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第5章:邪神復活編
作戦準備!
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グランに拳骨をくらいしゃがみ込んでいるレグルスは置いておいて、作戦会場が始まった。
「まず、一部の者には伝えてあったが、剣魔大会の会場に邪神が現れる!」
ざわざわっ!
ざわざわっ!
まだ全ての者に話は伝わっていなく、ざわめきが広がった。そこに女神リューシンが現れる。
『信じらないのも無理はない。しかしこれは本当の事なのだ!』
「「「女神リューシン様!!!!!」」」
女神リューシンの登場で全ての者が信じるしか無くなった。
『恥を忍んでいうが、1度私は不覚をとり邪神に負けてしまっている。瀕死の状態の私をセレスティーナに救われたのだ』
!?
「勝利の女神リューシン様が負けた!?」
「勝てるのか!?」
勝利の女神が負けた事実は衝撃的で、皆ショックを受けていた。しかし─
「落ち着け!!!!女神リューシン様は不意を突かれて負けたのだ!正々堂々と正面からでは敗けはせぬ!我らが女神を信じられないのか!!!!」
エトワール国王が大声で叫ぶ!その声に同調するように声が上がった。
「エトワール国王に良いところを取られましたわね?」
「ああ、そうであるな!」
各国の王達が集い、作戦の概要が伝えられた。
「皆、色々と言いたい事はあるだろうが時間がない!対邪神作戦を説明する!」
昨晩から女神を交えてできる限りの内容を詰めていた。
「まず、邪神は試合会場に現れる。それは間違いない!しかし、邪神にも欠点があるのだ!」
欠点だと!!!!?
「邪神は女神セレスティーナ様に大怪我を受けて治療していたのだ。故に、亜空間に厳重に結界を張り隠れていた。だから現れる場所に我々が待ち構えている事はわからないのだ!」
厳重に隠れているため、こちらの情報も遮断されている訳なのですね!
「しかし、全ての情報がわからない訳ではないようなのだ。邪神は人間の魂を見る力があるそうだ。だから会場に観客が誰も居なければ怪しむだろう。観客席にはより強固な結界を張り、兵士達を待機させる!」
ざわっ!
「ですが、邪神相手に一般兵士は太刀打ち出来ないのでは?」
その質問にエルフの女王が答えた。
「邪神は眷属という魔物を使役するそうです。それも何百、何千という数を多く産みだすそうです!一般兵士にはこの魔物の相手をしてもらいます!一定の間隔で剣魔大会の出場者を混ぜて対応します」
おお!なるほどー!
「邪神には剣魔大会の上位者のみで少数精鋭で対応する!剣魔大会の会場内で決着を着けるぞ!」
おおっ!!!!
「一般市民には女神リューシン様の御告げで、今日だけは郊外へ待避して貰いました。遠慮なく戦いましょう!」
「各国の兵士も到着し、一般市民の警護をしてもらいます!国の精鋭部隊は会場内及び東西南北の入口を守ってもらいます!」
「「「了解しました!」」」
『この度の戦いには世界の命運がかかっておる!!!!絶対に勝つぞっ!!!!」
「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!」」」
雄叫びと共に各自持ち場へと移動を開始した。
そして試合フィールドにて─
「流石に緊張するな………」
「ふふふっ、大丈夫よ。女神様も付いているし、このメンバーで負ける訳ないわよ?」
グランとレイラは周囲を見渡した。観客席には動き易いよう、兵士達が間隔を空けて待機しており、フィールドには各チームで固まっていた。グランはアルカナを含めて4人で、シオン達はシオン、レグルス、スピカ、アイギスでチームを組、レイン、カレン、カウスでチームを組、遊撃隊として援護をする構成である。
また、各国でエルフ国からシャンテ率いるチームに、亜人国からはバーミアが率いる獣人チーム、魔族のチームもあり各国で最強のチームを投入していた。
そして遂に邪神が現れる!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「遂にです!!!!」
「まず、一部の者には伝えてあったが、剣魔大会の会場に邪神が現れる!」
ざわざわっ!
ざわざわっ!
まだ全ての者に話は伝わっていなく、ざわめきが広がった。そこに女神リューシンが現れる。
『信じらないのも無理はない。しかしこれは本当の事なのだ!』
「「「女神リューシン様!!!!!」」」
女神リューシンの登場で全ての者が信じるしか無くなった。
『恥を忍んでいうが、1度私は不覚をとり邪神に負けてしまっている。瀕死の状態の私をセレスティーナに救われたのだ』
!?
「勝利の女神リューシン様が負けた!?」
「勝てるのか!?」
勝利の女神が負けた事実は衝撃的で、皆ショックを受けていた。しかし─
「落ち着け!!!!女神リューシン様は不意を突かれて負けたのだ!正々堂々と正面からでは敗けはせぬ!我らが女神を信じられないのか!!!!」
エトワール国王が大声で叫ぶ!その声に同調するように声が上がった。
「エトワール国王に良いところを取られましたわね?」
「ああ、そうであるな!」
各国の王達が集い、作戦の概要が伝えられた。
「皆、色々と言いたい事はあるだろうが時間がない!対邪神作戦を説明する!」
昨晩から女神を交えてできる限りの内容を詰めていた。
「まず、邪神は試合会場に現れる。それは間違いない!しかし、邪神にも欠点があるのだ!」
欠点だと!!!!?
「邪神は女神セレスティーナ様に大怪我を受けて治療していたのだ。故に、亜空間に厳重に結界を張り隠れていた。だから現れる場所に我々が待ち構えている事はわからないのだ!」
厳重に隠れているため、こちらの情報も遮断されている訳なのですね!
「しかし、全ての情報がわからない訳ではないようなのだ。邪神は人間の魂を見る力があるそうだ。だから会場に観客が誰も居なければ怪しむだろう。観客席にはより強固な結界を張り、兵士達を待機させる!」
ざわっ!
「ですが、邪神相手に一般兵士は太刀打ち出来ないのでは?」
その質問にエルフの女王が答えた。
「邪神は眷属という魔物を使役するそうです。それも何百、何千という数を多く産みだすそうです!一般兵士にはこの魔物の相手をしてもらいます!一定の間隔で剣魔大会の出場者を混ぜて対応します」
おお!なるほどー!
「邪神には剣魔大会の上位者のみで少数精鋭で対応する!剣魔大会の会場内で決着を着けるぞ!」
おおっ!!!!
「一般市民には女神リューシン様の御告げで、今日だけは郊外へ待避して貰いました。遠慮なく戦いましょう!」
「各国の兵士も到着し、一般市民の警護をしてもらいます!国の精鋭部隊は会場内及び東西南北の入口を守ってもらいます!」
「「「了解しました!」」」
『この度の戦いには世界の命運がかかっておる!!!!絶対に勝つぞっ!!!!」
「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!」」」
雄叫びと共に各自持ち場へと移動を開始した。
そして試合フィールドにて─
「流石に緊張するな………」
「ふふふっ、大丈夫よ。女神様も付いているし、このメンバーで負ける訳ないわよ?」
グランとレイラは周囲を見渡した。観客席には動き易いよう、兵士達が間隔を空けて待機しており、フィールドには各チームで固まっていた。グランはアルカナを含めて4人で、シオン達はシオン、レグルス、スピカ、アイギスでチームを組、レイン、カレン、カウスでチームを組、遊撃隊として援護をする構成である。
また、各国でエルフ国からシャンテ率いるチームに、亜人国からはバーミアが率いる獣人チーム、魔族のチームもあり各国で最強のチームを投入していた。
そして遂に邪神が現れる!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「遂にです!!!!」
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