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18.死亡フラグ包囲網 完成(クライブ副騎士団長&バスク・陥落編)
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クライブ様が口を開きます。
「あなたがミーナリア様でしたか。後ほど部下の者を遣《つか》わせる予定でした。今回の件は騎士団としても重く見ています。アイリーン様の警護は私自ら陣頭指揮を取るつもりでいます。また、今回被害者であるミーナリア様にも警護をつけたいと考えていますが宜しいでしょうか?」
「やはり、また襲われることがありうるのでしょうか?」
「否定は出来ません」
まぁ、とミーナリアさんが不安を表情に浮かべる。が、何かを決意したように、強い意志を瞳に宿して口を開いた。
「それならご相談なのですが、アイリーン様の近くに出来るだけ居させて頂くことをお許し頂けませんでしょうか? せめて学校にいる間だけでも……」
「ほう、なぜですか?」
ほう、じゃない!
本当に何でなの⁉ 私の死亡フラグをこれ以上進めないで! 言って、クライブ様! 断って! 断って! 頑張れー! クラーイブ! クラーイブ!
しかし、ミーナリアさんはスラスラと理由を言った。
「あの黒い靄ですが、今回は幸いながらアイリーン様が追い払って下さいました。ですが今度は顔を覚えられたアイリーン様が直接狙われるかもしれません。ならいっそ、アイリーン様の近くにいた方が、警備としてもやりやすいと思いますし、対応も素早く出来るのではないでしょうか? それにいざという時、アイリーン様の盾になることもできます!」
何ていい子‥…。自分の身を犠牲にして守ろうとするなんて……。妹に欲しい…‥。って、違う違う! これは何かの罠よ! 死亡フラグなのよー!
「それに、やはり殿下たちには無理な、女性同士でしかできないお世話もできますし、学院には殿下たちや男性の騎士様たちには立ち入りが出来ない場所へお供することも出来ます。あと、男女別の授業の忘れ物を貸せますしね」
すごい。私の事をちゃんと考えてくれてるのね。ていうか、なんで忘れ物をしやすいことまで知っているの⁉
「ふーむ。確かにそうですね。騎士団の数にも限りがありますし……。しかも、大切な人を守るために自ら囮になろうとするとは、なんとも素晴らしい……。その心意気、まさに騎士団としての心構えそのものです。ふっ、ですがアイリーン様を守ろうという気持ちで負けはしませんぞ。このクライブ、副騎士団長として、ミーナリア様を盾になんぞさせないよう、アイリーン様を守ることを誓いましょう!」
一瞬で篭絡された! ちょろいなぁ、クライブ様。クライブ様の騎士道精神と言う名の琴線に触れたみたいで、何か誓いの言葉をそらんじ始めてるし!
でも今のクライブ様の言葉からも、すでにミーナリアさんに惹かれ始めていることは明らかだ。
だって、
クライブ副騎士団長(裏切り者)…………『副騎士団長として、ミーナリア様を盾になんぞさせないよう⇒(訳:ミーナリアの剣となり盾になりましょう! アイリーン様? ああ、守れれば守るけどね)』
っていうことよね⁉ わあああ、まずいまずいまずい!
クライブ様が敵に回る可能性がかなり高くなった気がする!
このままでは死亡フラグが進んでしてしまう!
私は今回のルートで自分の人生を取り戻す予定なのに!!
と、そんな内心で嘆いていると、最後の希望バスクが口を開いたのだった。
よし、行け、バスク! 姉の死亡フラグをへし折って! お姉ちゃんの自由な人生を取り戻してー! 触れ―フレー! バースークー!
「ミーナリアさんと言ったね。姉さんを心配してくれるのはありがたいけど、今回襲われたのはあなただ。まずは自分の心配をした方がいいんじゃないかな?」
そうバスクが言った。うんうん、確かにそう。私を守るより、まずは自分の身を大切にしないとね。
「はい、確かにその通りです。ただ、こうして助けて頂いたアイリーン様に何か恩を返したいと思って。それはいけないことでしょうか? もちろん、私のような下級貴族が近くにいては迷惑だと思います。周りもいい顔はしないでしょう。でも、どんな目で見られても、私は別に構いません。ア、アイリーン様のお役に立てるのでしたら」
そう言って、瞳をうるませて、強い視線をこちらに向けた。むぅ、殺意⁉ 殺意なの⁉
バスクー! 何とか断ってー!
そう内心で叫ぶ。
しかし、バスクはハッとした表情をしている。え?
「そうだよね、身分差なんて関係ないんだ。確かに僕を拾ってくれた恩は一生かけて返すべきものだ……。僕だって本当は子爵令息に過ぎない。だけど、姉さんは分け隔《へだ》てなく接してくれる。そんな気持ちを拒絶することなんて、僕には出来ないよ。むしろ、今の立場に甘えていたのかもしれないな。ミーナリアさんを見習って、僕もより一層、アイリーン姉さんを支えていけるように頑張るよ」
「はい、バスク様! 一緒に頑張りましょう!」
「うん! でも負けないよ!」
「わ、私はそばにさえいさせていただければ満足ですので……」
え?
「えええええええええええええええええええ⁉」
なに⁉ えっ、なに⁉
今の一瞬のやりとりの間に、どんな心境の変化があったの⁉
なんか10年くらいの友情を育んだ者同士みたいな超速理解が二人の間にあったみたいなんですけど⁉
なのに、バスクと10年以上いるお姉ちゃんには理解できなくて嫉妬の炎がメラメラなんですけど⁉
いや、そうじゃない、簡単なことだ! 理解はできないけど、前回の人生で学んでいるじゃないか、アイリーン! バスクは可愛い可愛いミーナリアさんの健気な様子に恋心を抱いてしまったのだ。でなければ、いきなり意気投合して微笑みあったりしないはずなのだから!
「皆さん、本当にありがとうございます! あ、あの、アイリーン様。不束者ですが、どうか末永くお願いいたします」
もじもじとした様子でミーナリアさんが言った。ブルーの瞳は潤んでいて、唇はふっくらとしたピンク色。肌は艶やかで髪の色は草原を思わせるような緑。近くにいると不思議と穏やかで幸せな気持ちになる。声は柔らくて、まるで羊のふっくらとした毛のに包まれて眠ってしまうような心地よさだ。
それにしても本当に可愛い! ああ、もし彼女が私を陥れる悪女などではなく、ただの可愛い美少女だったら、一生手放さないで、親友とかになりたいくらいなのに! なんて世の中は無情なのだろう。
これから彼女はこんな可愛い仮面をつけながら、私を国外追放し、そして死へと導くのだから。
(いえ! いえ! まだよ、アイリーン。諦めないで!)
その時、心の底から声が湧き上がってきた。もうすぐカフェが完成するじゃないか。あれは前回のルートではなかったもの。自分の人生を生きるための拠点になる。あれをうまく活用すれば、きっと断罪される未来を変えることが出来るはずだ!
今日のミーナリアさんとの遭遇で、殿下たちの心はもうすでに彼女のものになりつつあることは明らかだ。そして、ミーナリアさんも私に巧妙に近づいてきた。周囲は死亡フラグだらけ! 味方は皆無!
だが、カフェだけは私の陣地だ! 私はあきらめない! この死地を脱して、絶対に自分の人生を歩む! 絶対に自分の人生を取り戻して、自由気ままに暮らすんだからね!
あきらめないぞー! えいえい、おー!
私は四人に悟られないように、内心で腕を振り上げたのだった。
「あなたがミーナリア様でしたか。後ほど部下の者を遣《つか》わせる予定でした。今回の件は騎士団としても重く見ています。アイリーン様の警護は私自ら陣頭指揮を取るつもりでいます。また、今回被害者であるミーナリア様にも警護をつけたいと考えていますが宜しいでしょうか?」
「やはり、また襲われることがありうるのでしょうか?」
「否定は出来ません」
まぁ、とミーナリアさんが不安を表情に浮かべる。が、何かを決意したように、強い意志を瞳に宿して口を開いた。
「それならご相談なのですが、アイリーン様の近くに出来るだけ居させて頂くことをお許し頂けませんでしょうか? せめて学校にいる間だけでも……」
「ほう、なぜですか?」
ほう、じゃない!
本当に何でなの⁉ 私の死亡フラグをこれ以上進めないで! 言って、クライブ様! 断って! 断って! 頑張れー! クラーイブ! クラーイブ!
しかし、ミーナリアさんはスラスラと理由を言った。
「あの黒い靄ですが、今回は幸いながらアイリーン様が追い払って下さいました。ですが今度は顔を覚えられたアイリーン様が直接狙われるかもしれません。ならいっそ、アイリーン様の近くにいた方が、警備としてもやりやすいと思いますし、対応も素早く出来るのではないでしょうか? それにいざという時、アイリーン様の盾になることもできます!」
何ていい子‥…。自分の身を犠牲にして守ろうとするなんて……。妹に欲しい…‥。って、違う違う! これは何かの罠よ! 死亡フラグなのよー!
「それに、やはり殿下たちには無理な、女性同士でしかできないお世話もできますし、学院には殿下たちや男性の騎士様たちには立ち入りが出来ない場所へお供することも出来ます。あと、男女別の授業の忘れ物を貸せますしね」
すごい。私の事をちゃんと考えてくれてるのね。ていうか、なんで忘れ物をしやすいことまで知っているの⁉
「ふーむ。確かにそうですね。騎士団の数にも限りがありますし……。しかも、大切な人を守るために自ら囮になろうとするとは、なんとも素晴らしい……。その心意気、まさに騎士団としての心構えそのものです。ふっ、ですがアイリーン様を守ろうという気持ちで負けはしませんぞ。このクライブ、副騎士団長として、ミーナリア様を盾になんぞさせないよう、アイリーン様を守ることを誓いましょう!」
一瞬で篭絡された! ちょろいなぁ、クライブ様。クライブ様の騎士道精神と言う名の琴線に触れたみたいで、何か誓いの言葉をそらんじ始めてるし!
でも今のクライブ様の言葉からも、すでにミーナリアさんに惹かれ始めていることは明らかだ。
だって、
クライブ副騎士団長(裏切り者)…………『副騎士団長として、ミーナリア様を盾になんぞさせないよう⇒(訳:ミーナリアの剣となり盾になりましょう! アイリーン様? ああ、守れれば守るけどね)』
っていうことよね⁉ わあああ、まずいまずいまずい!
クライブ様が敵に回る可能性がかなり高くなった気がする!
このままでは死亡フラグが進んでしてしまう!
私は今回のルートで自分の人生を取り戻す予定なのに!!
と、そんな内心で嘆いていると、最後の希望バスクが口を開いたのだった。
よし、行け、バスク! 姉の死亡フラグをへし折って! お姉ちゃんの自由な人生を取り戻してー! 触れ―フレー! バースークー!
「ミーナリアさんと言ったね。姉さんを心配してくれるのはありがたいけど、今回襲われたのはあなただ。まずは自分の心配をした方がいいんじゃないかな?」
そうバスクが言った。うんうん、確かにそう。私を守るより、まずは自分の身を大切にしないとね。
「はい、確かにその通りです。ただ、こうして助けて頂いたアイリーン様に何か恩を返したいと思って。それはいけないことでしょうか? もちろん、私のような下級貴族が近くにいては迷惑だと思います。周りもいい顔はしないでしょう。でも、どんな目で見られても、私は別に構いません。ア、アイリーン様のお役に立てるのでしたら」
そう言って、瞳をうるませて、強い視線をこちらに向けた。むぅ、殺意⁉ 殺意なの⁉
バスクー! 何とか断ってー!
そう内心で叫ぶ。
しかし、バスクはハッとした表情をしている。え?
「そうだよね、身分差なんて関係ないんだ。確かに僕を拾ってくれた恩は一生かけて返すべきものだ……。僕だって本当は子爵令息に過ぎない。だけど、姉さんは分け隔《へだ》てなく接してくれる。そんな気持ちを拒絶することなんて、僕には出来ないよ。むしろ、今の立場に甘えていたのかもしれないな。ミーナリアさんを見習って、僕もより一層、アイリーン姉さんを支えていけるように頑張るよ」
「はい、バスク様! 一緒に頑張りましょう!」
「うん! でも負けないよ!」
「わ、私はそばにさえいさせていただければ満足ですので……」
え?
「えええええええええええええええええええ⁉」
なに⁉ えっ、なに⁉
今の一瞬のやりとりの間に、どんな心境の変化があったの⁉
なんか10年くらいの友情を育んだ者同士みたいな超速理解が二人の間にあったみたいなんですけど⁉
なのに、バスクと10年以上いるお姉ちゃんには理解できなくて嫉妬の炎がメラメラなんですけど⁉
いや、そうじゃない、簡単なことだ! 理解はできないけど、前回の人生で学んでいるじゃないか、アイリーン! バスクは可愛い可愛いミーナリアさんの健気な様子に恋心を抱いてしまったのだ。でなければ、いきなり意気投合して微笑みあったりしないはずなのだから!
「皆さん、本当にありがとうございます! あ、あの、アイリーン様。不束者ですが、どうか末永くお願いいたします」
もじもじとした様子でミーナリアさんが言った。ブルーの瞳は潤んでいて、唇はふっくらとしたピンク色。肌は艶やかで髪の色は草原を思わせるような緑。近くにいると不思議と穏やかで幸せな気持ちになる。声は柔らくて、まるで羊のふっくらとした毛のに包まれて眠ってしまうような心地よさだ。
それにしても本当に可愛い! ああ、もし彼女が私を陥れる悪女などではなく、ただの可愛い美少女だったら、一生手放さないで、親友とかになりたいくらいなのに! なんて世の中は無情なのだろう。
これから彼女はこんな可愛い仮面をつけながら、私を国外追放し、そして死へと導くのだから。
(いえ! いえ! まだよ、アイリーン。諦めないで!)
その時、心の底から声が湧き上がってきた。もうすぐカフェが完成するじゃないか。あれは前回のルートではなかったもの。自分の人生を生きるための拠点になる。あれをうまく活用すれば、きっと断罪される未来を変えることが出来るはずだ!
今日のミーナリアさんとの遭遇で、殿下たちの心はもうすでに彼女のものになりつつあることは明らかだ。そして、ミーナリアさんも私に巧妙に近づいてきた。周囲は死亡フラグだらけ! 味方は皆無!
だが、カフェだけは私の陣地だ! 私はあきらめない! この死地を脱して、絶対に自分の人生を歩む! 絶対に自分の人生を取り戻して、自由気ままに暮らすんだからね!
あきらめないぞー! えいえい、おー!
私は四人に悟られないように、内心で腕を振り上げたのだった。
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