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## 26 陰謀の橙薔薇
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どれだけの時が流れただろうか。
ようやく泣き止んだハルは顔を上げ、涙で濡れた顔を袖で拭う。
少し腫れぼったい瞳で、彼女は俺に微笑みかけた。
「……ごめんなさい。『分析』様。醜態を晒してしまって……」
「謝ることじゃないよ、ハル。辛いことを思い出させてしまって、俺の方こそ悪かった」
俺は優しくハルの頭を撫でた。ハルは少し顔を赤らめ、小さく頷く。
その時、遠くから羽音を立てて白い鳩が飛んでくるのが見えた。
鳩はハルの肩に止まり、小さな足に括り付けられた手紙を落とした。
「……?」
ハルは不思議そうに手紙を拾い上げ、封を開ける。
手紙を読み終えたハルの表情が、みるみるうちに険しくなっていく。
「どういうこと……?」
ハルは困惑した様子で呟いた。俺はハルから手紙を受け取り、内容を確認する。
『サルソ王 ベリーチェ王 ハル・ローゼンブルク陛下
貴殿の一方的なロマリ王への即位宣言に大変困惑しております。
ロマリ王の座は現在空位とはいえ、正当な王位継承の手続きを経ずに一方的に即位を宣言することは、断じて容認できません。
我が国を含む全てのロマリ諸王国は、貴殿の行為を強く非難します。
直ちに即位宣言を撤回し、正式な手続きを経て王位継承会議に臨むように。
さもなくば我が国は貴国に対し武力を含むあらゆる手段を用いて即位宣言の撤回を求める所存です。
バラノス王 ゴルドン1世』
「ロマリ王への即位宣言……? ハル、そんなことをしたのか?」
俺はハルに尋ねた。ハルはきっぱりと首を横に振った。
「いいえ。私はそのような宣言は一切していません」
その時、再び白い鳩が飛んできた。そしてまた別の手紙を落としていく。
「また……?」
ハルは困惑した様子で2通目の手紙を開封した。
差出人は、別の小国の女王からのものだった。
手紙の内容は、先ほどの手紙とほぼ同じだった。
ハルが一方的にロマリ王への即位を宣言したことを非難し、即位宣言の撤回を求めるものだった。
その後も、次々と白い鳩が飛んできて、様々な王からの手紙を届けていく。
どの手紙の内容も、ハルが一方的にロマリ王への即位を宣言したことを非難するものだった。
「一体何が……?」
ハルは混乱した様子で呟いた。
「誰かの悪質ないたずらでしょうか……?」
「確かに……こんな手紙を送りつけてくるなんて……」
俺は不審に思い、『分析』スキルで手紙を調べてみることにした。
だが……。
「名称:ゴルドン1世の手紙
署名者:ゴルドン1世
封蝋:本物。ハル女王の手元への到着前に開封された形跡無し」
「分析」の結果、全ての手紙の印や署名は本物であり、改竄されている形跡も無いことが示された。
「どうやら、諸王がハルに対して怒りを向けているのは間違いないようだな……」
俺は深刻な表情で言った。ハルは不安そうに俺を見つめる。
「でも……私は本当に何もしていません……。ロマリ王の座は我がローゼンブルク家の代々の悲願であり、主張し続けてきたことは事実ですが、それを諸王に納得させられる程の力は今のローゼンブルク家にはまだ無いことは私自身が誰よりもよく知っています」
数通の非難声明の手紙の中に一通だけ、「ハルによるロマリ王即位宣言」の手紙がそのまま同封して送り返されてきていたものがあった。
「これは……」
俺がハルにその手紙を見せると、彼女は首を傾げながらそれに目を通し始めた。
『ロマリ諸王国の皆様へ
私、ハル・ローゼンブルクは、ここにロマリ王位への即位を宣言します。
長らく空位であったロマリ王の座ですが、我がローゼンブルク家はロマリ王の正当な継承権を保持しており、ローゼンブルク家当主として私はこの責務を担う覚悟です。
今月末、ロマリ本土の聖地、ボルミオラ・ウノにて戴冠式を催しますので必ずご参加頂きますようここに通知いたします。
ロマリ王 ハル・ローゼンブルク』
書面には諸王たちへの一方的な宣言が示されていた。
「……こんな手紙、書いた覚えは全くありません」
ハルはきっぱりと否定する。
俺は念のため、『分析』スキルで手紙を調べてみた。しかし、分析結果は、この手紙もまた本物であり、ハル自身が書いたものであることを示していた。
「……どういうことだ……? 分析スキルは間違いなくこの手紙はハルが書いたものだと示している」
ハルもまた、理解できないという表情で俺を見つめている。
「そんなはずありません! 私、そんな手紙絶対に書いてないです!」
俺達が思わず目を見合わせる。その時だった。
「陛下! 冒険者様!」
何やら慌てた様子で、衛兵の男性が大声を出しながらこちらへと駆け寄ってきた。
「ルナ様が攫われたと伝えてくれと、お連れの妖精の方が……!」
庭園の静寂を切り裂く予想だにしなかった知らせ。俺は咄嗟に立ち上がり、彼の方へと向き直る。
「なんだって!?」
混乱する俺の傍らで、ハルもまた驚愕の表情を浮かべていた。
「ルナ様が……攫われた……?」
ハルの声は小さく震えている。彼女は不安と恐怖で、顔を蒼白にしていた。
その時、ヒナギクに肩を借り、傷つきボロボロになったフローラが足を引きずりながらやって来た。彼女の服は破れ、顔や腕には擦り傷や切り傷がいくつも見えている。
「フローラ! 一体何が起こったんだ!?」
俺はフローラに駆け寄り、彼女の怪我の具合を確かめた。
「ご主人……、ごめんなさい……。ルナさんを守れなかった……」
フローラは痛みに顔を歪めながら涙を流す。
「謝るのは後だ。怪我は大丈夫なのか?」
「はい……。かなりやられてしまいましたが、ヒナギクさんに治癒の魔法をかけてもらいましたので、少し休めば大丈夫です……」
「そうか……。君が無事で良かった。ヒナギクもありがとう。喋ることは出来るか? ルナのことについて説明できるか?」
「はい、大丈夫です……」
俺はフローラにベンチへ座るよう促すと、彼女から事情を聞き始めた。
「ルナさんが怒って部屋を裸のまま飛び出した後、私はすぐに追いついて彼女に服を着させたのですが、一人にして欲しいと言われてしまいました……」
フローラの言葉に、俺は胸が締め付けられる思いがした。ルナは、俺に叱責されたことで深く傷つき、一人になりたかったのだろう。
「それでも心配でルナさんの後をこっそり追跡したんです。ルナさんは城門を出て数分の漁村に着くと、ボーッと海を眺めていました。でも、しばらくすると……。停泊していた船の一つから突然男たちが下りてきて、彼女を攫おうとしました」
怒りで体が震えるのを感じると共に、大きな疑問が湧き上がる。一体誰が、ルナを攫おうとしたのか。そして、その目的は何なのか。
「私はルナさんを助けようと飛び出して戦いを挑んだのですが……相手の数が多くて……」
俺はフローラの肩を強く握りしめ、彼女の目を見つめた。
「フローラ、よく頑張った。ありがとう。ゆっくり休んでくれ」
「本当に……。ごめんなさい……」
「いいんだ、気にするな。ルナを攫って行った船の特徴は覚えているか」
「30人乗り程度の、軽ガレーでした。船体には、オレンジ色の薔薇の紋章がありました」
フローラの言葉に、ハルが驚いて叫んだ。
「オレンジ色の薔薇の紋章ですって!? そ、それは我がローゼンブルク家の紋章です!」
ようやく泣き止んだハルは顔を上げ、涙で濡れた顔を袖で拭う。
少し腫れぼったい瞳で、彼女は俺に微笑みかけた。
「……ごめんなさい。『分析』様。醜態を晒してしまって……」
「謝ることじゃないよ、ハル。辛いことを思い出させてしまって、俺の方こそ悪かった」
俺は優しくハルの頭を撫でた。ハルは少し顔を赤らめ、小さく頷く。
その時、遠くから羽音を立てて白い鳩が飛んでくるのが見えた。
鳩はハルの肩に止まり、小さな足に括り付けられた手紙を落とした。
「……?」
ハルは不思議そうに手紙を拾い上げ、封を開ける。
手紙を読み終えたハルの表情が、みるみるうちに険しくなっていく。
「どういうこと……?」
ハルは困惑した様子で呟いた。俺はハルから手紙を受け取り、内容を確認する。
『サルソ王 ベリーチェ王 ハル・ローゼンブルク陛下
貴殿の一方的なロマリ王への即位宣言に大変困惑しております。
ロマリ王の座は現在空位とはいえ、正当な王位継承の手続きを経ずに一方的に即位を宣言することは、断じて容認できません。
我が国を含む全てのロマリ諸王国は、貴殿の行為を強く非難します。
直ちに即位宣言を撤回し、正式な手続きを経て王位継承会議に臨むように。
さもなくば我が国は貴国に対し武力を含むあらゆる手段を用いて即位宣言の撤回を求める所存です。
バラノス王 ゴルドン1世』
「ロマリ王への即位宣言……? ハル、そんなことをしたのか?」
俺はハルに尋ねた。ハルはきっぱりと首を横に振った。
「いいえ。私はそのような宣言は一切していません」
その時、再び白い鳩が飛んできた。そしてまた別の手紙を落としていく。
「また……?」
ハルは困惑した様子で2通目の手紙を開封した。
差出人は、別の小国の女王からのものだった。
手紙の内容は、先ほどの手紙とほぼ同じだった。
ハルが一方的にロマリ王への即位を宣言したことを非難し、即位宣言の撤回を求めるものだった。
その後も、次々と白い鳩が飛んできて、様々な王からの手紙を届けていく。
どの手紙の内容も、ハルが一方的にロマリ王への即位を宣言したことを非難するものだった。
「一体何が……?」
ハルは混乱した様子で呟いた。
「誰かの悪質ないたずらでしょうか……?」
「確かに……こんな手紙を送りつけてくるなんて……」
俺は不審に思い、『分析』スキルで手紙を調べてみることにした。
だが……。
「名称:ゴルドン1世の手紙
署名者:ゴルドン1世
封蝋:本物。ハル女王の手元への到着前に開封された形跡無し」
「分析」の結果、全ての手紙の印や署名は本物であり、改竄されている形跡も無いことが示された。
「どうやら、諸王がハルに対して怒りを向けているのは間違いないようだな……」
俺は深刻な表情で言った。ハルは不安そうに俺を見つめる。
「でも……私は本当に何もしていません……。ロマリ王の座は我がローゼンブルク家の代々の悲願であり、主張し続けてきたことは事実ですが、それを諸王に納得させられる程の力は今のローゼンブルク家にはまだ無いことは私自身が誰よりもよく知っています」
数通の非難声明の手紙の中に一通だけ、「ハルによるロマリ王即位宣言」の手紙がそのまま同封して送り返されてきていたものがあった。
「これは……」
俺がハルにその手紙を見せると、彼女は首を傾げながらそれに目を通し始めた。
『ロマリ諸王国の皆様へ
私、ハル・ローゼンブルクは、ここにロマリ王位への即位を宣言します。
長らく空位であったロマリ王の座ですが、我がローゼンブルク家はロマリ王の正当な継承権を保持しており、ローゼンブルク家当主として私はこの責務を担う覚悟です。
今月末、ロマリ本土の聖地、ボルミオラ・ウノにて戴冠式を催しますので必ずご参加頂きますようここに通知いたします。
ロマリ王 ハル・ローゼンブルク』
書面には諸王たちへの一方的な宣言が示されていた。
「……こんな手紙、書いた覚えは全くありません」
ハルはきっぱりと否定する。
俺は念のため、『分析』スキルで手紙を調べてみた。しかし、分析結果は、この手紙もまた本物であり、ハル自身が書いたものであることを示していた。
「……どういうことだ……? 分析スキルは間違いなくこの手紙はハルが書いたものだと示している」
ハルもまた、理解できないという表情で俺を見つめている。
「そんなはずありません! 私、そんな手紙絶対に書いてないです!」
俺達が思わず目を見合わせる。その時だった。
「陛下! 冒険者様!」
何やら慌てた様子で、衛兵の男性が大声を出しながらこちらへと駆け寄ってきた。
「ルナ様が攫われたと伝えてくれと、お連れの妖精の方が……!」
庭園の静寂を切り裂く予想だにしなかった知らせ。俺は咄嗟に立ち上がり、彼の方へと向き直る。
「なんだって!?」
混乱する俺の傍らで、ハルもまた驚愕の表情を浮かべていた。
「ルナ様が……攫われた……?」
ハルの声は小さく震えている。彼女は不安と恐怖で、顔を蒼白にしていた。
その時、ヒナギクに肩を借り、傷つきボロボロになったフローラが足を引きずりながらやって来た。彼女の服は破れ、顔や腕には擦り傷や切り傷がいくつも見えている。
「フローラ! 一体何が起こったんだ!?」
俺はフローラに駆け寄り、彼女の怪我の具合を確かめた。
「ご主人……、ごめんなさい……。ルナさんを守れなかった……」
フローラは痛みに顔を歪めながら涙を流す。
「謝るのは後だ。怪我は大丈夫なのか?」
「はい……。かなりやられてしまいましたが、ヒナギクさんに治癒の魔法をかけてもらいましたので、少し休めば大丈夫です……」
「そうか……。君が無事で良かった。ヒナギクもありがとう。喋ることは出来るか? ルナのことについて説明できるか?」
「はい、大丈夫です……」
俺はフローラにベンチへ座るよう促すと、彼女から事情を聞き始めた。
「ルナさんが怒って部屋を裸のまま飛び出した後、私はすぐに追いついて彼女に服を着させたのですが、一人にして欲しいと言われてしまいました……」
フローラの言葉に、俺は胸が締め付けられる思いがした。ルナは、俺に叱責されたことで深く傷つき、一人になりたかったのだろう。
「それでも心配でルナさんの後をこっそり追跡したんです。ルナさんは城門を出て数分の漁村に着くと、ボーッと海を眺めていました。でも、しばらくすると……。停泊していた船の一つから突然男たちが下りてきて、彼女を攫おうとしました」
怒りで体が震えるのを感じると共に、大きな疑問が湧き上がる。一体誰が、ルナを攫おうとしたのか。そして、その目的は何なのか。
「私はルナさんを助けようと飛び出して戦いを挑んだのですが……相手の数が多くて……」
俺はフローラの肩を強く握りしめ、彼女の目を見つめた。
「フローラ、よく頑張った。ありがとう。ゆっくり休んでくれ」
「本当に……。ごめんなさい……」
「いいんだ、気にするな。ルナを攫って行った船の特徴は覚えているか」
「30人乗り程度の、軽ガレーでした。船体には、オレンジ色の薔薇の紋章がありました」
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