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☆プロローグ(イラストのある時は☆を付けてあります)
しおりを挟む私、シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者である。
そして今、旅立ちの時である!そして伝説へ~と、いう訳ではないよ~
と、その前にどうして旅立つのかダイジェストをどうぞ。
私は産まれた時から前世の記憶あり、前世で大好だった夢までみた異世界転生にワクワクしていた。
赤ちゃんの時に、魔力を使うと魔力総量が増えるという小説の情報を実践し、ポルターガイストの現象を起こして周囲を騒がせた事は良い想い出だ。
そして魔力が空になると気絶(寝る)を繰り返した。
幼少の頃の思い出といえば3歳になる時だった。
両親は膨大な魔力があり最初は喜んだが、ポルターガイストを起こして部屋を滅茶苦茶にする私を怖がって、メイド達に世話を押し付けた。一歳年下の男女の双子も産まれており、そちらの方を可愛がっている。
私も修行のためとはいえ、部屋を壊したり、屋敷のみんなを怖がらせるつもりはなかったので、魔力の操作ができるようになってからは、ポルターガイストの現象も起こさなくなったよ。
そして5歳の時である。
ようやく動き回れるようになったので、剣術も学ぶ事にしたのよ。
魔力操作をマスターしたので身体強化という魔法?が使えるようになりました。
「ふむ、こうやって体内で魔力を循環させて、身体中に巡らすと身体強化になるのね」
それから毎日素振りを1000回ほど続けた。
本当に身体強化ってハンパねぇっす!
ただ悲しいかな。まだ子供なので疲れは余りないけど、肉体がついてこなくて体力の限界があったのよ。
まぁ、それも繰り返していけば、体力もついてくるでしょ!ネバーギブアップじゃい!
私は修行を行っていたが、時々マナーの勉強もしなさい!と言われて、渋々とやるハメになった。
この世界のことを知りたかったから、知識の勉強の方はすぐにこの世界の大人並みには身につけた。
そして、この世界の食文化が遅れていると感じた私は、お小遣いを使って定番のマヨネーズとケチャップを作りました。(ドヤ顔)
野菜ステックにマヨつけて食べるのが好きなんだよね。カリッとうまし!
美味しいは正義である!
次にフワフワなパンが食べたかったので天然酵母を作りました。
この世界のパンは、良くてフランスパンのように硬くて、スープに付けて食べるようなパンだったからね。
りんごやブドウを熱湯除菌したガラス瓶に入れて、水に浸けて放置しました。
すると白っぽい菌が出てきましたよ。これが天然酵母です。
料理番組じゃないのでサクサクいくよ~
こうして私はフワフワなパンを『庶民』の平民向けに売り出しました。貴族より庶民の大勢に食べて欲しかったからね。値段も少しだけ高いけど、いつものパンが銅貨2枚で買える所を銅貨4枚で買えるようにしたよ。少し裕福な庶民なら毎日買えるし、裕福じゃない家庭もたまにの贅沢で買えるほどの値段で売り出しました。
作り方は天然酵母を混ぜるだけだけど、天然酵母の作り方は秘密にして私の商会の独占販売にしました。
クククッ、お金が大量に舞い込んできたわ。フハハハハッッ!!!!
一応、子供なのでお金で雇った信用できる人をトップにして商会を立ち上げました。
後ろにスカーレット公爵家が付いていると公開したので、下手な貴族でも圧力を掛けることはできないようにしました。高位貴族でよかったね!
試作品を屋敷のメイドや執事さんに渡して、効果を確認してから商品化したよ。
(手荒れの酷いメイドさんとかにハンドクリームを作って渡すとめっちゃ喜ばれました。ちょっと嬉しいね)
マヨやケチャップと言った調味料やフワフワなパン。後、低価格の石鹸も開発して販売を手掛けた所、国中で爆発的に売れました。
やったね!
今では隣国にも輸出するほどの人気商品となり、膨大な売上の一部を家に寄付することで、私に干渉をしないことを両親に認めさせる事に成功したのです。
よし!これで修行に集中できるよ!
こうして私は約10年ほど、修行をしつつ、前世であったものを開発して売り出すという生活を続けたのでした。
専門的な知識は私にはないので、こんな製品だと絵を描いたり、文字で説明したりして専門家と話し合って作った物も多数商品化されました。
そして、この国【アーノルド王国】の貴族は13歳から18歳までの5年間は王立の学園に入学しないといけないのだ。
すでに家庭教師を雇っているので学園では将来のコネ作りの為の場である。
一部は婚約者探しの場でもあるが、大体の高位貴族は、幼い頃から婚約している場合が多い。
私はまったく興味がなく行くつもりは無かったのだが、両親がうるさく言ってきたので、出家するとまで言ったのだが、そうすると私の兄妹が迷惑すると言われて、流石に戸惑った。
「お前が学園に通わないと、我がスカーレット公爵家は何か問題を抱えていると社交界で恥をかき、弟妹の婚約が決まらなくなる。通うだけでいいから学園に行ってくれ!」
おふっ・・・
私も鬼ではないし、仕方ないか・・・
今更ながら、私は興味のある事しか覚えない質である。
ゆえに、妹や弟の名前など覚えていない。
これを失礼なヤツだと皆は思うだろうが、これが【私】と言う人物なのだ。
育ててくれた恩もあるし、しぶしぶ承諾して学園へ通う事になった。
でも、通い出すと周囲の視線が痛かった。
なんだろうね?
昔から修行ばかりで親しい友人など作らなかった私は『コミュ障』なのだ。
この視線は私が醜いからなのか?
それとも制服が似合っていないからなのか?
ジロジロ見られるのは良い気分ではないが、私は視線を無視して、授業を受けるのだった。
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そして、1ヶ月で飽きた。
いや、よく1ヶ月も我慢したと思う。
別に友達ができなくても、授業が面白ければ我慢できた。
だが、その授業がつまらないのだ!
えっ?子供の勉強???
って、くらい簡単過ぎるし、剣術や魔法の授業はワクワクしたのに、練習にもならない基礎のみとか!?
(実技は2年生から)
私は早急に見切りをつけて、学園長に直談判した。
そしたら飛び級制度がある事がわかった。
そして私はすぐに試験を受けさせて貰ったの。
無論、合格して晴れて卒業する事ができました。
学園を卒業して時間ができた私は、まだ13歳と言う事もあり、旅にでる事にしたのです。
実家には手紙を送って、大陸を見て周ると伝えた。
よ~し!
修行をして得た力を使って世直しのグルメ旅に出発するぞ~!
(世直しのグルメ旅とはなんぞや?)
えいえいおーーー!!!!
その頃
シオンが出ていってからの学園では──
「聞きました!シオン様が飛び級制度を使い、学園を卒業してしまいましたわ!」
「えっ!?ウソでしょう!あの神々しい御姿が見られないなんて!」
「この学園の女神様がいなくなるなんて…………」
生徒達がジロジロと見ていたのは公爵令嬢であり、シオンの美しい姿に見惚れていただけであった。
そうとは知らずにシオンはなんの憂いもなく旅に出たのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
なろうの短編版、異世界転生・日間恋愛1位ありがとうございます!
連載版も高評価お願い致します♪
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