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34話 ライリアという少女③
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(sideライリア)
面白い。
それが、今私が乗っているこの二ホンの軍艦への最初の感想でした。
正直、いきなり複数の大人に連れられて空飛ぶ何かに乗せられたときは恐怖しかありませんでしたが、この軍艦に乗るときはワクワクの方がはるかに強かったですね。
『しらたか』という名前のついているらしいこの軍艦は、私が昔見たことのある母国の軍艦とは全く違う見た目でした。
白っぽい灰色のこの軍艦は何だかカクカクしていているだけではなく、変なものばかり乗っけられています。前方についている細長い筒が生えている何か、後ろについている大きな筒、上に見える白い丸。何に使うのか全く見当がつきませんけども、だからこそそれを想像するのが楽しいのです。
何よりも興味深いのは、この船が『あるみごーきん』なる金属で造られているということです。聞いたことが無いのでどんな金属なのかは知りませんが、金属で船を造るというのは私の母国では不可能でしょう。
さて、では何故私がそんな軍艦に乗っているのでしょうか。答えは簡単です。
岸川さんいわく『私の通信魔法が必要になった』らしいのです。
正直猫なで声が気持ち悪くて仕方なかったのですが、だからといって一国の主に逆らう訳にもいきません。結果として大人しくこうして連れてこられたのですが………
「あの、私の魔力量では並大抵の魔力の持ち主相手には通信魔法が使えませんよ?それこそ、魔族の中でも強い方とかにしか使えないでしょうし、そんな相手に話し合いなんて不可能でしょうし………」
私はそんな風に近くに居るお兄さんに言ってみます。暗に役立たずだから帰らせてくれという意味を込めているのですが、お兄さんはそれを分かっていないのかとんちんかんな答えばかり返してきます。
「大丈夫、君ならできる!緊張しているのならお兄さんと一緒に深呼吸しようね」
「子供扱いは止めてください。私を何歳だと思っているんですか!?」
「12、13歳とかだろう?ああ、子供扱いしているわけではないよ、もう大人だもんね、お嬢さん」
そんな答えが返ってきてイラっとする。やっぱり子供扱いしているじゃないですか。
「違います、17歳ですよ。じゅ・う・な・な・歳。分かります?」
「え、えええ!?」
何度私の年齢には驚かれたことか。魔力が多すぎるせいか成長があまり良くない私は、実年齢よりもだいぶ下に見られることばかり。
何度もあるんだから一々怒っていても仕方ない、抑えよう。そう思っても腹が立つのはどうしようもない。結果として今も私は激怒してしまっています。
「あなたの目は節穴なんですか?まったく、この国の国王といい、貴方といい、二ホンには変な人間しかいないのでは?」
「ふ、節穴………酷いなあ………飴とかいる?」
「子供扱いを止めろと言っているでしょう!?」
本当に、二ホンには変な人間しか居ませんね。
面白い。
それが、今私が乗っているこの二ホンの軍艦への最初の感想でした。
正直、いきなり複数の大人に連れられて空飛ぶ何かに乗せられたときは恐怖しかありませんでしたが、この軍艦に乗るときはワクワクの方がはるかに強かったですね。
『しらたか』という名前のついているらしいこの軍艦は、私が昔見たことのある母国の軍艦とは全く違う見た目でした。
白っぽい灰色のこの軍艦は何だかカクカクしていているだけではなく、変なものばかり乗っけられています。前方についている細長い筒が生えている何か、後ろについている大きな筒、上に見える白い丸。何に使うのか全く見当がつきませんけども、だからこそそれを想像するのが楽しいのです。
何よりも興味深いのは、この船が『あるみごーきん』なる金属で造られているということです。聞いたことが無いのでどんな金属なのかは知りませんが、金属で船を造るというのは私の母国では不可能でしょう。
さて、では何故私がそんな軍艦に乗っているのでしょうか。答えは簡単です。
岸川さんいわく『私の通信魔法が必要になった』らしいのです。
正直猫なで声が気持ち悪くて仕方なかったのですが、だからといって一国の主に逆らう訳にもいきません。結果として大人しくこうして連れてこられたのですが………
「あの、私の魔力量では並大抵の魔力の持ち主相手には通信魔法が使えませんよ?それこそ、魔族の中でも強い方とかにしか使えないでしょうし、そんな相手に話し合いなんて不可能でしょうし………」
私はそんな風に近くに居るお兄さんに言ってみます。暗に役立たずだから帰らせてくれという意味を込めているのですが、お兄さんはそれを分かっていないのかとんちんかんな答えばかり返してきます。
「大丈夫、君ならできる!緊張しているのならお兄さんと一緒に深呼吸しようね」
「子供扱いは止めてください。私を何歳だと思っているんですか!?」
「12、13歳とかだろう?ああ、子供扱いしているわけではないよ、もう大人だもんね、お嬢さん」
そんな答えが返ってきてイラっとする。やっぱり子供扱いしているじゃないですか。
「違います、17歳ですよ。じゅ・う・な・な・歳。分かります?」
「え、えええ!?」
何度私の年齢には驚かれたことか。魔力が多すぎるせいか成長があまり良くない私は、実年齢よりもだいぶ下に見られることばかり。
何度もあるんだから一々怒っていても仕方ない、抑えよう。そう思っても腹が立つのはどうしようもない。結果として今も私は激怒してしまっています。
「あなたの目は節穴なんですか?まったく、この国の国王といい、貴方といい、二ホンには変な人間しかいないのでは?」
「ふ、節穴………酷いなあ………飴とかいる?」
「子供扱いを止めろと言っているでしょう!?」
本当に、二ホンには変な人間しか居ませんね。
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