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微笑み53
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リンのやり過ぎな行動に外野のデバガメ軍団がハラハラドキドキしている時に、直接行動に出られているアーネストが1番パニクッていた。
「あ、ああ、あの!?」
「ねぇ?私、アーネスト様なら・・・」
リンは意味深な事を言いながらアーネストに近づく!?
コソッ
「それ以上はダメだ!」
カイが止めに入ろうとした時!
ガタンッ
アーネストが突然、立ち上がった。
「ご、ごめん!まだ僕には無理みたいだっ!」
そう言ってアーネストは走って図書室を出て行った。
「よ、良かった~~」
「リンちゃん、やり過ぎ・・・万が一なことがあったらシオンに合わせる顔がないわよ・・・」
カイとユーリが深いため息を吐いて安堵した。
「もうびっくりした。急に立ち上がって逃げて行くんだもん。あれ?カイとユーリさんどうしたの?」
キョトンとしているリンに2人は叱った。
「バカリン!やり過ぎだ!」
「そうよ!リンちゃん!何かあってからでは遅いのよ!何かあったらシオンに顔向けできないわ!」
「あはははっ、大丈夫よ。襲ってきたら反対に私が倒すから。それに胸はパッドを何枚も重ねて上底しているから全然大丈夫よw」
リンの警戒心のない言葉にユーリも、この子はヤバい。男を舐め過ぎていると思った。
「リンちゃん、今度からそれはダメ。越えてはいけないこともあるの。リンちゃんは相手を、男を甘く見過ぎているわ。シオンも可愛い妹が傷物になったら悲しむわ」
「そうだぞ。どれだけ心配して見ていたか!」
2人から言われてリンも流石にごめんなさいと謝った。
「流石にクロウ王子も今日は帰ったみたいだし、今日はここまでかな?あ、それと私とシオンの友人も紹介したいのだけどいいかな?」
「シオンお姉様の友達ですか!ぜひお願いします!」
『今度の友人はもう少しまともな方であります様に』
また学食の所に戻って来ると、1人の女性が声をかけて来た。
「あ、ユーリ!緊急事態って連絡が来たけど何があったの?」
「先に伝言を頼んで置いて良かった。ちょっと待ってて」
ユーリはセーラ王女を呼んでいたのだ。
コソッ
「ちょっと何よ?」
「そこにいるのはシオンじゃないの」
「えっ?何を言っているのよ?シオンじゃない???」
コソコソッ
「そこにいるのはシオンの妹と弟でリンちゃんとカイくんだって」
「シオンの妹と弟!?」
「シオンの婚約者を見極めるつもりでシオンの格好に変装して来たみたい。話してみるとシオンじゃないってわかるよ」
セーラは手を掴むと引っ張る様に個室へ連れ込んだ。
「初めまして!シオン様と同じクラスで友人のセーラです♪」
「あ、初めましてリン・クロス・フレイムハートです」
「同じく、カイ・クロス・フレイムハートです」
落ち着いたのかセーラは丁寧な挨拶をした。
「それで!シオン様の妹弟というのは本当ですの!?」
全然落ち着いて無かった。
グイグイと聞いてきた。
「はい。ずっと領地にいたのですがシオンお姉様に婚約者(候補)ができたと聞いて、シオンお姉様に相応しいのか確認するためにきたのです!」
リンはシオンの格好で拳を作り、燃える様に言った。
「す、素晴らしいわ!その行動力とシオン様に対する深い愛情!なんて素晴らしい妹さんなのかしら!?」
セーラは感動し、キラキラした目でリンをみた。
「そ、そうかしら?」
「シオン様にそっくりな姿で、戸惑う姿も尊いわ♪」
カイはこのセーラさんはユーリよりヤバい人ではと感じた。
「そういうことなら私も協力致しますわ!」
「セーラ、今日はみんな帰ったから明日からね。それとアーレストさんは終わったから、次はクロウ王子と、レオン王子の番よ」
え~~そうなの?
セーラは少し残念そうに言った。
「それとリンちゃんがやり過ぎないよう見張らないとね!」
「なんかやったの?」
カクカクシカジカふむふむ・・・・
「リンちゃん、それは淑女としてダメよ?何よりシオン様の評価が下がってしまうわ」
「ごめんんさい。次から気をつけます」
流石にシュンとなって謝った。
「でもシオンの姿での色仕掛けはなかなかいい案だよね♪」
ユーリがフォローした。
「確かに、あのシオン様の容姿で迫られたら………絶対に襲ってしまいますわ!」
「セーラが襲ったらダメ!」
あははははっと、笑い声が響いて、学園を案内しながら本日はお開きとなったのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「ふふふっ、これでみんなの仲を引っ掻き回してくれれば・・・」
シオン
「何を企んでいるんですの?」
愚者の声
「イケメンズたちがシオンを忘れて妹ちゃんに夢中になった方が面白いでしょう♪」
シオン
「えっ?私、ヒロイン交代の危機だった!?」
愚者の声
『いや、アンタは悪役令嬢で、ヒロインはユーリなんだけど・・・?」
「あ、ああ、あの!?」
「ねぇ?私、アーネスト様なら・・・」
リンは意味深な事を言いながらアーネストに近づく!?
コソッ
「それ以上はダメだ!」
カイが止めに入ろうとした時!
ガタンッ
アーネストが突然、立ち上がった。
「ご、ごめん!まだ僕には無理みたいだっ!」
そう言ってアーネストは走って図書室を出て行った。
「よ、良かった~~」
「リンちゃん、やり過ぎ・・・万が一なことがあったらシオンに合わせる顔がないわよ・・・」
カイとユーリが深いため息を吐いて安堵した。
「もうびっくりした。急に立ち上がって逃げて行くんだもん。あれ?カイとユーリさんどうしたの?」
キョトンとしているリンに2人は叱った。
「バカリン!やり過ぎだ!」
「そうよ!リンちゃん!何かあってからでは遅いのよ!何かあったらシオンに顔向けできないわ!」
「あはははっ、大丈夫よ。襲ってきたら反対に私が倒すから。それに胸はパッドを何枚も重ねて上底しているから全然大丈夫よw」
リンの警戒心のない言葉にユーリも、この子はヤバい。男を舐め過ぎていると思った。
「リンちゃん、今度からそれはダメ。越えてはいけないこともあるの。リンちゃんは相手を、男を甘く見過ぎているわ。シオンも可愛い妹が傷物になったら悲しむわ」
「そうだぞ。どれだけ心配して見ていたか!」
2人から言われてリンも流石にごめんなさいと謝った。
「流石にクロウ王子も今日は帰ったみたいだし、今日はここまでかな?あ、それと私とシオンの友人も紹介したいのだけどいいかな?」
「シオンお姉様の友達ですか!ぜひお願いします!」
『今度の友人はもう少しまともな方であります様に』
また学食の所に戻って来ると、1人の女性が声をかけて来た。
「あ、ユーリ!緊急事態って連絡が来たけど何があったの?」
「先に伝言を頼んで置いて良かった。ちょっと待ってて」
ユーリはセーラ王女を呼んでいたのだ。
コソッ
「ちょっと何よ?」
「そこにいるのはシオンじゃないの」
「えっ?何を言っているのよ?シオンじゃない???」
コソコソッ
「そこにいるのはシオンの妹と弟でリンちゃんとカイくんだって」
「シオンの妹と弟!?」
「シオンの婚約者を見極めるつもりでシオンの格好に変装して来たみたい。話してみるとシオンじゃないってわかるよ」
セーラは手を掴むと引っ張る様に個室へ連れ込んだ。
「初めまして!シオン様と同じクラスで友人のセーラです♪」
「あ、初めましてリン・クロス・フレイムハートです」
「同じく、カイ・クロス・フレイムハートです」
落ち着いたのかセーラは丁寧な挨拶をした。
「それで!シオン様の妹弟というのは本当ですの!?」
全然落ち着いて無かった。
グイグイと聞いてきた。
「はい。ずっと領地にいたのですがシオンお姉様に婚約者(候補)ができたと聞いて、シオンお姉様に相応しいのか確認するためにきたのです!」
リンはシオンの格好で拳を作り、燃える様に言った。
「す、素晴らしいわ!その行動力とシオン様に対する深い愛情!なんて素晴らしい妹さんなのかしら!?」
セーラは感動し、キラキラした目でリンをみた。
「そ、そうかしら?」
「シオン様にそっくりな姿で、戸惑う姿も尊いわ♪」
カイはこのセーラさんはユーリよりヤバい人ではと感じた。
「そういうことなら私も協力致しますわ!」
「セーラ、今日はみんな帰ったから明日からね。それとアーレストさんは終わったから、次はクロウ王子と、レオン王子の番よ」
え~~そうなの?
セーラは少し残念そうに言った。
「それとリンちゃんがやり過ぎないよう見張らないとね!」
「なんかやったの?」
カクカクシカジカふむふむ・・・・
「リンちゃん、それは淑女としてダメよ?何よりシオン様の評価が下がってしまうわ」
「ごめんんさい。次から気をつけます」
流石にシュンとなって謝った。
「でもシオンの姿での色仕掛けはなかなかいい案だよね♪」
ユーリがフォローした。
「確かに、あのシオン様の容姿で迫られたら………絶対に襲ってしまいますわ!」
「セーラが襲ったらダメ!」
あははははっと、笑い声が響いて、学園を案内しながら本日はお開きとなったのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「ふふふっ、これでみんなの仲を引っ掻き回してくれれば・・・」
シオン
「何を企んでいるんですの?」
愚者の声
「イケメンズたちがシオンを忘れて妹ちゃんに夢中になった方が面白いでしょう♪」
シオン
「えっ?私、ヒロイン交代の危機だった!?」
愚者の声
『いや、アンタは悪役令嬢で、ヒロインはユーリなんだけど・・・?」
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