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第5章:邪神復活編
邪神、現わる!(挿絵あり)
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剣魔大会のフィールド上に黒い球体が現れた。そして黒いイカズチを伴いながら次第に大きくなっていった。
「来るぞ!全員、警戒しろ!」
お父様の掛け声で皆が武器を構える。黒い球体が安定し、その内側から不気味な昆虫にも似た手足が現れた。そして遂に全身が出てくる!
『クックックッ!流石に我の顕現することは知られておったか?しかし、無駄な事よ!ここにいる兵力を駆逐すれば我に逆らう力は失くなるというものよ!』
邪神の姿は10メートルもある巨体で、上半身は女の姿、下半身は蜘蛛のような身体でアラウネに近い形状をしていた。
『思ったより多くではないか?では眷属達に相手をさせてやる』
そう言うと邪神の影から様々な魔物が現れた。しかも、結界の外の観客席からも魔物が現れたのだ。
『結界を張っているが、眷属達の召喚を向こう側ですれば結界は意味をなさない。クックックッ!』
ここに邪神との決戦が落とされた!
「怯むな!観客席の魔物は兵士達に任せて、俺達は邪神を倒すぞ!」
グランを筆頭に、邪神へと立ち向かった!
『邪神とは無礼な。我は【虚無の神アビスメイデン】である。このスフィアを壊す者よ!』
「黙れ!我々の住む世界に厄災をもたらす者を邪神と呼ぶのだ!秘奥義《エアリアル・バースト》!!!!」
エルフの最強戦士であるシャンテが必殺技を放った!空気を凝縮させ、一点突破の爆風と空気の塊が邪神を襲う!
『なかなかの威力だ。だが効かん!《ダーク・プレス》!!!』
邪神の放った技がシャンテのエアリアル・バーストを上から押し潰した!
「なっ!?」
自分の最強技があっさり防がれた事で驚いたが、他の戦士が同時に動き出した。
「ならば、連続でいくまでよ!」
四方八方からグランやバーミアなどが邪神に襲い掛かる!
『我に触れられると思うな!』
邪神から黒い魔力弾がマシンガンのように撃ち出される!
ドドドドッ!!!
魔力弾が当たる瞬間、グラン達の身体に結界が張られ魔力弾を弾いた!
『むっ!?』
「喰らえぇぇぇぇ!!!!!秘技《天水乱星》!!!」
闘気で降り注ぐ剣の流星を浴びせる!それと同時に、シャンテも再度奥義を放つ!
各パーティーから最大級の技が同時に放たれた!
ドッカーーーーーーーーン!!!!!!
邪神に命中した各自の技の爆発で、砂ぼこりが舞った。観客席の所では多くの兵士が魔物と戦っている。
『…………少し貴様らを見くびり過ぎていたかもな?まさか、ここまでの力を持っていたとはな!』
現れた邪神は、人間の部分の腕から紫色の【血】を流していた。そして愉快そうに辺りを見渡し言い放った。
『まさか、人間達に我の血を流させるとはな?それに………貴様、何をした?』
邪神は側面にいたシオンを見て不敵に笑った。
「貴方の結界を斬っただけよ!」
シオンの手にしている【刀】は、創造神から頂いた神器であった。
ペロッ、流れる血を舐め取り邪神はシオンへ腕を広げた。
『創造神から神器を授けられたか?忌々しい!貴様から死ね!!!《クリムゾン・ダークネス》!!!』
手の平から巨大な赤黒い球体を出し、シオンへ投げた!
「やばっ!?」
シオンは避けられないと分かると、全ての力を防御力に回した。
「シオーーーーーーーン!!!!」
ドーーーーーーーーン!!!!!!
大きな音と共にシオンの姿が消えたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「これからが邪神の本領発揮です!
「来るぞ!全員、警戒しろ!」
お父様の掛け声で皆が武器を構える。黒い球体が安定し、その内側から不気味な昆虫にも似た手足が現れた。そして遂に全身が出てくる!
『クックックッ!流石に我の顕現することは知られておったか?しかし、無駄な事よ!ここにいる兵力を駆逐すれば我に逆らう力は失くなるというものよ!』
邪神の姿は10メートルもある巨体で、上半身は女の姿、下半身は蜘蛛のような身体でアラウネに近い形状をしていた。
『思ったより多くではないか?では眷属達に相手をさせてやる』
そう言うと邪神の影から様々な魔物が現れた。しかも、結界の外の観客席からも魔物が現れたのだ。
『結界を張っているが、眷属達の召喚を向こう側ですれば結界は意味をなさない。クックックッ!』
ここに邪神との決戦が落とされた!
「怯むな!観客席の魔物は兵士達に任せて、俺達は邪神を倒すぞ!」
グランを筆頭に、邪神へと立ち向かった!
『邪神とは無礼な。我は【虚無の神アビスメイデン】である。このスフィアを壊す者よ!』
「黙れ!我々の住む世界に厄災をもたらす者を邪神と呼ぶのだ!秘奥義《エアリアル・バースト》!!!!」
エルフの最強戦士であるシャンテが必殺技を放った!空気を凝縮させ、一点突破の爆風と空気の塊が邪神を襲う!
『なかなかの威力だ。だが効かん!《ダーク・プレス》!!!』
邪神の放った技がシャンテのエアリアル・バーストを上から押し潰した!
「なっ!?」
自分の最強技があっさり防がれた事で驚いたが、他の戦士が同時に動き出した。
「ならば、連続でいくまでよ!」
四方八方からグランやバーミアなどが邪神に襲い掛かる!
『我に触れられると思うな!』
邪神から黒い魔力弾がマシンガンのように撃ち出される!
ドドドドッ!!!
魔力弾が当たる瞬間、グラン達の身体に結界が張られ魔力弾を弾いた!
『むっ!?』
「喰らえぇぇぇぇ!!!!!秘技《天水乱星》!!!」
闘気で降り注ぐ剣の流星を浴びせる!それと同時に、シャンテも再度奥義を放つ!
各パーティーから最大級の技が同時に放たれた!
ドッカーーーーーーーーン!!!!!!
邪神に命中した各自の技の爆発で、砂ぼこりが舞った。観客席の所では多くの兵士が魔物と戦っている。
『…………少し貴様らを見くびり過ぎていたかもな?まさか、ここまでの力を持っていたとはな!』
現れた邪神は、人間の部分の腕から紫色の【血】を流していた。そして愉快そうに辺りを見渡し言い放った。
『まさか、人間達に我の血を流させるとはな?それに………貴様、何をした?』
邪神は側面にいたシオンを見て不敵に笑った。
「貴方の結界を斬っただけよ!」
シオンの手にしている【刀】は、創造神から頂いた神器であった。
ペロッ、流れる血を舐め取り邪神はシオンへ腕を広げた。
『創造神から神器を授けられたか?忌々しい!貴様から死ね!!!《クリムゾン・ダークネス》!!!』
手の平から巨大な赤黒い球体を出し、シオンへ投げた!
「やばっ!?」
シオンは避けられないと分かると、全ての力を防御力に回した。
「シオーーーーーーーン!!!!」
ドーーーーーーーーン!!!!!!
大きな音と共にシオンの姿が消えたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「これからが邪神の本領発揮です!
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