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邪神
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黒い煙が集まり形となった邪神が現れた。上半身は髪の長い女性の姿をしており、下半身が蜘蛛と蟹を合わせたような、異形の姿をしていた。体長は10メートルもある巨体である。
『ようやく現世へ顕現できたのぅ。ここまで永かった。何人もの魔王を放っても、封印を破れる者はおらんかった。誉めて遣わす』
「ありがとうございます。邪神様」
魔王は貴族の礼の様に優雅に頭を下げた。
『貴様に褒美を取らせよう。有り難く思うがよいぞ』
「はっ!感謝いたし──」
バギリッ!!!!
!?
「なっ!?」
何と邪神は魔王を食べてしまった。ヘソの所に大きな口が存在し一口だった。突然の事に頭を下げていた魔王も対処できず、身体の半分を喰い破られて一撃で絶命した。そして残りの半分も邪神は食べるのだった。
「自業自得ね。仲間を殺した報いが自分に返ってきたのよ」
「でも哀れじゃな。ここまで尽くした邪神にあっさり殺されるとはのぅ………」
魔王を食べ終わると邪神はこちらを赤い目で見据えた。
『またのぅ?与えた我が魂の欠片を取り込むのに時間が掛かってしまった』
「あの黒い石の事ね!」
『永い時間を掛けて、封印される前に世界に散らばった、我が魂の欠片を集めたのだ。全盛期とは言えぬが、貴様らを殺すには十分であろう。さぁ、我に命を差し出すが良いぞ。さすれば苦しまずに殺してやろう!』
そういうと、邪神は全身から黒い魔力を放出した。
「くっ………これで全盛期でないなんて…………」
苦悶の表情を浮かべるセリスに、シオンやウンディーネなどは複雑な顔をしていた。
「ど、どうしたんですか!?」
焦るセリスの言葉に、シオンとウンディーネ、そこにスノーも加わり首を傾げた。
「これは…………シオン、妾とシルフィードは例の魔法の準備に入る。邪神を頼むぞ!」
「うん、任されたよ!」
魔力を発生させて、近付けない様にした邪神は力の充電が終わったのか、特大の魔法を放ってきた。
『クハハハハ!!!!死ぬがよいわ!』
闇属性の魔法がシオンに放たれた。
「こっちもいくよー!」
気の抜ける掛け声と共に、シオンは聖属性の魔法を放った!
邪神とシオンの魔法がぶつかり合い、バチバチッと音を立てた。
『クククッ!このまま押し返してくれるわ!』
さらに力を込めようとした邪神だったが、シオンの魔法は邪神の魔法を呑み込み、邪神に迫った。
『はっ?』
ドーーーーーーン!!!!!!!!
まともにぶつかり、大きな爆発音が響いた。
「シオン、凄いわ!」
セリスは誉めるが、シオンは何とも言えない顔をしていた。
「さっきからどうしたの?押してるわよ!」
「いや、まぁ、そうなんだけどね?なんか拍子抜けしちゃって………」
何を言っているんだお前は!みたいな顔をするセリスは再度尋ねた。
「拍子抜けってどういうことなの?」
「思ったより邪神が弱くてね。これじゃ、ウンディーネ1人でも倒せるよ」
!?
「あの凄い魔力を放っていた邪神が弱いって…………」
セリスは信じられないと言った風に驚いた。
『ググググッ……………舐めるなよ!この人間風情が!!!!』
結構なダメージを受けていた邪神は怒り狂って突撃してきた。巨体に似合わず素早かった。
「セリス!対邪神の最終兵器の出番よ!」
「えええっっ!!!!?」
Σ(Д゚;/)/
突然振られて驚くセリスを掴むと、なんと!セリスを邪神に向けて投げたのだった。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
叫びながらセリスは邪神へと向かっていった。
『ようやく現世へ顕現できたのぅ。ここまで永かった。何人もの魔王を放っても、封印を破れる者はおらんかった。誉めて遣わす』
「ありがとうございます。邪神様」
魔王は貴族の礼の様に優雅に頭を下げた。
『貴様に褒美を取らせよう。有り難く思うがよいぞ』
「はっ!感謝いたし──」
バギリッ!!!!
!?
「なっ!?」
何と邪神は魔王を食べてしまった。ヘソの所に大きな口が存在し一口だった。突然の事に頭を下げていた魔王も対処できず、身体の半分を喰い破られて一撃で絶命した。そして残りの半分も邪神は食べるのだった。
「自業自得ね。仲間を殺した報いが自分に返ってきたのよ」
「でも哀れじゃな。ここまで尽くした邪神にあっさり殺されるとはのぅ………」
魔王を食べ終わると邪神はこちらを赤い目で見据えた。
『またのぅ?与えた我が魂の欠片を取り込むのに時間が掛かってしまった』
「あの黒い石の事ね!」
『永い時間を掛けて、封印される前に世界に散らばった、我が魂の欠片を集めたのだ。全盛期とは言えぬが、貴様らを殺すには十分であろう。さぁ、我に命を差し出すが良いぞ。さすれば苦しまずに殺してやろう!』
そういうと、邪神は全身から黒い魔力を放出した。
「くっ………これで全盛期でないなんて…………」
苦悶の表情を浮かべるセリスに、シオンやウンディーネなどは複雑な顔をしていた。
「ど、どうしたんですか!?」
焦るセリスの言葉に、シオンとウンディーネ、そこにスノーも加わり首を傾げた。
「これは…………シオン、妾とシルフィードは例の魔法の準備に入る。邪神を頼むぞ!」
「うん、任されたよ!」
魔力を発生させて、近付けない様にした邪神は力の充電が終わったのか、特大の魔法を放ってきた。
『クハハハハ!!!!死ぬがよいわ!』
闇属性の魔法がシオンに放たれた。
「こっちもいくよー!」
気の抜ける掛け声と共に、シオンは聖属性の魔法を放った!
邪神とシオンの魔法がぶつかり合い、バチバチッと音を立てた。
『クククッ!このまま押し返してくれるわ!』
さらに力を込めようとした邪神だったが、シオンの魔法は邪神の魔法を呑み込み、邪神に迫った。
『はっ?』
ドーーーーーーン!!!!!!!!
まともにぶつかり、大きな爆発音が響いた。
「シオン、凄いわ!」
セリスは誉めるが、シオンは何とも言えない顔をしていた。
「さっきからどうしたの?押してるわよ!」
「いや、まぁ、そうなんだけどね?なんか拍子抜けしちゃって………」
何を言っているんだお前は!みたいな顔をするセリスは再度尋ねた。
「拍子抜けってどういうことなの?」
「思ったより邪神が弱くてね。これじゃ、ウンディーネ1人でも倒せるよ」
!?
「あの凄い魔力を放っていた邪神が弱いって…………」
セリスは信じられないと言った風に驚いた。
『ググググッ……………舐めるなよ!この人間風情が!!!!』
結構なダメージを受けていた邪神は怒り狂って突撃してきた。巨体に似合わず素早かった。
「セリス!対邪神の最終兵器の出番よ!」
「えええっっ!!!!?」
Σ(Д゚;/)/
突然振られて驚くセリスを掴むと、なんと!セリスを邪神に向けて投げたのだった。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
叫びながらセリスは邪神へと向かっていった。
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