黒き死神が笑う日

神通百力

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足の裏

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 私はお湯を沸かした。その間にカップ麺の蓋を開けて火薬を入れる。
 時計を見ると、三時を過ぎていた。こんな時間にカップ麺を食べたりしたら、晩飯を食べられなくなるかもしれないが、お腹が空いてしまったものは仕方がない。八時過ぎに食べれば問題ないはずだ。
 そろそろいいだろう。私は火を止めてやかんを手に取った。しかし、手が滑ってやかんを落としてしまう。慌てて取ろうとしたら、誤ってやかんを踏んでしまった。すぐさま足を退けたが、ビリッとイヤな音がし、激痛が走った。

 足の裏の・・・・皮膚が・・・やかんに・・・・ 張り付いていた・・・・・・・

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