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第4章:学園編
久々の発明女王降臨!
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「脳筋同士……?」
ボソリッと呟いたシオンに二人は突っ込んだ。
「こいつよりはマシよ(じゃ)!」
実に性格の似ている二人である。
「それにしてもアルデバランさんとカウスさんでは年齢が少し離れ過ぎてない?」
9歳ほど離れているはずだよね?
「っていうか、アルデバランさん結婚してたよね?」
「そうですわ!剣魔大会で【優勝】したアルデバランお兄様は、仲間の………私の姉と結婚ぢまじたの~!」
うわっ!急に泣き出したよ!ってか、好きな人が自分の姉と結婚って辛いよね!?
ポンポンッとカウスの肩を叩き、カレンが抱き締めた。
「それは辛かったのぅ………好きな人が姉と結婚し、構って貰っている時も別の女の話しをされるなんて………辛いのじゃ……」
あっ!カレンももらい泣きしている。
「よしっ!今日は妾の奢りじゃ!学食でやけ食いに付き合うのじゃ!」
「カレンさん!ありがとう!」
こうして二人は授業を忘れて学食でご飯を食べながら友情を暖めましたとさっ!
「………なぁ、シオンお疲れ様!」
「うん、なんか疲れたよ……」
「本当にお疲れ様でしたわね」
スピカ王女とレグルスの兄妹に、何故か慰められながら教室へ戻りました。授業があるからね!
この決闘で、レインの婚約者であるカレンの強さが学園中に知れ渡り、今まで知られていなかったシオンの実力も多少は実力者として、認知された。
「英雄王の娘にして幼少の事から【発明女王】としての知名度のあるシオンさんと知り合えて嬉しいですわ!」
後日、すっかりカレンと意気投合したカウスにシオンは困惑した。
「ありがとう。久々に発明女王なんて言われたよ~」
「何をおっしゃるのですか!シオンさんが発明した数々の品は日常生活に欠かせない物ですわ!」
カウスの言葉にスピカも便乗した。
「そうですわ!シオンが発明した伸縮性のある【コルセット】は、社交界の画期的な大発明ですわ!」
教室で話を聞いていた、他の女性達も同意し頷く!今までの中世ヨーロッパ辺りの文明では、紐でギュート締めるしか無かった。(一部はクジラの髭を使っていたらしいよ)
それが、シオンのゴムの様な伸縮性のある新素材を使ったコルセットは女性の体型を維持しつつ、締め付けの苦しさを劇的に緩和する画期的な物だったのだ!!!!!!
「それに、新しい料理も考案されましたわよね!」
「まぁ~料理というか、新しい香辛料など見つけたからなんだけどね~」
最近、街中で有名なのは豆腐だ。栄養も豊富でダイエット食にも良い。つまり、大豆や小豆と言った豆類を発見したの!なので味噌も作ったよ~今までは貧しい人々は、硬い黒パンと塩のスープだったけど、そこに安価な味噌が加わったので、領民からシオンの人気は高い!
大量に栽培出来る豆類(アクエリアス領は水源が豊富なので)に、【味噌】はラガービールの次に大ヒットした。
何故か?
旅の商人や冒険者で、野宿の時は硬いパンを塩スープに付けて食べるのが普通だった。でも、味噌はそんなにかさばらないし、少量でも味が濃厚で、塩以外の新たな【味】に人々は沸いた!
これにはシオンもここまで国民食になるとは思っていなかった。
保存も長持ちするのも喜ばれた。直接、パンに甘辛い味噌を塗って食べる者も居れば、普通の味噌汁として食べる者など、同じ【味噌】でも様々な味付けが、各地域で作られるようになっていて、地方で味が変わっていったのだ。一部の商人はそれを特産品に、行商する者も現れた。
本家アクエリアス領の味噌
王都で人気の甘辛い味噌
港街の濃厚な味噌
などなど、数年でエトワール王国の国民食となり、他国でも輸出されるようになったのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「ここまでシオンのやらかした一部でした~」
ボソリッと呟いたシオンに二人は突っ込んだ。
「こいつよりはマシよ(じゃ)!」
実に性格の似ている二人である。
「それにしてもアルデバランさんとカウスさんでは年齢が少し離れ過ぎてない?」
9歳ほど離れているはずだよね?
「っていうか、アルデバランさん結婚してたよね?」
「そうですわ!剣魔大会で【優勝】したアルデバランお兄様は、仲間の………私の姉と結婚ぢまじたの~!」
うわっ!急に泣き出したよ!ってか、好きな人が自分の姉と結婚って辛いよね!?
ポンポンッとカウスの肩を叩き、カレンが抱き締めた。
「それは辛かったのぅ………好きな人が姉と結婚し、構って貰っている時も別の女の話しをされるなんて………辛いのじゃ……」
あっ!カレンももらい泣きしている。
「よしっ!今日は妾の奢りじゃ!学食でやけ食いに付き合うのじゃ!」
「カレンさん!ありがとう!」
こうして二人は授業を忘れて学食でご飯を食べながら友情を暖めましたとさっ!
「………なぁ、シオンお疲れ様!」
「うん、なんか疲れたよ……」
「本当にお疲れ様でしたわね」
スピカ王女とレグルスの兄妹に、何故か慰められながら教室へ戻りました。授業があるからね!
この決闘で、レインの婚約者であるカレンの強さが学園中に知れ渡り、今まで知られていなかったシオンの実力も多少は実力者として、認知された。
「英雄王の娘にして幼少の事から【発明女王】としての知名度のあるシオンさんと知り合えて嬉しいですわ!」
後日、すっかりカレンと意気投合したカウスにシオンは困惑した。
「ありがとう。久々に発明女王なんて言われたよ~」
「何をおっしゃるのですか!シオンさんが発明した数々の品は日常生活に欠かせない物ですわ!」
カウスの言葉にスピカも便乗した。
「そうですわ!シオンが発明した伸縮性のある【コルセット】は、社交界の画期的な大発明ですわ!」
教室で話を聞いていた、他の女性達も同意し頷く!今までの中世ヨーロッパ辺りの文明では、紐でギュート締めるしか無かった。(一部はクジラの髭を使っていたらしいよ)
それが、シオンのゴムの様な伸縮性のある新素材を使ったコルセットは女性の体型を維持しつつ、締め付けの苦しさを劇的に緩和する画期的な物だったのだ!!!!!!
「それに、新しい料理も考案されましたわよね!」
「まぁ~料理というか、新しい香辛料など見つけたからなんだけどね~」
最近、街中で有名なのは豆腐だ。栄養も豊富でダイエット食にも良い。つまり、大豆や小豆と言った豆類を発見したの!なので味噌も作ったよ~今までは貧しい人々は、硬い黒パンと塩のスープだったけど、そこに安価な味噌が加わったので、領民からシオンの人気は高い!
大量に栽培出来る豆類(アクエリアス領は水源が豊富なので)に、【味噌】はラガービールの次に大ヒットした。
何故か?
旅の商人や冒険者で、野宿の時は硬いパンを塩スープに付けて食べるのが普通だった。でも、味噌はそんなにかさばらないし、少量でも味が濃厚で、塩以外の新たな【味】に人々は沸いた!
これにはシオンもここまで国民食になるとは思っていなかった。
保存も長持ちするのも喜ばれた。直接、パンに甘辛い味噌を塗って食べる者も居れば、普通の味噌汁として食べる者など、同じ【味噌】でも様々な味付けが、各地域で作られるようになっていて、地方で味が変わっていったのだ。一部の商人はそれを特産品に、行商する者も現れた。
本家アクエリアス領の味噌
王都で人気の甘辛い味噌
港街の濃厚な味噌
などなど、数年でエトワール王国の国民食となり、他国でも輸出されるようになったのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「ここまでシオンのやらかした一部でした~」
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