アンドロイド

琥太朗

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カスタムメイド

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やっと頼んでおいた物が届いた。

中身は「AI型カスタムメイド」 いわゆるSEXドールだ。この10年彼女が居ない俺は仕事が忙しく外で遊ぶ機会も無くなった。手短にSEXドールを使って処理するのが合理的と考えたのだ。最近のはAIを搭載した自立型SEXドールで俺の好みの志向を考え奉仕したりしてくれる。

梱包を開けると全裸の女性と見間違うくらいに精巧に作られている。電源を入れ、私のIDカードとスマホから情報がインプットされ、後はアプリをダウンロードしてどの様な嗜好を好むのかとかを入力すればOKらしい。
全てを入力してスイッチを入れる。

閉じていた目が開き、俺を見つめてきた。

「いゃ~ん、私全裸ですわ!服買って来て頂かないと!」
「とりあえず、このシーツ纏っててよ。」
「はい、あー今電池の残量が20%だから電源確保致しますね。」
「は、はい」
ドールは付属の電源ケーブルを腰の接続部にセットして充電完了まで休眠状態になった。
コイツ、ホントにSEXドールだよなぁ?下着と服を買いに行く。
サイズは取説で判るのだが、女性の下着やらを買うのが非常に恥ずかしい。今度はあいつに行かせよう。出来ればいやらしい下着で街中を散歩させるのも楽しい、SM的な辱めお散歩とか縄縛りもいいなと妄想を繰り返す。
帰って来たら、部屋を物色している。
「おい、何やってるの?」
「家具やら中身やら判ってないと色々出来ないかなぁ~と思って。」
「お前はロボットなんだから、そこまでしなくていいんだよ。俺の言う通りにしてくれれば良いから。」
「え?そうなんですか?わかりました。服を買って来てくれたんですね?ありがとう。」
「これ、着てみて。」
「えー?これ穴開きパンティ!ブラもオープンブラ?これはシースルーのキャミソール?趣味悪いねー、大丈夫ですか?これで外も歩くのですか?結構勇気いるよー。」
「う、うるさい!買うの大変だったんだぞ、恥ずかしくて。」
「あはは!顔赤くなってる~、かわいい~」
「べ、別にいいじゃないか~!さぁ、これを着ろよ。」
「はーい。よいしょっと・・・これでいいですか?」
うん、サイズ通りだなぁ。 俺の第三者がムクムクと騒ぎだしてきた。後はベッドで・・・しかしAIと言うのは会話を学習するから段々言葉使いがタメ口になってきたなぁ~。

「では、夕飯作るね~。エプロン借りるよ~。」
「おいおい、そんな事しなくていいよ。」
「でもせっかくだからから。何が食べたい?とりあえずカレー作るねぇ。」

彼女は俺がデリヘルとかに着させたフリル付きの短めのエプロンをかけ台所に立った。
後ろ姿を見ているとムクムクと俺の第三者がそそり立ってくる。
俺は背後から抱きしめてベッドに押し倒した。
「ち、ちょっと~ご主人様ぁ~!」
俺は構わず胸を揉んだ。


すると携帯が鳴った。SEXドールの会社からだ。

「あの~お客様、大変申し訳ありませんが、お届けした商品でございますが、私どもの手違いで違う商品を届けてしまいました。SEXドールではなくカスタムメイド、つまり家政婦ドールでございまして・・・」


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