、すごい荷物を持ってくんだよね。
「フジマヒカリ殿。もう立てるか」
「あ、はい」
ジンロンさんは、思案気にわたしを上から下まで眺めた。さっき、「うわああもう一歩も踏み出せねえよぉぉ!」とごねたのを、気にしているらしい。ちょっと申し訳なくなって、さっさと立ち上がった。
「では、そろそろ行こう。「死の三日前の扉」へ」
***
もう一回エレベーターに乗って、壁も床も真っ白なフロアに出た。
誰ともすれ違わずに、ジンロンさんの後をついて歩く。壁には、白い似たようなドアがいくつも並んでて、どれも壁に埋まるみたいに閉まってた。
しばらくして、ジンロンさんが足を止める。
「着いた」
一見、他のドアとかわらないみたいだった。ジンロンさんは、袖口をごそごそと探っていたかと思うと、一枚の黒いカードを取り出した。
「なんですか?」
「僕のIDだ」
簡潔に答えて、ジンロンさんはドアの脇にある四角い装置を操作した。そして、その側面にある深い亀裂に、さっきのカードをサッと滑らせる。
すると、ドアから大きな作動音がし始める。キュイーン、ピピピ、ガガガ、とFAXみたいな音が、しばらく鳴り響いた。
何が起こるんだろう、そう思ったとき。
「あっ!」
瞬く間にドアの表面が、液晶の様に黒く染まる。そこに、白く光る文字がくっきりと浮かび上がった。
『旅行者(フジマヒカリ)・残り時間(二五九二〇〇秒)・責任者(ジンロン)』
「二五九二〇〇?」
「三日間を秒に換算している。我々が入室した瞬間からカウントが始まり、〇秒になったら強制的に帰還する。滞在時間は、扉が厳粛に管理しているから、万一にも狂いはない」
「じゃあ、誰でも過去に行けるわけじゃないんだ……」
「そうだ。まして局員の付き添いなしに、”正しい”時間移動はできない」
「正しくない移動もあるんですか?」
ジンロンさんは問いに答えず、黒いカードを元通り袖の中にしまってた。聞いちゃいけないことだったのかもしれない。わたしは一歩踏み出して、ドアにちょっと近づいた。
「もう、行けるんですか?」
「扉は無事に作動した。いつ入って貰って構わない」
「わたしが開けたほうがいいんでしょうか」
「僕が開ける。ただ、君には安全の為やってもらうことがある」
なんですか、って言い終わる前に手をぎゅっと握られる。びっくりして見上げると、大真面目な顔があった。
「扉を抜ける時に、はぐれてはいけない」
「あ、そうですか……」
ジンロンさんって、ちょっと変な人だよね。釈然としないながらも、繋いだ方と逆の手で白いドアノブを握った彼に、肩を並べた。
「では、行こう」
「はい!」
押し開かれたドアの向こうに、手を引かれて一歩踏み出した。
すると、背中でばたりとドアが閉まって、「カチッ」と針が打つような音が聞こえた。
ドアの向こうは、よく見慣れた部屋だった。
黄色いカーテン。子供の頃から使ってる、木製の勉強机。壁に貼られた、今年のカレンダー。オレンジ色の、大きなビーズクッション。赤いチェックのベッドカバーの掛かったベッド。
「わたしの部屋?!」
「そうだ。奥を見なさい」
ジンロンさんの示した先に、ベッドがあった。よく見ると、少し膨らんでいる。
「えっ?!」
ぎょっとして、ベッドに近づいた。そこには、女の子が一人、健やかに眠っている。明るい茶髪で、中学のジャージをパジャマにして。
「わ、わたしだ! わたしが寝てる」
寝てる自分を見ることなんてないから、ちょっときもい。ぞっと身震いして、そこにぺたんと座り込んでしまう。
ジンロンさんが、音もなくす――と近づいてきて言った。
「いかにも。そこに寝ている君には、三日間「入れ物」になってもらう」
なんですと?
ジンロンさんをぐりんと振り仰ぐと、大真面目に「うむ」って感じで深く頷いた。
いや、「うむ」じゃないから。
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