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再度、旅立ち!
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教皇様に頭を下げられてから数日の猶予をもらい、ヒジリは悩みに悩んで聖女見習いとしてシオンの旅に同行することになった。
「おっ、いえ、教皇様。聖女ヒジリは今よりもっと修行して、立派な聖女となって戻ってきます!」
「うむ、今まで聖女に甘えすぎていたのじゃ。これからは神官達総出で民の為に活動することを誓おう」
教皇は周りの者に聞こえるように言った。だいぶんマシになったとは言え、後ろめたい事をしていた神官は目を伏せて、若い神官はこれからは自分達が頑張るんだといきこんだ。
聖女が修行の旅に出るという話はすぐに街中に広まった。枢機卿や大神官など高位の神官が怠惰を貪る中、聖女を始め、若い神官達が頑張って活動していた事は街中の人々が知っていたからだ。今までは裏稼業の者が幅をきかせて声を上げることが出来なかったが、この1ヶ月でシオン達が返り討ちにして、逆にアジトを潰して廻っていたため、多くの人々が喜び、声を上げることができるようになった。それ故に、街中が活気ついていた。
「なぁ聞いたか?」
「ああ、あの話だよな?女神様と会話ができる『大聖女』様の話!」
「女神様が聖女ではないと言ったが、すごい神聖力を持っているって話だよ」
「大聖女様が祈るとどんな御神体も光輝くそうだぞ!」
「マジかよ!?」
「ただ聖女様はヒジリ様がいらっしゃるから、自分は身を引いてヒジリ様を鍛えるって話だ」
「聖女に認定されてば様々な恩恵を受けられるのに辞退したっていうのは本当だったのか!?」
「まさに清貧を尊ぶ御方なのだな~」
「街のゴロツキやヤバい稼業の奴らを成敗したのも大聖女様らしいしぞ」
「聖女様って結界や治癒魔法のイメージが強いけど大聖女様は攻撃魔法も使えるのか!?」
そう何故かシオンは『大聖女』に認定されてしまっていた。
「なんでだよ~~~」(泣)
シオンはさめざめと泣いていた。
「まぁまぁ、大聖女って言っても縛られないし、自由に旅が出来るんだから、名誉職だと思って忘れよう?」
ジークがなだめるが、シオンはまたしてやられたと泣きながら頭を抱えていた。
ヒジリは教皇に抱き付き、立派な聖女となって帰ってくると感動の別れをしている最中である。責める訳にもいかず、泣いている訳である。
流石に魔窟な教会内部で長年政争を繰り広げていた教皇だけあって少しコミ障が入っているシオンが勝てる訳ないのである。
「私達は先に馬車に行っていよう」
レオナも一緒に同行することになったのだ。
「本当に良いの?」
「ああ、方位磁石をもらったけど1人では帰れる気がしないので・・・」orz
レオナの方向音痴は酷いものであった。街中でも迷子になるので、シオンはこの1ヶ月の滞在中に、新しい魔道具を開発していた。それはーー
『ペアリング・センサ~~』
(ド◯えもん風)
お互いに付けることで、相手の方向に光の線が飛ぶ魔道具である。さらに離れていても会話ができる通信機能付きでもある!(ドヤァ顔
ジークも欲しがったことで少し揉めたが、別のリングセンサーを作って仲間の位置を把握できるように改造したよ。クククッ、これで迷子のレオナをストーカー・・・コホンッ、見つけられるよ。
「ううぅ、本当にシオンは神様だよ~。天地にあまねく精霊よ。この出会いに感謝を」
残念系のお姉さんになってしまったレオナが馬車の前で祈りを捧げている。
「でも、レオナの故郷が次の国の通り道にあるっぽいからよかったね」
エルフの里は隠されており、正確な場所は秘密のようだが、オラクル聖王国と次の向かう国であるグラン帝国との国境の近くにある『迷いの森』にエルフの里はあるらしい。
「近くまで言ってもらえば精霊が道案内してくれるからなんとかなるよ」
「一体どれくらい戻ってなかったの?1年ぐらい?」
レオナは手で年数を数えて答えた。
「50年ぐらい?」
「桁が違ったーーーーー!!!!!!!」
それだけ冒険者やってればSランクになるよね。
驚くシオンが、恐る恐る聞いた。
「えっと、50年間、道に迷って帰れなかったの?」
「・・・・うん、最初は嫌なことがあって飛び出したんだけど、すぐ戻るつもりが帰れなくなったのよ」orz
グスンッ
ああ、もう泣かないの!
取り敢えずこの迷子ちゃんを送り届けますか。
「はぁ、シオンとの2人旅だったのに騒がしくなったなぁ~」
ジークは軽いため息をついた。
「あははは、でもまぁ、楽しくて良いじゃない♪」
確かにね。
シオンの笑顔を見てジークも知らずのうちに笑みを浮かべるのであった。
「おっ、いえ、教皇様。聖女ヒジリは今よりもっと修行して、立派な聖女となって戻ってきます!」
「うむ、今まで聖女に甘えすぎていたのじゃ。これからは神官達総出で民の為に活動することを誓おう」
教皇は周りの者に聞こえるように言った。だいぶんマシになったとは言え、後ろめたい事をしていた神官は目を伏せて、若い神官はこれからは自分達が頑張るんだといきこんだ。
聖女が修行の旅に出るという話はすぐに街中に広まった。枢機卿や大神官など高位の神官が怠惰を貪る中、聖女を始め、若い神官達が頑張って活動していた事は街中の人々が知っていたからだ。今までは裏稼業の者が幅をきかせて声を上げることが出来なかったが、この1ヶ月でシオン達が返り討ちにして、逆にアジトを潰して廻っていたため、多くの人々が喜び、声を上げることができるようになった。それ故に、街中が活気ついていた。
「なぁ聞いたか?」
「ああ、あの話だよな?女神様と会話ができる『大聖女』様の話!」
「女神様が聖女ではないと言ったが、すごい神聖力を持っているって話だよ」
「大聖女様が祈るとどんな御神体も光輝くそうだぞ!」
「マジかよ!?」
「ただ聖女様はヒジリ様がいらっしゃるから、自分は身を引いてヒジリ様を鍛えるって話だ」
「聖女に認定されてば様々な恩恵を受けられるのに辞退したっていうのは本当だったのか!?」
「まさに清貧を尊ぶ御方なのだな~」
「街のゴロツキやヤバい稼業の奴らを成敗したのも大聖女様らしいしぞ」
「聖女様って結界や治癒魔法のイメージが強いけど大聖女様は攻撃魔法も使えるのか!?」
そう何故かシオンは『大聖女』に認定されてしまっていた。
「なんでだよ~~~」(泣)
シオンはさめざめと泣いていた。
「まぁまぁ、大聖女って言っても縛られないし、自由に旅が出来るんだから、名誉職だと思って忘れよう?」
ジークがなだめるが、シオンはまたしてやられたと泣きながら頭を抱えていた。
ヒジリは教皇に抱き付き、立派な聖女となって帰ってくると感動の別れをしている最中である。責める訳にもいかず、泣いている訳である。
流石に魔窟な教会内部で長年政争を繰り広げていた教皇だけあって少しコミ障が入っているシオンが勝てる訳ないのである。
「私達は先に馬車に行っていよう」
レオナも一緒に同行することになったのだ。
「本当に良いの?」
「ああ、方位磁石をもらったけど1人では帰れる気がしないので・・・」orz
レオナの方向音痴は酷いものであった。街中でも迷子になるので、シオンはこの1ヶ月の滞在中に、新しい魔道具を開発していた。それはーー
『ペアリング・センサ~~』
(ド◯えもん風)
お互いに付けることで、相手の方向に光の線が飛ぶ魔道具である。さらに離れていても会話ができる通信機能付きでもある!(ドヤァ顔
ジークも欲しがったことで少し揉めたが、別のリングセンサーを作って仲間の位置を把握できるように改造したよ。クククッ、これで迷子のレオナをストーカー・・・コホンッ、見つけられるよ。
「ううぅ、本当にシオンは神様だよ~。天地にあまねく精霊よ。この出会いに感謝を」
残念系のお姉さんになってしまったレオナが馬車の前で祈りを捧げている。
「でも、レオナの故郷が次の国の通り道にあるっぽいからよかったね」
エルフの里は隠されており、正確な場所は秘密のようだが、オラクル聖王国と次の向かう国であるグラン帝国との国境の近くにある『迷いの森』にエルフの里はあるらしい。
「近くまで言ってもらえば精霊が道案内してくれるからなんとかなるよ」
「一体どれくらい戻ってなかったの?1年ぐらい?」
レオナは手で年数を数えて答えた。
「50年ぐらい?」
「桁が違ったーーーーー!!!!!!!」
それだけ冒険者やってればSランクになるよね。
驚くシオンが、恐る恐る聞いた。
「えっと、50年間、道に迷って帰れなかったの?」
「・・・・うん、最初は嫌なことがあって飛び出したんだけど、すぐ戻るつもりが帰れなくなったのよ」orz
グスンッ
ああ、もう泣かないの!
取り敢えずこの迷子ちゃんを送り届けますか。
「はぁ、シオンとの2人旅だったのに騒がしくなったなぁ~」
ジークは軽いため息をついた。
「あははは、でもまぁ、楽しくて良いじゃない♪」
確かにね。
シオンの笑顔を見てジークも知らずのうちに笑みを浮かべるのであった。
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