悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪

naturalsoft

文字の大きさ
36 / 100

①龍族のみんなを虜にする悪女…………いいえ、悪役令嬢です♪

しおりを挟む
またまたリーヴィルがやってきてから2週間ほど経ちました。すでにリーヴィルもしっかりと修道院に馴染んでいました。

「シオン、ドラン殿の使者がきて大体の住居が出来たので1度来て欲しいとの事だ」

リーヴィルはビキニアーマーにエプロンという、前から見ると裸エプロンの状態に見えるマニアックな格好でシオンを呼びにきた。

「おっ!もう生活出来る状態になったんだ?」

部屋にいたシオンは振り替えると、リーヴィルの姿を見て……………悶えたのでした。

「リーヴィルたん!結婚して!?」

ポカリッ!

「頭が沸いているんですか!」

シオンを軽く叩いて出ていった。すでにシオンのあしらい方を学んでいるリーヴィルであった。

「もう!連れないな~!でも、龍族の新しい住居か~」

んっ?待てよ?

シオンは龍族が料理がアバウトな事に気付いた。

「よし!エルフと獣人達の代表も連れて、ご近所さんのご挨拶に連れて行きましょう!」

そして、現代の料理を食べて貰いましょう!

シオンはエルフと獣人族に連絡をして修道院へ集まってから龍族の住む山脈へと向かった!

「あの~シオン様?本当に龍族の方々がこの山脈に戻ってきて住居を構えると言うのは本当なのでしょうか?」

エルフの族長であるイルミナさんが不安そうに尋ねた。

「そうだよー!だから、近くの集落に挨拶しに行こうと思ったのよ♪」

イルミナにしてみたら、強大な龍族がやってきたこと自体が恐怖する出来事であり、それは獣人族も同じであった。

そして山脈の龍族の新住居に着いて、大勢の龍族に囲まれた時、泣きそうになっていた。

「ようこそ!我らの新住居へ!」

イルミナ達の不安と恐怖とは裏腹に、龍族達の熱烈な歓迎に戸惑うばかりである。

しかし、山脈の中腹の開けた場所を見渡すとまばらに簡易住居が点在する程度で、生活出来るとは思えない場所に、シオンは少し首を傾げた。

「住居が少なくない?本当にここで生活しているの?」

シオンの言葉に、出迎えていたドランが答えた。

「我々は山脈の各地にある洞窟に住んでいるんだ。表に出ているのは共有の食堂や来客用に用意しただけだ」

ふむふむ、なるほどねー!
でも、ちょっと簡易過ぎない?ボロボロではないけど、公園とかにある雨避けの建物程度だよ?
これがカルチャーショックって奴なのかしら?

「これから各種族の文化交流を計りたいと思うのですが、我々にはあの建物は少し過ごし難いので、新しい建物を建ててもいいですか?」

シオンの言葉にキョトンとしたドランだったが、シオンが魔法ですぐに建てれると言うことで許可がでた。

「我々も他の種族との交流は久々なので、配慮が欠けていました。申し訳ない!」

ドランはエルフのイルミナと獣人族の代表達に頭を下げてシオンの魔法を待った。

シオンが緑聖魔術を唱えると、みるみる内に大きな屋敷が出来上がった。

「オオオォォォォォォ!!!!!!!!」

建物は西洋風ではなく、中華風として作られた。大きな体格の龍族でも入り易いようにだ。

「す、凄い!なんて芸術的な建造物なんだ!」

ドランを初めとした龍族の一族達はシオンが作った大きな屋敷に入って感動していた。

内装も人魚達に作った植物で出来たソファーなどで快適であった。

「シオン殿!出来ればもう幾つか作って頂けないだろうか!?御礼は弾みます!」

龍族達は金銀財宝を持ってきた!

「私に任せなさい!」

マッハで答えたシオンは、山脈の中腹にこれでもかっと言うほどに建物を建てまくった!

こうして、僅か半日で山脈の中腹にちょっとした繁華街っぽい場所が出来上がったのでした。

「ちょっとシオン!建てすぎよ!龍族には維持する技術がないのよ!どうするつもり!」

スピカの指摘にしまった!という顔をするシオン。

「やべっ!そうだよね………あっ、ドワーフの人達を連れて来よう!忘れてたよ!」

そう、この修道院の周辺の森にはドワーフも住んでいるという事を忘れていた。

「まぁ、今すぐという訳じゃないし、また今度考えましょう」

龍族達は招待したという事も忘れてシオンを褒め称えるのでした。







しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました

たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。

婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。

黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」 豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。 しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。

魅了が解けた貴男から私へ

砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。 彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。 そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。 しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。 男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。 元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。 しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。 三話完結です。

『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています

六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。 しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。 「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

処理中です...