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22話 帝国軍狂操曲 第一楽章➁
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ドーン!
砲撃音が、海に響く。
「ラッバーロ轟沈!メンデラもたった今爆沈しました!恐らく二ホン軍の砲撃が魔法結晶に引火したのだと思われます!」
「ディメダ様、もう無理です!このままでは被害が増えるだけです。早急に撤退を………」
「知るか!?知るか!突撃だっ。突撃いいいいいい死ねえええええええ!」
彼の命令通りに突撃を行う帝国艦隊。しかし、二ホンの軍艦による帝国側の射程外からの一方的な砲撃によりどんどん数を減らしていく。
ドーン!
「こ、今度はスフラットも轟沈です!」
「あああああああああ!!何故だああああああ!追いつけ!撃て!撃てえええええっ!」
狂ったように、いや狂っているのであろうディメダは張り裂けんばかりの声で無理難題を叫んでばかり。
兵士たちはグレリアスの轟沈やこれまでの一方的な展開の影響で、士気は0も同然である。
こんな状況でまともに戦えるはずもなく………
「第三小隊のシャーブが撤退しています!」
「戦列艦グレーツ、艦長が逃亡し指揮系統が混乱しています!魔法通信で撤退許可を求めてきました!」
あっという間に大半が撃破されるか逃げ出し、艦隊は事実上崩壊してしまう。
「こうなってはもはやどうしようもありません!ひ、引くしか………」
部下のうちの一人がそう具申するが、ディメダはそれに従うどころかとんでもないことを言い出す。
「撤退は許さん!逃げ出した艦は帝国の恥さらしだ!逃げ出した奴らを片っ端から撃てえっ!」
「しょ、正気ですか!?敵を目前に同士討ちなど………」
「うるさいうるさいうるさーい!殺せ殺せ殺せえええええええええええええ!!!」
そんな発言がディメダの口から出た瞬間、ドーンという砲撃音と共に、エルラウドの船体が大きく揺れる。
「この艦もそのうち沈んでしまいます!ディメダ一等将官閣下!私は逃げさせていただきます!」
「俺も逃げるぞ!こんなのやってられるか!」
遂に見切りをつけたのか、エルラウドに乗っていた帝国軍の兵士たちは次々と海へと飛び込んでいく。
「待てえええええええええええ!ああああああああ!」
そんな彼らの後ろから、ディメダの奇声が聞こえてくる。
(いったん気絶してから、ディメダはどうして急にあんなおかしくなったんだ?)
普段の様子とは正反対のディメダに戸惑いを隠せないケイオスもまた、意を決して真下の深い青に身を投げ出した。
その直後………
ドーーーーーーン!! パリンッ!
二ホンの軍艦による砲撃音とほぼ同時に彼の背後から何かが割れる音が聞こえた。
彼はエルラウドの轟沈が近いことを悟り、振り返ることなくそのまま島の見える方へ泳いでいった。
砲撃音が、海に響く。
「ラッバーロ轟沈!メンデラもたった今爆沈しました!恐らく二ホン軍の砲撃が魔法結晶に引火したのだと思われます!」
「ディメダ様、もう無理です!このままでは被害が増えるだけです。早急に撤退を………」
「知るか!?知るか!突撃だっ。突撃いいいいいい死ねえええええええ!」
彼の命令通りに突撃を行う帝国艦隊。しかし、二ホンの軍艦による帝国側の射程外からの一方的な砲撃によりどんどん数を減らしていく。
ドーン!
「こ、今度はスフラットも轟沈です!」
「あああああああああ!!何故だああああああ!追いつけ!撃て!撃てえええええっ!」
狂ったように、いや狂っているのであろうディメダは張り裂けんばかりの声で無理難題を叫んでばかり。
兵士たちはグレリアスの轟沈やこれまでの一方的な展開の影響で、士気は0も同然である。
こんな状況でまともに戦えるはずもなく………
「第三小隊のシャーブが撤退しています!」
「戦列艦グレーツ、艦長が逃亡し指揮系統が混乱しています!魔法通信で撤退許可を求めてきました!」
あっという間に大半が撃破されるか逃げ出し、艦隊は事実上崩壊してしまう。
「こうなってはもはやどうしようもありません!ひ、引くしか………」
部下のうちの一人がそう具申するが、ディメダはそれに従うどころかとんでもないことを言い出す。
「撤退は許さん!逃げ出した艦は帝国の恥さらしだ!逃げ出した奴らを片っ端から撃てえっ!」
「しょ、正気ですか!?敵を目前に同士討ちなど………」
「うるさいうるさいうるさーい!殺せ殺せ殺せえええええええええええええ!!!」
そんな発言がディメダの口から出た瞬間、ドーンという砲撃音と共に、エルラウドの船体が大きく揺れる。
「この艦もそのうち沈んでしまいます!ディメダ一等将官閣下!私は逃げさせていただきます!」
「俺も逃げるぞ!こんなのやってられるか!」
遂に見切りをつけたのか、エルラウドに乗っていた帝国軍の兵士たちは次々と海へと飛び込んでいく。
「待てえええええええええええ!ああああああああ!」
そんな彼らの後ろから、ディメダの奇声が聞こえてくる。
(いったん気絶してから、ディメダはどうして急にあんなおかしくなったんだ?)
普段の様子とは正反対のディメダに戸惑いを隠せないケイオスもまた、意を決して真下の深い青に身を投げ出した。
その直後………
ドーーーーーーン!! パリンッ!
二ホンの軍艦による砲撃音とほぼ同時に彼の背後から何かが割れる音が聞こえた。
彼はエルラウドの轟沈が近いことを悟り、振り返ることなくそのまま島の見える方へ泳いでいった。
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