10 / 29
幼年期
初訓練
しおりを挟む次の日の朝、
「それじゃあ、早速やってみるか!
俺はこれからクロノスに剣の使い方を教えていく!
剣は人を殺すことが出来る武器だ。その事を忘れず訓練に励め。」
「わかりました
お願いします!」
「まず剣の振り方について教えていく」
それから1時間程何個かの型を繰り返し行った。
体を強くするためにこの訓練の時は身体強化は使わずに取り組もうと思う。
それからまた1時間後
「初めてにしてはものすごい上達ぶりだな!クロは賢いからテスタのように文官の道に進むかと思ったが戦いの才能も十分にあるな!」
今改めて思ったけど、前世と比べて体がとても動かしやすい。自分が動かしたいように動かせるな。
「ありがとうございます!
明日からも頑張ります」
「領主としてやらなきゃいけないこともあるから週に一回ほどしか見てやることは出来ないが最初は今日教えた型を何回も繰り返すことだ」
「わかりました!」
あ、それと…
「街を見たいので、外出の許可を貰いたいのですが」
「んん
街に何か用があるのか?」
「見て回りたいだけです」
「まあ、良いだろう
だが、あまり森には近づくなよ」
「分かってます」
とりあえず、街の見学の名目で外出の許可が貰えたな
これで自由に動ける時間が格段に増える。
これからやることとしては、召喚獣の召喚、剣での戦闘能力の向上、魔物との実戦経験
こんなところか…
時間があれば、うちの書庫にある本はあらかた読み終えたからより専門的な本も読んだみたいな
召喚獣の召喚と魔物との実戦に関しては、この子供の体じゃ門から出る時に止められるだろうな…
まずそこからだな…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
175
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる