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22.死亡フラグの皆さんとショッピング!
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「じゃあ、みんな。後はよろしくね!」
「「「分かりました!」」」
元気にウェイトレス三人衆が答えてくれたので、私は私服に着替えてお店の外へと出た。先ほどはクレーム客にうまく対応出来たので、彼女らが怯えてもう働くのが嫌になるような事がなくて良かったと思う。
ただ、そのクレームをつけたあの男性については、少し思うところがあった。それで、どうしようかなー、と思っていたところなのである。ちょっと作戦を考えていたのだが、でも、さすがに一人でやるにはリスクがあるような気がした。先日は攫われてお父様たちを大いに心配させたので、これ以上心労をかけて、お父様のかっこいいロマンスグレーの髪を減らしたくはない。
「うーん、せめて誰かついてきてくれたらなー……。誰か友達とか……。とも…‥だち……い……ない……」
誰か一緒に来てくれる友達を頭に浮かべようとしたのに、よく考えたらまだ誰も友達がいないという現実を突き付けられた!
おかしい。華の女子学生になったのに、寄ってくるのは、死亡フラグ四人衆だけだなんて!! 私が思わず頭を抱えていると、
「おや、奇遇ですね、アイリーン。こんな街中で会うなんて」
「いやぁ。本当ですね。いえ、私はアイリーン様の従順な騎士ですから、これは運命なのかもしれませんがね」
「やあ姉さん。本当に偶然だね。僕はちょっと買い物をしようと街までやって来ただけで、まったくもって偶々出会うなんて嬉しいよ」
「アイリーン様とお会いできて、とても嬉しいです」
今まさに頭によぎっていた、私を死地へと誘う者たちの声が聞こえて来た。全員、身分が分からないようにそれとなく目立たない服装をしていている。全員が優し気な表情をしていて、とても親しげなのが逆に憎い! ええい、そんな顔をして私を裏切るくせに~! これでもし私の死亡フラグ達でなければ、本当に良い友達として学院生活を一緒に謳歌出来るのに! キャンプとかフェスティバルとかに出かけたりできるのに! ミーナリアとなら女の子同士のお泊り会とかも出来ちゃうのに!
ああ、でも駄目よ。アイリーン。この人たちは今回のループでは関わらないと決めたんだから! お願いだから放っておいてください~!
と、そんな風に内心で悲鳴を上げながらも、いちおう(引きつっていたかもしれないが)笑顔を浮かべて、
「ほ、本当ですね、皆さん。こんなところで偶然出会うなんて。そ、それじゃあ、私は用事があるので、これで失礼致しますわ、おほほほ……」
そう言って退散しようとするが、
「アイリーン。何か困っていることがあるのなら手伝いましょうか? 婚約者の困りごとに手を貸すのは、僕の一番の喜びですので」
そうキース王太子殿下がおっしゃられた。午後の陽光にキラキラと光る金髪は美しく、その奇麗な碧眼に目じりに寄せて皺微笑む表情は、とても穏やかな気持ちを引き起こしてくれる。
そんな表情に私はうっかりポーっとしてしまって、口を滑らせてしまった。
「お店を出したので、少しご近所様に挨拶伺いをするための品々を買おうと思うのですが、一人で行くのが不安でして……って、あ……」
恐るべし殿下の人たらし力っ……!
出店したことを秘密にしていた事を、私自からばらしたうえに、買い物に行くという計画まで話してしまった。
しかし、なぜかカフェの存在については皆さんからの反応はなかった。
あ、あれ?
もしかして、これくらい普通のことなのかしら? 確かに、それぞれ領地経営や騎士団の運営などもされている方達だし、カフェを一つオープンするくらい気に留める程のことではないのかもしれない。
それよりも……、
「ほう、買い物ですか。同行しましょう。婚約者のあなたと街をデートするのは初めてですね」
「デートじゃありませんから⁉」
王太子殿下のさらっとした発言に思わず反論する。が、殿下はどこ吹く風と笑っている。
「はっはっは。付き合ってもいないお二人だけで散歩されるのも何でしょうし、我が美しき鳥、アイリーン様をお守りするのは私の使命です。ぜひ同行しましょう」
「美しき鳥はやめてくださいませ! というか、部下が見張ってるから責任者のクライブ様の同行は必要ないのでは⁉」
「はっはっは」
笑って流さないでくださいませ⁉
「姉さんの荷物を持つのは僕の日課だからね。いつも通り、楽しい一日を過ごそうね♪」
「えっと、あれ? バスク。あなた、いつもの荷物持ち、嫌じゃなかったの?」
「もちろんだよ。あんなの軽い軽い♪ これからも出来るだけ呼んでよ!」
あ、あれー? どういうこと? あ、いや、なるほど。年下の弟だと思っていたけど、もう立派な男性だもんね。もっと重いものを持たさないと嫌がらせにはなってなかったのか! 迂闊だった!
「女性同士でしか分からないものもありますから、もしご迷惑でなければご一緒させてください、アイリーン様」
「うう、待望の女友達っぽいセリフ……。でも死亡フラグの主犯格……。あ、抗《あらが》わないと……」
「安心してください! あの黒い靄《もや》がまた出てきたら、今度は私がアイリーン様を命をかけてお守りしますから!」
「なんていい子! 一緒に行きましょう! あっ……」
「はい、嬉しいです、アイリーン様♪」
彼女はそう言うと、優し気に目を緩める。
可愛い……。ぜひお友達として可愛い服を着て隣を歩いて欲しい……じゃなくて! しまった! これが彼女の罠に違いないのに!
だが、もはや断ることは出来ない。
というか、最初から逃げ場なんてなかったのだ。死亡フラグ四人衆に囲まれた時点で、退路は断たれていたのだろう。
「く~! 今日は私の負けよ。おのれ、運命! 死亡フラグ! 人生2周目ルートの意地悪めえ!」
そう地団太を踏んだのだった。
「本当にアイリーンは面白いですね」
「時々、よく分からないことを申されるのも、女性のミステリアスな側面ですからな」
「姉さんは昔からそういうところあるよ」
「何か悩まれているのかもしれません。女同士でしか話せない秘密かもしれませんね。ぜひ今度二人きりでお話をしたいです」
突然、懊悩し始める私に向かって、彼らは生暖かい視線を送って来るのだった。
こうして、死亡フラグのメンバーに囲まれてのショッピングという、間違いなく死亡フラグを一気に加速させそうなシチュエーションにて、私の買い物が始まったのである。
(続く)
「「「分かりました!」」」
元気にウェイトレス三人衆が答えてくれたので、私は私服に着替えてお店の外へと出た。先ほどはクレーム客にうまく対応出来たので、彼女らが怯えてもう働くのが嫌になるような事がなくて良かったと思う。
ただ、そのクレームをつけたあの男性については、少し思うところがあった。それで、どうしようかなー、と思っていたところなのである。ちょっと作戦を考えていたのだが、でも、さすがに一人でやるにはリスクがあるような気がした。先日は攫われてお父様たちを大いに心配させたので、これ以上心労をかけて、お父様のかっこいいロマンスグレーの髪を減らしたくはない。
「うーん、せめて誰かついてきてくれたらなー……。誰か友達とか……。とも…‥だち……い……ない……」
誰か一緒に来てくれる友達を頭に浮かべようとしたのに、よく考えたらまだ誰も友達がいないという現実を突き付けられた!
おかしい。華の女子学生になったのに、寄ってくるのは、死亡フラグ四人衆だけだなんて!! 私が思わず頭を抱えていると、
「おや、奇遇ですね、アイリーン。こんな街中で会うなんて」
「いやぁ。本当ですね。いえ、私はアイリーン様の従順な騎士ですから、これは運命なのかもしれませんがね」
「やあ姉さん。本当に偶然だね。僕はちょっと買い物をしようと街までやって来ただけで、まったくもって偶々出会うなんて嬉しいよ」
「アイリーン様とお会いできて、とても嬉しいです」
今まさに頭によぎっていた、私を死地へと誘う者たちの声が聞こえて来た。全員、身分が分からないようにそれとなく目立たない服装をしていている。全員が優し気な表情をしていて、とても親しげなのが逆に憎い! ええい、そんな顔をして私を裏切るくせに~! これでもし私の死亡フラグ達でなければ、本当に良い友達として学院生活を一緒に謳歌出来るのに! キャンプとかフェスティバルとかに出かけたりできるのに! ミーナリアとなら女の子同士のお泊り会とかも出来ちゃうのに!
ああ、でも駄目よ。アイリーン。この人たちは今回のループでは関わらないと決めたんだから! お願いだから放っておいてください~!
と、そんな風に内心で悲鳴を上げながらも、いちおう(引きつっていたかもしれないが)笑顔を浮かべて、
「ほ、本当ですね、皆さん。こんなところで偶然出会うなんて。そ、それじゃあ、私は用事があるので、これで失礼致しますわ、おほほほ……」
そう言って退散しようとするが、
「アイリーン。何か困っていることがあるのなら手伝いましょうか? 婚約者の困りごとに手を貸すのは、僕の一番の喜びですので」
そうキース王太子殿下がおっしゃられた。午後の陽光にキラキラと光る金髪は美しく、その奇麗な碧眼に目じりに寄せて皺微笑む表情は、とても穏やかな気持ちを引き起こしてくれる。
そんな表情に私はうっかりポーっとしてしまって、口を滑らせてしまった。
「お店を出したので、少しご近所様に挨拶伺いをするための品々を買おうと思うのですが、一人で行くのが不安でして……って、あ……」
恐るべし殿下の人たらし力っ……!
出店したことを秘密にしていた事を、私自からばらしたうえに、買い物に行くという計画まで話してしまった。
しかし、なぜかカフェの存在については皆さんからの反応はなかった。
あ、あれ?
もしかして、これくらい普通のことなのかしら? 確かに、それぞれ領地経営や騎士団の運営などもされている方達だし、カフェを一つオープンするくらい気に留める程のことではないのかもしれない。
それよりも……、
「ほう、買い物ですか。同行しましょう。婚約者のあなたと街をデートするのは初めてですね」
「デートじゃありませんから⁉」
王太子殿下のさらっとした発言に思わず反論する。が、殿下はどこ吹く風と笑っている。
「はっはっは。付き合ってもいないお二人だけで散歩されるのも何でしょうし、我が美しき鳥、アイリーン様をお守りするのは私の使命です。ぜひ同行しましょう」
「美しき鳥はやめてくださいませ! というか、部下が見張ってるから責任者のクライブ様の同行は必要ないのでは⁉」
「はっはっは」
笑って流さないでくださいませ⁉
「姉さんの荷物を持つのは僕の日課だからね。いつも通り、楽しい一日を過ごそうね♪」
「えっと、あれ? バスク。あなた、いつもの荷物持ち、嫌じゃなかったの?」
「もちろんだよ。あんなの軽い軽い♪ これからも出来るだけ呼んでよ!」
あ、あれー? どういうこと? あ、いや、なるほど。年下の弟だと思っていたけど、もう立派な男性だもんね。もっと重いものを持たさないと嫌がらせにはなってなかったのか! 迂闊だった!
「女性同士でしか分からないものもありますから、もしご迷惑でなければご一緒させてください、アイリーン様」
「うう、待望の女友達っぽいセリフ……。でも死亡フラグの主犯格……。あ、抗《あらが》わないと……」
「安心してください! あの黒い靄《もや》がまた出てきたら、今度は私がアイリーン様を命をかけてお守りしますから!」
「なんていい子! 一緒に行きましょう! あっ……」
「はい、嬉しいです、アイリーン様♪」
彼女はそう言うと、優し気に目を緩める。
可愛い……。ぜひお友達として可愛い服を着て隣を歩いて欲しい……じゃなくて! しまった! これが彼女の罠に違いないのに!
だが、もはや断ることは出来ない。
というか、最初から逃げ場なんてなかったのだ。死亡フラグ四人衆に囲まれた時点で、退路は断たれていたのだろう。
「く~! 今日は私の負けよ。おのれ、運命! 死亡フラグ! 人生2周目ルートの意地悪めえ!」
そう地団太を踏んだのだった。
「本当にアイリーンは面白いですね」
「時々、よく分からないことを申されるのも、女性のミステリアスな側面ですからな」
「姉さんは昔からそういうところあるよ」
「何か悩まれているのかもしれません。女同士でしか話せない秘密かもしれませんね。ぜひ今度二人きりでお話をしたいです」
突然、懊悩し始める私に向かって、彼らは生暖かい視線を送って来るのだった。
こうして、死亡フラグのメンバーに囲まれてのショッピングという、間違いなく死亡フラグを一気に加速させそうなシチュエーションにて、私の買い物が始まったのである。
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