運命(ゲーム)が 私をヒロインにしようとしてきます ~でもこれって本当にヒロインの扱いかしら?~

カルム

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運命(ゲーム)のその先へ です

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魔王からの誘拐未遂事件から約一年!
この事は 結局誰にも知られることなく闇に付された。
国民の不安を煽るだけだからね。

ただ魔王を何処に預けるかということで やはり光の一族であるイーズルクス家が良いのては、となった。
半分監視の意味もあるようですが、まぁ仕方がないでしょう。
元々イーズルクス家は秘密の多い一族なので 怪しい子供が一人増えたくらいでは どおって事は無い。

見た目三歳くらいの魔王様は 名前を『マオ』と改め 使用人たちに  
「マオくん     マオちゃん」
と可愛がられて 御満悦である。
あの ひねくれた感じはどこにも無くなった。
順応性がある と言うより 大人を誑かすのがとても上手である。
流石 元魔王!

リリアン様は マオちゃんの様子を見に来ている間に 計画通りお兄様の心をゲットしてしまった。
そう 計画通りなのである。
奥手の喪女であった私とは違い 若い女子高生は積極的だ。

私はと言えば そうです 一年経ったということは
\\アデライドは明日結婚式//
なのです。

この一年の間に あのクールビューティーだったマレアス様が グズグズのデロデロの溺甘状態になったものだから 国民達からもバカップル扱いされています。

まぁ仕方がないかな。
すぐに二人の世界に入ってしまうからね。
次期国王夫妻の仲が良いのは 国の安泰に繋がるからみんな見て見ぬふりしてますけど。

そう言えば この間 マレアス様が家に訪れていた時にマオちゃんが
「お前らの最初の子供、俺が嫁に貰ってやるからよこせよ。」
と言って マレアス様にゲンコツを落とされていた。
「彼奴にだけは絶対に会わせない。」
と まだ出来てもいない子供のことで怒ってもさ!


明日 アデライドはやっと幸せを掴み取る。
色んなフラグをへし折って 自分の道を突き進んだ結果のご褒美のような気がする。

でもこれは運命という名のゲームが終わっただけで、これから先も幸せを掴み取るために 私は頑張っていこう。

ま……まずは明日の結婚式からの流れに従って あれやこれや有るみたいだけど 
(。-ˇ.ˇ-。)ん~。
何とかなるでしょう。
多分
何とかなるよね。
ふ   不安だ。

でも私は 今 幸せでいっぱいです。
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