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159. レインボーサーモンを探す
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次の日ボードに乗り、湖の奥まで飛んで様子を見ることにした。
大きな湖なので全貌をギルドに知らせた者は、まだいないようだ。
ギルドにはふわっとした感じの、なんとなく形を書いた地図しかなかった。
上に上に飛んでいくと、あるところからそれ以上は上がっていけないのか、ボードがプルプル震え出したので少し高度を下げる。
「マーク、ここが上空の限界みたい。やっぱりダンジョンなんだね……外よりもだいぶ低い位置に限界があるよ」
「これで、低いのか?! すごいな……また外に出たときも上空限界まで飛んでくれるか?」
「うん、いいよ」
湖の全体は一度には見れない。
少しボードで走って確認する必要があった。
わたしたちのいたところと、普通の冒険者がテントを張るところは思っていたより近い。
マークが指差す方向には誰もいないけど、イカダや小船のようなモノが数隻、岸に置いてあるのが見えた。
案外立派な小舟もあるな。
数も多いし……
そのイカダや小舟を利用して、冒険者は魚をとっていたと教えてくれる。
「少し前の王様が、レインボーサーモンが大好きでな。毎日でも食べたいと言って大勢の冒険者を集め、ダンジョンの各ポイントに待機させ、 漁獲したレインボーサーモンをすぐ処理して塩漬けにし、リレー方式で王宮まで運ばせて食べていたらしいんだよ」
「ひゃー、贅沢っ! わがままな王様だねーっ」
「ああ。今の王様は十代目の王様だけど、六代目の王様でもあるんだ」
「あっ! それこの前、侍女長が持ってきた書物の資料に書いてあったよ! 百年間三代、人族の王様だったんでしょ?」
「ああ、そうみたいだな。初めての人族の王様七代目までは良かったんだが、その後の八代目と九代目の時代が酷かったようだな。特に人族の貴族が横暴になっていったそうだ。まあ、王様が竜人族の血統から人族に代わったからなっ。人族が一番偉いと錯覚して、傲慢でわがままになったんだろう。昔は今のピアンタとそう違いはなかったかもな。でも、これはもうダメだと、今の王様がまた八十年前に戻って十代目となり、やっと王国も落ち着いてきたらしいぞ」
「たしか、七代目の王様と義理の兄弟にあたる今の王様のホントの息子。七代目の義弟。竜人族の血を受け継ぐ王子がひとりいるよね。 二百歳のはずだけど……今の王太子だったかな? その人がまた、わがままだったらイヤだよね」
「パール、おまえよく知っているな。そういえば、昨日はダンスで忙しかったと話していたし……あの侍女長さんはすごいな。短い時間でおまえをしっかり教育してくれている。さすがだ……」
「うん。なんだかね、厳しいシーナが横にいるように錯覚することがあるんだよ」
「ハッハッハ! まだ十歳のパールはそれくらいで、ちょうどいいのさ。何事もチャンスがあるなら一度は試して、イヤならそれからやめても遅くない。なんであれ教えてもらえることは、おれたち庶民には、それだけで幸せなことなんだ。今はできるだけいい子のフリでもして、嫌がらずいっぱい教えてもらって吸収しておけ! ハッハッハ、すぐおまえの本性、めんどくさがりやがバレるだろうけどなっ」
「めんどくさがりやか……まあ、そうハズレてはいないのかな? 教えてもらえることが幸せだと、回りを見ていたら分かるよ。教えてくれる人たちの方が大変そうなときもいっぱいあるし。ありがたいよね」
へっへ!
昔の船がまだ残っているのは、冒険者がたまにチャレンジしているからだそうだ。
それに今でも、先代の王様が好んだレインボーサーモンを食べてみたいと、もの好きの金持ちがギルドに依頼するようで、大掛かりだけどお金にもなる。
楽で比較的安全な依頼内容だから、ギルドの冒険者たちのあいだでは人気で取り合いになるそうだ。
そうだよね、ダンジョンの各ポイントで魚がくるのを待っているだけの人も多くいるから……
「あの船で……ふぅーん? でもどうやって、船の上から魚をとるの?」
「ああ。レインボーサーモンっていうのは、虹のような色をしているだけじゃないんだ。船で動かずじっと待っていると、あるとき急に大量の群れで現れるんだよ。そしてレインボーサーモンが船の上を虹のように飛んで通り過ぎていく」
「船の上を?」
「そう。だからそのときがくるまでひたすら待って、飛んできたら網で捕まえる。いつ来るか分からないモノを待つのは大変だけど、飛んできたらあっという間の依頼さっ」
「そうか! だからマークは網を持ってきてたのか! なんだか面白い魚だね。危険はないの?」
「さあ? 危険だと聞いたことはないけど、 おれも聞いた話しだけで一度チャレンジしてダメだったからな……」
「よくそんな魚を、シーナが知っていたよね?」
「ホントだよ! ハ、ハ、ハッ! きっとトムさんあたりがそれとなくシーナに教えたんじゃないのか? 自分では大変だとわかっているから、子どものパールにそれをとってきてくれとは頼みにくかったんだろう。でも、すごくうまいらしいぞ~ぉ」
「それは楽しみだねっ!」
「湖の奥、真ん中にいけばいくほど遭遇する確率が高くなると聞いたことがあるが……どうだろなぁ?」
「試してみようよ!」
ボードを降りて大きめのイカダをひとつ借り、マジックバックにしまって、湖の奥までボードで飛んでいく。
そこにイカダを出して乗り換えて、しばらく待ってみることにした。
「こないね……いつくるんだろ? やっぱり、そう簡単ではないか……」
「ああ、おれもだいぶ待ったぞ。暗くなる前には帰って、安全にテントを張らないとダメだからそれまでだったけど。連れと肩を落として帰って行ったのを思い出したよ。ハッハ! 懐かしいなぁ~」
「そうだよね。よく考えたらエサもまいてないし、難しいよね」
話の流れでここの水中がどうなっているのか、一度覗いてみようかということになった。
また水の中でも息ができるフード付きの服を二人で着る。
マークは手を湖に入れて確認してから、頭を入れていた。
早くわたしも見たいのに、なかなか許可がおりない。
顔を上げたマークが別に変わったことはないと告げ、やっとわたしも湖に頭を突っ込んで水中を見ることができた。
うんっ?! あれは、なにかな?
向こうのほうから、キラキラしたモノがやってくる……
「マークっ! キラキラしたモノがこっちに向かってきているんだけど、なんだろ?」
顔を上げてマークに聞くと、すぐマークが湖に顔を突っ込んで確認する。
わたしも、もう一度湖に頭を入れキラキラしているモノがなんだったのか見てみる。
「うわーっ!? この生き物はなに? いっぱいいるよっ!」
イカダのまわりは、十センチ超えの生き物だらけだった。
横にいるマークが慌てて顔を上げ、持ってきていた網を湖の中に入れ、捕まえて確認している。
わたしもマークと一緒に網を覗いてみた。
これは、なに?
昨日マークと捕まえて食べたエビビよりもだいぶ小さいし、やけにキラキラして……でもコレも、エビビだよね……
んっ?!
うっ、うわーーっ、コレはっ!?
もしかして……あの……幻の……
七色エビビの、大群だーーっ!!
大きな湖なので全貌をギルドに知らせた者は、まだいないようだ。
ギルドにはふわっとした感じの、なんとなく形を書いた地図しかなかった。
上に上に飛んでいくと、あるところからそれ以上は上がっていけないのか、ボードがプルプル震え出したので少し高度を下げる。
「マーク、ここが上空の限界みたい。やっぱりダンジョンなんだね……外よりもだいぶ低い位置に限界があるよ」
「これで、低いのか?! すごいな……また外に出たときも上空限界まで飛んでくれるか?」
「うん、いいよ」
湖の全体は一度には見れない。
少しボードで走って確認する必要があった。
わたしたちのいたところと、普通の冒険者がテントを張るところは思っていたより近い。
マークが指差す方向には誰もいないけど、イカダや小船のようなモノが数隻、岸に置いてあるのが見えた。
案外立派な小舟もあるな。
数も多いし……
そのイカダや小舟を利用して、冒険者は魚をとっていたと教えてくれる。
「少し前の王様が、レインボーサーモンが大好きでな。毎日でも食べたいと言って大勢の冒険者を集め、ダンジョンの各ポイントに待機させ、 漁獲したレインボーサーモンをすぐ処理して塩漬けにし、リレー方式で王宮まで運ばせて食べていたらしいんだよ」
「ひゃー、贅沢っ! わがままな王様だねーっ」
「ああ。今の王様は十代目の王様だけど、六代目の王様でもあるんだ」
「あっ! それこの前、侍女長が持ってきた書物の資料に書いてあったよ! 百年間三代、人族の王様だったんでしょ?」
「ああ、そうみたいだな。初めての人族の王様七代目までは良かったんだが、その後の八代目と九代目の時代が酷かったようだな。特に人族の貴族が横暴になっていったそうだ。まあ、王様が竜人族の血統から人族に代わったからなっ。人族が一番偉いと錯覚して、傲慢でわがままになったんだろう。昔は今のピアンタとそう違いはなかったかもな。でも、これはもうダメだと、今の王様がまた八十年前に戻って十代目となり、やっと王国も落ち着いてきたらしいぞ」
「たしか、七代目の王様と義理の兄弟にあたる今の王様のホントの息子。七代目の義弟。竜人族の血を受け継ぐ王子がひとりいるよね。 二百歳のはずだけど……今の王太子だったかな? その人がまた、わがままだったらイヤだよね」
「パール、おまえよく知っているな。そういえば、昨日はダンスで忙しかったと話していたし……あの侍女長さんはすごいな。短い時間でおまえをしっかり教育してくれている。さすがだ……」
「うん。なんだかね、厳しいシーナが横にいるように錯覚することがあるんだよ」
「ハッハッハ! まだ十歳のパールはそれくらいで、ちょうどいいのさ。何事もチャンスがあるなら一度は試して、イヤならそれからやめても遅くない。なんであれ教えてもらえることは、おれたち庶民には、それだけで幸せなことなんだ。今はできるだけいい子のフリでもして、嫌がらずいっぱい教えてもらって吸収しておけ! ハッハッハ、すぐおまえの本性、めんどくさがりやがバレるだろうけどなっ」
「めんどくさがりやか……まあ、そうハズレてはいないのかな? 教えてもらえることが幸せだと、回りを見ていたら分かるよ。教えてくれる人たちの方が大変そうなときもいっぱいあるし。ありがたいよね」
へっへ!
昔の船がまだ残っているのは、冒険者がたまにチャレンジしているからだそうだ。
それに今でも、先代の王様が好んだレインボーサーモンを食べてみたいと、もの好きの金持ちがギルドに依頼するようで、大掛かりだけどお金にもなる。
楽で比較的安全な依頼内容だから、ギルドの冒険者たちのあいだでは人気で取り合いになるそうだ。
そうだよね、ダンジョンの各ポイントで魚がくるのを待っているだけの人も多くいるから……
「あの船で……ふぅーん? でもどうやって、船の上から魚をとるの?」
「ああ。レインボーサーモンっていうのは、虹のような色をしているだけじゃないんだ。船で動かずじっと待っていると、あるとき急に大量の群れで現れるんだよ。そしてレインボーサーモンが船の上を虹のように飛んで通り過ぎていく」
「船の上を?」
「そう。だからそのときがくるまでひたすら待って、飛んできたら網で捕まえる。いつ来るか分からないモノを待つのは大変だけど、飛んできたらあっという間の依頼さっ」
「そうか! だからマークは網を持ってきてたのか! なんだか面白い魚だね。危険はないの?」
「さあ? 危険だと聞いたことはないけど、 おれも聞いた話しだけで一度チャレンジしてダメだったからな……」
「よくそんな魚を、シーナが知っていたよね?」
「ホントだよ! ハ、ハ、ハッ! きっとトムさんあたりがそれとなくシーナに教えたんじゃないのか? 自分では大変だとわかっているから、子どものパールにそれをとってきてくれとは頼みにくかったんだろう。でも、すごくうまいらしいぞ~ぉ」
「それは楽しみだねっ!」
「湖の奥、真ん中にいけばいくほど遭遇する確率が高くなると聞いたことがあるが……どうだろなぁ?」
「試してみようよ!」
ボードを降りて大きめのイカダをひとつ借り、マジックバックにしまって、湖の奥までボードで飛んでいく。
そこにイカダを出して乗り換えて、しばらく待ってみることにした。
「こないね……いつくるんだろ? やっぱり、そう簡単ではないか……」
「ああ、おれもだいぶ待ったぞ。暗くなる前には帰って、安全にテントを張らないとダメだからそれまでだったけど。連れと肩を落として帰って行ったのを思い出したよ。ハッハ! 懐かしいなぁ~」
「そうだよね。よく考えたらエサもまいてないし、難しいよね」
話の流れでここの水中がどうなっているのか、一度覗いてみようかということになった。
また水の中でも息ができるフード付きの服を二人で着る。
マークは手を湖に入れて確認してから、頭を入れていた。
早くわたしも見たいのに、なかなか許可がおりない。
顔を上げたマークが別に変わったことはないと告げ、やっとわたしも湖に頭を突っ込んで水中を見ることができた。
うんっ?! あれは、なにかな?
向こうのほうから、キラキラしたモノがやってくる……
「マークっ! キラキラしたモノがこっちに向かってきているんだけど、なんだろ?」
顔を上げてマークに聞くと、すぐマークが湖に顔を突っ込んで確認する。
わたしも、もう一度湖に頭を入れキラキラしているモノがなんだったのか見てみる。
「うわーっ!? この生き物はなに? いっぱいいるよっ!」
イカダのまわりは、十センチ超えの生き物だらけだった。
横にいるマークが慌てて顔を上げ、持ってきていた網を湖の中に入れ、捕まえて確認している。
わたしもマークと一緒に網を覗いてみた。
これは、なに?
昨日マークと捕まえて食べたエビビよりもだいぶ小さいし、やけにキラキラして……でもコレも、エビビだよね……
んっ?!
うっ、うわーーっ、コレはっ!?
もしかして……あの……幻の……
七色エビビの、大群だーーっ!!
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