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三話 ネズミ→鳥
しおりを挟む目が覚めると、そこは、木の上だった。
下には、草やら、ウサギやらが、ちょこまか動いているのが辛うじて見えた。
頭からすぅ~と、血の気が引いていくのが分かった。
なにを隠そう、この知的インテリであるこの俺にも唯一の弱点があるのだ。
それは……高所恐怖症であることだ。子供の頃から高いところが嫌いで、遊園地でも、観覧車やジェットコースターには、絶対に乗ることがなかった。
……別に相手がいなかったわけではない。本当に乗れなかったんだ。
ほら、バカと煙は高いところが好きというだろう。だから、バカの正反対である俺は、高いところが嫌いと言うわけだ。
そんな話しはさておき今は一体どんな状況だ?まあ、色々あってネズミになったことは分かっている。それは理解した。真に出きる男というのは状況判断能力が高い、俺の事を言うのだ。
で、そろそろ状況確認と、いこう。右手を見る。羽。左手を見る。羽。
うん、やっぱりそうか。そんな気はしていた。
俺は鳥になっていた。
理由は分からないが、どうやら俺は、死んだ後に、食われた生物の姿になるらしい。前回はネズミ、今回は、鳥。
まったく関連性はないからきっと、そうだろう。
いや、待てよポジティブに考えていこう。
この鳥、前回あっさり俺を食ったように、食物連鎖において、それなりに上位の存在に、いるのだろう。地球でも、鷹とかの猛禽類はそれなりに上位の存在にいたはずた。たぶん、
ならば、……今度こそ異世界ライフを満喫できるのでは、無いだろうか。それに、鳥といえば、鶏そう、鶏肉。このまま無害な鶏肉のふりをしていれば、人間に食べられて、人間にもなれるのでは?何なら……イケメンにだって。そしたら……ハーレムきずいて……ぐふふふふ……。あれ、意外異世界楽勝じゃね?とそんな、邪なことを考えていると、
「グオオオオオオオオー」
そこにはドラゴンがいた。
あ、生粋なことすんませんした。
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