17 / 181
2章:内政改革は波瀾万丈です!
ヒーローは遅れてやって来る者ですわ!すみません!ただの遅刻です!
しおりを挟む
戦闘が始まって3時間も経ってくると、大体の戦闘が終了し散発的な戦闘のみになっていた。
すでに、1時間ほど前に到着したフィリアス騎士団の騎馬隊が敵に突撃し、敵を大いに混乱させ魔物をどんどん屠っていった赤龍騎士団の活躍で戦況は大きく傾いた。防戦しながら魔物を削っていた戦略から、攻勢に転じる戦闘に移行したのだった。
1番の激戦区である前線で魔物の攻撃を耐えていた土龍騎士団の分隊である都市防衛騎士団100人は軽傷、重傷者を含め60人の負傷者を出したが、意外な事に死亡者はゼロであった。
オークはまだしも、非力なゴブリンやウルフ系といった魔物では重装備フルアーマの騎士にダメージを与えるのは難しかったみたいだ。
冒険者では200人ほど参加した内、35名が死亡し120人が負傷した。しかも重傷者の割合が多い。後方支援の弓使いや魔導師達は軽傷のみでほぼ無傷だった。これにより、森の中での小規模戦闘なら兎も角、大規模な戦闘では騎士団の様に隊列を組み、指揮官の下で集団戦術で戦う事が有効的だと判明した。
後に、魔の森攻防戦と歴史書に記載される出来事は、後々の対魔物戦術に大いに影響を与えたのだった。
「うぉぉぉぉぉおおおお!!!!!!勝ったぞーーーーー!!!!!」
疲れきった身体に鞭を打ち、皆が勝鬨を上げる!まだ戦闘は完全に終了していないが、既に掃討戦になっていた。直に全て終了するだろう。
そんな時、漸ようやくフィリアス公爵家と他の騎士団が到着したのだった。街の冒険者達は、到着の遅い公爵家騎士団を非難したがお父様は冒険者、騎士団、街の為に戦った皆さんに頭を下げて感謝を述べた。これには冒険者達も言葉を失った。貴族の、しかも最上位の位を持つ者が、底辺の冒険者に頭を下げた事はそれほど衝撃的だったのだ。
そして、お父様は身軽な飛龍騎士団に魔の森の偵察と調査に行かせた。
「カイン公爵!久しぶりだな!援軍感謝する」
ギルドマスターが挨拶にきた。マスターも戦っていたみたいで、全身が返り血と泥だらけだ。
「遅くなってすまない。杞憂になれば良いのだが、強力な魔物が近付いている可能性がある。怪我人を街に運び、倒した魔物の魔石だけ拾って、死体は焼却処分するぞ!血の臭いでやってくるかも知れんからな!」
ギルドマスターも同意すると、手の空いている者に指示を出す。そして私は─
「光さん!力を貸して!大いなる光の精霊に祈りを捧げます。目の前で傷付いている者を癒す光をここに!エリア・ハイヒール!!!」
戦場に着いて私が真っ先にやった事と言えば、負傷者の治療であった。
野戦病院に眩い光が覆った。太陽の様に明るく、でも月の光の様に優しい光が辺りを埋め尽くす。すると、怪我の痛みに苦しんでいた負傷者達の痛みが引き、怪我もほとんどが塞がったのだった。しかも腕を失った者に対して、新しい腕が再生したのだ。
「奇跡だ!!!!」
「女の子が光の球体と一緒に救ってくれたぞ!」
「誰なんだ!?」
野戦病院は軽いパニックになった。当然である。私は光さんに諭され、挨拶をした。
「皆様、挨拶もせずに治療を始めて申し訳ありません。私はフィリアス公爵家長女、シオン・フィリアスと申します。遅れて来て大変申し訳ありませんでした」
私は小さい身体で深く頭を下げてお詫びする。
「援軍に来た公爵様の娘さんか!」
「こんな小さな子供を連れて来たのか!?」
「でも、怪我を治した魔法は・・・?」
まだまだ、ざわめきが収まらないので、続けて説明をする。
「皆様、聞いて下さい!私の横にいる球体は光の精霊です!私は光の精霊の力を借りて皆さんの怪我を治しました。そして、言いたいことは色々とあると思いますが、ここはまだ危険なのです。急ぎ街の中まで避難してください。もしかしたら、強力な魔物がこの後やってくる可能性が高いのです!」
私の説明に、皆が納得した訳では無かったが騎士団の皆さんがやって来て、街の方へ誘導して連れて行った。
「シオン!ありがとう。大勢の者が救われたよ」
お父様がやって来て感謝してくれた。
「初めましてシオンお嬢様。私は冒険者ギルドのマスターをやっている者です。しかし、凄まじい魔法力ですなー!欠損部分まで再生させるとは!?」
ギルドマスターは凄く興奮していた。周りの皆もいつの間にか聖女降臨だとか、本物の【星乙女】様だ!など声が上がった。
(星乙女とはなんぞや?)
ズンッ
「と、兎に角!負傷者は街に避難させて、今着いた騎士団達が後を引き継ぐので良いですね!」
ズンッ!ズンッ!
私は強引に締めて、お父様の指示を待つ。家族や騎士団の皆は私がやらかす事に免疫があるが、他の人達は無いので大騒ぎだよ。
ズズンッ!
何だよ!さっきからうるさいな!!!
ピィーーーーーーイ!!!!
突然、警報の笛の音が鳴った。
急ぎ、野戦病院のテントから出ると森の方から偵察に出ていた飛龍騎士団の人々が次々に駆け足で逃げ出して、此方にやってくる所だった。
「何があった!!!」
怒鳴り声が響く!すぐに伝令役の騎士がやって来て報告する
「大変です!り、龍が現れ此方へ向かって来ています!」
なんですとーーーーー!!!!!
ど、どうするのよーーー!!!!!
龍と言えば魔物の最上位に君臨する最強種だよ!私も気が動転したがお父様は冷静に確認する。
「・・種類はどうだ?」
種類・・・?
「はっ!種類は土龍で、体調20メートルの成体のようです!」
土龍・・・我が家の騎士団の名前にもなっている龍で、岩みたいな外見に強力な力と最強クラスの防御力を持っている龍である。唯一の弱点と言えば動きが遅い事ぐらいだ。
「これはまた厄介な奴が現れたな・・・土龍の到着時間は分かるか?」
「確実ではありませんが、距離と進行速度から2時間弱で到着するかと」
2時間・・・それがタイムリミットのようである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「うらうらららーーー!!!!!」
シャドウボクシング中!
シオン
生暖かい目
「暖かくなってきましたからねー」
愚者の声
「はぁはぁはぁ!」
シオン
ドン引き!
「ちょっと!近付かないでくれます!?文面的に変質者ですわ!」
愚者の声
「ひどっ!?」
シオン
「1人で変質者的な踊りをしてはぁはぁしてれば十分にお縄ですわ!」
愚者の声
「ち、違うのー!かくかくしかじかなんですー!」
シオン
「ふむふむ、かくかくしかじかですね。お巡りさーん!」
愚者の声
伝わってねぇーーーー!!!!!
ダッシュー!(逃げ
すでに、1時間ほど前に到着したフィリアス騎士団の騎馬隊が敵に突撃し、敵を大いに混乱させ魔物をどんどん屠っていった赤龍騎士団の活躍で戦況は大きく傾いた。防戦しながら魔物を削っていた戦略から、攻勢に転じる戦闘に移行したのだった。
1番の激戦区である前線で魔物の攻撃を耐えていた土龍騎士団の分隊である都市防衛騎士団100人は軽傷、重傷者を含め60人の負傷者を出したが、意外な事に死亡者はゼロであった。
オークはまだしも、非力なゴブリンやウルフ系といった魔物では重装備フルアーマの騎士にダメージを与えるのは難しかったみたいだ。
冒険者では200人ほど参加した内、35名が死亡し120人が負傷した。しかも重傷者の割合が多い。後方支援の弓使いや魔導師達は軽傷のみでほぼ無傷だった。これにより、森の中での小規模戦闘なら兎も角、大規模な戦闘では騎士団の様に隊列を組み、指揮官の下で集団戦術で戦う事が有効的だと判明した。
後に、魔の森攻防戦と歴史書に記載される出来事は、後々の対魔物戦術に大いに影響を与えたのだった。
「うぉぉぉぉぉおおおお!!!!!!勝ったぞーーーーー!!!!!」
疲れきった身体に鞭を打ち、皆が勝鬨を上げる!まだ戦闘は完全に終了していないが、既に掃討戦になっていた。直に全て終了するだろう。
そんな時、漸ようやくフィリアス公爵家と他の騎士団が到着したのだった。街の冒険者達は、到着の遅い公爵家騎士団を非難したがお父様は冒険者、騎士団、街の為に戦った皆さんに頭を下げて感謝を述べた。これには冒険者達も言葉を失った。貴族の、しかも最上位の位を持つ者が、底辺の冒険者に頭を下げた事はそれほど衝撃的だったのだ。
そして、お父様は身軽な飛龍騎士団に魔の森の偵察と調査に行かせた。
「カイン公爵!久しぶりだな!援軍感謝する」
ギルドマスターが挨拶にきた。マスターも戦っていたみたいで、全身が返り血と泥だらけだ。
「遅くなってすまない。杞憂になれば良いのだが、強力な魔物が近付いている可能性がある。怪我人を街に運び、倒した魔物の魔石だけ拾って、死体は焼却処分するぞ!血の臭いでやってくるかも知れんからな!」
ギルドマスターも同意すると、手の空いている者に指示を出す。そして私は─
「光さん!力を貸して!大いなる光の精霊に祈りを捧げます。目の前で傷付いている者を癒す光をここに!エリア・ハイヒール!!!」
戦場に着いて私が真っ先にやった事と言えば、負傷者の治療であった。
野戦病院に眩い光が覆った。太陽の様に明るく、でも月の光の様に優しい光が辺りを埋め尽くす。すると、怪我の痛みに苦しんでいた負傷者達の痛みが引き、怪我もほとんどが塞がったのだった。しかも腕を失った者に対して、新しい腕が再生したのだ。
「奇跡だ!!!!」
「女の子が光の球体と一緒に救ってくれたぞ!」
「誰なんだ!?」
野戦病院は軽いパニックになった。当然である。私は光さんに諭され、挨拶をした。
「皆様、挨拶もせずに治療を始めて申し訳ありません。私はフィリアス公爵家長女、シオン・フィリアスと申します。遅れて来て大変申し訳ありませんでした」
私は小さい身体で深く頭を下げてお詫びする。
「援軍に来た公爵様の娘さんか!」
「こんな小さな子供を連れて来たのか!?」
「でも、怪我を治した魔法は・・・?」
まだまだ、ざわめきが収まらないので、続けて説明をする。
「皆様、聞いて下さい!私の横にいる球体は光の精霊です!私は光の精霊の力を借りて皆さんの怪我を治しました。そして、言いたいことは色々とあると思いますが、ここはまだ危険なのです。急ぎ街の中まで避難してください。もしかしたら、強力な魔物がこの後やってくる可能性が高いのです!」
私の説明に、皆が納得した訳では無かったが騎士団の皆さんがやって来て、街の方へ誘導して連れて行った。
「シオン!ありがとう。大勢の者が救われたよ」
お父様がやって来て感謝してくれた。
「初めましてシオンお嬢様。私は冒険者ギルドのマスターをやっている者です。しかし、凄まじい魔法力ですなー!欠損部分まで再生させるとは!?」
ギルドマスターは凄く興奮していた。周りの皆もいつの間にか聖女降臨だとか、本物の【星乙女】様だ!など声が上がった。
(星乙女とはなんぞや?)
ズンッ
「と、兎に角!負傷者は街に避難させて、今着いた騎士団達が後を引き継ぐので良いですね!」
ズンッ!ズンッ!
私は強引に締めて、お父様の指示を待つ。家族や騎士団の皆は私がやらかす事に免疫があるが、他の人達は無いので大騒ぎだよ。
ズズンッ!
何だよ!さっきからうるさいな!!!
ピィーーーーーーイ!!!!
突然、警報の笛の音が鳴った。
急ぎ、野戦病院のテントから出ると森の方から偵察に出ていた飛龍騎士団の人々が次々に駆け足で逃げ出して、此方にやってくる所だった。
「何があった!!!」
怒鳴り声が響く!すぐに伝令役の騎士がやって来て報告する
「大変です!り、龍が現れ此方へ向かって来ています!」
なんですとーーーーー!!!!!
ど、どうするのよーーー!!!!!
龍と言えば魔物の最上位に君臨する最強種だよ!私も気が動転したがお父様は冷静に確認する。
「・・種類はどうだ?」
種類・・・?
「はっ!種類は土龍で、体調20メートルの成体のようです!」
土龍・・・我が家の騎士団の名前にもなっている龍で、岩みたいな外見に強力な力と最強クラスの防御力を持っている龍である。唯一の弱点と言えば動きが遅い事ぐらいだ。
「これはまた厄介な奴が現れたな・・・土龍の到着時間は分かるか?」
「確実ではありませんが、距離と進行速度から2時間弱で到着するかと」
2時間・・・それがタイムリミットのようである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「うらうらららーーー!!!!!」
シャドウボクシング中!
シオン
生暖かい目
「暖かくなってきましたからねー」
愚者の声
「はぁはぁはぁ!」
シオン
ドン引き!
「ちょっと!近付かないでくれます!?文面的に変質者ですわ!」
愚者の声
「ひどっ!?」
シオン
「1人で変質者的な踊りをしてはぁはぁしてれば十分にお縄ですわ!」
愚者の声
「ち、違うのー!かくかくしかじかなんですー!」
シオン
「ふむふむ、かくかくしかじかですね。お巡りさーん!」
愚者の声
伝わってねぇーーーー!!!!!
ダッシュー!(逃げ
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
今日結婚した夫から2年経ったら出ていけと言われました
四折 柊
恋愛
子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる