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22. スキルコピー?
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薬草の豊富に採れる国だけあって、詳しく書かれている本が多数あった。
絵付きの本もあり見ていて楽しいが、覚えるとなると大変だ。
ここはチェリーに聞いて見よう。
「チェリー、この本を簡単に覚える良い方法はないかなぁ?」
「はい。レベル38でスキルコピーがあります」
「スキルコピーって、どうやるの?」
「はい。覚えろと念じ、本を一枚ずつ見ていくと覚えられるスキルです」
「一枚ずつ見ていくだけでいいの?」
「はい。一枚ずつ見ていくだけです」
「それなら簡単? なのかな。手間そうだけど、自力で覚えるよりは、ぜったいましだよね。まずはレベル38になることか。チェリー、今わたしはレベルいくつだっけ?」
「はい。レベル25です」
「レベル25かぁ~ 六歳までにはまあ、レベル38になれるでしょう」
なんとなくだけど、検索のパターンでレベルもアップしていくのではないかと思っている。
四歳で20台、五歳でレベル30台になって、六歳でレベル40台になれるんじゃないかなぁ?
そして冒険者をしながらレベル50台になる感じ?
「チェリー、何冊ぐらいコピーできるの?」
「はい。レベル38になれば、千冊はコピーできます」
「すごい! 千冊ならここの図書室の本、ギリギリ全部コピーできる?」
「はい、大丈夫です。レベルが上がればコピースキルの本の冊数も増えていきます」
あっ、やっぱり検索と同じパターンね、よかった。
そうだ、マークにわたしは六歳になったらすぐお屋敷を出て行かないとダメなのか、六歳のあいだで七歳になるまででいいのか聞いておかないと。
できれば図書室の本をスキルコピーで、すべてコピーしたいからね!
「チェリー、じゃあ今は何を中心に覚えたらいい? 薬草の本を覚えるのは、あとでよさそうだし」
「はい。まずは少しでも早く、レベル29になりレベル20台の魔法がスムーズに使えるようにして下さい」
「わかった、当面はあと四つ上がるのが目標かぁ。それじゃあ、レベル38になるまでは図書室に行く必要がないよね。スキルコピーが使えないし」
目標が決まり、わたしは湖に午前と午後の両方通うことにする。
ファイアーボール火の玉ミニは、大きめのドングリをもう少し小さくするまで、できるようになった。
火の色、温度も黄色から青ぽい色までできる。
動きもだいぶ滑らかだ。
これをメインに、小さくても威力が高いモノにしたい。
身体強化も上がって、小屋から湖まで十五分くらいで行ける。
コップの水なら何回でも好きな温度で出せるし、凍らせることもコップの中ならできるようになってきた。
でも樽風呂の水をすべて凍らせるのはまだ無理。
好みの温度のお湯を一発で樽風呂に入れれるようにはなったけどね。
頑張ってレベルを上げていこう。
マークには乗馬を教えてもらったので、次は剣の扱い方。
危ないからと渋っていたけど、マークの機嫌が良さそうなときに頼んでみる。
不安そうに目をハの字に下げて、なんとか頷いてくれた。
「……午後からだな」
やった!
これから午後、マーク先生に剣の扱い方を学べる。
ちょっと楽しみ。
「パール、明日の午後からはおれのそばにいて、いつでも教えれるよう準備しておいてくれ。仕事の空いた時間に少しずつ剣の扱い方を教えていくつもりでいるからな」
「わかった。これから午後は、マークのそばにいるよ」
「そばにいる……かぁ。おまえとまた、一緒にいる時間が長くなるのはうれしいなぁー」
「そお?」
「そうだろー 。ちょっと前までは文字を覚えるためだとかで、ねー マーク、ねー マークって、くっついてきて可愛かったのに、魔法の練習をしだしてからは湖や図書室に行っちまって、ちっともおれのところにこなくなった」
「そうだったかな~? そんなにくっついて回ってたかなぁー ねー マーク?」
くっついて回っていたときの『ねー マーク』を、わざと強調して言うとマークが何かを思い出したのか、声を上げて笑っている。
つられてわたしもちょっと照れて笑うと、それを見てマークがまた、大笑いしていた。
くぅー これは、だめだ……
もうーー 、 ぜったい いわない!
絵付きの本もあり見ていて楽しいが、覚えるとなると大変だ。
ここはチェリーに聞いて見よう。
「チェリー、この本を簡単に覚える良い方法はないかなぁ?」
「はい。レベル38でスキルコピーがあります」
「スキルコピーって、どうやるの?」
「はい。覚えろと念じ、本を一枚ずつ見ていくと覚えられるスキルです」
「一枚ずつ見ていくだけでいいの?」
「はい。一枚ずつ見ていくだけです」
「それなら簡単? なのかな。手間そうだけど、自力で覚えるよりは、ぜったいましだよね。まずはレベル38になることか。チェリー、今わたしはレベルいくつだっけ?」
「はい。レベル25です」
「レベル25かぁ~ 六歳までにはまあ、レベル38になれるでしょう」
なんとなくだけど、検索のパターンでレベルもアップしていくのではないかと思っている。
四歳で20台、五歳でレベル30台になって、六歳でレベル40台になれるんじゃないかなぁ?
そして冒険者をしながらレベル50台になる感じ?
「チェリー、何冊ぐらいコピーできるの?」
「はい。レベル38になれば、千冊はコピーできます」
「すごい! 千冊ならここの図書室の本、ギリギリ全部コピーできる?」
「はい、大丈夫です。レベルが上がればコピースキルの本の冊数も増えていきます」
あっ、やっぱり検索と同じパターンね、よかった。
そうだ、マークにわたしは六歳になったらすぐお屋敷を出て行かないとダメなのか、六歳のあいだで七歳になるまででいいのか聞いておかないと。
できれば図書室の本をスキルコピーで、すべてコピーしたいからね!
「チェリー、じゃあ今は何を中心に覚えたらいい? 薬草の本を覚えるのは、あとでよさそうだし」
「はい。まずは少しでも早く、レベル29になりレベル20台の魔法がスムーズに使えるようにして下さい」
「わかった、当面はあと四つ上がるのが目標かぁ。それじゃあ、レベル38になるまでは図書室に行く必要がないよね。スキルコピーが使えないし」
目標が決まり、わたしは湖に午前と午後の両方通うことにする。
ファイアーボール火の玉ミニは、大きめのドングリをもう少し小さくするまで、できるようになった。
火の色、温度も黄色から青ぽい色までできる。
動きもだいぶ滑らかだ。
これをメインに、小さくても威力が高いモノにしたい。
身体強化も上がって、小屋から湖まで十五分くらいで行ける。
コップの水なら何回でも好きな温度で出せるし、凍らせることもコップの中ならできるようになってきた。
でも樽風呂の水をすべて凍らせるのはまだ無理。
好みの温度のお湯を一発で樽風呂に入れれるようにはなったけどね。
頑張ってレベルを上げていこう。
マークには乗馬を教えてもらったので、次は剣の扱い方。
危ないからと渋っていたけど、マークの機嫌が良さそうなときに頼んでみる。
不安そうに目をハの字に下げて、なんとか頷いてくれた。
「……午後からだな」
やった!
これから午後、マーク先生に剣の扱い方を学べる。
ちょっと楽しみ。
「パール、明日の午後からはおれのそばにいて、いつでも教えれるよう準備しておいてくれ。仕事の空いた時間に少しずつ剣の扱い方を教えていくつもりでいるからな」
「わかった。これから午後は、マークのそばにいるよ」
「そばにいる……かぁ。おまえとまた、一緒にいる時間が長くなるのはうれしいなぁー」
「そお?」
「そうだろー 。ちょっと前までは文字を覚えるためだとかで、ねー マーク、ねー マークって、くっついてきて可愛かったのに、魔法の練習をしだしてからは湖や図書室に行っちまって、ちっともおれのところにこなくなった」
「そうだったかな~? そんなにくっついて回ってたかなぁー ねー マーク?」
くっついて回っていたときの『ねー マーク』を、わざと強調して言うとマークが何かを思い出したのか、声を上げて笑っている。
つられてわたしもちょっと照れて笑うと、それを見てマークがまた、大笑いしていた。
くぅー これは、だめだ……
もうーー 、 ぜったい いわない!
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