悪徳領主の娘に転生しました。『魔法学園恋愛編!』たぶん!

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宴会だ!

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日が落ちる頃、シオン達は厳しい臨海学校という修行を終えて旅館に戻ってきた。

「はぁ~もうクタクタだよ~」
「本当に疲れたな………」
「前のクラス対抗戦並みにしんどいよ」

各クラスメイト達は重たい体を引きずるように、やっとの思いで旅館にたどり着いた。

「さぁ、各自部屋に戻りしだい温泉へ向かうのじゃ。1時間後の19時に豪華な夕食が待っておるぞ」

ウンディーネの言葉に生徒達は息を吹き替えした。

「そうだ!これの為に頑張ってきたんだ!」
「温泉♪堪能するぞー!」
「これで死ねる……」

ワイノ
ワイノ

各自、先程のゾンビ状態がウソの様に部屋へ駆け出した。

そして─

「ふぃ~気持ちいいねー♪」
「本当に………」
「ブクブクブク…………」

シオン達は温泉に浸かっていた。

「生き返るよ~」
「1日目これだと、明日が怖いわね」
「ブクブク…………」

「やめて!想像したくないわ!?」

明日の事を考えて頭を振った。

「それより、みんなは大丈夫だった?」
「私は最初の水鏡の滝には苦労したわ」
「フレイは炎の魔法が得意だからね。仕方ないわ」
「私は後の迷い森が大変でした」

セリスは体力がないから大変だったね。

「でもミレイユは凄かったね。流石はベテランの冒険者をやっていただけはあるね♪」

あれ?
キョロキョロ………いない???

「ねぇ、ミレイユは?」
「そういえば………あれ?」

フレイが呑気にいった。

「ミレイユならさっきから沈んでいるけど?」

!?

フレイは指をさしていった。
うぎゃーーー!!!!!

「早く言いなさいよ!?」
「い、いや……何かの修行かなぁ~と思って……?」

そんなわけないでしょう!?
ミレイユを慌てて温泉から引き揚げた。

「ゴホッ………なんかフワフワしてます~」
「ちょっと大丈夫!?」
「えーと、うん、ちょっとのぼせただけで大丈夫みたいです」

セリスが回復魔法を掛けながら診断した。

「疲れ切って寝落ちしたのね?本当に気を付けてよね」
「はぁーい」

まだ夢心地なミレイユを運びながら夕食へと向かった。
シオン達は夕食の部屋に向かうと驚いた。

「…………おかしい」
「ええ、おかしいですね?」
「なんなの?これは?」

指定された部屋に入ると、畳の座敷部屋だった。そこは別にいいのだが、明らかに『広さ』が外観と合っていなかった。

「驚いたかのぅ?一年生全員では大人数で、部屋を分けなければならなかったので、空間魔法で部屋を広げたのじゃ」

浴衣姿のウンディーネがそう言って場所を指定した。

「取り敢えずクラスで固めたので、自分の名前のある所に座るのじゃ」

ウンディーネは入ってくる生徒に、各自説明して誘導した。

「ねぇ?さっきの温泉って、何か特別な効果でもあるのかしら?」
「あっ、やっぱり?疲れが取れたのと、お肌がプルプルだよね♪」
「ゴクリッ、もう食べたらダメかしら?」

温泉から上がった女子達は生徒が集まるまで雑談を楽しんだ。そして浴衣姿の色気が増した女子達に男子どもはドキドキしていたのだった。
そして目の前には、すでにお刺身などの食事が盛られていた。

「さて、全員そろったので夕食を始めるのじゃ!」

ウンディーネがパンパンッと手を叩くと、中居さん(精霊)達が料理を運んできた。

「今日は無礼講じゃ!厳しい修行によく耐えた!カンパーイ!!!」

「「「カンパーイ!!!」」」

生徒達は各自、食事を楽しんだ。行儀よく静かに食べる者も居れば、ガツガツと食べる者もいた。

!?

「美味しい!!!」
「なにこれ!なにこれ!美味し過ぎるわ!」

本日のメニューは和食であった。目の前で天ぷらを揚げて生徒達に配ったり、小さな土鍋に具材たっぷりの鍋だったりと、空腹の生徒達には宝石のように見えるほどだった。

「おかわり自由じゃ!たくさん食べるがよいぞ!それと水鏡の滝をクリアした者だけ、スペシャルメニューである、特製サイコロステーキを付けてある。堪能するがよいぞ♪」

「マジで!?うまい!」
「クソッ!どうして俺は出来なかったんだ!?」

食べれなかった生徒は血の涙を流しながら悔しがった。
いや、たかだか食べ物で血の涙を流すなよ………

「にゃははは!おかわり持ってこーい!」

そして、何故かアルコールなどでてないはずなのに、酔った感じになったシオンが出来上がっていた。








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