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ついに対面!
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シオン達が進むと、大きな黒い扉が見えてきた。
「この先ね………」
「油断せずに開けるのじゃ!」
開けたとたんに攻撃魔法とか飛んでくるかも知れないからね!
しかし扉は自然とギギギッと開いていった。
「歓迎のつもりかのぅ?」
ウンディーネを先頭にゆっくりと中へ入っていった。すると、中はダンジョンボスの部屋ぐらい広く、地面にはよく分からない紋様が書かれており、紫色に光っていた。
「よくきたな。四大精霊とその契約者よ」
部屋の奥に魔王とダークリキッドが待ち構えていた。
「私の名前はシオンよ!覚えておきなさいよ!」
「威勢がいいな?ここまで私の花嫁になりにきた訳でもなかろう?」
「当たり前じゃない!あなたを倒しにきたのよ!」
シオンはビシッと指をさして言った。
魔王は薄笑いをしながら後ろを指差した。
「私の後ろにあるものが、なんだかわかるか?」
魔王の後ろには不気味な大きな時計?の様なものがあった。
「趣味の悪い時計ね?あなたにピッタリじゃないかしら?」
シルフィードが皮肉を言った。
しかし、顔には冷や汗が流れていた。
「気付いたか?流石は四大精霊の知恵袋と言ったところかな?」
シオン達が尋ねた。
「シルフィ?あれはなんなの?」
厳しい顔でシルフィが話した。
「あれは邪神復活のメーターだわ」
!?
時計の針を見ると少しずつ動いており、針は22時を指していた。
「この針が↑を指したとき、邪神は復活する!」
魔王は高々に叫んだ。
「この魔王城が空を飛んでいるのは、地上で死んだ人間達の魂や魔力、怨念を吸い上げる為に浮いているのだ」
「魔王軍が各国に攻めている理由が邪神の供物を集めるためって訳だったのね!」
「如何にも!」
確かに余り時間はないみたい。
でも──
「なら、さっさと貴方を倒せばいいだけのことね!」
!!!!?
ウンディーネとシルフィードはシオンに合わせて攻撃魔法を放った!
「水よ!邪悪を払いて敵を穿て!激流波!!!」
「風よ!邪気を浄化し邪悪を滅ぼす刃となれ!聖風斬!!!!」
「えっ、ええっっと、とにかく倒れなさい!魔力弾!!!」
ウンディーネとシルフィードは魔族などにz効果を発揮する聖属性の魔法を放ったが、シオンはカッコいい呪文が思い付かず、無属性の魔力の弾丸を放った。
なんとも格好が着かないのである。
魔王は黒い光を空中に出したが、シオン達の魔法は吸収されず、打ち破り魔王に着弾した。
「やったわ!」
爆発音と共に煙が晴れていくと、魔王は健在だった。
「流石にやるではないか?埃が着いてしまったぞ?」
全くの無傷!?
「今のは小手調べじゃ。これから本気で行くのじゃ!」
出遅れたセリスやスノー、クリスも臨戦態勢を取ったのだった。
「この先ね………」
「油断せずに開けるのじゃ!」
開けたとたんに攻撃魔法とか飛んでくるかも知れないからね!
しかし扉は自然とギギギッと開いていった。
「歓迎のつもりかのぅ?」
ウンディーネを先頭にゆっくりと中へ入っていった。すると、中はダンジョンボスの部屋ぐらい広く、地面にはよく分からない紋様が書かれており、紫色に光っていた。
「よくきたな。四大精霊とその契約者よ」
部屋の奥に魔王とダークリキッドが待ち構えていた。
「私の名前はシオンよ!覚えておきなさいよ!」
「威勢がいいな?ここまで私の花嫁になりにきた訳でもなかろう?」
「当たり前じゃない!あなたを倒しにきたのよ!」
シオンはビシッと指をさして言った。
魔王は薄笑いをしながら後ろを指差した。
「私の後ろにあるものが、なんだかわかるか?」
魔王の後ろには不気味な大きな時計?の様なものがあった。
「趣味の悪い時計ね?あなたにピッタリじゃないかしら?」
シルフィードが皮肉を言った。
しかし、顔には冷や汗が流れていた。
「気付いたか?流石は四大精霊の知恵袋と言ったところかな?」
シオン達が尋ねた。
「シルフィ?あれはなんなの?」
厳しい顔でシルフィが話した。
「あれは邪神復活のメーターだわ」
!?
時計の針を見ると少しずつ動いており、針は22時を指していた。
「この針が↑を指したとき、邪神は復活する!」
魔王は高々に叫んだ。
「この魔王城が空を飛んでいるのは、地上で死んだ人間達の魂や魔力、怨念を吸い上げる為に浮いているのだ」
「魔王軍が各国に攻めている理由が邪神の供物を集めるためって訳だったのね!」
「如何にも!」
確かに余り時間はないみたい。
でも──
「なら、さっさと貴方を倒せばいいだけのことね!」
!!!!?
ウンディーネとシルフィードはシオンに合わせて攻撃魔法を放った!
「水よ!邪悪を払いて敵を穿て!激流波!!!」
「風よ!邪気を浄化し邪悪を滅ぼす刃となれ!聖風斬!!!!」
「えっ、ええっっと、とにかく倒れなさい!魔力弾!!!」
ウンディーネとシルフィードは魔族などにz効果を発揮する聖属性の魔法を放ったが、シオンはカッコいい呪文が思い付かず、無属性の魔力の弾丸を放った。
なんとも格好が着かないのである。
魔王は黒い光を空中に出したが、シオン達の魔法は吸収されず、打ち破り魔王に着弾した。
「やったわ!」
爆発音と共に煙が晴れていくと、魔王は健在だった。
「流石にやるではないか?埃が着いてしまったぞ?」
全くの無傷!?
「今のは小手調べじゃ。これから本気で行くのじゃ!」
出遅れたセリスやスノー、クリスも臨戦態勢を取ったのだった。
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