【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪

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伝説の魔法?

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教皇様にこれからの事を説明した。

「しかし、女神様も面白い事を考えなさる」

シオンが祈ると女神像が光る話だ。

「後は枢機卿達の悪事をどうやって暴くかだな」

ジークもまた暗殺者を送ってくる事を警戒した。

「あの、少し違和感があったのだけど、ヒジリちゃんを殺すのが早くなかった?新しい聖女も見つけられてなのに」

「確かに、新しい聖女を見つけてから私を殺す方が確実でしたが、恐らくシオンお姉様の規格外な脱出のせいと思われます」

どう言うこっちゃねん?

「ああ、つまり似顔絵も出回り、街の出入り口も検問で逃げられない状態になっていたよね。もう見つかるのも時間の問題だったから、先に目障りな聖女を殺し、その代わりに新しい聖女が誕生したと見せたかったんじゃないかな?」

「なるほど!それなら納得だわ。枢機卿の奴ら、聖女は死んだけど、新しい聖女が見つからなくて焦っているわねw」
「でも、入口でヒジリちゃんは生きてたって報告がいっているから、逆に安心しているかも」

「だから教皇様の見張りが手薄になっていたんだね。新しい聖女を探すのに人手を使っているから」

ようやく違和感の正体がわかりスッキリしたよ。

「そしたら大々的に大聖堂の女神像の下で公表するのはどうかな?」
「多くの信者の目の前で悪事を暴くのか」
「あまり時間を掛けても逃げられる可能性があるし、聖女が死んだなんてデマを流した事で、弁解のために呼び出すのは?」

それはいい考えだけど、ヒジリちゃんだけだと来ない場合もあるんだよね。
ここは教皇様が動ければいいのだけれど、もう少し回復するには1週間以上は食事療法が必要だしなぁ~
そこでシオンはふと思いついた。

「そういえば『体力』を回復する魔法があるんだけど教皇様に掛けても大丈夫ですか?」
「シオンお姉様、回復魔法は傷は治しますが体力は回復しないのですよ?」

勘違いしているヒジリちゃんにシオンが訂正した。

「回復魔法じゃなくて体力を回復する魔法だよ。スタミナ増強魔法って言えばいいのかな?」
「体力を回復する魔法なんて聞いたことがないが・・・?」
「バフの魔法で筋力増強とも違うんですよね?」
「うん、体力が上がるから長時間疲れ知らずで動ける魔法だよ」

シオン以外は知らない魔法らしくヒジリは教皇の顔を見てどうしようと視線を送った。

「ふふふっ、せっかくの好意じゃ。お願いしようかのぅ」
「でも、万が一のことがあったら・・・」

シオンを信用していない訳ではないが、今まで寝たきりだった教皇が大丈夫なのか心配だった。

「すでに寝たきりのワシは役立たずじゃ。ヒジリのピンチにも動けず、権力も枢機卿に奪われつつある。後悔するよりは、一時的にでも動けるようになってヒジリを守りたいのじゃよ」

教皇は優しくヒジリの頭を撫でた。

「お爺ちゃん・・・」
「ではお願いする」

シオンも気合いを入れて呪文を詠唱した。

「目の前にいる彼の者に無尽蔵の体力を授けよ。『リジェネーション』」

シオンは思い出したかの様にもう一つの魔法も唱えた。

「彼の者の病を癒せ、ハイ・クリアキュア」

!?

パーッと部屋が光り輝いた。

「ちょっと待てシオン!病を癒す魔法なんてないはずだぞ!」
「確かに、レベルをMAXまで上げないと覚えることができなかった魔法だから、ほとんどの人は知らないかもね。私も初めて使ったから効果があるのかわからな・・いっ!?!!!!」

シオンだけではなく部屋にいた仲間達が一斉に驚いた。
ベットで寝ていた枯れ枝の様な老人であった教皇がベットの上で立ち上がったのだ。それだけではない!雄叫びを上げると、腕や全身の筋肉が盛り上がり、あっという間にボディービルダーの様なムキムキの体に大変身したのだ。

「「なんだそれーーーーーー!!!!!!!!!」」


「ふ、フハハハハハッ!!!!!全盛期の力が戻ってきた様じゃ!」

教皇様は腕を力こぶを作る感じでポーズを取った。

「なんて出鱈目な魔法なんだ・・・」
「いや!私の魔法っていうより教皇様がおかしいんだよ!?」

シオンは必死に弁解しようとしたが白い目で見られた。
なんでだよ~!


解せぬ!!!!!



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