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花の妖精と花壇荒らし事件
⑥ 花の妖精と花壇荒らしの正体
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私、朱里は花ちゃんの事を考えていた。
賢が『犯人を捕まえる』と言っていたという事は、やっぱり何かしらの意味があって花壇を直したり荒らしたりする人がいたという事だ。
私は信じていないが、花ちゃんはお花の妖精さんを信じている。
事件を解決させるという事は信じている人に現実を見せることになる。
私にはそれが出来るだろうか?
出来るだけ、誰も傷つかない方法は無いだろうか?
早朝。
やはりと言うべきか、放送室には鍵がかかっていなかった。
私達、宮川小たんてい団は放送室の中に隠れ、犯人を待っていた。
「ねえ、賢。本当に放送室に犯人が来るの?」
「可能性は高いと思う」
私の問いかけに、賢はそう答えた。
正義は昨日の道場での練習と上級塾メンバーとの勉強で疲れているのか、眠そうな顔をしている。
すると、遠くから足音がしてきた。
人数は一人、少し駆け足。
足音は放送室の前で止まり、そして扉が開かれた。
「え、な、何しているの?」
扉を開けて入ってきた人物は私達三人を見て驚き、そう声を上げた。
「君が犯人だったのか。……永屋君」
入ってきたのは、放送委員の木立君ではない。
正義の一つ後ろの席に座り、花壇荒らしの時には木立君と一緒にやってきた男子、永屋君だった。
昨日、賢が書いたルーズリーフであった誤りとは、放送委員というだけで早朝から放送室に出入りしているのが木立君だと思い込んでしまったところだ。
「さて、証拠品は押収済みだ。観念してもらおうか」
賢はゲーム機が入った半透明のプラスチック製の箱を突きつけた。
「な、何の話……?」
明らかに動揺した様子だが、しらを切ろうとする永屋君。
「ごめんな、永屋。放送室にあった私物は全て調べた。そしたら、ゲーム機にこんなものが付いていた」
正義はそう永屋君に言い、賢が開けたプラスチックの箱からゲーム機を取り出す。
そして、右手で持ったゲーム機を縦にして上から下に振り、左手にパンッ! と当てると、イヤホンの差し込み口から何か出てきた。
それを拾い上げ、正義は永屋君に見せる。
「花壇の土だ。永屋、お前、花壇の中に箱ごとゲーム機を隠しただろ?」
図星だったようで、永屋君は真っ青な顔をした。
「事件を時間の流れ順に説明する。まず、昨日の早朝、用務員の長谷川さんに『あまり私物を持ってこないように』と注意された。長谷川さんは放送委員の子だと思っていたみたいだけど、実際は違った。放送委員ではなくても放送室には入れる。長谷川さんは勘違いしていたんだ」
実際、私達三人も放送室に入っている。
「そして次、職員室で持ち物チェックの話を聞いた。松本先生が目撃した生徒の誰かは永屋だったんだ。この時、永屋はある勘違いをした。松本先生は俺がたんてい団のポスターを貼ったりチラシ配りをしていたのに対して他に持っていないかチェックするために持ち物チェックをしようとしていた。つまり、持ち物チェックは『教室』で行う話だったんだ。だけど、それを知らなかった永屋は、長谷川さんに注意されたことで『放送室』で持ち物チェックをする話だと勘違いした。放送室は前々から私物の持ち込みが多かったからね」
正義はゲーム機をプラスチック製の箱の中に戻す。
「勘違いして焦った永屋はこっそり放送室からゲーム機を持ち出した。どこか別の場所に隠すためだ。学校内をうろうろしていると、花壇が掘り起こされているのに気付く。穴を掘るための道具や枯れた花、新しい花を見て、植え替えの途中だとすぐに気づいた。そして、花壇の中を隠し場所にしようと思い付いた。早朝のお花の妖精さんと思われた、勝手に花壇を元に戻した犯人は、永屋だったんだ」
正義はゲーム機入りの箱を、近くにあったテーブルの上に置く。
「花壇にゲーム機入りの箱を埋めた後、教室で賢と朱里に詰め寄られてる俺を見て、やっと自分の勘違いに気付く。そして、俺に『他にも何か持ってるなら隠した方が良い』って声をかけた。昼休みの時間、木立と一緒に花壇にゲーム機入りの箱を回収しに行った。それを放送室に戻し、箱の外側や隙間からはこの中に入った土をふき取ったまでは良いが、イヤホンの差し込み口にまでは気が回らず、土が証拠として残った。そして、後は花壇を元に戻せば証拠隠滅完了、だけど、そこには俺達と花ちゃんがいた。証拠隠滅の話をする訳にはいかず、永屋と木立は泣き声を聞いてやってきたと嘘をついた。……花壇荒らしの犯人は、永屋と木立だった」
永屋はその場で崩れ落ちる。
「少し謎なのは、木立がなぜ永屋のゲーム機入りの箱の回収に協力したかなんだ。二人は友達の様だけど、いくらなんでも協力するかな……?」
「ゲーム機は、木立から借りていたんだ」
疑問を投げかける賢に、永屋はそう答えた。
「俺、六年になってから親の仕事で転校して、木立達と友達になった。けど、皆の話題がゲームの話題ばっかりで……。家が貧乏だから、ゲーム機買ってもらえなくって、いつも話についていけなかったんだ。それを見て、木立がゲーム機を貸してくれることになって……」
「だったら永屋の家に持ち帰ればいいだろ」
と賢が言うが、永屋は首を横に振った。
「持ち帰ったこともある。だけど駄目だった。……俺の家、じいちゃんも一緒に住んでるんだけど、じいちゃん『ゲームは人の頭を悪くする』とか言って、捨てようとした事があるんだ。それで、家ではゲームできなくなった。……休みの日や放課後に木立とか、誰かの家に遊びに行けばいいって話も出たけど、俺の家は学校から見て逆方向で遠いからあんまり遊べないんだ。だから……」
「普段から鍵のかからない放送室にゲーム機を置きっぱなしにして、早朝からゲームをして話題についていけるようにしたって事か」
俺がそう言うと、永屋は頷いた。
「だ、だから、この事は先生達には黙っていて欲しい。俺が怒られるのはいい。だけど、木立は悪くない。俺が困ってたから助けてくれただけなんだ」
「うーん。そうは言ってもね……」
上を組み、考え込む朱里。
ゲーム機の持ち込み禁止、みたいな学校では当たり前のルールを破ろうというんだ、そりゃあ無理な話だ。
だけど、花壇を直したのはもちろん、花壇荒らしもゲーム機を回収して元に戻そうとはしていた、つまり悪意は無かった事になる。
「……永屋、俺達は宮川小たんてい団だ。いくら何でも黙っておくことはできない。だけど、多少、先生達が永屋と木立の事を理解してくれるように伝えることはできる」
「どうするつもりだ、正義」
賢が俺の方を見る。
「少しだけ、伝える順番を工夫するんだ。『犯人は永屋と木立だった。だけど事情があって……』みたいな言い方だと『犯人は永屋と木立』って聞いた地点で『犯人の言い訳なんて聞くか』って感じで話を聞かなくなるかもしれない。だから『永屋は話題に入れなくて困っていた。木立はそれを助けようとした。それで、放送室にゲーム機を置いて早朝から永屋が遊べるようにした。だけど、放送室で持ち物チェックがあると思い込んだ永屋はゲーム機を隠したり回収したりして、今回の事件が起こった』って感じで」
「松本先生が聞く耳持たない状態になるのを防ぎつつ、事情を伝えるって事か。僕は上手くいくとは思えないが……。まあ、やってみるか」
賢が『犯人を捕まえる』と言っていたという事は、やっぱり何かしらの意味があって花壇を直したり荒らしたりする人がいたという事だ。
私は信じていないが、花ちゃんはお花の妖精さんを信じている。
事件を解決させるという事は信じている人に現実を見せることになる。
私にはそれが出来るだろうか?
出来るだけ、誰も傷つかない方法は無いだろうか?
早朝。
やはりと言うべきか、放送室には鍵がかかっていなかった。
私達、宮川小たんてい団は放送室の中に隠れ、犯人を待っていた。
「ねえ、賢。本当に放送室に犯人が来るの?」
「可能性は高いと思う」
私の問いかけに、賢はそう答えた。
正義は昨日の道場での練習と上級塾メンバーとの勉強で疲れているのか、眠そうな顔をしている。
すると、遠くから足音がしてきた。
人数は一人、少し駆け足。
足音は放送室の前で止まり、そして扉が開かれた。
「え、な、何しているの?」
扉を開けて入ってきた人物は私達三人を見て驚き、そう声を上げた。
「君が犯人だったのか。……永屋君」
入ってきたのは、放送委員の木立君ではない。
正義の一つ後ろの席に座り、花壇荒らしの時には木立君と一緒にやってきた男子、永屋君だった。
昨日、賢が書いたルーズリーフであった誤りとは、放送委員というだけで早朝から放送室に出入りしているのが木立君だと思い込んでしまったところだ。
「さて、証拠品は押収済みだ。観念してもらおうか」
賢はゲーム機が入った半透明のプラスチック製の箱を突きつけた。
「な、何の話……?」
明らかに動揺した様子だが、しらを切ろうとする永屋君。
「ごめんな、永屋。放送室にあった私物は全て調べた。そしたら、ゲーム機にこんなものが付いていた」
正義はそう永屋君に言い、賢が開けたプラスチックの箱からゲーム機を取り出す。
そして、右手で持ったゲーム機を縦にして上から下に振り、左手にパンッ! と当てると、イヤホンの差し込み口から何か出てきた。
それを拾い上げ、正義は永屋君に見せる。
「花壇の土だ。永屋、お前、花壇の中に箱ごとゲーム機を隠しただろ?」
図星だったようで、永屋君は真っ青な顔をした。
「事件を時間の流れ順に説明する。まず、昨日の早朝、用務員の長谷川さんに『あまり私物を持ってこないように』と注意された。長谷川さんは放送委員の子だと思っていたみたいだけど、実際は違った。放送委員ではなくても放送室には入れる。長谷川さんは勘違いしていたんだ」
実際、私達三人も放送室に入っている。
「そして次、職員室で持ち物チェックの話を聞いた。松本先生が目撃した生徒の誰かは永屋だったんだ。この時、永屋はある勘違いをした。松本先生は俺がたんてい団のポスターを貼ったりチラシ配りをしていたのに対して他に持っていないかチェックするために持ち物チェックをしようとしていた。つまり、持ち物チェックは『教室』で行う話だったんだ。だけど、それを知らなかった永屋は、長谷川さんに注意されたことで『放送室』で持ち物チェックをする話だと勘違いした。放送室は前々から私物の持ち込みが多かったからね」
正義はゲーム機をプラスチック製の箱の中に戻す。
「勘違いして焦った永屋はこっそり放送室からゲーム機を持ち出した。どこか別の場所に隠すためだ。学校内をうろうろしていると、花壇が掘り起こされているのに気付く。穴を掘るための道具や枯れた花、新しい花を見て、植え替えの途中だとすぐに気づいた。そして、花壇の中を隠し場所にしようと思い付いた。早朝のお花の妖精さんと思われた、勝手に花壇を元に戻した犯人は、永屋だったんだ」
正義はゲーム機入りの箱を、近くにあったテーブルの上に置く。
「花壇にゲーム機入りの箱を埋めた後、教室で賢と朱里に詰め寄られてる俺を見て、やっと自分の勘違いに気付く。そして、俺に『他にも何か持ってるなら隠した方が良い』って声をかけた。昼休みの時間、木立と一緒に花壇にゲーム機入りの箱を回収しに行った。それを放送室に戻し、箱の外側や隙間からはこの中に入った土をふき取ったまでは良いが、イヤホンの差し込み口にまでは気が回らず、土が証拠として残った。そして、後は花壇を元に戻せば証拠隠滅完了、だけど、そこには俺達と花ちゃんがいた。証拠隠滅の話をする訳にはいかず、永屋と木立は泣き声を聞いてやってきたと嘘をついた。……花壇荒らしの犯人は、永屋と木立だった」
永屋はその場で崩れ落ちる。
「少し謎なのは、木立がなぜ永屋のゲーム機入りの箱の回収に協力したかなんだ。二人は友達の様だけど、いくらなんでも協力するかな……?」
「ゲーム機は、木立から借りていたんだ」
疑問を投げかける賢に、永屋はそう答えた。
「俺、六年になってから親の仕事で転校して、木立達と友達になった。けど、皆の話題がゲームの話題ばっかりで……。家が貧乏だから、ゲーム機買ってもらえなくって、いつも話についていけなかったんだ。それを見て、木立がゲーム機を貸してくれることになって……」
「だったら永屋の家に持ち帰ればいいだろ」
と賢が言うが、永屋は首を横に振った。
「持ち帰ったこともある。だけど駄目だった。……俺の家、じいちゃんも一緒に住んでるんだけど、じいちゃん『ゲームは人の頭を悪くする』とか言って、捨てようとした事があるんだ。それで、家ではゲームできなくなった。……休みの日や放課後に木立とか、誰かの家に遊びに行けばいいって話も出たけど、俺の家は学校から見て逆方向で遠いからあんまり遊べないんだ。だから……」
「普段から鍵のかからない放送室にゲーム機を置きっぱなしにして、早朝からゲームをして話題についていけるようにしたって事か」
俺がそう言うと、永屋は頷いた。
「だ、だから、この事は先生達には黙っていて欲しい。俺が怒られるのはいい。だけど、木立は悪くない。俺が困ってたから助けてくれただけなんだ」
「うーん。そうは言ってもね……」
上を組み、考え込む朱里。
ゲーム機の持ち込み禁止、みたいな学校では当たり前のルールを破ろうというんだ、そりゃあ無理な話だ。
だけど、花壇を直したのはもちろん、花壇荒らしもゲーム機を回収して元に戻そうとはしていた、つまり悪意は無かった事になる。
「……永屋、俺達は宮川小たんてい団だ。いくら何でも黙っておくことはできない。だけど、多少、先生達が永屋と木立の事を理解してくれるように伝えることはできる」
「どうするつもりだ、正義」
賢が俺の方を見る。
「少しだけ、伝える順番を工夫するんだ。『犯人は永屋と木立だった。だけど事情があって……』みたいな言い方だと『犯人は永屋と木立』って聞いた地点で『犯人の言い訳なんて聞くか』って感じで話を聞かなくなるかもしれない。だから『永屋は話題に入れなくて困っていた。木立はそれを助けようとした。それで、放送室にゲーム機を置いて早朝から永屋が遊べるようにした。だけど、放送室で持ち物チェックがあると思い込んだ永屋はゲーム機を隠したり回収したりして、今回の事件が起こった』って感じで」
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