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命名!
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【お知らせ】
物語も佳境に差し掛かり、ぼちぼち終わりが近付いてきました。最後までお付き合いして頂ければ幸いです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
移民の移住も落ち着いてきた頃。
「シオンお姉様!大変なことに気付いちゃいました!!!!!」
ヒジリが慌てて飛び込んできた。
「なに!?敵襲かしら!」
ディスクワークから解放されてストレス発散したいシオンは飛び上がった。
最近は落ち着いてきたとはいえ、国主?領主?の仕事は多くある。そして今だにどっちなんだろうと言う状態である。
「違います!もっと大事なことデス!」
「大事なこと?」
コテンッと首を傾げるシオンにヒジリは続けた。
「はい!この領地の名前デス!」
「うん?名前???」
すぐにピンッと来なかったシオンだが、ようやく思い立った。
「確かに、なんかみんなが聖地とか呼んでいるから気付かなかったね。メンバーを集めて意見を募ろうか」
善は急げと言う事で、パーティーメンバーを集めて意見を聞いて見ました。
「えっ、ここって聖地って呼んでいるんじゃないの?」
レオナは心底驚いた様子だった。
「俺も聖地って呼んでた」
「あら、私もみんなが大聖女が開拓した土地にちなんで聖地って呼んでいたからそうなのかと思っていたわ」
ジークやルリちゃんまでもが聖地認定していた。
「だから聖地じゃないんだよ~」
ハラハラと涙を流しながら答えるシオンも、訂正を諦めて放置していたので今まで気付かなかったのである。
「コホンッ!なので!この『領地』の名前を募集します!意見を出して下さい!」
なかなば強引に話を持っていった。
「はい!シオンお姉様の『国』なので、大聖女の国が良いと思います!」
悪気なしのヒジリの意見にシオンは腕をバツにして拒否した。
「止めてよ~せっかく領地って強調したのに国にしないでよ~~それに大聖女でもないんだよ~」
無きながら拒否するシオンにヒジリはガックシと肩を落とした。
「う~ん、この場所の地名から取るのはどうかしら?」
ルリちゃんの言葉にシオンはそれだ!と指をさしたが───
「あ、ここって魔の森とか死の森って言うんだった」
「いきなり滅びたな」
ズーンと土下座ポーズで落ち込んだ。
orz
「次よ!次!」
そう言って次々と案を出したがなかなか良い名前が出て来なかった。
なんでだよ~~
「みんな!どうして『英雄村』とか『聖なる乙女の都市』とか「シオンの街」など変な名前ばかり言うのよ。それになによ!この『やらかしの国』とか、真面目に考えてよ~」
ムキーと地団駄を踏みながらシオンはキレていた。
仲間達もお互いに視線を交わして、シオンの事を考えると常々思っていた事が言葉になって出てきた様で、苦虫を噛んだような顔になった。
「ま、まぁまぁ、ゆっくり考えれば良いじゃないか」
「そ、そうですよ。シオンお姉様なら良い名前がそのうち付きますから」
「急がなくても良いと思うわよ。1年以上も問題無かったし」
仲間達のフォローがよそよそしかった。
「嫌だ!もう名前を付けるって決めたもん!絶対に決めるもん!」
半ば意地になってしまった子供化したシオンに仲間達はやれやれと言った感じで再度、真面目に考えることになった。
「でも、そもそもここは辺境の領地なのか?国なのか?」
「そうね。なぁなぁになっていたけど、良い機会だしそれも決めましょうか」
と、言う訳でまずはそこから決める事になりました。
「各国はどちらでも認めてくれると思いますが、シオンお姉様が国は嫌だとおっしゃるので、中間?を取って、【独立都市】と言うことになりました」
「おおっ!パチ!パチッ!」
「まぁ、ほぼ国の扱いだけど、何処にも干渉されない領地と言うことで、すでに住んでいる領民や各国に伝えておこう」
「じゃ、そう言うことで───」
ヒジリちゃんがみんなに伝えてくると言って出ていこうとしたが…………ガシッ
「ど~こ~へ~い~く~の~?」
「ひぃっ!はい、名前が決まってませんでしたね」
ぬっと後ろからヒジリちゃんを捕まえて、最初に戻るのだった。
「国の………都市や街の名前ってずっと続くものだからしっかりと決めないとな」
「そうなんですよね。だからシオンお姉様の名前を後世に残したいです!」
「自分の名前なんて嫌だよ~」
(泣)
そんな時、トリネコさんが打ち合わせにやって来た。
「おや?みなさんお揃いで、何をされているのですか?」
実は──カクカクシカジカと言う訳でして………
「なるほど。すでに聖地の呼び名が浸透していましたが、正式な名前ですか。確かにあった方がいいですね」
「うんうん、そうだよね!」
トリネコは軽い気持ちで口にした。
「シオンお嬢様は魔導具の発明家ですから、【魔導都市ソーサリー】とか良いかも知れませんな」
アハハハと冗談交じりで言うと──
「「「それ採用!!!!」」」
「えっ?」
目を丸くするトリネコにシオンは喜びながら言った。
「呼びやすいし良いね」
「シオンお姉様の偉業も伝わり易いデス♪」
「周辺国にも周知しやすいわね」
「この名前なら反感を買う事もないだろう。聖地だと聖王国と被るから心配していたんだ」
すぐにみんなに知らせようと解散になった。
「トリネコさんありがとう!」
シオン達が居なくなった後、固まって動けなかったトリネコは呟いた。
「えっと、夢じゃないよな?この私が偉大なシオンお嬢様の治める都市の名付け親だなんて………」
普通なら国を興した場合は国王が名前を付けるものである。自身の権力求心力の為にだ。
まぁ、誰が名付けたなんて普通は言わないよなぁ~と思っていたが、正直者のシオン達はトリネコが考えたとアッチコッチで言いふらしたために、シオンの独立都市の名付け親としてのネームバリューのお陰で、更に商会が大きくなったのは言うまでもなかった。
「何処までも着いていきます!」
トリネコの忠誠心も大きくなるのだった。
物語も佳境に差し掛かり、ぼちぼち終わりが近付いてきました。最後までお付き合いして頂ければ幸いです。
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移民の移住も落ち着いてきた頃。
「シオンお姉様!大変なことに気付いちゃいました!!!!!」
ヒジリが慌てて飛び込んできた。
「なに!?敵襲かしら!」
ディスクワークから解放されてストレス発散したいシオンは飛び上がった。
最近は落ち着いてきたとはいえ、国主?領主?の仕事は多くある。そして今だにどっちなんだろうと言う状態である。
「違います!もっと大事なことデス!」
「大事なこと?」
コテンッと首を傾げるシオンにヒジリは続けた。
「はい!この領地の名前デス!」
「うん?名前???」
すぐにピンッと来なかったシオンだが、ようやく思い立った。
「確かに、なんかみんなが聖地とか呼んでいるから気付かなかったね。メンバーを集めて意見を募ろうか」
善は急げと言う事で、パーティーメンバーを集めて意見を聞いて見ました。
「えっ、ここって聖地って呼んでいるんじゃないの?」
レオナは心底驚いた様子だった。
「俺も聖地って呼んでた」
「あら、私もみんなが大聖女が開拓した土地にちなんで聖地って呼んでいたからそうなのかと思っていたわ」
ジークやルリちゃんまでもが聖地認定していた。
「だから聖地じゃないんだよ~」
ハラハラと涙を流しながら答えるシオンも、訂正を諦めて放置していたので今まで気付かなかったのである。
「コホンッ!なので!この『領地』の名前を募集します!意見を出して下さい!」
なかなば強引に話を持っていった。
「はい!シオンお姉様の『国』なので、大聖女の国が良いと思います!」
悪気なしのヒジリの意見にシオンは腕をバツにして拒否した。
「止めてよ~せっかく領地って強調したのに国にしないでよ~~それに大聖女でもないんだよ~」
無きながら拒否するシオンにヒジリはガックシと肩を落とした。
「う~ん、この場所の地名から取るのはどうかしら?」
ルリちゃんの言葉にシオンはそれだ!と指をさしたが───
「あ、ここって魔の森とか死の森って言うんだった」
「いきなり滅びたな」
ズーンと土下座ポーズで落ち込んだ。
orz
「次よ!次!」
そう言って次々と案を出したがなかなか良い名前が出て来なかった。
なんでだよ~~
「みんな!どうして『英雄村』とか『聖なる乙女の都市』とか「シオンの街」など変な名前ばかり言うのよ。それになによ!この『やらかしの国』とか、真面目に考えてよ~」
ムキーと地団駄を踏みながらシオンはキレていた。
仲間達もお互いに視線を交わして、シオンの事を考えると常々思っていた事が言葉になって出てきた様で、苦虫を噛んだような顔になった。
「ま、まぁまぁ、ゆっくり考えれば良いじゃないか」
「そ、そうですよ。シオンお姉様なら良い名前がそのうち付きますから」
「急がなくても良いと思うわよ。1年以上も問題無かったし」
仲間達のフォローがよそよそしかった。
「嫌だ!もう名前を付けるって決めたもん!絶対に決めるもん!」
半ば意地になってしまった子供化したシオンに仲間達はやれやれと言った感じで再度、真面目に考えることになった。
「でも、そもそもここは辺境の領地なのか?国なのか?」
「そうね。なぁなぁになっていたけど、良い機会だしそれも決めましょうか」
と、言う訳でまずはそこから決める事になりました。
「各国はどちらでも認めてくれると思いますが、シオンお姉様が国は嫌だとおっしゃるので、中間?を取って、【独立都市】と言うことになりました」
「おおっ!パチ!パチッ!」
「まぁ、ほぼ国の扱いだけど、何処にも干渉されない領地と言うことで、すでに住んでいる領民や各国に伝えておこう」
「じゃ、そう言うことで───」
ヒジリちゃんがみんなに伝えてくると言って出ていこうとしたが…………ガシッ
「ど~こ~へ~い~く~の~?」
「ひぃっ!はい、名前が決まってませんでしたね」
ぬっと後ろからヒジリちゃんを捕まえて、最初に戻るのだった。
「国の………都市や街の名前ってずっと続くものだからしっかりと決めないとな」
「そうなんですよね。だからシオンお姉様の名前を後世に残したいです!」
「自分の名前なんて嫌だよ~」
(泣)
そんな時、トリネコさんが打ち合わせにやって来た。
「おや?みなさんお揃いで、何をされているのですか?」
実は──カクカクシカジカと言う訳でして………
「なるほど。すでに聖地の呼び名が浸透していましたが、正式な名前ですか。確かにあった方がいいですね」
「うんうん、そうだよね!」
トリネコは軽い気持ちで口にした。
「シオンお嬢様は魔導具の発明家ですから、【魔導都市ソーサリー】とか良いかも知れませんな」
アハハハと冗談交じりで言うと──
「「「それ採用!!!!」」」
「えっ?」
目を丸くするトリネコにシオンは喜びながら言った。
「呼びやすいし良いね」
「シオンお姉様の偉業も伝わり易いデス♪」
「周辺国にも周知しやすいわね」
「この名前なら反感を買う事もないだろう。聖地だと聖王国と被るから心配していたんだ」
すぐにみんなに知らせようと解散になった。
「トリネコさんありがとう!」
シオン達が居なくなった後、固まって動けなかったトリネコは呟いた。
「えっと、夢じゃないよな?この私が偉大なシオンお嬢様の治める都市の名付け親だなんて………」
普通なら国を興した場合は国王が名前を付けるものである。自身の権力求心力の為にだ。
まぁ、誰が名付けたなんて普通は言わないよなぁ~と思っていたが、正直者のシオン達はトリネコが考えたとアッチコッチで言いふらしたために、シオンの独立都市の名付け親としてのネームバリューのお陰で、更に商会が大きくなったのは言うまでもなかった。
「何処までも着いていきます!」
トリネコの忠誠心も大きくなるのだった。
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