180 / 181
8章:エルフの国のエロフ!
村を改造しよう!
しおりを挟む
村長さんから詳しい話を聞いて、ささやかながらのもてなしを受けた。
当然の事ながら、ジャイアントトードの手足が出てきました。見た目は手羽先に似ています!
ああ、イーリス王女ちゃんが真っ青ですよ。私もちょっと遠慮したいけど…………貴重な食糧を無駄にしてはいけません!横を見ると光さんが、真っ先に手を伸ばしていました。
よし!イクのじゃ!光さん!!!
パクリッ
「ん~!なかなかイケますね♪外はカリカリで、噛めば噛む程に味が染み出て美味しいわ~!」
う~む?
食レポを聞く限りでは美味しそうですね?
では私も目を瞑って頂きます!
パクリッ!
モグモグ。モグモグ。
あら?本当に意外とイケますね♪
シオンが食べたの見て他の者も恐る恐る食べました。
なかなか好評のようでした。
そして、次の日になりました。
「光さんやクマネコもいるし、この村を結界を張って守れないかしら?」
シオンの提案に、光さんは同意した。
「そうね。また魔物が襲ってきても困るし何とかしましょう。後、シオンには村の防壁を作って貰おうかしら?」
チッ!光さんめ!自分だけ働くのが嫌だったのかしら?でも、この村の木の柵だと心元ないし、土魔法で石壁を作った方がいいわね!
村長さんに話して村の防壁を作る事を許可してもらい、シオンは魔法で城壁のような物を作っていった。
「スイレン、貴方は村の井戸や川が汚染させていないかチェックして、水の精霊らしく浄化もお願いね?」
ふっふっふっ、他の者も働かせないとね♪
自分だけ働くのが嫌なシオンであった。
各騎士団長達には村の周辺の探索と魔物の間引きをお願いした。倒した魔物の素材剥ぎもお願いした。
これで少しは村が安全になり、収入が入ればいいな!
流石のシオンでも一度に石壁を作る事が出来なかったので、少しずつ何度も石の板を魔法で作り、1日掛かりで辺境の村とは思えない城壁を作り上げたのだった。村の入口の扉だけは村人の方にお願いして頑丈な物を作って貰った。
「これだけの物を1日で作るとは信じられない!?」
大勢の村人が驚きましたが、これで安全になるとわかり、笑顔で喜んでくれました。
「本当にありがとうございました!」
「いえいえ、元凶を倒したらまた戻ってくるので、万が一魔物に襲われて村がなくなったりするとこちらも危ないですからね」
シオンが自分の仕事をしていると、光さんも昨日の村の広場に、ちょっとした台座を設置して、光の結界を張っていた。これで弱い魔物は寄ってこれないでしょう。
「光あれっ!」
少し大き目の魔石を使い、光の魔力を込めました。水晶玉みたいな物が淡く光出した。
「ふっふっふっ!この結界玉はハイテクよ♪太陽の光で魔力を補充するから弱い結界なら半永久的に機能するわ♪」
ソーラーパネルですか!?
スイレンも井戸水など清浄な物に浄化して、村人の飲み水の確保に繋げていた。
その夕方、騎士団長達が多くの魔物を狩ってきたので村人達が喜んだ。
1番喜んだのはイーリス王女で、カエルを食べなくても良いと内心、1番喜んでいたのは秘密です!
そして、また次の日になりました。
早朝に、村長さんから小さな山脈の麓に洞窟があり、そこが魔物の巣窟になっていると聞いたのでさっそく向かうことになりました。
「洞窟か………逃げ場の確保って大丈夫かな?」
今回は王子と王女がいるので、余り危険なことはしないと心に決めて向かうシオンでした。
まぁ、いつもやらかすんだけどね♪
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「のどかな村を魔改造にするなんて………なんて………楽しいんだーーーー!!!!!」
シオン
「最低ですわね」
愚者の声
「なにおうっ!」
シオン
「まだまだ甘いですわ!村全体をドーム型に覆って、空を飛べるようにしなければっ!」
愚者の声
「なんか違う!?宇宙船なの!?UFOだよ!?」
当然の事ながら、ジャイアントトードの手足が出てきました。見た目は手羽先に似ています!
ああ、イーリス王女ちゃんが真っ青ですよ。私もちょっと遠慮したいけど…………貴重な食糧を無駄にしてはいけません!横を見ると光さんが、真っ先に手を伸ばしていました。
よし!イクのじゃ!光さん!!!
パクリッ
「ん~!なかなかイケますね♪外はカリカリで、噛めば噛む程に味が染み出て美味しいわ~!」
う~む?
食レポを聞く限りでは美味しそうですね?
では私も目を瞑って頂きます!
パクリッ!
モグモグ。モグモグ。
あら?本当に意外とイケますね♪
シオンが食べたの見て他の者も恐る恐る食べました。
なかなか好評のようでした。
そして、次の日になりました。
「光さんやクマネコもいるし、この村を結界を張って守れないかしら?」
シオンの提案に、光さんは同意した。
「そうね。また魔物が襲ってきても困るし何とかしましょう。後、シオンには村の防壁を作って貰おうかしら?」
チッ!光さんめ!自分だけ働くのが嫌だったのかしら?でも、この村の木の柵だと心元ないし、土魔法で石壁を作った方がいいわね!
村長さんに話して村の防壁を作る事を許可してもらい、シオンは魔法で城壁のような物を作っていった。
「スイレン、貴方は村の井戸や川が汚染させていないかチェックして、水の精霊らしく浄化もお願いね?」
ふっふっふっ、他の者も働かせないとね♪
自分だけ働くのが嫌なシオンであった。
各騎士団長達には村の周辺の探索と魔物の間引きをお願いした。倒した魔物の素材剥ぎもお願いした。
これで少しは村が安全になり、収入が入ればいいな!
流石のシオンでも一度に石壁を作る事が出来なかったので、少しずつ何度も石の板を魔法で作り、1日掛かりで辺境の村とは思えない城壁を作り上げたのだった。村の入口の扉だけは村人の方にお願いして頑丈な物を作って貰った。
「これだけの物を1日で作るとは信じられない!?」
大勢の村人が驚きましたが、これで安全になるとわかり、笑顔で喜んでくれました。
「本当にありがとうございました!」
「いえいえ、元凶を倒したらまた戻ってくるので、万が一魔物に襲われて村がなくなったりするとこちらも危ないですからね」
シオンが自分の仕事をしていると、光さんも昨日の村の広場に、ちょっとした台座を設置して、光の結界を張っていた。これで弱い魔物は寄ってこれないでしょう。
「光あれっ!」
少し大き目の魔石を使い、光の魔力を込めました。水晶玉みたいな物が淡く光出した。
「ふっふっふっ!この結界玉はハイテクよ♪太陽の光で魔力を補充するから弱い結界なら半永久的に機能するわ♪」
ソーラーパネルですか!?
スイレンも井戸水など清浄な物に浄化して、村人の飲み水の確保に繋げていた。
その夕方、騎士団長達が多くの魔物を狩ってきたので村人達が喜んだ。
1番喜んだのはイーリス王女で、カエルを食べなくても良いと内心、1番喜んでいたのは秘密です!
そして、また次の日になりました。
早朝に、村長さんから小さな山脈の麓に洞窟があり、そこが魔物の巣窟になっていると聞いたのでさっそく向かうことになりました。
「洞窟か………逃げ場の確保って大丈夫かな?」
今回は王子と王女がいるので、余り危険なことはしないと心に決めて向かうシオンでした。
まぁ、いつもやらかすんだけどね♪
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「のどかな村を魔改造にするなんて………なんて………楽しいんだーーーー!!!!!」
シオン
「最低ですわね」
愚者の声
「なにおうっ!」
シオン
「まだまだ甘いですわ!村全体をドーム型に覆って、空を飛べるようにしなければっ!」
愚者の声
「なんか違う!?宇宙船なの!?UFOだよ!?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる