71 / 109
強者どもの夢の後…………
しおりを挟む
ボロボロのフローラを見てシオンやクリス先生など驚いた。
「もしもし?大丈夫ですの!?」
「む、向こうにも何人か倒れています!」
戸惑うスカーレットとアリスに、クリス先生が的確に指示をだし、様子を見ていった。
「………うん、大丈夫。傷はたいしたことないわ。ただ、酷く疲れているみたいね。全力疾走をした感じで」
周囲を見渡して首を傾げた。
「何が起こっているの?」
「そう言えば、ここにきた時、自分も絵を描いて欲しいって言ってました!」
!?
「ええっ~~と…………?」
ヤバいわ!生徒達を置いて、自分の絵を描いて貰おうとホームルームを丸投げしたのがバレたんだわ!?
どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?
クリス先生は頭を抱えた。そこに、シオンが光りの手を差しのべた。
「なんだ。そんな事だったの?みんなの絵を描くって約束したし、順番に描いていくつもりだよ?クリス先生、私はこの下書きを仕上げたいから、クラスのみんなに心配しないでって言ってきてもらえますか?」
!?
「神様!シオン様は神様よ!!!」
「えっ?何の事???」
クリス先生の感謝の意味がわかっていないシオンだった。
「そ、それでは私も授業に戻ります!!!」
アリスもこの機会を逃すと、授業に出られないと思い、必死に声を上げたのだった。
まぁ、後に書くが本日の授業は全て無くなった事をアリスは知らなかった。
「そうですわね。私(わたくし)もそろそろ授業に向かうとしましょう。シオンさん、本日は私から皆さんに授業に出られなかった事をお伝えしますが、明日はしっかり授業に出て下さいね?」
「はーい!」
絵を描きながらシオンは返事をするのだった。
「では失礼致しますわ。ああ、ここにサンドイッチを買ってあるので食べて下さいね」
「ありがとう♪」
スカーレットは意外に力があるようで、部屋で寝かせていたフローラなど女子生徒を一階の食堂まで、片手で持ち上げて運んだ。
「………あれは身体強化?スカーレット、確かに侮れないかもね」
誰もいない部屋でシオンは小さく呟くのだった。
・
・
・
・
・
・
・
「……………何なのこれは!?」
クリス先生とアリス、スカーレットが教室へ向かうと、教室の中は死屍累々の状態であった。
机など破壊され、多くの生徒が寝かされていた。
すでに他の先生や、隣のクラスの生徒が手伝い教室を掃除してくれていた。
「クリス先生!今までどこにいたのですか!」
同僚の教師が詰め寄った。
「えっと………シオンという生徒が教室にこないので、女子寮に行っていました」
ダラダラ…………
ダラダラ…………
どうしてこうなったのよーーーーーー!!!!!!
同僚の教師から事情を聞いて、クリス先生は絶句して何も言えなくなった。
人の事が言えないからだ。
「これが天罰なのね。トホホホッ」
ガクッと落ち込むクリス先生をよそに、生徒の治療と教室の掃除のため、本日の授業はなくなったのでした。
「せ、せっかく抜け出してきたのに………」
ガクッとアリスも床に手を置いて落ち込むのでした。
「もしもし?大丈夫ですの!?」
「む、向こうにも何人か倒れています!」
戸惑うスカーレットとアリスに、クリス先生が的確に指示をだし、様子を見ていった。
「………うん、大丈夫。傷はたいしたことないわ。ただ、酷く疲れているみたいね。全力疾走をした感じで」
周囲を見渡して首を傾げた。
「何が起こっているの?」
「そう言えば、ここにきた時、自分も絵を描いて欲しいって言ってました!」
!?
「ええっ~~と…………?」
ヤバいわ!生徒達を置いて、自分の絵を描いて貰おうとホームルームを丸投げしたのがバレたんだわ!?
どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?どうしよう!どうしよう?どうしよう?
クリス先生は頭を抱えた。そこに、シオンが光りの手を差しのべた。
「なんだ。そんな事だったの?みんなの絵を描くって約束したし、順番に描いていくつもりだよ?クリス先生、私はこの下書きを仕上げたいから、クラスのみんなに心配しないでって言ってきてもらえますか?」
!?
「神様!シオン様は神様よ!!!」
「えっ?何の事???」
クリス先生の感謝の意味がわかっていないシオンだった。
「そ、それでは私も授業に戻ります!!!」
アリスもこの機会を逃すと、授業に出られないと思い、必死に声を上げたのだった。
まぁ、後に書くが本日の授業は全て無くなった事をアリスは知らなかった。
「そうですわね。私(わたくし)もそろそろ授業に向かうとしましょう。シオンさん、本日は私から皆さんに授業に出られなかった事をお伝えしますが、明日はしっかり授業に出て下さいね?」
「はーい!」
絵を描きながらシオンは返事をするのだった。
「では失礼致しますわ。ああ、ここにサンドイッチを買ってあるので食べて下さいね」
「ありがとう♪」
スカーレットは意外に力があるようで、部屋で寝かせていたフローラなど女子生徒を一階の食堂まで、片手で持ち上げて運んだ。
「………あれは身体強化?スカーレット、確かに侮れないかもね」
誰もいない部屋でシオンは小さく呟くのだった。
・
・
・
・
・
・
・
「……………何なのこれは!?」
クリス先生とアリス、スカーレットが教室へ向かうと、教室の中は死屍累々の状態であった。
机など破壊され、多くの生徒が寝かされていた。
すでに他の先生や、隣のクラスの生徒が手伝い教室を掃除してくれていた。
「クリス先生!今までどこにいたのですか!」
同僚の教師が詰め寄った。
「えっと………シオンという生徒が教室にこないので、女子寮に行っていました」
ダラダラ…………
ダラダラ…………
どうしてこうなったのよーーーーーー!!!!!!
同僚の教師から事情を聞いて、クリス先生は絶句して何も言えなくなった。
人の事が言えないからだ。
「これが天罰なのね。トホホホッ」
ガクッと落ち込むクリス先生をよそに、生徒の治療と教室の掃除のため、本日の授業はなくなったのでした。
「せ、せっかく抜け出してきたのに………」
ガクッとアリスも床に手を置いて落ち込むのでした。
33
あなたにおすすめの小説
【完】相手が宜しくないヤツだから、とりあえず婚約破棄したい(切実)
桜 鴬
恋愛
私は公爵家令嬢のエリザベート。弟と妹がおりますわ。嫡男の弟には隣国の姫君。妹には侯爵子息。私には皇太子様の婚約者がおります。勿論、政略結婚です。でもこればかりは仕方が有りません。貴族としての義務ですから。ですから私は私なりに、婚約者様の良い所を見つけようと努力をして参りました。尊敬し寄り添える様にと努力を重ねたのです。でも無理!ムリ!絶対に嫌!あからさまな変態加減。更には引きこもりの妹から明かされる真実?もう開いた口が塞がらない。
ヒロインに隠しキャラ?妹も私も悪役令嬢?ならそちらから婚約破棄して下さい。私だけなら国外追放喜んで!なのに何故か執着されてる。
ヒロイン!死ぬ気で攻略しろ!
勿論、やられたら倍返ししますけど。
(異世界転生者が登場しますが、主人公は異世界転生者では有りません。)
続編として【まだまだ宜しくないヤツだけど、とりあえず婚約破棄しない。】があります。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
毒を盛られて生死を彷徨い前世の記憶を取り戻しました。小説の悪役令嬢などやってられません。
克全
ファンタジー
公爵令嬢エマは、アバコーン王国の王太子チャーリーの婚約者だった。だがステュワート教団の孤児院で性技を仕込まれたイザベラに籠絡されていた。王太子達に無実の罪をなすりつけられエマは、修道院に送られた。王太子達は執拗で、本来なら侯爵一族とは認められない妾腹の叔父を操り、父親と母嫌を殺させ公爵家を乗っ取ってしまった。母の父親であるブラウン侯爵が最後まで護ろうとしてくれるも、王国とステュワート教団が協力し、イザベラが直接新種の空気感染する毒薬まで使った事で、毒殺されそうになった。だがこれをきっかけに、異世界で暴漢に腹を刺された女性、美咲の魂が憑依同居する事になった。その女性の話しでは、自分の住んでいる世界の話が、異世界では小説になって多くの人が知っているという。エマと美咲は協力して王国と教団に復讐する事にした。
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
わたくしが社交界を騒がす『毒女』です~旦那様、この結婚は離婚約だったはずですが?
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
※完結しました。
離婚約――それは離婚を約束した結婚のこと。
王太子アルバートの婚約披露パーティーで目にあまる行動をした、社交界でも噂の毒女クラリスは、辺境伯ユージーンと結婚するようにと国王から命じられる。
アルバートの側にいたかったクラリスであるが、国王からの命令である以上、この結婚は断れない。
断れないのはユージーンも同じだったようで、二人は二年後の離婚を前提として結婚を受け入れた――はずなのだが。
毒女令嬢クラリスと女に縁のない辺境伯ユージーンの、離婚前提の結婚による空回り恋愛物語。
※以前、短編で書いたものを長編にしたものです。
※蛇が出てきますので、苦手な方はお気をつけください。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる