【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪

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☆旅の始まり!

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うちの国は大陸の1番東に位置しており、下は海で北は森と山が広がっている。船旅も考えたが、歩いて大陸を見て回る事を選択したよ。

小さな女の子の1人旅のため、少し地味な服装に着替えました。

黒いズボンに黒っぽいコートを羽織って、いざ出発です。

キャピッてな感じ♪
(個人的に作者のお気に入り♪)




「とはいえ、歩いて行くと時間が掛かるんだよね」

シオンはマジックバックを取り出した。
マジックバックとは小さなカバンだけど、中身が亜空間に繋がっており、見かけ以上の物が入るのだ。

「こういう時は、マジック・ボードの出番だよ」

マジック・ボードとはスノボーの板の様なもので、魔力を込めると30センチほど浮いて移動する魔道具である。
あれ?歩いて大陸移動するって言わなかったっけ?

「歩いて行くも、乗り物に乗って移動するのも同じです!」

あれ?誰に向かって言っているんだろう?
とりま、マジック・ボードに乗って移動しました。スピードは出せるけど、馬車と同じくらいの安全運転で10~15キロぐらいのスピードで移動しました。

しばらくは穏やかな麦畑が広がっており、のんびりした風景が広がっていましたが、国境が近くなると道が狭くなり、左右に森が広がり始めました。

「もう少し整備すればいいのに」

舗装された道が狭いより、森が近いのが気にななった。
魔物や動物、盗賊など潜んでいてもわかり辛いしね。
案の定、狼の姿をした魔物が襲ってきたけど、魔法で撃退しました。

「こんなに魔物がいるなら盗賊はいないよね」

周囲に気を配りながら速度を上げて狭い道を抜けました。

「おっ♪抜けた。あれが国境の城塞都市にしてシリウス王国の王都【メルキド】か~」

森に挟まれた狭い道を抜けると、隣国の【シリウス王国】の国境の街が見えてきました。
魔物の多い森が近くにあるので、高い城壁のある城塞都市でした。

私の国と隣国の間にある少し上側には魔物が多く生息している【魔の森】と呼ばれる危険な地域があり、隣国は魔物から国を守る為に、国境近くに『王都』を構えている珍しい国なのです。
魔物を狩って、その素材を売ったり加工したりして国益を稼いでいるのです。

「これは圧巻ですな~」

20メートルはある城壁に、大きな鉄でできた城門が旅人を出迎えていた。
外側の入口の通路の左右にはちょっとした柵があり、魔物がすぐに飛び込んで来れない様な工夫がしてあった。外にも兵士の詰め所があり、魔物の襲来の時にはすぐに飛び出せる様にもなっている様でした。

「なるほど。入場待ちの人が襲われない様にしてあるのね」

街にはすぐは入れず、入口でチェックを受ける事になっていた。
多いのか少ないのかわからないが10人ほどの商人や旅人が列を作って並んでいた。
少し待って、入国の簡単な質問に答えるとすぐに中に入る事が出来た。

「まぁ、まだ13歳だしね」

他の人はもう少し詳しい審査を受けていたが、シオンはまだ子供と言う事で軽い審査で入れたのだ。

城塞都市メルキドに入ると、色々な露店に目を奪われた。

「建物の形は余り変わらないけど、活気があって良いね」

シオンは良い匂いのする屋台に入った。

「おっちゃん!串焼き一本お願い♪」
「元気なお嬢ちゃんだな!一番美味しいの持ってけ!」

大きなお肉が刺さった串を貰い、シオンはありがとう!と言うと口に頬張った。

「美味しい~~♪」
「脂が乗っていて美味いだろう。昨日狩ったばかりのフォレストウルフの肉だぞ」

来る時に倒した狼かな?
シオンは美味しかったので、お金を払ってもう一本食べた。

「よし、お腹も膨れたし街中を見て廻ろう」

シオンは露店や大きな建物の雑貨屋など見て廻った。

「治安も良いし、活気もあって良い国だね~」

うちの国は、多くの貴族が腐っているから先は暗そうだったしね~

街巡りを楽しんでいると、入口の方から魔物の襲来の声が聞こえてきた。

「街の人は慌ててない所を見ると慣れている感じがするわね。日常的なのかな?」

シオンは少し興味が湧いたので、裏路地に入ると風魔法で空を飛ぶと城壁を越えて外に出た。

「えーと、どこかな~?」

少し見渡すと、北門の方に魔物が向かってくるのが見えた。

「動物系の魔物が多いかな?」

フォレストウルフの他に、ブラックベア、一角ウサギなどが数十匹が何かから逃げるように走って向かってきた。

「おっ、騎士団も出撃したね」

騎士達は対応を分担していた。
その場で待機して、前衛は重装備の部隊が大盾を構えて待ち構えていた。

そしてその後ろには槍を構えた騎士が、大盾で魔物の動きを止めた後、槍で刺してダメージを与えていった。

「なるほど。よく訓練されているわね。しかも手慣れている」

部隊は三列になっており、いくつか分かれて対処していて三列目は弓矢だったり、横から廻り込んできた魔物に対応するため、剣士の部隊など混在していた。

「乱戦にならない様に密集陣形をしっかりしているわね。これなら私の出番はなさそうかな」

シオンは危なくなったら助太刀するつもりだったが大丈夫そうだった。

しかし、後ろから現れた別の魔物のせいで戦場は混乱する事になる。



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