40 / 100
準備は大切だよ~
しおりを挟む
龍族の新住居でどんちゃん騒ぎをしたシオン達は、泊まっていき次の日に帰る事になった。
何だかいつもどんちゃん騒ぎしているよなぁ~
すっかり打ち解けた龍族と、一緒に帰るエルフと獣人達がいた。
「これからシオンの言葉で、文化交流の為にお互いに何人か各集落で暮らす事になったのよ」
「生活のスタイルも違うし、知らない所で不快にしてしまうかも知れないので、お互いの事をもっと知って貰う事になりました!」
龍族のみなさんが、エルフや獣人達の文化交流に熱烈歓迎していたのだ。
まぁ、美味しい食事の為に料理のできる種族の方々が必要だったからね~
「私は戻るけど、時々遊びにくるからね!龍族の皆さんもしっかり料理を覚えて下さいね!」
「「「はいっ!」」」
おお!みんな返事したよ!?
「それと女性の皆さんは特に頑張ってね。美味しい料理が作れると、婚活に有利だよ~」
シオンが軽く言った言葉が後々、龍族の中でとんでもない文化へと発展していくのだ。龍族は力が強い者に惹かれるのだが、結婚相手は料理の上手い方が有利となり、取り合いになった場合は、【食戟】で勝敗を決める事になるのはもう少し後のお話です♪
「ふぅ~、我が家は落ち着くね~」
「そうですね~ズズズ…………ふぅ、梅昆布茶が美味しいです~」
騒ぎ過ぎて疲れの取れないシオンは、グテ~と机に伏していた。
「だらしないのぅ!シャキッとせんか!シャキッと!」
玉藻に怒られ、ノロノロと動き出した。
「ねぇ、スフィア………は、いいや!玉藻とスピカはドワーフの居場所を知っているの?」
「う~ん、正確な場所は知らないけど、強い魔物の住む西の方にあるみたいよ?」
スピカの言葉に玉藻が付け加える。
「我々の獣人の集落から西に行った所にある帝国と王国の境に山脈があり、そこの地下に住んでいるそうじゃ」
「なるほどねー!」
チョンチョン…………
スフィアがシオンを突ついてきた。
「何よ?」
「どうして私に聞かないんですか!」
「だって知らないじゃん!」
バッサリ言ったシオンにスフィアは膝を抱えていじけた。
ブツブツ………
「それは知りませんけどー!それよりもっと言い方ってものが…………ブツブツ」
うん!うざいから放っておきましょう!
「シオン、行くのかぇ?」
「うん!龍族の住宅のメンテもあるしね!」
シオンはやる気を取り戻した。
「ただ、少し問題が………」
歯切れの悪い玉藻が言った。
「あそこの魔物は格段に手強いのじゃ。大丈夫かぇ?」
そういえば、西の方へ行けば行くほど魔物が強くなるんだっけ?
「大丈夫でしょう?ドワーフだって生きて生活しているんだから?」
「まぁ、シオンにはウッド君がいるし大丈夫かな?」
スピカは少し考える仕草をして結論付けた。
「玉藻もドワーフのいる所までは行ったことないの?」
「いや、何度か西の山脈の近くまでは行ったことがあるぞぇ?3ヶ月に1度、外周付近の魔物調査をしていたのでなぁ~」
ふむふむ、なるほどね!
「今日は遠出の準備をして、獣人達の集落まで行ってからドワーフの所を目指しますか!」
こうして、シオン達は身支度をして次の日に旅立ったのでした。
・
・
・
・
・
・
「シオン様!いらっしゃいませ!玉藻様もお元気そうで何よりです!」
獣人の集落へ着くとシオンは熱烈な歓迎を受けた。前回の猫かぶり10枚が効いているようだ。
「すまぬが、ドワーフへ会いに行かねばならなくなったゆえ、手の空いている者に声を掛けてくれんか?」
玉藻が地理に詳しい者を手配してくれた。
「それにしてもシオン様は凄いですね!あの最強の【戦闘民族】の龍族からも信頼されているなんて!」
目をキラキラさせて獣人達はシオンを褒め称えた。獣人族も龍族と同じく強い者が尊われるのだ。
「ありがとうございます。でも、どんな種族であれ、誠心誠意に接すればわかってくれますわ」
何故か獣人族の村へくると、秘技猫かぶり10枚が発生し、公爵令嬢モードになってしまうシオンだった。
まぁ、自分のせいで困窮した獣人達を、蹂躙し叩きのめした過去があるので後ろめたいのであった。
こうして、道案内を手にしてドワーフの住む場所へ向かうのでした。
何だかいつもどんちゃん騒ぎしているよなぁ~
すっかり打ち解けた龍族と、一緒に帰るエルフと獣人達がいた。
「これからシオンの言葉で、文化交流の為にお互いに何人か各集落で暮らす事になったのよ」
「生活のスタイルも違うし、知らない所で不快にしてしまうかも知れないので、お互いの事をもっと知って貰う事になりました!」
龍族のみなさんが、エルフや獣人達の文化交流に熱烈歓迎していたのだ。
まぁ、美味しい食事の為に料理のできる種族の方々が必要だったからね~
「私は戻るけど、時々遊びにくるからね!龍族の皆さんもしっかり料理を覚えて下さいね!」
「「「はいっ!」」」
おお!みんな返事したよ!?
「それと女性の皆さんは特に頑張ってね。美味しい料理が作れると、婚活に有利だよ~」
シオンが軽く言った言葉が後々、龍族の中でとんでもない文化へと発展していくのだ。龍族は力が強い者に惹かれるのだが、結婚相手は料理の上手い方が有利となり、取り合いになった場合は、【食戟】で勝敗を決める事になるのはもう少し後のお話です♪
「ふぅ~、我が家は落ち着くね~」
「そうですね~ズズズ…………ふぅ、梅昆布茶が美味しいです~」
騒ぎ過ぎて疲れの取れないシオンは、グテ~と机に伏していた。
「だらしないのぅ!シャキッとせんか!シャキッと!」
玉藻に怒られ、ノロノロと動き出した。
「ねぇ、スフィア………は、いいや!玉藻とスピカはドワーフの居場所を知っているの?」
「う~ん、正確な場所は知らないけど、強い魔物の住む西の方にあるみたいよ?」
スピカの言葉に玉藻が付け加える。
「我々の獣人の集落から西に行った所にある帝国と王国の境に山脈があり、そこの地下に住んでいるそうじゃ」
「なるほどねー!」
チョンチョン…………
スフィアがシオンを突ついてきた。
「何よ?」
「どうして私に聞かないんですか!」
「だって知らないじゃん!」
バッサリ言ったシオンにスフィアは膝を抱えていじけた。
ブツブツ………
「それは知りませんけどー!それよりもっと言い方ってものが…………ブツブツ」
うん!うざいから放っておきましょう!
「シオン、行くのかぇ?」
「うん!龍族の住宅のメンテもあるしね!」
シオンはやる気を取り戻した。
「ただ、少し問題が………」
歯切れの悪い玉藻が言った。
「あそこの魔物は格段に手強いのじゃ。大丈夫かぇ?」
そういえば、西の方へ行けば行くほど魔物が強くなるんだっけ?
「大丈夫でしょう?ドワーフだって生きて生活しているんだから?」
「まぁ、シオンにはウッド君がいるし大丈夫かな?」
スピカは少し考える仕草をして結論付けた。
「玉藻もドワーフのいる所までは行ったことないの?」
「いや、何度か西の山脈の近くまでは行ったことがあるぞぇ?3ヶ月に1度、外周付近の魔物調査をしていたのでなぁ~」
ふむふむ、なるほどね!
「今日は遠出の準備をして、獣人達の集落まで行ってからドワーフの所を目指しますか!」
こうして、シオン達は身支度をして次の日に旅立ったのでした。
・
・
・
・
・
・
「シオン様!いらっしゃいませ!玉藻様もお元気そうで何よりです!」
獣人の集落へ着くとシオンは熱烈な歓迎を受けた。前回の猫かぶり10枚が効いているようだ。
「すまぬが、ドワーフへ会いに行かねばならなくなったゆえ、手の空いている者に声を掛けてくれんか?」
玉藻が地理に詳しい者を手配してくれた。
「それにしてもシオン様は凄いですね!あの最強の【戦闘民族】の龍族からも信頼されているなんて!」
目をキラキラさせて獣人達はシオンを褒め称えた。獣人族も龍族と同じく強い者が尊われるのだ。
「ありがとうございます。でも、どんな種族であれ、誠心誠意に接すればわかってくれますわ」
何故か獣人族の村へくると、秘技猫かぶり10枚が発生し、公爵令嬢モードになってしまうシオンだった。
まぁ、自分のせいで困窮した獣人達を、蹂躙し叩きのめした過去があるので後ろめたいのであった。
こうして、道案内を手にしてドワーフの住む場所へ向かうのでした。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる